hikousekiの日記

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2018-05-18 高畑勲監督のこと

かぐや姫の物語

[][][]かぐや姫の物語は、本当にすごい映画 01:43

はてなダイアリー更新は、実に5年以上ぶり、です。

今日、「かぐや姫の物語」がTV放送された。

…どうしても書いておきたかった。(記法をほぼ完全に忘れていた…)

2018年4月5日に、高畑勲監督が亡くなったというニュースは、なんというか、とても大きな喪失感があった。

(藤子・F・不二雄さんが亡くなったときも、そういえば、そんな感じだったことを今思い出した。)

スタジオジブリ作品でいうと、宮崎駿監督のほうがどうしても目立ってしまうけれども、(このアカウント名が hikouseki だということから分かる通り)、そして、私自身も宮崎監督作品が心から好きなのだけれども、高畑監督については、知れば知るほど、広く深い知識ベースにした強い信念があり、単に作品がすばらしいというだけではなく、その人柄や態度に、尊敬の念を強く持っていました。

・・・ちょうど、鈴木敏夫プロデューサーが公に話す時の態度とは、正反対のような印象。


そして、映画館で「かぐや姫の物語」を観たときには、本当に衝撃を受けたわけです。

誰でも知っているこの昔話を、ほぼまったくそのままに、こんなに丁寧に、エンターテインメント映画として成立させつつ、芸術作品としても完成させられるということに。

これ以上のものは無いのではないかと、本当に思いました。本当の大作。


そんな、尊敬する、高畑監督に、直接お会いする機会があったのです。

2015年10月11日(日) イーハトーブアニメフェスティバル2015

http://ghibli.jpn.org/news/ihatove-fes/

高畑監督の『太陽の王子 ホルスの大冒険』をスクリーンで観られたのも嬉しかったですが、高畑監督おすすめ短編の3作品岸辺のふたり』『霧の中のハリネズミ』『砂の城』は、非常に強く印象に残っています。

このときのことを、少し詳しく書きます。

まず、このイベントは野外で行われているものです。

小雨の降る、寒い日でしたが、巨大なテントのようなものが張られていて、そこにパイプ椅子並んでいました。

前の方に空いている席があったので、とりあえず座りました。

・・・と、一番前の席に、、、奥様と一緒に、高畑監督がいらっしゃったのです。

トークショーイベントで、その直後にステージに立って、面白い話をたくさん聞くことができたのですが、その前の、ちょっとした空き時間という感じのタイミングでした。

もう、なんというか、こんな貴重な機会は二度とないだろうし、何か少しでもお話がしたい、本当に、目の前の座席に座っているのに・・・・!

という状態で、でも、そんな機会が来るとは全く考えてもいなかったので、何を話していいのかわからない。

かぐや姫の物語には衝撃を受けた、本当に感動した、というだけでも伝えたかったけれど、それで何になるか?

まだ何もしていないのに、妙に緊張してしまうし、、、。

・・・と、その時、近くに座っていた若い女性が、「すみません〜、写真取らせてもらって良いですか?」と、話しかけて、写真を撮らせてもらっていたのです。

…正直、すごーーーく迷ったのですが、二度とないチャンスだし、そんなことをお願いすること自体がすごく恥ずかしいことに感じたのだけれども、後で「こうしておけば良かった」と後悔したくない、と、思って・・・。

その先に写真を撮っていた人に乗っかる形で、すみません、私も写真撮らせて頂いて良いですか??と、思い切ってお願いして、写真を撮らせていただきました。

その時の写真は、本当に宝物ですし、そのときに思い切ってお願いしなかったら、ずっと後悔しただろうとも思うのですが、、、、、。

その後、席に戻ってから、同様にお願いしている人が数人はいたのですが、そのときに、

写真撮って、どうするんだろうね」

とおっしゃっていたのが、本当に胸に引っかかっています。今でも、そのことを思い出すと、強烈に恥ずかしいです。そして、何を思って、自分写真を取りたかったのかと、そのたびに考えてしまいます。

写真を撮るとき、奥様がスッと横を向いて、正面から映らないようにされていたことも同時に思い出して、とても失礼なことをしてしまったと、そのたびに申し訳なく思っています。

だけれども・・・やはり、もう一度あの場面に戻っても、写真をお願いしたに違いないだろうなとも思います。


なんだか、何が言いたいのか分からなくなってきましたが、尊敬している高畑監督に、何を話してよいかからなかったこと、何も話せなかったこと、の後悔と、写真をお願いしたことの恥ずかしさが、強烈に印象に残る出来事だった、ということです。

から考えると、下記のように、一度文章にもしていたのにもかかわらず、あんなに何を話したら良いのかわからなくなるものなのだなあ、、などとも思うのですが。


・・・ということで、以下は、「かぐや姫の物語」を観た後のメモ

もう、どんな奇跡が起こっても、伝えることはできなくなってしまったのですが、本当は、こんなことを伝えたかった、はず、・・・。

なんとなく、ここに書き記しておきたかったので、駄文ですが載せておきたいと思います。

初回(2013-12-08) 01:43

初回、映画館で見た感想を残してあったので、そのままここに書きたいと思う。

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タイトルかぐや姫の物語

日時・期間 :2013-12-08

場所方法楽天地シネマズ錦糸町

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とても泣けた。

思ったよりも尺が長くて、十分に楽しめた。

妄想なのか現実なのか、分からない部分が織り交ざっていて、

果たしてどう解釈したものかなあと思わないでもないが、

それほど気になるものではない。

これも、久石譲なのか。

美術男鹿和雄さん。

どちらもすばらしい。

おもひでぽろぽろ写実的すぎる美術とは大きく異なる。

同じ人でもここまで変わるものなのか。

それぞれすばらしい。

なんというか、完成度が高い。

渾身の作品という意気込みがひしひしと感じられる。

風立ちぬ」もそうだったが、これが遺作になるんではないか心配になる。

予告にも出ていたが、尋常でない、鬼気迫る作画とはこういうものを言うのか。

全体的に、人の動きが、激しく感性に訴える動きであった。

物語自体は、まあ、そのものそのまま。

よく知っているあの話。

それを丁寧に描いている。

非常に感情的作品だという印象だった。

(...ここまで、2014-01-07 に記す。観た直後に書いておきたかった)

2回目、テレビ放送(2015-03-13) 01:43

このとき感想も残してあった。

固有名詞等を書き換えて、そのまま書いておく。

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タイトルかぐや姫の物語

日時・期間 :2015-03-13

場所方法 :金曜ロードShow

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職場の親睦会があったので、見れたのは半分くらいから。

映画館でも見たが、やはり画が素晴らしいと思う。

どの場面を切り取っても絵本のようで、コレが動くというのは信じられないほど。

ストーリー言わずもがな。ほぼ完全に「かぐや姫」で、変な改変は無い。

最後のシーン、やはり残酷

ここに変な演出も入れず、感情とは対照的な、お気楽音楽流れるという流れは流石と思う。

とても「感情的」な映画

映画館で見た時と同じ感想だ…。

予想以上に、(一緒に見た人)が気に入ってくれていて、

むしろ、webレビュー等を見て、この映画評価できない人が理解できない

とまで言っていたのは嬉しい。

芸術作品の域に完全に達していると思う。

アカデミー賞ノミネートされてたらしいが、(あんまり良く知らない)

受賞を逃したというのは、ちょっと、残念だ。

(もしも受賞していたら、より沢山の人が目にする可能性が高くなっただろうなあ、という意味で)

3回目、テレビ追悼放送(2018-05-18) 01:43

後半から見た。やはり、はじめからちゃんと通して見たい。

1回目や2回目と、自分の周りの環境が変わっていることもあり、更に感情移入してしまう箇所が増えた気がする。

やはり、泣いてしまった。

絵本のような背景は、シンプルに描かれているのに、とてもリアルで、美しく、

人物の顔貌も、作画的な意味では決して安定してはいないけれども、どこまでも感情的

この、感性だけぐいぐい引き込まれる感覚は本当に独特。

から、すっとすり抜けるとき最後の月から迎えが来たときに、翁たちがふわふわと浮かんだり、姫が手を伸ばしたまますーっと移動する様。

(ああ、やっぱりはじめからきちんと見るべきだ)


…改めて、思うのです。

もっともっと高畑勲監督作品を見たかったです。

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