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SUNABA Gallery & 樋口ヒロユキ のブログ

サブカルチャー/美術評論家、
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2016-01-22

キャプションについて

23:29

キャプションの書き方ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 キャプション情報はいろんな書き方があるのですが、いちおうSUNABAギャラリーでは大まかにこういうフォーマットでやっています。

・作家名

・《作品名》

・(制作年)

・素材

・サイズ ( 幅 × 高さ) ←NEW!

・価格

 価格はアラビア数字。「100,000円」といったように、三桁ごとにコンマを打ちます。


★素材の書き方ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 さて、素材についての書き方ですが、これは

「油彩 / キャンバス

アクリル / ケント紙」

岩絵の具胡粉 / 和紙

 ……といったように、まずは絵の具を、次にスラッシュを挟んで支持体を書くようにしています。ちなみにデジタル表現の場合、制作の際に用いたペインツールの名称を書いてこられる方がたまにあるのですが、これは絵画の素材として「筆」とか「パレット」とか書いているのと同じなので、それって意味があるのかな、と当ギャラリーでは疑問に考えています。むしろ、

「インクジェット / 普通紙」

レーザープリント / 光沢紙」

 ……といった具合に、プリントの方式と支持体を書くように推奨しています。


キャプションの意味ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 キャプションというのはお買い上げになるお客様との間の契約書、というと大げさですが、「この作品はこういう材料を使っているので、そう簡単に退色はしませんよ」とか「こういう技法なので堅牢ですよ」ということを示す手がかりになるものです。お客様はこの情報をもとに、お買い上げ後の保存や管理の方法をお考えになります。


★会期後のキャプションの扱いーーーーーーーーーーーーーーーー

 そういうわけで、キャプション付きの作品を喜ばれるお客様は、意外に少なくありません。お買い上げがついた場合、できればキャプションは綺麗に壁面から剥がし、作品と一緒に納品するようにしてください。手で無理矢理に剥がそうとするとクチャクチャになってしまうので、コテを使って綺麗なままで剥がすようにしましょう。

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