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highriseの日記

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2008-06-19 (Thu)

国を止めるレース

部屋中に散在してる論文の中に、

Narayan and Smyth. (2004), "The Race that Stops a Nation: The Demand for the Melbourne Cup", Economic Record 80 (249), pp.193-207.

なんつーのがあったのでメモ。こんなもんいつダウンロードしたのだろう。

内容は、1861年から2002年までの時系列データを使い、計量経済学の手法でメルボルンカップの入場者数の決定要因を分析したもの。長期的には実質所得と人口規模が主な決定要因で、短期的には天気とのこと。僕には、初歩的な計量経済学ならまだしも、時系列分析なんてさっぱりだしautoregressive distributed lag modelなんてさらに知識がないけど、まぁそういう結論らしい。

この論文の売りは、メルボルンカップのような1年に1回決まった時期に開催されるスポーツイベントをネタに使ってるのと、時系列データを使ってる点だと。ちなみに、race-specific factorの効果を調べるためだろうけど、ダミー変数に競走馬が入ってるなんて素敵すぎる。よく知らない名前もいるけど、Carbine、Phar Lap、Peter Pan、Lightfingers、Galilee、Rainlover、Pipinglane、Kingston Townというのがダミーで入ってた。2003年以降に分析期間が及んでいれば、やっぱりMakybe Divaも入ってたんだろうか。まぁ、スターホースの出馬は入場者数に決定要因としては重要じゃないみたいだけど。

Economic Recordのような一流の学術雑誌にこういう論文が競馬をネタに出てくるところがいかにもオーストラリアだなというかなんというか。

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