お髭処blog

ドイツのものを中心としたボードゲーム・カードゲームのプレイ記録・感想を中心としたブログです。最新のドイツゲームから、紀元前から伝わるゲーム、旧西ドイツ製のレアゲーム、日本伝統の博打まで幅広くプレイしています。

アンティクス!(アンティック!)/Antics! - 2011年5月うりぼうの会

もちピザをホットプレートで作ってお腹もいっぱいにするところからのスタートの今月のうりぼうの会。遊んだボードゲームも食糧集めでした・・・

先日ゲームフィールドの通販で買った、「アンティクス!/Antics!」をプレイしました。ちなみにバネスト邦題は「アンティック!」です。4人でのプレイ。
プレイヤーは女王蟻となり、自分のアリの巣の子分たちをうまく使って食糧を集めて得点とします。最終的に得点が高いプレイヤーが勝者となります。
アリなのでアリ塚から行列が途切れないように食糧までたどり着かないといけません。この辺は「乗車券(チケット・トゥ・ライド)」風。途中で他プレイヤーの兵隊アリに餌を奪われないようにするのに熱くなります。
そして、アリの行列を伸ばしたり、餌を運ぶなどのアクションを決定するには「ケイラス」や「ストーン・エイジ」風にワーカープレイスメント。しかし、その置く場所は自分でアリの巣を立体的に構築して作ります。これが「ジャワ」のように高く広く構築するのが面白い! 自分の目の前のアリ塚をどう構築するか、他のプレイヤーの手番中に一生懸命考えます。


いわゆる拡大再生産式で序盤の成果でより強力な獲得手段を得てゆくのが、目に見える形で表れて楽しくなります。最後に得点になるけれど、途中では役に立たない「カビ」があるのもドミニオン以降の今どきのゲーム風ですね。
ルールの分量があり、インスト1時間、プレイ2時間でした。
長時間ゲームに手を出す際に、拡大再生産系として、「プエルトリコ」や「電力会社」を見比べて、見た目が好みのものを選ぶといいのではないでしょうか。