kondou製作所のブログ

趣味の個人サークルKondou製作所のブログです。

メイカーフェア京都に出展します

こんにちはKondou製作所です。

 

今度の4月27日(土)28日(日)に京都はけいなんなにて開催されますメイカーフェア京都(MFK2024)というイベントに出展いたします。

 

当方は自作スピーカーを身近に感じていただき、手軽に製作出来るものがあるという事を発信したいということもあり製作と出展の活動をしていますが、今回は特にどなたでも製作容易でそこそこな音質で音楽が楽しめるスピーカーとして「ボイド管スピーカー」を「paper pipe speaker」として展示することにしました。

 

ボイド管は紙で出来ていて、容易に鋸で切断加工できる素材です。また安価で処分も容易です。

これに3Dプリンターで製作した数点のパーツを組み合わせることでスピーカーの主要部分が完成してしまいます。

 

3Dプリンターで製作する部品もPLA樹脂であれば生分解性であり、環境負荷が少ないです。

 

道具として3Dプリンターも現在3万円以下で入手して始める事が出来るので比較的容易と言って良いのではないかと思います。

 

当方が3Dプリンターを使用し始めたのはまだ半年程度前の話で全くの初心者ですが、手持ちのパソコン、二万円の3Dプリンター、フリーで使えるCADソフト、これらを使いわずか1日で最初の部品の製作を行えました。コストも難易度も極めて低いと言って良いと思います。

 

後は音質ですが簡単な構造でありながら量感のあり音楽を楽しむのに充分な音質が確保できたと思います。

 

今回新たに製作したパーツによる音質向上は是非体験していただきたいです。

 

そんなわけで音質については是非会場で聞いてみて下さい。

 

当日をどうぞお楽しみに!

NT京都 ありがとうございました (2

こんにちはKondou製作所です。

 

前回の続きでスピーカーの説明をします。

さて、スピーカーの上部は良い音を再生するためということでしたが、下部については話が違います。

製作したスピーカーはスピーカースタンドも兼ねるボディーということで1mの高さ・長さがあります。

この長さをスピーカーの後ろから出る音を消すために使うとユニット前面から出る本来聞くべきである音が出るわけですが、現実問題として

 

・小型のフルレンジユニットでは低音が足らない
・音量も足らない
・音に艶がない

といったことがあり、下部ではそれを補う為の音作りを行っています。

ユニットの裏から出た音を耳障りな音にならないようにしつつ低音感を補うように、豊かな響きを持たせて太く大きな音にして艶や音量感を増します。

原音忠実性はないですが、そもそも小口径のフルレンジスピーカーユニットでガチガチに固めてはまともな音はしません。

下部は簡易的な共鳴管として利用することでそのあたりを補っていく考えです。

また、この形はスピーカーユニットのある上部とユニットの裏から出る音が出される下部との距離があることで無理なく逆位相音の始末ができ、そしてユニット裏の圧力が掛かりにくい後方開放型にも似た形であるというメリットがあります。

そして、スピーカー下部を利用し少し音を誇張するようなチューニングを行うことで小口径フルレンジとは思えない迫力ある音が楽しめます。

これらすべての組み合わせにより、低コストで満足感のある音質にしています。

小口径のフルレンジは安価だけど音はそれなりという見方をされがちですが、こういった音作りの方法を組み合わせることで中規模クラスと聞き間違えるような量感ある音が楽しめれば安価なだけに終わらないスピーカーと感じていただけると思います。

そしてこのスピーカーですが接着剤が使われていません。
はめ込みですべて構成されているので分解調整やユニットの入れ替えなどが容易です。

満足度の高い音に加えて自作の醍醐味である完成後の調整が容易にできるのは自作をより楽しいものにしてくれると思います。

ご興味のある方は是非お問い合わせください。

それではまた。

NT京都 ありがとうございました

こんばんはKondou製作所です。

NT京都では多数の方に制作したスピーカーをご試聴いただきまして大変感謝しております。

感想がいただけるのはありがたいですし、頂いたご意見でフィードバックできる部分は今後取り入れていきたいと考えております。

さて、スピーカーについての説明が我ながら微妙だと思うのですが、そこそこ製作期間長いためふらふらと当初の予定とは違うものが出来ていてコンセプトも当初とは変わってきている部分があります。

その辺を振り返ったりまとめるような形で少し書き置いておこうと思います。

コンセプトとしては基本的に「単純・安価・わかりやすい・満足度が高い音」です。

縛りとして、
できれば5千円以下
フルレンジスピーカーユニットのみ左右ひとつずつ使用
簡単にできること
音質面で満足度が高いこと(一般的な小型バスレフスピーカーと比較して
スピーカーの存在が消えるような立体的ななり方をすること(努力義務
廃棄の際に極力容易に処分・リサイクル可能なもの(釘などは極力使わない木質・紙質材料をメインにする

といった辺りがあります(他にもあったかもしれないけど

その上で基本的に

スピーカーユニットを音声信号に忠実に動作させる
そこから出たユニット正面の音をなるべく損なわずに聞けるようにする

というポイントを大切にしています。

スピーカーユニットを音声信号に忠実に動作させるという点で、密閉型の箱(エンクロージャー)では箱内部の空気が密閉されているとそれが空気バネになりユニットの動きを妨げます。

後方開放型では抜けが良すぎてスピーカーユニットの振動板が暴れるように見受けられます。また、ユニット裏から出る音も完全には遮音できず気になります。

これは、車のサスペンションに例えると「バネはあるけどアブソーバーがない」状況です。

入力に対しての反応は良いのですが、動きすぎた場合に制動をかけるのがむずかしいです。(この辺りはオーディオアンプで対策するという話もあるようですが

ですのでバスレフスピーカーのようなバスレフダクト(筒)もしくはバスレフダクトのような筒を用いて完璧ではないですが対策を試みます。

ダクト、筒を設けることにより

1.空気の出入りの確保(内圧の調整とスピーカーユニットの制動
2.空気の出入りを確保しつつ箱内部の不要な逆位相音の漏洩を減らす
(逆位相の音とはスピーカーユニットの表から出る正波形の音に対して、スピーカーユニットの裏から出る逆波形の音

という役割をさせます。

当方の作るスピーカーではダクトは位相反転技術による低音再生(バスレフスピーカーの考え。詳しくは検索してください。)という考えではないので音漏れの抑制と空気圧の調整、それによるスピーカー振動板の制動を目的としています。

スピーカーの箱(エンクロージャー)に穴を開け筒を取り付けることで、密閉型スピーカーで発生する空気バネで起こる振動板の動きの妨げ問題と、後方開放型スピーカーで発生する逆位相音の音漏れとスピーカーユニットの振動板の適切な制動を行うわけです。

ただこれらは100%のものではありません。
ダクトがあるとはいえ箱の中の音は外に漏れますし、振動板の動きも制動をかければ暴れないものの動きが緩慢となります。

しかし、現状完全な解決策はありませんので多少の事はあきらめるより仕方ないです。

これにより密閉型スピーカーよりも高音質が得やすくなるということ、実際に明瞭で量感のある低音が楽しめるということで手打ちにいたします。

なお、密閉型スピーカーもサイズや作り方、ユニット選定により高音質が得られることも十分考えられますし、全体の特性の良さなどのメリットもあると思いますので密閉型が悪いということではありません。(鉄板中の鉄板方式です

一方でバスレフ型というのはトータルバランスが良い箱(エンクロージャ)といえると思います。

でも、自分はバスレフスピーカーの低音も好きじゃないんですよね(

続きは後日

それでは重ねて本日はありがとうございました。
おやすみなさい!

明瞭な音のフルレンジスピーカー製作について

こんにちは、Kondou製作所です。

 

今日は前回までのスピーカーの音のこもりの話からそれを考慮して制作しているスピーカーについてです。

 

前回までの中で音のこもる原因を踏まえて以下のような構成となっています。

 

・円筒型(ボイド管を使用

・密閉型でも後方開放型でもないバスレフ系

・エンクロージャー用量は小さめ

 

この辺りを盛り込んでいます。

 

まず、円筒型ということで紙で出来たボイド管を使用します。

塩ビ管の作例もありますが、その場合は材質の持つ特性と極めて加工精度が高いがゆえに激しい筒鳴りがします。

 

一方で紙筒は安価で、それ自体も吸音材としても機能し、軽くて、加工が容易で、処分となっても簡単という極めてメリットの多い材料です。

 

若干の筒鳴りはしわくちゃにした厚紙を筒の内部に這わせる事で分散して気にならないようにしています。

 

次にバスレフ構造とエンクロージャー用量を小さめということで、バスレフダクトの付いた板を筒の中で上下させて位置を決めます。

 

バスレフとは言いますが、自分が製作しているスピーカーでは厳密にはバスレフとして設計、機能させているわけではなく空気の出入りと消音の機能を持たせています。

 

筒の中でバスレフダクトより下の部分は共鳴管のような働きをさせますがこちらも厳密には共鳴管として機能していません。

響きとかの音作りのウエイトが大きいです。

 

そうやって作った本体の下にスタンド、上にリフレクターを備えたものが現在製作しているスピーカーとなります。

 

続きはまた次回!

スピーカーエンクロージャーによる音のこもりの話 2

こんにちはKondou製作所です。

 

これより先は特に諸説のある内容なので鵜呑みにしないで下さい。

 

さて、昨日の続きです。

スピーカーのエンクロージャの発展・進化は1枚板の平面バッフル式から後方開放型へ、そこから密閉型、さらにバスレフ型へと移り変わっていくと考えてもらいますと分かりやすいかと思います。

実際の進化の実態は良くわかりませんけれど、昔のステレオセットやラジオなんかは普通に後方開放型でした。

 

で、密閉型にダクトをつけただけで(ダクトは条件に会わせた設計が必要)バランスの良い音響特性、小型化しやすいなどのメリットのあるバスレフ型になるのですが、バスレフポートからクセのある低音が出るとか少しこもったような音がしたりします。最初は気にならなくても長く聞くと鮮度が落ちて聞こえるようになります。

そんな感じで、フルレンジスピーカーユニットのみで製作すると高音不足が気になるといったことがあります。

 

細かいことを言わなければフルレンジスピーカーユニットでもまぁまぁ高音は出ます、出てます。

スピーカーユニットだけを鳴らせば低音は出ませんが高音不足を感じないとてもクリアな音がします。

それをエンクロージャに取り付けると音が何故かこもってしまうのです。(例外もあります

 

多くの場合

「フルレンジスピーカーなんだからそんな音しか出ない」

 

「高音用スピーカー(ツイーター)を増設しよう」

という流れになります。

 

実際に、かつてバスレフ型スピーカーの次の進化は高音用スピーカーユニットの増設へと進みました。(後方開放型でもツイーターを追加した物はありました

 

しかし、エンクロージャに取り付けなければ高音もまぁまぁ良く聞こえるキレイな音だったのにどういうことなのか?

 

おそらくその理由の幾ばくかは「箱鳴り」です。

スピーカーエンクロージャーは小さな部屋のようなものです。

部屋の中というのは音がこもった音に変化しやすいのです。それが私が「箱鳴り」という聞きたくない音の正体であり、音をこもらせて高音不足に感じさせる理由のひとつです。(全てではないです

パッと聞くとそんな音がしているのかわかりませんが、エンクロージャ内部の音はどうしても前から出る音に影響を与えます。

なお、単純な構造の平面バッフルなどはスピーカーユニットの後ろで音がこもることがないので低音は稼ぎにくいのですが高音不足の少ないキレイな音がします。

 

さて、この箱鳴りを改善できれば、効果的な高音質化が可能となります。

そもそも音がこもっているのに、そこへ何か別に音を付け足して良い音に聞こえるようにしても上手くいかないのは、何となく想像していただけると思います。

不味い料理にいくら水やお酢や砂糖や塩を入れてもなかなか美味しい料理に出来ないようなもんです。

 

さて、スピーカーが箱形であることで起きる音質低下や、バスレフポートをつけたことによるこもった感じはどうしたら良くなるのか?

 

まぁ、根本的に解決する事はできませんので軽減策となります。

 

その方法は主に2つ(私が行っていること

ひとつは

音楽再生中にエンクロージャ内圧が高くなりすぎないようにする事

二つ目は

エンクロージャーのサイズと形状を工夫すること

 

まず、内圧についてですが、高くなるとスピーカーユニットの動きが損なわれるのはもちろん、内圧が高い状態が続くと「ボコボコ」こもったように鳴ったりします。

ちょうど市販品でこれを改善、解決したといってよい内容の製品があります。

それはダブルバッフルスピーカーやマイクロピュアといった製品です。

どちらもスピーカーユニットの取り付け部の辺りに隙間をもうけて、そこから空気をある程度抜きつつ音がこもるのを防ぎ、エンクロージャ中の音は漏らさないような仕組みです。

実際、どこまで効果があるかというのは理屈だけでなく実際のチューニング、調整も大切になってくると思います。

また、バスレフスピーカーであってもエンクロージャのサイズやバスレフダクトを検討する際にこのようなスピーカーがあることを知っていると音質を調整するのに活かせると思います。

この他にもバスレフダクトのような物を取り付けて、バスレフとしてではなくエンクロージャ内部の空気を抜きつつ外にエンクロージャ内部の音を漏らさないようにしてこもり感を軽減する方法もあります。

 

二つ目のエンクロージャ形状やサイズによる対策ですが、タイムドメインスピーカーは分かりやすい参考となります。

タイムドメインスピーカーは独自理論にて高音質を実現するスピーカーですが、フルレンジスピーカーユニットでスピーカーを自作するのに参考になる構造がたくさん盛り込まれています。

 

まず形状ですが卵形か円筒型です。

これはどちらも箱ではないのでこもり感のある箱鳴りがしません。

卵形は極めて音の劣化が少なく、内部の音が外に漏れてもこもり感が少ない音でクリアに聞こえやすいです。

円筒型、パイプ型は「筒鳴り」がしますが、箱鳴りよりは癖が少なく、適切に対処すればこもりの少ない音が楽しめます。

 

卵形のエンクロージャは製作は個人ですと3Dプリンターが使いこなせないと難しいと思いますが、パイプ形であれば市販の紙管(ボイド管)や塩ビ管が利用可能です。

実際に紙管や塩ビ管での作例も結構あります。

筒鳴りの対策は内部にバスレフダクトなような構造を1つから2つ設けてその位置を調整するとか、中で音を拡散させるためにシワをつけた中手の厚紙を壁面に沿わせて入れることでかなり押さえられます。

自動車のマフラーを参考にしても消音しても良いかもしれません。

筒型のタイムドメインスピーカーではパイプ状のエンクロージャ内部に吸音材を多く配置して空気の抜けを確保しながらエンクロージャ内で発生する不要な音の吸収をしているようです。

 

そしてスピーカーのサイズによる音質のコントロールですが、圧の高まりを防ぐために大きくする場合はかなり大きくしないと音質にメリットを感じられるような効果が得られません。また、大きくすると設置性に問題が出ますし、強度の問題が出ますし、平面バッフルのようなスピーカーユニットの制動が難しいスピーカーになります。

 

逆に小さくしますと圧が高まりやすく、低音が出にくく、内部の反射音が大きく、また喧しく(やかましく)なることもあります。

ですので、大音量で聞くスピーカーの場合は少し大きめのサイズ、小音量で使うスピーカーなら小さめに作るといった具合に、適切なサイズで作るとこもり音や内部の反響による音質を上手くいなせるかと思います。エンクロージャのサイズ自体をチューニングの要素として考えても良いかもしれません。

そのようなことを頭においてバランスをとりながら自分はスピーカーの製作を行っています。

 

ご参考になれば幸いです。

 

次回は現在制作中のスピーカーについて記事にしたいと思います

スピーカーエンクロージャーによる音のこもりの話

こんにちはkondou製作所です。

 

過去の繰り返しとなるかもしれませんがフルレンジスピーカーユニットを使った場合のエンクロージャーの個人的な留意点などについて書きたいと思います。

フルレンジスピーカーユニットを使ってスピーカーを自作する場合、多くは箱型のエンクロージャーを使うことと思います。

この箱型にダクトをつけてバスレフ型にしたり何もせず密閉型としたり、裏ふたをつけずに後方開放型としたりするのが基本的、よくあるパターンだと思います。

ところでなんでスピーカーユニットを箱に取り付けるのか?

それはスピーカーユニットの前から出る「録音された、再生されるべき正の音の波」にスピーカーユニットの後ろから出る「録音されたのとまったく反対の再生に使うことができない負の音の波」が混ざると、「それぞれが打ち消しあって音が小さくなってしまう」からです。

これを防ぐのが箱の役割で、この箱やそれに相当するものをエンクロージャといいます。

それで、一番わかりやすい密閉型エンクロージャなのですが、スピーカーユニットの振動板が前後に動いて音を出す時にエンクロージャの中で空気が圧縮されたり引き延ばされたりする現象が起きます。

そのため、スピーカーユニットの振動板の動きが妨げられてしまうという問題が起きます。

回避の為にエンクロージャーを大きくする方法がありますが、実は空気というのは思っているより硬くて圧縮するには大きな力が要ります。

裏を返せば密閉型エンクロージャーはスピーカーユニットの振動板の動きを妨げやすいし、少々エンクロージャーを大きくしても圧縮の悪影響は避けられないということです。

これは、スピーカーケーブルよりも非常に大きな音への影響があります。

また、仮にエンクロージャーを作るのに12mmの厚みの合板を使うとして、空気を圧縮する悪影響を防ぐために箱を大きく設計すると、同じ厚みでは大きくなるほどにどんどん強度が落ちて50リットルの箱を作ったとすると12mmでは盛大にたわんで音に悪影響を出してしまったりします。

置く場所も取りますし、また、巨大化したスピーカーエンクロージャーはフロントの面積が大きくなるほどにバッフル効果が強まってきます。

バッフル効果はスピーカーユニットから出た音を後ろに逃がさず、前に効率よく放射させるのを助けますが、どうしてもそれに由来する付帯音を発生させてしまいます。


またそれはステレオ再生の音の立体感にも特有の影響を与えます

個人的にはそういった事と他にもデメリットがあり、無難ではあるけどなかなか設計が難しい方式だなと思います。(上手く作る人もいるかもしれない

密閉型よりも単純なスピーカーで板にスピーカーユニット用の穴を開けただけの平面バッフルとう物もあります。

また、箱だけど後ろ面は板がない後方開放型もスピーカーユニット前後の音を分離する簡単な仕組みのスピーカーもあり、いずれもスピーカーユニットに動作に伴う空気の圧力がかからないので、伸び伸びとした音が楽しめるというものもあります。

ただ、これはこれで、後方の音はある程度前に出てきますし、アンプに制動力がないとややもすると暴れ気味の音になるような気がします。

どう暴れるかと言えば、感覚としては振動板の動きを自由に支えるバネはあるけど、慣性により動きすぎる振動板の動きを落ち着かせるアブソーバーがない感じです。(故にアンプの性動力をあてにしたい。上手く作る人もいるかもしれない

次にバスレフ型ですが、これは密閉型のようなユニット後方の音を閉じ込める役割と、密閉型とは違いエンクロージャにダクトを用いて穴が開いているので空気の圧力がかかりにくい構造、バスレフ構造によりユニット後方から出る音を低音増強用として使うので迫力が増すというかなり良い感じのエンクロージャー形式です。

サイズも小型にできますし設計しやすいと思います。

ただ、それでも低音の量感には限界がありますし、バスレフ独特の音質になりますのでそれを好まない人もいます(←僕

あと、密閉型もバスレフ型も「箱型エンクロージャー」であることにより「箱特有のこもったような音’が感じられるのが自分は気になります。

今日はここまで。

Twitter(現X)のアカウントを作りました

いや、いままでもTwitter(現X)のアカウントはあったんですけど、あんまりにも活動には関係無いツイートが多かったので専用にアカウントを作成しました。

 

作ってみて思ったんですが専用にしてみると月の更新はかなり減るのですがノイズがない分見やすいですし、過去ログも遡りやすいですし、私の私生活に興味の無い人には全然こっちの方が良いなと。

と、いうわけで分離しましたというお話でした。

 

Twitter(現X)のアカウントはこちら

Kondou製作所 @Kondou_factory

https://twitter.com/Kondou_factory