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つれづれなるままに−日暮日記

2016-09-23 稀勢の里に期待するファンはいない

 来週から秋学期の大学の授業が始まるので、今週が最後の骨休み。ずっと家にいて(天候も悪かったし、、)定期執筆の原稿を書く以外は、大相撲などを見たりしてゆったりしています。その大相撲ですけど、白鵬休場の今場所どうなるか非常に関心があったのですが、案の定稀勢の里は毎度おなじみの裏切り者。ただ、またモンゴル勢でなく、豪栄道が頑張っているのは嬉しいことです。

 昔、ここで書いたことがありますが、ある著名な官僚OBの家に招かれ、たまたまやっていた大相撲中継を見ていた時、官僚OB氏は、稀勢の里に執心で、「彼は今駄目だけど、将来きっと優勝するし、横綱にもなるよ」と言っていました。でも、小生は言下に「いや、稀勢の里は絶対ダメです。横綱どころか、一回も優勝できません」と返しました。

 あれから2年以上たつけど、稀勢の里はどうだったか。小生の予想は当たっています。彼は、ここで勝ってほしいとだれもが思う取り組みでただの一度も勝ったことがないのです。白鵬らより星が先行し「あ、優勝かな」」と思うと、必ずつまらない相手に負けます。ここ一番に弱い人なのです。

 稀勢の里は、言っては悪いが、精神的に問題があるようです。今場所の豪栄道のように顔に気迫が出ないし、ここは力士生命をかけるという意識は全然感じられない。それに対し、豪栄道はいつもはクンロクかハチナナの成績しか収められないし、確か先場所は負け越しなのに、今場所に限っては豹変、ここで勝ってほしいというところで勝っています。

 稀勢の里、今後どれだけ大関にいても、永遠に優勝できないでしょう。そういう意味で、郷里の茨城県人以外、豹変を期待するファンはもういないと思います。平均的な成績が収められるかも知れませんが、強そうでも結局弱い、熱狂させない、裏切り繰り返しの最悪の力士かも知れません。

 大相撲ついでにその他の感想も。今場所の遠藤の成績は立派。でも、前頭下位での大勝ちです。来場所上位に行き、三役と当たってどうかが問題。それはそれで今から楽しみですが、、。実は、小生が好きなのは小兵力士なのですが、幕内嘉風蒼国来十両筆頭の宇良負け越しは残念だし、里山が元気なく、幕下に落ちそうなのも悲しい。

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 上の写真は、京都清水寺近くの3年坂か2年坂にいた露天商

 

2016-09-19 日本農業、企業化進むのは良い傾向

 今日の日経新聞を見ると、最近の日本農業は家族経営でなく、会社組織的な運営が増えているとの記事が出ていました。企業が参入して、農業就業のサラリーマンが22万人にもなっているとのこと。TPP加盟などで今後、農業も大いに国際競争力が問われる時代になるだけに、こうした企業化の方向は望ましいのではないかと小生などは考えています。

 前にも書いたことがあるけど、日本の農業って、一部の農家や農協が言うように決して悲観したものではありません。かつてオレンジの輸入が自由化されたとき、日本のミカン農家が大打撃を受けると農協が反対しました。オレンジは今自由に入っているようですが、ミカン農家はつぶれていませんし、むしろ昔より増えているのでは。

 同じように、小生が山形で地方記者をしていたとき、米国産のサクランボ自由化されるということで、サクランボ産地である山形の農家と農協は大反対しました。でも、あのどす黒い米国産は今、マーケットでほとんど見かけません。むしろ、高級感のある日本産の方が確実に消費者の心をとらえ、存在感を増しています。

 コメも自由化されると大変だなどと、ウルグアイラウンド決着のとき、あれだけ騒いだけど、日本産のコメはその後ブランド化し、心配する状況になっていません。コシヒカリササニシキなどは中国人などに大うけですし、小生の知り合いの西アジアの人も「やはりインディカよりジャポニカの方がいい。特に日本のコメはうまい」と話しています。

 となると、農産品の自由化を怖がることはない。怖がっているのは、政府補助金をせしめながらいい加減にやっている三ちゃん農家と、個々の農家に農機具や種、肥料などを売りつけてその産品の流通を一手に握ろうとする農協だけなのです。自慢の農作物を持つ農家はそれをブランド化したり、自主流通させたりしているので、十分な収入を得ています。彼らはむしろ自主流通を妨害する農協こそガンだと思っているのです。

 農業が企業化すれば、当然政府の支援なしの経営、利益の出る農業を目指すでしょうから、望ましい方向です。農業は本来、生物の生存には欠くことのできないものですから、絶対的な生産価値を持つ。「第一次」などと言われるだけに、後進的な産業ととらわれがちですが、とんでもない、素晴らしい将来性のある産業です。

 植物工場があるように徐々に第二次化し、しかも労働集約型のイメージはなくなっています。温帯地域にある日本はまた、この産業に適しています。TPPをこれ幸いに世界に打って出て、大いに儲けようとの気概が必要ではないでしょうか。

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 上の写真は、信州・上田市内にある名物蕎麦屋「草笛」の店頭とそば打ち風景。

2016-09-16 二重国籍に野田幹事長、恥の上塗り

 やはり民進党は愚かな党だったですね。二重国籍世間批判を浴びている蓮舫女史を代表に選んだばかりか、幹事長野田佳彦首相だって。何を考えているのだろう。野田元首相は意味もない解散総選挙して民主党を下野させた”A級戦犯”ですよ。そんな人を再び執行部に選ぶなどというのは、同党にとって恥の上塗り以外に何ものでもないと思うのですが、、。

 確かに、党の代表をしていた人が幹事長になったケースは自民党にもありました。つい最近まで同ポストに就いていた谷垣禎一氏。でも、彼は首相にはなっていません。首相までした人が再び幹事長に就くのは前例がありません。蓮舫氏は野田氏の派閥の系統、ですから、野田氏は幹事長として女史を牛耳ろうとしているのが見え見えです。でも、自分が民主党政権崩壊の原因を作ったことを忘れ、まだ権力に恋々としているのは滑稽です。

 蓮舫女史はあれだけ二重国籍を否定していたにもかかわらず、代表戦直前になってこれを認めました。最近になって台湾代表処に照会して分かったようなことを言っているけど、小生察するに、恐らく彼女はうすうす二重国籍を知っていたのだと思います。で、最後の段階で、どうせ後々バレるならということで、公にしたのでしょう。

 日本の民進党台湾系の蓮舫女史。今、台湾政権の座に就いているのは民進党蔡英文女史。これを見る限り、台湾つながりで日本の民進党台湾の姉妹党(もちろん妹の党)かと錯覚されてしまうのでは。それは日本の民進党にしてみれば業腹でしょうし、台湾民進党にとってもいい迷惑だと思います。

 多くの日本人は台湾民進党に対して良いイメージを持っています。親日的政党ですから。それに対し、蓮舫女史は外省人台湾人の子弟。反台湾民進党だと思うし、大陸にシンパシーを感じる大陸中国寄りの政治家だと思います。「日本に生まれ、日本人を選択した」などと言ったところで、実際に外国籍を残していた事実を見ると、多くの人は国家帰属意識を疑ってしまうでしょう。

 そういうマイナス点を持ちながら、結局、民進党の多くの議員、党員が彼女を選んだのですから、小生に言わせれば、選挙民を無視した愚かな選択としか言いようがありません。いずれ、世論調査をしてみれば分かるでしょう。蓮舫女史への期待感がほとんどないことが。参院東京都選挙区でトップ当選しているからと言って、全国区の人気があると思うのは僭越です。

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 上の写真は、四阿山登山に向かう途中寄り道した小諸市北国街道宿場町「海野宿」の街並み風景。

 

2016-09-11 もう一つ百名山登頂で体力回復に自信

 この週末、年一回初秋に行われる「香港山海径倶楽部」の同窓会に参加してきました。山海径倶楽部とは香港時代に一緒に山歩きした仲間の会であり、しかも毎年香港で開催されるオクスファム100キロトレール(香港山野の100キロ縦走イベント)に向け一緒に練習し、参加した人たちの会でもあります。

 小生が香港の山野を歩いたのは1990年代半ばですが、倶楽部は小生が同地を離れたあとも連綿と続いています。つまり、時代が違っても同じ倶楽部に集い、遊び、その後帰国した元駐在員仲間が日本で一堂に会するのが「同窓会」行事です。今年も全国から20人ほどが集まりました。

 この倶楽部、もともとは、小生が香港に行く前の1990年ごろ、香港新潟県人会のアスリートが始めたものです。が、千葉県出身の小生らが加わったころから徐々に他県人も加わりはじめ、名前も香港山海径倶楽部と変わりました。香港の郊外ハイキングやアウトドアライフが好きな人、100キロトレールに挑戦したいアスリートたちが職業の業種を超えて続々と集まってきて、今では香港の名物クラブになっています。

 同じ会社でない、さまざまな業種の人がいるので、話題が豊富で面白いですし、利害のない人間関係であったためか、仲間同士とても楽しく付き合えました。本来、外国で付き合った人でも、帰国後、一部を除いて集団でそれほど長い付き合いはないと思いますが、100キロを一緒に歩くというイベントもあったせいか、この会の仲間意識はとても強い。それが毎年の日本での同窓会開催につながっています。

 今年の同窓会は、群馬県嬬恋村にある新鹿沢温泉の旅館で開催され、みんなで長野県境にある百名山の一つ四阿山根子岳に登ってきました。登山した土曜日10日はこれ以上望むべくもないほどのピーカン晴れ、現地の人に聞くと、ずぅーと曇天が続き、久しぶりに晴れた日だったとのことで、そんな好天に恵まれたのは本当にハッピーでした。

 昨年の那須温泉同窓会では、胃がんの手術後3カ月しかたっておらず、ロープウェイ那須岳の8合目まで登ってなんとか登頂を果たしましたが、歩調は覚束ない。今年は事前にジョギングなどで筋力アップを図ってきたせいか、昨年以上に体力がつき、登りは他を圧するほどのハイペースで行くことができました。

 先頭集団で標高2354メートルの四阿山ピークに立ったときに、体力の回復ぶりに感動、「これで僕はもう病人ではない、一般人に戻ったのだ」と強く感じました。体力の回復は、すべての自信につながりますので、こんな嬉しいことはないのです。ただ、登山シューズが初物であったため、下山で靴擦れを起こし、つま先を痛め、歩みが遅くなってしまったのは画竜点睛を欠くものでした。

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 上の写真は、四阿山ピークに立つ小生とピークから眺めた風景。

 

2016-09-07 なんと愚かなドゥテルテ大統領

 フィリピンのドゥテルテ大統領、やはりかなりの愚か者のようです。麻薬撲滅に力を注ぐのは良いのですが、その勢いのあまりオバマ大統領を侮辱するような言辞を吐き、サシの会談をキャンセルさせられてしまいました。南シナ海問題で、かの国が一番頼りにすべき国がどこか、一番恐れるべき国はどこか、といった情勢がまったく読めないようです。

 フィリピンでは麻薬がかなりはびこっていて、これが国や民を駄目にしていることは国民の共通認識。そこで麻薬撲滅に精力を注ぐドゥテルテが多くの支持を得て、大統領に当選したのは分かる気がします。ドゥテルテの出身地ミンダナオ島は特に麻薬漬けになっていたと思います。地元で検事やダバオ市長などを歴任した彼がそれなりの正義感を持って、麻薬撲滅に邁進したのは素晴らしいことです。

 ただ、少なくとも官僚政治家の経験者ならば、大統領になった以上、もっと国内外情勢すべてを俯瞰的に見てほしいと思うのです。フィリピンにはもう一つ大きな問題があります。南シナ海への中国覇権行動です。これを黙過すると、同国の海洋進出はかなり制限を受けます。前大統領のアキノはそれを熟知していたし、ドゥテルテも引き継ぐものと思っていましたが、彼はそういう国際環境が十分に理解できていないようです。

 100%譲って国内治安重視でもいいのですが、国の安全保障で一番頼るべき米国に不快感を与えることはありません。麻薬撲滅で多少の過剰抑圧行動があり、警官による殺人があったにしても、米国には「人権を守って、適切に治安維持に努めています」などと公式論を言っておけば済む話です。国内治安行動はその国なりの事情があるので、他国は所詮形式的に意見を言うだけなのですから。

 中国は今、ルソン島に近いスカボロー礁も埋め立てにかかっているといいます。もし、同岩礁戦闘機駐留などの基地が造られたら、どれだけフィリピンの国防を損なうか、国の安全保障に責任を持つ大統領なら同然考えるべきこと。それとも、彼の頭は依然地方の検事やダバオ市長のままなのか。彼自身が理解していなのなら、アキノ時代の優秀な官僚がしっかりと安保の重要性を教えるべきです。

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 上の写真は、ハバロフスクにある戦後シベリアに抑留された日本人の墓地。空港に行く途中にあるため、かの地を訪れる日本人は必ず立ち寄り、お参りします。