兼業主夫 ときどき 指揮者 のち ギーク?

2009-05-27

昔制作したサイトのJavaScriptが何故か動作しなくて困った件

 もう2年程前に制作したWebサイトのとあるページ(既に存在しない)をまた復活させたいという話が来たので、内容を再度確認してもらう(年月が経過して内容が変わっている部分もあると思われるので)ためにサーバにアップしたら動かない。

 「Ajax tooltip」というものを使っていて、外部HTMLファイルを読み込んでツールチップ上に表示するだけなのだが、何故かHTMLファイルが読み込めず「Method Not Allowed」になってしまうのだ。

 ちなみにローカルで実行(サーバは使わず、元になるHTMLファイルを単純にブラウザで表示するだけ)すれば普通に動く。

 そして何より、このファイルで以前は本番公開されていたのだ。

 いろいろと原因を探っていくうちに、WebTecNote - [js]Ajax.Requestと405 Method Not Allowedというページを発見。

405エラーは主に、POSTメソッドの使用が許されていない場所で、POSTメソッドを使用した場合に返される。

さくらインターネット等、CGIやSSI等のダイナミックコンテンツにしかPOSTメソッドが容認されていない場合に、

AjaxでXMLHttpRequestメソッド使った時にタイプがPOSTだと405 Method Not Allowedになる。

 という事らしい。

 なるほどなるほど、と思ってAjax tooltipに含まれていたajax.jsの9行目、「this.method = "POST";」を「this.method = "GET";」に変えたら無事に読み込んで表示する事ができた。

(もしかしたら新しいバージョンだと行数が違うかもしれないし、そもそもそんなことをする必要がなくなっているかもしれない)

2009-01-21

Skype de TRPG 支援ツール のちょっと困った問題 (2009年1月24日追記)

 ツールを実行しているPCで立ち上げているSkypeの発言を拾ってくれない。

 Skypeの仕様上仕方ないのかもしれない(調べてない)けど、これはちょっと困った問題かも。

 その人だけ自分でサイコロを振る、というのもいまいちな解決方法だし。

 考えられるのは

  1. 常にゲームマスターがツールを起動する
  2. 他の人がautoreply.config.jsonでuser指定してツールを起動しておく

 1は、ゲームマスターは自分でサイコロを振る事になるので、手加減出来るという利点がある。

 また2は、他の人も同じようにツールを起動すると人によってはサイコロが2回振られてしまうが、そこでuser指定しておく事によってサイコロを振れない人にだけ反応するようにしておけば全員を網羅出来る、という考え。詳しい人(ツールを導入出来る人)が2人必要になるのが難点。

 自動インストールしてくれるツールを作れば解決するんだろうけど、そこまでの技術は持ち合わせていないので……。

※ 2009年1月24追記

 Skypeの公式Blogに「2つのアカウントで同時ログイン - Skype 日本語ブログ」という記事があるのを発見した。これならややこしい事をしなくて済む。

 が、Vistaではこの手法は使えないらしい……。

 公式Blogにこういう記事が載るという事は、Skypeでは複数アカウントを持つ事を公式に認めている(黙認している?)という事なのだと思う。

Skype de TRPG 支援ツールを作った 下 〜実践編〜

 前の記事とこの記事の内容を楽に実践するための方法を別Blogの記事として書きましたので、お急ぎの方はそちらをご覧下さい。(別Blogに書いたのは、ファイルをダウンロードできるようにするためです)

 Skype de TRPG用のファイルを、まとめてダウンロード出来るようにした - 日常のきれはし

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 特定の言葉に反応してSkypeに発言する基本的な部分に関しては、「Skypeのチャットに自動応答するJavaScriptを簡単に作れるようにする - 今日覚えたこと」から拝借する事にする。上記にソースがあるので、「autoreply.js」というファイルをメモ帳なりテキストエディタなりを使って用意。

 次にどんな言葉に反応するかを記しておく「autoreply.config.json」を用意する。

 基本的に場面や発言者を問わず反応するようにするので、「chat」や「user」は省略する。

 サイコロを振ってもらうためのキーワードはずばり「サイコロ」

 ただし文章中に「サイコロ」という言葉が出てくる度に反応されては困るので、文頭に「サイコロ」もしくは「さいころ」と書かれた場合のみ反応する事にする。

 また、呼び出されるスクリプトは「dice.js」というファイル名にしておく。

autoreply.js

[
  {
    body: /^さいころ/,
    file: 'dice.js'
  },
  {
    body: /^サイコロ/,
    file: 'dice.js'
  }
]

 では実際にサイコロを振る部分。

 TRPGでは様々なサイコロを用いる。

 6面かもしれないし、10面かもしれないし、あるいは4面かもしれない。

 さらには6面ダイスを1つ振るのか2つ振るのか、という区別もある。

 そこで「サイコロ2d6+1d10」という形式で発言してもらう事にする。dの前がサイコロの数、dの後ろが何面体のサイコロを振るか、の指定。

 これで2d6の結果と1d6の結果、そしてその合計値が計算されれば言う事なしだ。

 さらに、面倒くさがりな人のために省略も出来るようにした。

 サイコロの数が省略された場合は1個、何面体かという指定が省略されたら自動的に6面体として扱う事にする。

 そしてdが大文字でも小文字でもOKにして、全角でも半角に変換してあげることにしよう。

dice.js

function(user, body){
  body = body.replace("さいころ","");  //トリガーとなる文字「さいころ」を削除
  body = body.replace("サイコロ","");  //トリガーとなる文字「サイコロ」を削除
  body = body.replace(/^\s/, "");  //空白を削除

//全角→半角変換
  var str = "";
  var han = "0123456789-+Dd";
  var zen = "0123456789−+Dd";

  for (i = 0; i < body.length; i++) {
    c = body.charAt(i);
    n = zen.indexOf(c,0);
    if (n >= 0) c = han.charAt(n);
    str += c;
  }
  body = str;

  body = body.toLowerCase();  //大文字→小文字変換
  
//サイコロを振る
  temp = body.split("+");
  var kekka = "";
  var total = 0;
  for (i = 0; i < temp.length; i++) {
    var kekkaTemp = 0;

    dice = temp[i].split("d");
    if (dice[0] == "") dice[0] = 1;  //省略された場合はダイス1つ
    for (j = 0; j < dice[0]; j++) {
      if (dice[1] == "") dice[1] = 6;  //省略された場合は6面ダイス
      var rand = Math.floor( Math.random() * dice[1] ) + 1;
      kekkaTemp = kekkaTemp + rand;
      total = total + rand;  //合計の算出
    }
    kekka = kekka + ' と ' + kekkaTemp;
  }

//結果出力
  if (total != 0) {
    kekka = kekka.replace(/^\sと\s/, "");
    return '■' + user + 'さん> コロコロ…… ' + kekka + ' で 合計 ' + total + ' です';
  } else {
    return;
  }
}

 こんな感じ。

 JavaScriptをがりがり書ける人ではないので、ネット上の情報をあれこれ探してコピペしつつ作成した。

 もっと良い方法などあれば御指南いただけるとありがたく。

 作ったファイルはSkype4COMと同じフォルダに置いておく。

 スクリプトの実行は、コマンドプロンプトでツール一式のあるフォルダに移動してから

cscript autoreply.js

と入力してEnter。*1

 初回のみ「Skypeとwscript.exeとの連携を許可するかどうか」の確認メッセージが表示されるので、許可しておく事。

 これで

サイコロ2d6+d8

と発言すれば、

■(Skypeのニックネーム)さん> コロコロ…… 8 と 8 で 合計 16 です

と発言が返ってくる。

 これでSkypeを用いたTRPGセッションが少しは楽になるといいなぁ。

〜〜

 次はTOKYO N◎VA等のトランプを使うセッションにも対応させたい、という気はあるのだけれど、山札がなくなった後の処理をどうすればいいか分からないので保留。

〜〜

 勢いに任せて作って記事も書いたのだが、そういえばid:nacookanさんの許可とか何も取ってなかった。怒られたら削除するのであしからず。

Skype de TRPG 支援ツールを作った 中 〜準備篇〜

 この記事と次の記事の内容を楽に実践するための方法を別Blogの記事として書きましたので、お急ぎの方はそちらをご覧下さい。(別Blogに書いたのは、ファイルをダウンロードできるようにするためです)

 Skype de TRPG用のファイルを、まとめてダウンロード出来るようにした - 日常のきれはし

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 まずは下準備。

 「Skype4COMでJavaScriptからSkypeを操作 - 今日覚えたこと」で書かれている通り、Skype4COMを入手する。

 Skype公式の開発者向けページからダウンロードする。(画面中央「COM wrapper」にある「Build and resources」からダウロードできる)

 次にこれを適当な場所に解凍。

 今これを書いている時点で最新の「Skype4COM, release 1.0.31.0」には下記3ファイルが含まれていた。

  • Skype4COM.chm
  • Skype4COM.dll
  • Skype4COM.msm

 このdllをレジストリに登録する必要があるので、コマンドプロンプトからそのフォルダに移動。

 そして

regsvr32 Skype4COM.dll

と入力してEnter。

 3秒ほど待つと「成功しました」とダイアログが表示されるはずなので、これで準備OKである。


 Skype de TRPG 支援ツールを作った 下 〜実践編〜 に続く

Skype de TRPG 支援ツールを作った 上 〜思い出話篇〜

 昨年末、久しぶりに元地元(ややこしい。主に中学時代の友人たち+そのまた友人たち)関連の友人たちと会う機会があった。

 いろいろ話をしている中で、ICQ → MSNメッセンジャー(現Windows Live Messenger)と移り変わってきたツールが、現在はSkypeになっている事が判明。何人かをコンタクトリストに加えた。

 そこでふと思ったのが、昔この友人たちとチャットでTRPGをした事があったなぁ、という事。

 「またやりたいね」なんて話も出た時に、ふとさらに昔の事を思い出した。

〜〜〜

 1990年代前半、インターネットの気配がようやく近くまでやってきた頃、私は父のアカウントを借りてPC-VANというパソコン通信サービス(現BIGLOBE)に出入りしていた。

 その中にあった「ゲーマーズクラブ (GMC)」というSIG(フォーラム)では、チャット(PC-VANではOLT(オンライントーク)と呼ばれていた)を使ったTRPGのセッションも頻繁に開催されていて、私も何度となく参加したし、参加しないにしても見学させてもらったりしていた。(イメージとしては今のIRCに近いと思う)

 当時パソコン通信をするのによく使われていたソフトは「秀Term」というもので、「マクロ」を導入する事で機能拡張出来たのだが当時の私はただただ使うだけ。せいぜいログを保存するくらいの機能しか使いこなしては居なかっただろう。

 しかし参加者の中には当然レベルの高い人がいて、自作のマクロを作る人もいた。

 よく見たのが、OLTに新しい参加者が来たら自動で挨拶をする、というもの。

 新しく参加者が来るとそれを知らせる定型メッセージが表示されるので、それを利用して「こんにちは!>○○さん」というメッセージを自動投稿する、というものだ。何人かがそのマクロを導入していると、一瞬にしてわさわさっと挨拶文が投稿されたりして、見ていて楽しかったのを覚えている。

 そして今でも覚えているのが、サイコロを振るマクロ。

 「サイコロ」と発言すると6面ダイス1つ、「コロコロ」と発言すると6面ダイス2つを振るというものだったと思う。

 これがあるから手元でサイコロを振る手間が省けるし、ズルもできないので重宝していたのだ。(ゲームマスターが手加減出来なくなる、という問題(?)もあったが)

〜〜〜

 今年に入ってからふと下記記事を目にとめ、上記のような昔話を思い出した。

Skype4COMでJavaScriptからSkypeを操作 - 今日覚えたこと

Skypeのチャットに自動応答するJavaScriptを簡単に作れるようにする - 今日覚えたこと

 つまりは、JavaScriptを使ってあの「自動応答ダイス」が作れるのでは?

 ということで、やってみることにした。


 Skype de TRPG 支援ツールを作った 中 〜準備編〜 に続く

*1:終了させる場合はCtrl+C