お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

なぜ HP Photosmart 3310 その2

プリンタや複合機というとまず CANONEPSON と言う人が多いと思う。たしかに、ヒューレット・パッカード(HP)の機種はテレビで宣伝をしているのは見た事が無いし大型店じゃないと商品が置いていなかったりもするけれど、パソコン好きには3番目に有名なプリンタメーカーだ。年賀状の季節には、パソコン雑誌にこの3社の商品の比較が良く載っていた。
また、パソコンに詳しい人は HP の機種ってインクが色別になっていなくて1色なくなると全部交換なんでしょとか、インクの値段が高いんでしょとか、サイズがアメリカサイズでデカイんじゃないのと思っている人もいるかもしれないがそれは誤解だ。実は僕も最近までそう思っていたんだけど。

いざ調べてみると HP は2005年末の機種から大モデルチェンジを行い、かなりいいものが出ている。

まずは高級複合機HP Photosmart 3310HP Photosmart 3210 について。

高級機はインクタンクが各色独立している。赤いインクがなくなったら他の色のインクは残っていても一緒に交換という事はない。ただし、インクタンクの値段は CANONEPSON と比べると1〜2割程度高いようだ。ただ、後から知った事なのだが今は特別キャンペーン中で6色セットのパックを買うと普段の約半額で買えるようである。(HP インクジェットインク Q7968AJ HP177シリーズ/L判 フォトパック・6色)

追記(2月26日17時10分)
よく考えてみれば、インクの値段はインクタンク1つ当りの価格ではなく、同じ写真や文書を印刷して1枚当りにかかった費用を比較すべきだ。インクタンク1つの値段が異なっても、印刷できる量も違うかもしれないからだ。ただ、僕はプリンタを複数は持っていないのでその比較はできない。メーカーの発表によるもの(おそらく公式サイトの商品紹介ページ仕様欄に載っている)や雑誌での比較記事で検討するといいと思う。

インクに関して特筆すべきは、メンテナンスの為に使用したインクを印刷に再利用する事。実質インク代を下げてくれる。前のプリンタを使っていたときは(ただし6年前の機種)はしばらく使わないと印字がかすれてしまってヘッドのクリーニングをしなければならず、その際のかなりインクを消費していた。メーカーの言う事を信じれば、たまにしか印刷しない僕にはお特な仕組みである。

大きさも、同クラスの他メーカーの複合機と比べると小さく見える。プリンタ専用機と比べるとさすがに大きいけれど。なお、写真で機械の全面下部にある出っ張った部分は給紙トレイで外す事はできない。ただ、給紙トレイが後ろについている訳ではないので設置時に壁に寄せ易くていいかもしれない(自動両面印刷用の機器を取り付けると背面部に箱状のものがくっつく事にはなる)。重さがあるし、ネットワーク機能内蔵で家の中で移動させる必要が少ないので、壁に寄せ易いのは重要だと思う。

つづく。

今回取上げたのは次の2機種。

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