コミケットスペシャル6 -OTAKU SUMMIT 2015-

の1日目に参加してきた。その感想を書いておく。

ざっくり分けて、1日目(28日)が男性向け中心で、2日目(29日)が女性向け中心だ。カタログは全員購入制(入場時に提示)で、会場は幕張メッセ
私にとって幕張メッセといえば「東京おもちゃショー」だ。東京ゲームショウが開催される前は、このイベントで家庭用ゲームの展示が行われていて、私は1993年のおもちゃショーに行ったのよ。当時はプレステやサターンが出る前で、スーファミが中心の時代。ソフト1本が1万円台だったりしたよね。スーファミに次いで勢いがあったのは、国内に限ればPCエンジンで、3番手にメガドライブ。海外含めたらメガドライブの圧勝。そういや、あの頃のファミ通って、セガ好きを拗らせてた反動なのか、PCEへのネガキャンが酷かったよね。クロスレビューで低い点数付けたり、ギャルゲーがどうのこうのとか、って。じゃあ、いまのヴィータはどうなのよ、ギャルゲーだけじゃなくエロゲーのエロ抜き移植までされてんじゃん、ギャルゲー出捲ってるヴィータ批判しろよ、おう早くしろよ・・・って話になるんだが、ここでファミ通を叩くつもりはないので、この話はこれまでにする。
で、話を戻すと、その頃の私はPCエンジン専門誌の読者コーナーに投稿していた縁もあって、PCE寄りで(いち早く情報を知りたくて、発売日の朝5時過ぎにコンビニでPCE専門誌を全誌買ってたくらいだ)。新作ゲームの情報を知りたくて、また、PCE専門誌もブースを出し会場限定の配布物があるということで、それが欲しくて、この年のおもちゃショーに行ったわけだ。高校生だった私には交通費が結構な出費となったが、物凄く楽しいイベントだった、と記憶している。なんてことを言っておきながら、幕張メッセにはこの1回しか行ってなかったんだけどね。
一方で、古参のスタッフ・参加者にとっては1991年の追放事件のこともあるので、因縁の地ってやつなんだろうね。まあ、私がコミケに参加するようになったのは1998年のことなので、その辺のことは詳しくは知らない。

ここからが本題。
当日朝は5時半に起床。出発するにはさすがに早すぎるので、録画してある番組を見ながら朝食をとり、8時過ぎに出発。NHK朝ドラ「マッサン」が最終回だったらしいが、殆ど見てないのでどうでもいい。
自宅から幕張メッセまでの最短ルートを調べると、つくばエクスプレスを利用するのが良いらしいので、それに従った。そしたら10時頃には海浜幕張に到着ですわ。早いね。電車に乗りながら、ふと前回のコミケSP、つまり水戸コミケのことを思い出した。あの時は前日が物凄い荒天になってしまって、交通機関が無茶苦茶だったよね。武蔵野線京葉線ともに強風に弱い路線なので、今回は天候に恵まれて何より。

そして海浜幕張の駅を出る。おおう、幕張ってこんなだったっけ? 22年前、おもちゃショーで訪れた時とは全然違ってるわ。なんてことを考えつつ、最後尾列に並ぶべくてくてく歩く。途中、チアリーディングの格好をした女児を何人も見かけた。どうやら、コミケとは別のスペースで、チアのイベントがあったらしい。可愛らしい格好だねとは思ったものの、2じゃなく3に対してはそれ以上何とも思わない。そんなことより若林智香ちゃんの脇を舐めたい。私が並んだ一般参加の待機列は、建物内だったので、暑くも寒くもなく快適だった。

そしてイベント開始時間の11時を過ぎ、列が動き出した。
一般参加列の先頭のほうで走り出す阿呆がおったらしく、スタッフが大声を出していた。そんな慌てなくてもいいのにね。私が会場に入ったのは11時半過ぎだったろうか。今回はお祭り的な要素があるとはいえ、まずは同人誌の確保からだ。アイマスモバマス・艦これの島を見て、良い感じのを手に入れたところで、企画サークルのブースへ。フィンランドの同人誌頒布とかアニソンをフルートで演奏したりとか、縁日で見かけるような屋台もあったり。こういう企画があるのは、スペシャルならではと言ったところだろう。ちゃぶ台返しはSP4を思い出して懐かしかった。

ここらで少し腹が減ってきたので、ケバブを食べた。ケバブを食べるのは何年振りだろう。つくばエクスプレスが開通した頃、夜勤明けで秋葉原に直行し、エロゲ(たしか「みらろま」だったと思う)を買った後に食べて、それ以来になるような。ここのケバブはハラルと書いてあったので、ムスリムも安心して食べられる。甘口・辛口のソースを選べたので躊躇うことなく辛口を選んだ。食してみたら脂っこいとかどぎついとかではなく、ヘルシーな感じ。イベントの途中だし、おっさんの胃袋を軽く満たすには丁度良い。でも、ソースはもっと辛くしてもいいのよ?

同人誌の島、壁サークル巡りを再開。
ぶらぶら歩いていると、ヤンデレ、触手、異種姦モノで中々惹かれるものがあったので入手(家帰って読んだらめちゃシコな内容だった)。ぶらりと歩いて良い本に巡り合う、というのは即売会の醍醐味ですなあ。
最後に、普段のコミケでは時間が確保できずなかなか見られない評論系のサークルを見てみた。いやー凄いなここは。知的欲求を刺激されますなあ。アニメやゲームに関心が無い人でも、こういう所なら楽しめるんじゃないかしら。

最後に、企業ブースや展示ブースへ。
企業ブースの物販には興味なかったが、グッと来るような可愛らしいキャラも見かけた。ただ、調べてみたらパチンコ・パチスロ系の企業のキャラらしいので、あまり縁はなさそうだ。
OTAKU EXPOのブースでは、あの鴨川エナジーや、湯涌サイダーを購入。他にもいろいろ興味を惹かれるものはあったが、荷物が重くなったので、これ以上は買わなかった。海外の日本アニメ・マンガのイベントやコミケ40年の展示を見て思ったんだけど、これって今回の目玉企画と言ってもいいものなんだから、あんな端っこではなく、もうちょい真ん中でやるべきじゃないだろうか?

14時過ぎに撤収。
今回は普段のようなガチの同人誌即売会ではなかったし、また年度末の土曜日ということもあって、混雑に悩まされることなく、イベントを楽しませてもらったなという感じだ。会場周辺を有明のそれと較べてみると、食べ物屋さんが豊富。集団で参加してる人たちは、打ち上げの場所がいろいろ選べそうなのでいいだろうね。ワイみたいなぼっち参加者はまっすぐ駅に向かうだけだが。駅に向かう途中、我々とは人種が全く異なるような、ギャルっぽいお姉ちゃんたちを何人も見かけた。この近くで、何かイベントがあったのだろうか。

今回の収穫は26冊。
チェックしていたサークルが新刊出してなかったり、グッズのみだったりで、数量的にはそれ程ではないが、良い本を手に入れられたので満足。
帰宅後、早速鴨川エナジーを飲んでみた。この色はなんだろう、まどかが乗っていたウォクスをイメージしているのだろうか。味も量も悪くはなかったが、炭酸が思っていたほど強くなかった。「輪廻のラグランジェ」はホント惜しかったよな。1期1話みたいなまどかのシャワーシーンを毎回入れておくべきだったんだよ。
その後シャワーを浴びて、ラーメン屋の出前を頼んだ。発泡酒、酎ハイ、春巻、ホルモン味噌炒め、中華丼。こんだけ食べると、肥える云々ではなく、コレステロールや糖が心配になってくるよね。