大阪京都

メモを書く前に。久々に会lちた人たちに「歌ってるか?」と聞かれた。今年は歌おう。

櫻井さんのレコ発ツアーを観に行くために二人で大阪へ。朝のバスに勘違いで乗り遅れへこんでいたけど、十二分に元を取った感じ。

確か2002年だったと思う、初めてThe Endの歌を耳にしたのは。2002年はネオンホールに出入りし始めた年で、リッチドールズに打ちのめされたり、良いバンドと沢山対バンさせてもらってあっぷあっぷしていた。(脱線してしまうが、ハードレインの近くにリッチドールという風俗があった。)ある日ネオンホールのスピーカーから「どんよりした曇り空でもどんうぉりー」という歌が流れてきて、バンドメンバー共々なんだこの曲はってなったことを覚えている。座っていた場所はネオンの搬入口のあたりだ。2002年の冬のスーパーネオンで初めてライブを見て《引き潮》以外にも奇天烈な曲を沢山歌っていて一気にファンになってしまった。それから櫻井さんと何回かライブをやった。ギターパンダとろんづとTheEndのライブには母と父と弟が来て、《あいつの奥さん》を歌っていて気まずかった。変な歌歌わないで欲しいなぁ、と若い僕は思った。あれから10数年たったが、誕生日プレゼントに今回のcdを弟にあげたら、弟は「ホテルでトランプする」曲をずっと聞きたいと思っていた、YouTubeで探しても見つからなかった嬉しい、と言っていた。どれだけ人の心に食い込んでいるんだろう。引き潮をろんづで演奏したり、櫻井さんが風邪のときみかわりに歌を歌ったこともあった。その時に「アップルパイとコーヒーを」を歌えたのは忘れられない。僕らだけでなくそういう記憶はネオンホールと櫻井さんと関わったみんなにあるに違いない。櫻井さんは本当に沢山の人と平等に交わりながら作曲を自分を磨いているんだなぁとしみじみ感じた。なにも見捨てまい見捨てない、そのことに救われてきたんだなぁ。(また明日)