Flash周りの環境を少し変えた - ASファイルの外部化

 かなり大きいのにいろいろあって実作業がひたすら先延ばしになっている案件を1つ持っている。
 先延ばし度合いが半端ではなく、どの程度半端でないかというと「Flashで作っているのにそのflaファイルを半年近く開いていない」というくらい半端でない。

 それでも「いろいろ」な部分が遅いながらそれなりに進展してきたので「そろそろFlashも本腰を入れないと」と思ってflaファイルを開いてみたのだが、どこがどうなっていて何をどうしていたのかを思い出すのにかなりの時間がかかりそうだった。

 久しぶりにその大きなflaファイルを開いたのだが、ActionScriptをごりごり書いている関係でかなり重い。ソースを追いたいのだが、追うことすら苦痛に感じる程の重さだ。
 そこで思い切って、ActionScriptは外部ファイル化することにした。いや、ずいぶん前からそうした方がいいんだろうなぁ、と思いつつなかなか踏み出せなかったのだ。

 まず「ActionScriptの外部ファイル化」については、適当に検索して「フラッシュFlashのActionScriptを外部ファイルから読み込む方法 /SSPlanning」というサイトを参考にした。

 まぁ簡単に言えば、

ActionScriptをテキストファイルとして保存する。(拡張子は「as」)
・本来そのActionScriptが書かれるはずの場所に「#include "ファイル名.as"」と記述

というだけの話。
 ちなみに「ファイル名.as」は呼び出すflaファイルを基準として

・#include "ファイル名.as"
 → flaファイルと同じ場所にasファイルがある場合

・#include "../ssp.as"
 → flaファイルの1つ上の階層にasファイルがある場合

・#include "as/ssp.as"
 → flaファイルと同じ場所に「as」というフォルダがあり、その中にファイルがある場合

のように書く。

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 とはいえメモ帳でActionScriptをいじるのは無理があるので、次にエディタで便利に使えるようにする。
 私が主に使用しているのはEmEditorというエディタなので、EmEditorで便利に使えるようにする訳だ。*1

 EmEditorには最初から「様々な言語を見やすく整形(色をつけたりしてくれる)してくれる機能」があるのだが、ActionScriptには対応していない。しかし「構文ファイル」というものを導入することでActionScriptも見やすくできるのだ。

参考サイト
AS3 Syntax File for EmEditor at AS3S.ORG

 やり方は良く分かったが、上記参考サイトではActionScript 3.0対応の構文ファイルを導入しているので、私に必要なActionScript 2.0用の構文ファイルを探してみた。下記からダウンロードできる。

 Actionscript 2.0 (Flash MX 2004) 構文ファイル (EmEditor テキスト エディター - ライブラリ)

 初期値ではタブやインデントがが8文字になっているので、私は4文字に直した。この辺は好みだと思う。


 快適になったところで、思い出し作業を再開。
 うん、かなり思い出してきた。いろいろ具合の悪いまま放置してある部分もあるので、来週からがつがつ直して行こうと思う。

*1:EmEditorはマクロをJavaScriptで記述できるなど、拡張性の高いエディタ。秀丸エディタに勝るとも劣らないと思う。マクロなどをフルに使いたい場合はシェアウェアになるが、4,200円払ってProfessional版にする価値はあると思う

お悔やみ - 廣瀬量平先生死去

 という記事を別Blogに投稿。

 でも考えてみれば、廣瀬先生の曲をステージで指揮した事はないなぁ、という事に思い至る。「エトピリカ」と「海はなかった」を練習で指揮した事があるくらいで。
 大好きな作曲家なのに!

 全ては「シーラカンス」のせいだと思う。あれがもっと違う曲だったら、きっと今までに3回くらい「海の詩」を指揮していたのではないかと。(やりすぎ)

 謹んでご冥福をお祈りします。