乳酸菌生活報告1

乳酸菌生活についてもしばらく書いていなかったが、今も乳酸菌生活は続けている。多少の重複も出るが現状報告をしておこうと思う。

まずは基本の米とぎ汁の培養について。
小生の家では玄米食なので、玄米の一番とぎ汁から飲料、散布用の乳酸菌液を作っている。昨年の秋くらいまでは3合の玄米から500ccのペットボトルで3本分の乳酸菌液を作っていたが、半分くらいの確率で3本のうちの1本くらいが嫌な臭いを発生していた。原因は不明だが、使っている米が一昨年、平成22年産の米なので、付いている乳酸菌が減っている可能性も考えられ、初冬くらいからは500ccのペットボトル2本で作るようにしている。そうしたらだいたい良好に乳酸菌液が出来ている。
暖かいうちは10日前後で乳酸菌液が完成としていたが、冬場は発酵に時間がかかるので、2週間くらいは発酵させている。
たまに白米も食べるので、白米を使っての乳酸菌液も作っているが、玄米と比べると白米の方が酸味(すっぱさ)が強く、香りも強い物ができるように感じる。
玄米になれているからかもしれないが、個人的には玄米から作った乳酸菌液の方が好きである。

この乳酸菌液を基に、豆乳ヨーグルトを作ったり、家中に散布したりしている。
また、1日に1回、歯磨きした後に、乳酸菌液を80ccくらい飲んでいる。飲む際には歯の隅々まで乳酸菌液が行きわたるように口中で転がしてから飲みこむようにしている。
飯山老師がすすめている後藤利夫先生の「あなたの知らない乳酸菌力」という本にもヨーグルトでの歯磨きの効用について書いてあったので、米とぎ汁乳酸菌液にも効果があるのではないかと思ってやっている次第である。
乳酸菌生活をしている人の中には、乳酸菌液で歯磨きをしている人もいるようである。市販の歯磨き粉には有害な物質(例えばフッ素についても賛否両論ある)が含まれている可能もあるので、それが一番良いのかもしれない。
乳酸菌液での歯磨きの方法については具体的にわからないので、これは今後の課題としたい。

豆乳ヨーグルトや乳酸菌風呂についてはまた次回。

放射能の民

また更新をしないまま、2012年も2月半ば近くになってしまった。
乳酸菌生活は今も続けている。乳酸菌生活についてはまたの機会として、今回は福島県民が阿武隈川に除染土を捨てているという情報がツイッターで問題になっているので、それについて思うところを書いてみたい。

http://portirland.blogspot.com/2012/02/blog-post_09.html

小生はこの情報については何も知らないので、この信憑性については何も評価できる立場ではない。
もしこれが行政が勝手にやっていたり、お金を受け取って除染を請け負った業者がやっているのなら、厳しく追及、糾弾すべき問題だと思う。だが、「福島県民が」となると、それ以外に一般の県民も個人的に除染して出た放射性廃棄物を川に捨てているというように読めてしまう。そんなことがあるのかどうかも知るよしもないのだが、もし一般の県民が個人的に除染した廃棄物を川に捨てていた場合、それを非難できるのだろうか?
この有害な放射性物質をまき散らしたのは誰なのだろうか。放射能汚染だらけにしておきながら、除染すれば大丈夫と言っているは誰なのか。放射能まみれになってもう11ヶ月近くになろうというのに、除染は進まず、除染してもそこで出た放射性廃棄物の引き取りもせず、保管場所もままならなず、とりあえず自宅の隅で保管してくれと言う。ようやく最近になって一部地域では仮保管場所が出来てきてはいるが、そういう状況で健康被害をもたらすとわかっている物質を自宅敷地内に置きたくなく川に捨てた人がいたとして、その人を責められるのだろうか。
福島の河川はすでに猛烈に放射能で汚染されている。雨が降るたびに山から放射性物質が流れ込み、日々の生活排水からも放射性物質は流れ込んでいるだろう。これからの雪解け水からの汚染も膨大だろう。
すでに汚れているからと言って、そこにまた有害とわかっている物を捨てていいと言うことにならないことはわかっているが、自分の責任ではなく自分のそばにまき散らされてしまい、それを撒き散らかした連中は引き取りする姿勢がない。そばに置いておけば日々健康が害される。どうしようもなくなってすでに猛烈に汚染されている川に捨てたとして、それを人非人と責められるのだろうか。
昨晩、このことで福島県民を「ゾンビ」、「人間と思ってはいけないw」とツイッターで非難している人がいたので、ちょっとやりとりしたのだが、そこで感じたのは彼らが非難しているだろうユダ金連中と同じ選民思想だった。
せっかく危険を知らせてあげていると言うのに、避難もせず放射能を全国、全世界に拡散している。福島にとどまっているうような無知蒙昧な連中はすでに人間ではなくゾンビだ。勝手に放射能被曝で死ぬのは構わないが、放射能汚染を他に広めないでくれ、と言うようなニュアンスだった。自分達と同じ考えで避難する人はまともな人間なので応援するが、避難しないような多くの福島県民はゾンビと差別してはばかることもない。こうはっきり言うと彼らは怒るだろうが、数年後に福島で癌や白血病などが多発すれば、あれだけ警告して『あげたのに』と嘲笑うのだろう。
被災者、被害者に寄り添うような言動をしながらも、自分の言うことを聞かないような人間はゾンビと切り捨てる。そこにそういう人達の優越思想、差別意識が見えてしまった。
彼らが批判する、福島県産など放射性物質を多量に含んでいる可能性のある食品を食べて応援する、小生もそれは違うと思っていたが、どれだけ内部被曝の危険性を認識しての行動かは人それぞれなのだろうが、そういう行動を実践している人は尊敬すべき人達なのだなと思うようになった。被曝の危険を叫ぶだけの人より、そういう人達の方が、もしかすると優しく善良な人が多いのかもしれない。
何も知らない、判断できない子供にまで強制することはいけないと思うが、それなりの人生経験を積んだ大人が、自主的にそういう行動を取ることは、自分の健康、生命を犠牲にするということで崇高な行為なのではないかと思うようになった。ただ、それが正しい行為と言ってすすめることは出来ないが・・・
今回、放射能汚染を批判している人達にも、優越意識、傲慢さがあると気が付いたのは、ある意味勉強になったと思う。いまだ福島県に残っているような人々は、彼ら、彼女らにとっては差別の対象なのだ。もちろんみんながみんなではないだろうが。
小生は中庸を目指していたのだが、いまだ中庸には程遠かったということもわかったような気がする。

カサンドラのジレンマ

すっかりブログもさぼっているうちに、2011年も終わろうとしている。
買い物に出かけると、お正月準備の買い物客でにぎわっていた。
クリスマスの頃に東京に行っていたのだが、東京もいつものクリスマスだった。今年大震災があったことも、原発が爆発したことも、特別もう何の影響もないようだった。
インフルエンザも流行し始めたようだが、マスク着用者は少ないままだ。
放射能被曝への心配が本当に杞憂ならいいのだが、来年以降、時がたつほどじわじわと悲劇が拡大して行くのだろうか。
この時期は来年は今年より良い一年になるようにと願うものだが、被曝の症状は時間経過とともに表面化する。
「良いお年を」
この言葉が死語とならないことを切に祈りつつ、良いお年を。

祝!原発事故収束

日本国の総理大臣の話によると、福島第一原子力発電所の事故は収束し、安全になったそうだ。何と喜ばしいことか。
と、皮肉めいた書き方をせずとも、こんなことを真に受ける国民がどれだけいるのやら。しょせん、どじょうな野田など官僚の振り付けで動いているだけの醜い操り人形に過ぎないのだろうが、それにしても厚顔無恥も甚だしい。日本にはいつから「恥」と言う言葉、概念がなくなってしまったのだろうか。
前から言っているが、自分の身、大切な人達は自分達で守るしかない。何十年か後に、放射能って大したことなかったね〜、大騒ぎしたのが馬鹿みたい、などと振り返られるならいいが、あの時こうしていれば、ああしていれば、と後悔するようなことになっても取り返しはきかないのである。

戦時中

更新をさぼっているうちに、今年も12月になり、もう数日経ってしまった。書きたいことがなかったわけではないのだが、情報の吸収で手一杯の毎日なのである。情報を収集しながら発信もされている人達には、本当に頭が下がる思いだ。

放射能汚染を深刻に考えている人には、やはりなと言うことに過ぎないが、福島県産の米で、続々暫定規制値超えの米が見つかっている。旧福島市の米も出荷停止となった。
やたらと安全宣言をするような人間や風評被害を言い募るような輩は信用できない人種であるということが、あらためてわかったと思うのだが、ほとんどのマスメディアがそいつらとグルだから困ったものである。流通しているのに流通していないと言い、ざるにも劣る検査体制なのに店頭にある物は検査されているから大丈夫と言う。
今晩の7時からのNHKのニュースでは、なぜかトップニュースが柔道金メダリストの内柴氏の逮捕のニュースで、明治の粉ミルクから放射性セシウムが検出され約40万缶を無償交換することになったと言うニュースは3番目か4番目だった。そして、国立医薬品食品衛生研究所の専門家とか言うおばさんが笑顔で、「現行の基準よりは低く、ミルクは水で薄めて飲むもの約7倍程度に薄まるためそれほど健康に影響が高いというものではない」などと言うコメントを付けていた。
いやはや。体内に入った放射性セシウムは1日2日で全部体外に排出されるわけではない。セシウム137の場合の生物学的半減期は70日くらいだと言う。薄めたところでセシウム入りの粉ミルクを毎日飲んでいれば体内で蓄積するのである。薄めようがそのまま食べようが1缶分のセシウムはほとんど1人の赤ちゃんが取りこんでしまうと言うことではないのか。
3月の原発爆発の時から「ただちに影響はない」の連続なので、今更驚くことでもないのだが、ほとほとあきれてしまう。

今日からなのか、「個人向け復興国債」のCMを何回か見た。ふっと太平洋戦争中もこんな雰囲気だったのかなと思った。もっとも、大日本帝国は、将来兵隊にするためだったかもしれないが、学童疎開はしていた。今の日本国には将来のために子供の命だけでも守ろうという発想すらないし、個人の行動にも冷ややかだ。日本滅亡へまっしぐらとしか見えない。

最後に最近見た動画で興味深かったものを1つ紹介しておこう。
東北地方太平洋沖地震 発生地点・規模・時刻分布図」

http://www.youtube.com/watch?v=QGH08OyQXg4&feature=youtu.be

流行語大賞

今年の流行語大賞の候補が発表されたというので、ワイドショーなどでも取り上げられていた。
流行語大賞の候補語詳細に興味がある方は↓で見ていただきたい。

http://singo.jiyu.co.jp/nominate/nominate2011.html

東日本大震災原発事故関係の言葉も入っている。被災していない、被曝など関係ないと思っている人は気にならないのかもしれないが、震災、原発事故関係の言葉が流行語扱いされているのには非常に違和感を感じる。『瓦礫』は今年で片付くと言うのか、『除染』も今年で終わると言うのか? 『内部被曝』も今年だけのことなのか?
どこかのテレビでは街頭インタビューで『ぽぽぽぽーん』が流行語大賞の候補になることを一般人に知らせて浮かれたコメントを流していた。小生だけかもしれないが、『ぽぽぽぽーん』など震災直後の頃を思い出させられるから正直聞くだけで不愉快になる。
震災から8ヶ月、風化のスピードの速さは異常だ。

候補語には『ただちに』も入っているが、枝野前官房長官は、この前の衆議院予算委員会の質疑で、こんなことを言ったそうだ。

「わたくしは3月11日からの最初の二週間で、39回の記者会見を行っておりますが、そのうち「ただちに人体、健康に害が無い」ということを申し上げたのは全部で7回でございます。そのうちの5回は食べ物、飲み物についての話でございまして、一般論としてただちに影響がないと申し上げたのではなくて、放射性物質が検出された牛乳が1年間飲み続ければ健康に被害を与えると定められた基準値がありまして、万が一一度か二度そういったものを摂取しても、ただちに問題ないとくり返し申し上げたものです」

http://www.youtube.com/watch?v=l_KZFuNCA74

何という三百代言か。呆れるばかりである。
これらの連中は震災復旧、原発事故の収束はもたもたやっているのに、TPPの交渉参加については迅速だ。日本国は終わるだろうが、国家、国民資産をアメリカなどに食い荒らされてからでは、立ち直ることもできなくなるだろう。

風邪対策

ちょっと風邪をひいてしまい、昨日は鼻水がひどかった。毎日、豆乳ヨーグルトを食べ、乳酸菌風呂にもほとんど毎日のように入っているのだが、油断は禁物である。

飯山老師もこの冬の免疫力の低下による疫病や感染症の蔓延を心配して、風邪対策として首の冷え対策を呼びかけている。

『寝るとき、木綿のマフラーか長めのタオルを首に巻いて眠ってください。
首を冷やすと風邪にかかりやすくなります。
風邪や感染症にかからないためには、首を冷やさないことです。
今年の冬は、とにかく首を冷やさないように留意しましょう!』

http://grnba.com/iiyama/

http://www.white-family.or.jp/healthy-island/htm/repoto/repo-to762.htm

と言うことで小生も今晩から首にタオルを巻いて眠ろうと思う。風邪は万病の元、なめてはいけない。

ちなみに、他に免疫力アップのために小生が実践していることは、毎日、しょうが紅茶を飲むこと。石原結實先生の本を読んでからできるだけ飲むようにしている。紅茶にしょうがと思うかもしれないが、それほど違和感はないので一度試していただきたい。
参考までにしょうが紅茶を紹介している記事。

http://syouga.hikaq.com/syougatea.html

それと、毎日『春ウコン』を飲んでいる。これは風邪と言うより癌対策で飲み始めたものである。それほど高い物でもないので、以下のHPを読んでぴんときた人は試してみてはどうだろうか。

http://www.haru-ukon.com/index.php?FrontPage

前にも書いたが、今年の冬はこれまでの冬とは違って来るだろう。身近で重篤な病人が多く出るかもしれないし、自分も病気になるかもしれない。最悪、死に至ってしまう。
米とぎ汁乳酸菌液から作った豆乳ヨーグルトや乳酸菌風呂なんて、と思う人もいるだろうが、放射能被害は別としても自己免疫力のアップの重要性は否定できないと思う。豆乳ヨーグルトや乳酸菌風呂まではできないとしても、ちょっとしたことが生死を分けるかもしれない。放射能被曝の影響に無頓着な人にも、できる範囲の対策はとって欲しいと思う。