電柱の名前、自由が丘編

 これから不定期にNTTの電柱についているプレートを紹介します。 このプレートは地域の歴史を知るのにかなり便利です。たとえば、小字・大字、旧町名、昔あった施設や河川の名前がわかります。今回は自由が丘地区にある以前紹介したものや新出の物を3つ紹介します。


以前紹介した九品仏川(上流)沿いの電柱。この柳堀はおそらく九品仏川の地域特有の呼び方からきていると思われます。

 これは、等々力6丁目の駒八通りにある電柱。この富士見は富士見坂からではなく等々力6-32にあった富士見農園からきていると思われます。参考:東京五千分一地形図(昭和20年代発行)

 これは、自由が丘3-12の区境のそばにある道にある電柱。この南凧は古い地図を見てもこの地名は載っていません。ちなみに、東凧(束原、杲凧とも読める)という字が近くにあります。この地名は、奥沢根の別名です。


次回は、大岡山にある呑川、平根支流(仮)を紹介します。