KA−10SHの特定のノイズ対策方法です
ノイズがしない人は読まなくてもOK!
おまじない程度に考えておいてくださいねw(でも、効き目があったらコメント欄に必ず書き込みしてね!・笑
このヘッドホンアンプの残留ノイズは聞こえない場合が多いですが、まれに左のチャンネルにわずかなノイズがすることがあるようです(作り方やヘッドホンによって出たり出なかったりもします。)
ここで言うノイズの特徴ですが、ボリュームを絞っているあいだは聞こえないノイズで、ボリュームを開放するにつれて大きくなる、もしくは特定のボリューム位置でノイズが発生するというタイプのノイズです。
もし、左チャンネルからのみのノイズの場合試してみるといいかもしれません。
ノイズの原因は様々ですが、原因多くは組み立ての際のアース不良、配線ミスがあると思います。それを取り尽くしてなおノイズがする場合にお試しください。
保険・おまじないと思ってやっておいてもいいかもしれません。
電源の配線を外径が1ミリに程度のビニール被覆線材(より線)で巻いています
この際、線材のどちらかの端をアースしておく(ハンダ付け)事が必要です
なるべくスイッチすぐ後ろから後方まで密に巻いてやると効果的ですが、そこまでする必要はないかもしれません(写真を参考に)
この写真ではスパークキラーのついているラグ板がありませんが電源コードが3Pインレットに改造してあるためです
通常の物であれば、スパークキラーを取り付けてあるラグ板のセンターがアースしていますから、そこにノイズ対策の為に巻く配線材の端をハンダ付けして、スイッチへ行く電源線とパイロットランプ、スパークキラーの線をまとめて巻いてください
なるべくしっかりと密に巻いたほうが効果があるようです
後の注意事項として、写真を見てもらうとわかりますが、パイロットランプのリード線をパイロットランプのボディーにタイバンドで固定してあるのが確認できると思います。ぜひ追加対策として行ってください!
これでもノイズが消えない場合の原因はいろいろありますが、前述のようなアース不良やトランスを取り付けしているネジに平ワッシャーが使ってあるようならば外してみてください これにより、トランスとシャーシのアースを確実にします
取り付け強度ですが、プラスネジと菊座だけでも強度的には問題ないと思います
音声出力トランス、電源トランス、いずれも有効です
ここまでの対策をしたものはATH−AD2000のような高能率ヘッドホンでも全域でノイズは気にならなくなると思います
また、これはすでに組み立て済みのアンプに有効な手ですが、これから作る人の場合はシールドタイプの電源ケーブルに利用できる物があればそれを利用し(4芯シールドで電源に使えそうなのありますか?)シールドをアースに落とせば効果が得られそうです
細い線を巻くのはなるべく緻密に巻いてシールド効果を得たいからです
ただ、どうしても適当な物がなければ22AWGの物でも巻いただけの効果はあるようです
どうしてもノイズがとれない場合はご相談賜りますのでお気軽にメールしてください
参考になったり、効果があったらコメント下さいw
あ、最後の最後に、くれぐれも自己責任でお願いしますね!