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2013-01-26

ゲーム「真剣で私に恋しなさい!A-1」 感想

そんなわけで。みなとそふと「真剣で私に恋しなさい!A-1」をプレイした。

ファーストインプレッションは「いやー やっぱ『まじこい』は楽しいっすね!」ということ。2日かけてCG・テキスト・掛け合いまでフルコンプする間、全く集中力が途切れなかったものな(もちろん自分が「まじこい」ファンとして訓練されているおかげでもある)。ルートごとに休憩を挟んだけど、各ルートプレイ中はほぼぶっ続けでクリック&ホイールロール。ちなみに1ルート4〜5時間程度で3ルート、合計プレイ時間15時間程度のボリュームだった。

攻略ヒロインは武蔵坊弁慶・忍足あずみ・黛沙也佳の3名。今回はこのヒロインと主人公・直江大和の関係がよかった。つまり「まじこいS」マルギッテルートに代表される「あの***が鬼畜軍師の毒牙に……」系シナリオではなかったということ。

ここでちょっと「まじこいS」以降の話をまとめておこうか。僕の観測範囲では、「まじこいS」は燕さん・紋様ちゃんの新規ヒロインルートは及第点だったものの、マルさん・心ちゃん・辰子といった昇格ヒロインのルートがHシーン重点でシナリオの起伏に乏しい、という不満の声が少なからずあった。

僕の意見は「おいおい無茶を言うなよ。『まじこい』シリーズにおいては大和のパーソナリティが社交的だからかろうじて成り立っているけれど、もともとサブキャラのルートを新たに作るという時点で何らかの不自然さ(例えば、距離が近しい風間ファミリーの女の子を差し置いてどうしてS組の女の子の方へ行くのか)は発生してしまう。いくらwagiさんらがそれぞれの女の子に対して一ヒロインとしてもおかしくないくらいのキャラクターデザインを達成したとしても、やはりサブキャラが持つ可能性には限界があるだろう。そういう意味ではシナリオがHシーンばかりになることもしょうがない」というもので、積極的にサブキャラの攻略可能化を要望するユーザーとは距離を置いていた。

とはいえ、結局「まじこいS」では多くのヒロインを攻略可能化することでシナリオ類型・攻略パターンの引き出しの少なさを露呈してしまったというか、「あれ、昇格系ヒロインルートって『竿師大和の大活躍』で総括できてしまうんじゃね?」と気付いてしまったことは確かで。BGMの曲名にも「大和無双」とかあったし。

一人一人のヒロインごとでは満足なんだけど、作品を総体的に眺めると可能性的に大和のハーレムが築かれていることが見えてしまう。せっかく無印が群像劇的な性格を持っていたのに、ユーザーの要望を叶え続けた結果として主人公の特権性が必要以上に強調されてしまった、ということに僕や一部の人達はもにょっていた。

そういう流れのあとで「まじこいA」が発表されたため、「大和さんどんだけだよ」という反応があったことは至極当然。僕も「あーあ、ついに忍足あずみルートにまで手をつけてしまったか。これは心配だぞ」と思っていた。

ところがどっこい、「まじこいA1」のシナリオはシリアス色こそ濃くないものの、抜きゲーと揶揄されるほどHメインでもなく、いい感じにラブコメしていてバランスよく仕上がり、

日常や掛け合いに重きを置いた、無印に近いシナリオ感覚になります。

作品概要

とあるように、「まじこい」のプレイ感覚に近い明るく楽しいゲームになっていた。

ゲーム制作において何らかの制限があることが成果を生み出すことがあると思うんだけど、「まじこいA1」は「(本来主人公が攻略することに若干の不自然さが発生する)サブキャラを攻略可能にするユーザーの要望に応える」という制限をうまく成果に変えたな、という感想をもった。

2012-02-03追記:「まじこい」シリーズを俯瞰した時の大和のハーレム構造自体は変わらない、というかヒロインが増えるごとに強化されるんだけど。「まじこいA1」がこういう内容だったことで、今後「あの***が鬼畜軍師の毒牙に……」系シナリオが来てもある程度相対化して見られるという効果はあったかと思う。

以下、ヒロインごとに。

武蔵坊弁慶

人気投票第2位の貫禄を見せつけた。この娘に関してはもともと大和との相性もよく、だらけ部からスムーズにまったり系イチャイチャライフへ移行できると予想していたけどまさにその通りだった。望んでいたものが手に入ったという感じ。

個人的テーマソングは「守護心PARADOX」。"君が守りたいものに 守られてるかもねと"ってところが弁慶と義経ぽい。

義経・弁慶・与一の三人、本編で言われてるように風間ファミリーと似た雰囲気が漂っている。好きなエピソードは弁慶の口から語られたこれ。

弁慶「昔、与一にワカメと連呼されてて陰で泣いてた」

弁慶「ちなみに与一はその場で私にボコられ表で泣いてた」

弁慶「で。義経は与一大丈夫かーってかけよると、うるせえって言われて義経も泣いてた」

(六月二十七日)

なんだみんなして泣いてるじゃん、仲良しね。

その他。

  • 立ち絵を一部表示して誰の足か当てるクイズはわからなかった。不覚だわ……
  • 小雪の心イジメが相変わらず冴える
  • 押さない・かけない・正気を保つのおかしの精神
  • ついに草薙の剣と会話するようになった軍師
  • 太陽野子……
  • 義経ルートをプレイすることを「義経キめる」と呼ぶことが脳内閣議で決定

忍足あずみ

既述のように、あずみ攻略可能化には消極的だった僕だけど、これだけ丁寧にやってくれるならあり。(作中)時間をかけてゆっくりあずみを追いかけていく大和、こういう恋愛もいいね。歳月が経ってあずみ・京・ガクトのビジュアルが変化するところもポイント。従者部隊はステイシーや李さんなど良き上司が多くて羨ましい。

  • 紅茶ネタは「古色迷宮輪舞曲」でいいのかな?
  • アリの巣に水を入れる会……タカヒロさんの根暗系ネタ大好き
  • 百代姉さん、1シーン用意されている優遇具合
  • 弁慶ルートでもそうだったけど、鯉は一子に好意的だなー

あと、あずみが録音聴くところがエモい。「まじこい」発売から4年、僕もこの作品に対する想いには変遷があるし、そういうところを重ねて観ていた。

選択肢でフラグ積み上げておくと初夜がウェディングドレスになるっていうのは素晴らしい仕様。

黛沙也佳

ほぼノーマークだったところ、意外なムッツリぶりで好感を持った沙也佳ちゃん。大和+黛姉妹の空間に変態しかいない……ジト目もかわゆい。ノーマルよりの娘との青春は好ましかった。

  • 万華鏡幻魔拳→モンさんのインパクトがすごい
  • 「無意味無意味アンド無意味」など、やはりタカヒロさんなんJ民説は濃厚
  • 以前Twitterにも書いたが、ワンコイン→ワン子インという脳内変換が捗る
  • 京大勝利.mpg、ファイル診査の時点でなぁにこれぇと思ってたけど中身完全に某アニメ最終話じゃねーか。A1で一番笑ったわ
  • 射精音で「ビヒュオウ(ry」はやめてください腹筋が壊れてしまいます
  • 真光龍覚醒、改めて百代さん人を超越しとる

新規BGMでは「進化」が好み。「恋のAは真剣勝負」は各キャラVerが用意されててそれぞれアレンジに趣向があり、よい。

演出も安定のクオリティで、立ち絵は例によってよく動くし、チップ芸も小ネタとして楽しい雰囲気づくりに貢献している。

掛け合いで忍殺ネタが……「辻堂さんの純愛ロード」アンケハガキでおすすめしたらスタッフ日記でタカヒロさんが「読みました」と書いてて布教成功とか言ってたのが昨年の出来事。しっかりパロっていた。

総じて、こんなに面白いゲームがまだあと4回も発売されるですって!? というくらい楽しめた。今後は「鬼畜軍師がサブキャラを毒牙に」系のシナリオも出ると思うけど(清楚さんとか)、A1がこういう内容だったことである程度相対化して見ることができるのではないか。そう考えるとヒロインのチョイスもよかった。A2からも引き続きプレイしていく予定。

余談

「まじこいS」にもあった描写だけど、大和が風間ファミリーを価値基準の物差しにしているようなところが好きで。人物と話している時に入る「この人はファミリーで言うと一子に似てるな」とか「ガクトタイプか」みたいなモノローグ。思考するときの例えがファミリーの面々になっていて、そのくらい心の基礎的なところに彼らがいるということが確認できてよい。

あずみルートで英雄が「葵冬馬に仕える井上準のような存在」という言い方をする場面があるけど、あれも冬馬・準・小雪の姿が彼の心に印象深いものをあたていたのだな、とわかってぽかぽかする。

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