21日はひろしま男子駅伝だ
かつて、彼女の走る姿をTVで見ていて
涙があふれて止まらなくなったことがある。
ただ走っている人の姿が、なぜこんなにも胸を打つのか。
走っている人の姿は、なぜこんなに美しいのか。
自分でもなぜ泣いているのか判らないまま
ただ涙を流しながら画面を見続けた。
何の大会だったのか、彼女が何位でゴールしたのかさえ
忘れてしまったのに、あの震えるような感動は
未だに忘れることができない。
スポーツを見ていて泣いたのはその一度きりだ。
だからという訳でもないが、走り関係の小説には
手を出さずにはいられない。
- 作者: 三浦しをん
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/09/21
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まず、登場人物の名前がいい。
ハイジにユキちゃんなんて、普通つけるか?
人物造詣もちょっと漫画のキャラクターのようだけれど
ハマッてしまえばそれさえ愉快に思える。
でも、最後まで三浦しをんの小説を読んでる気がしなかったのは
なんでだろ。