マグマ大使を呼ぶ プロトコル

マグマ大使を呼ぶ プロトコル


今から考えると、小さい頃から、既に、
妄想の入った子供だったので、
いろんな場合分け想定とかの能力が発達していて、
小学校の先生とかは、すごい面倒くさかったんだろうな。


凄く小さい頃、「マグマ大使」という子供向けの
地球を守る系の男の子向けTV番組があった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%9E%E5%A4%A7%E4%BD%BF

ウルトラマンの世界と同じで、
地球に宇宙人がやってきて
町を破壊するが、
マグマ大使は、
地球の創造主アースが、地球侵略を狙う「宇宙の帝王」ゴアとの
戦いのために生んだ「ロケット人間」である。


マモルという男の子が、この正義の味方を呼ぶツールを持っており、
これが、特殊な笛という設定になっていた。

1回吹けば、マグマ大使の子供という設定の「ガム」が来る。
2回連続で吹けば、ガムの母「モル」が来る。
3回連続で吹けば、マグマ大使が来るという、プロトコルだった。


ガムー。ピピリピー。
モルー。ピピリピー。ピピリピー。
マグマ大使ーー。ピピリピー。ピピリピー。ピピリピー。


小学生の私は、この一連の呼び方について、納得が、行かなくて、
友達に相談したら、
「はぁ?何、言っちゃってんの?」と理解を得られなかった。


3回、笛を鳴らす時、
つまり、マグマ大使ーー。ピピリピー。ピピリピー。ピピリピー。
の際、

マグマ大使一人でなく、
ガムと、お母さんが、きてしまわないのか?
その違いは、何か?

それが、もし、笛の前の、叫びなら、 そもそも、笛は、いらない。


普通の子供は、そんな風に考えないんだろうな。って
いまさらにして思う。



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