グイ

「ねえ、おとうさん、いつかえってくるの?あたし、”くるりん”(親子で向かい合って両手をつなぎ、子が親の脚をかけあがるようにして、脚から先に、両腕のループから抜けて背面へ回転するアソビ)して、だいじょうぶかどうかしらべたいのに。おとうさん、こしとかたがいたいんだよね。」
*グラント申請の締め切りが重なり、相当なストレスがかかっていたせいか、おとうさんことトリケラはぎっくり腰のような激しい腰痛に見舞われ、一時はふとんに身を横たえることもできないほどの痛みに苦しめられた。グイはおとうさんをアスレチックか公園の遊具のように思っていて、くるりんとおんぶが特に気に入っている。普段は自分の意のままになるおとうさんが、腰痛のときだけは「くるりんして!」の要求を拒絶したので、ちょっとショックだったかな?(ちなみに、グラントの申請が終わったら、すーっと腰痛がよくなったそうな。)