Chercher〜シャルシェ〜とソ連のテレパシー実験と三笠宮崇仁親王について

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日中友好の最高の見本。昨今の情勢下嫌中を高らかに叫ぶのもいいですが、根っこのところの親近感だけは捨てないようにしたいものです。

　雨の日はお休み！という、何処の土方だという就業形態が定着してきています。雨音で目が覚めるってのが、こんなに心地よいものだとは知りませんでした。

泣いてた天使がほら悪魔

それを動かしてた心がそこに

Chercher〜シャルシェ〜pt3 - 脱積読宣言

Chercher〜シャルシェ〜
唄：KOTOKO*1、作詞：今野緒雪*2、作編曲：C.G mix*3。
OVA『マリア様がみてる』前期オープニングテーマ、テレビ神奈川系バラエティ『Anime-TV』第22代エンディングテーマ。
初出：『Chercher〜シャルシェ〜』(2006.10.25)
収録音源：『Chercher〜シャルシェ〜』・『ANIME'S COMPILATION BEST』
歌詞はこちら

　マリみての誇る名曲Chercher〜シャルシェ〜の2番のサビのワンフレーズ。出典は可南子にストーカーされた挙句「そんなの本当の祐巳さまじゃない」と意味不明の逆切れされて、茫然自失の祐巳に祥子さまがかけた一言「『私は祐巳の顔も、髪も、声も、指先も、すべて好きだけれど。でも、その外見が好きだからあなたを好きになったわけではないわ。それを動かすあなたの心があるから、それが愛着になっているの』」*4から。「あなたの心が好きだから例えどんな姿になってもあなたを見つけてみせる」という決意表明というか見事な愛の告白です。それでそれを後で実行してみせるんだから、ほんま祥子さまは男前です。

Chercher ~シャルシェ~ (通常盤)

テレパシー＋ウサギ＋ソ連

支配したがる魔術師 妖しげな超能力 - 脱積読宣言

テレパシー　telepathy
　言語その他の感覚手段に依らずに、ある人の精神から他の人の精神に思考・観念・感覚などの印象が伝達されること。遠感現象。精神感応。（『広辞苑 第五版』より引用）

ウサギ　兎
　ウサギ目の哺乳類の総称。耳の長いウサギ科と、耳が小さく、小形のナキウサギ科に大別。ウサギ科はオーストラリア・ニュージーランドなどを除く全世界に分布するが、以前いなかった地域にも移入されて野生化している。日本には北海道にユキウサギ、それ以外の地域にノウサギがいる。また、家畜としてカイウサギを飼育。耳長く、前脚は短く後脚は長い。行動は敏捷・活発で、繁殖力は頗る大。肉は食用、毛は筆につくる。おさぎ。（『広辞苑 第五版』より引用）

ソビエト社会主義共和国連邦
　1917ロシアの十月革命によってユーラシア大陸北部に成立した世界最初の社会主義国。ロシア連邦・ウクライナ・白ロシア・ウズベク・カザフ・グルジア・アゼルバイジャン・リトアニア・モルダヴィア・ラトヴィア・キルギス・タジク・アルメニア・トルクメン・エストニアの15の共和国から構成された多民族国家。第二次大戦後の冷戦時代、アメリカ合衆国と並ぶ超大国だったが、'91.12CIS（独立国家共同体）の成立により崩壊。ソビエト連邦・ソ連・USSRと略称。（『広辞苑 第五版』より引用）

　核兵器はおろか、圧倒的優位を持っていたはずの宇宙開発ですらアメリカに遅れをとり始めたソ連が国家の威信をかけてとりくんだのが超能力研究。テレポーテーションだの、透視だの、予知だの香ばしい研究テーマがずらりと勢揃いですが、勿論その中にテレパシーの研究もありました。その内の一つがウサギと潜水艦を用いたアブエル・ナウモル博士狂気の研究。親子のウサギを用意し、親ウサギの脳に電極を付け、子ウサギを潜水艦で深海につれて行きそこで殺害し、親ウサギの脳波に変化が現れるかの実験が行われました。結果は見事ほぼ同時刻に不可解な波形が出現。親子の絆は数千メートルの海をも越えるということが実証されたのでした。*5

テレパシー

三笠宮崇仁

爆焔的紅蓮闘志 - 脱積読宣言
時を越えその名前を胸に刻もう - 脱積読宣言

三笠宮崇仁
　大正四(1915)年〜。東京府麹町区出身。昭和天皇*6の末弟。幼少時の称号は澄宮。学習院中等科を経て陸軍士官学校、陸軍大学卒。
　1935三笠宮家を創設。'41子爵高木正得*7の次女百合子*8と結婚。'47-'49東大文学部研究生としてヘブライ史を学ぶ。後年の著書『古代オリエント史と私』('84)では、戦時中、中国で行った日本軍の残虐行為に触れ、「今もなお良心の呵責にたえないのは、戦争の罪悪性を十分認識していなかったことです」と記し、そのショックが歴史研究に向かわせた、としている。'54日本オリエント学会設立に参加。東京女子大などの講師を務めた。中東の遺跡調査にも参加。「2月11日を建国記念日とするのは歴史的根拠がない」と紀元節復活に強く反対、右翼から攻撃を受けた。「菊のカーテン」という言葉の発案者とされる。夫妻の句集『初雪』、著書『古代エジプトの神々』などの他『聖書年代記』（フィネガン*9著）など翻訳もある。東京芸術大学美術学部客員教授。皇室会議々員。（『現代日本朝日人名事典』より引用）

　「徳」の字は不吉だ！とは何度も主張してきましたが、皇室には呪われた文字がもう一つあります。それこそが三笠宮殿下の諱にも使われている「崇」の字。崇峻・崇道・崇徳と「殺された」天皇の諡号に用いられるこの字を冠せられた三笠宮殿下は、戦前は大陸に従軍、戦後はリベラル過ぎる奔放な発言の連発と、いつその御名の宿命に殉じてもおかしくない人生を過ごされましたが、言霊の魔力に打ち克ちなんとか天寿を全うなされそうです。まかり間違っても医療ミスやなんやできちんと義理を果たして、見事国家顛覆の怨霊となるなんて笑えないオチつけないで下さいね。今の民主党首班の日本にはそんなジョークに耐えれる体力ありませんよ。

文明のあけぼの 古代オリエントの世界

カイメツ的にボウソウEmergency

　かって三笠宮崇仁親王もなされた中国への謂れなき謝罪。暴力革命の野望をリベラルの法衣の下に隠した左翼の方々のソ連や中共の時代から続く不断の努力の結果、日本人は中朝韓にはほぼ無条件で土下座する悪い癖が付いてしまいました。なので、今回の仙谷官房長官の世紀の愚挙も彼としては当たり前のことを当たり前にやっただけなのでしょう。ただ問題はそれを動かしてた心がそこにあるならきっと分かり合えるだなんてテレパシーもどきの妄想に浸っていられた平和な時代は終わり、いつまでもプルプル震えるだけの無力なウサギではいられないと日本国民が気付いてしまっていたことです。民主党首脳部の皆さん、もしあなた方に政権与党たらんとする責任感があるのなら、責任者の厳重な処罰を徹底してください。なあなあで済ませられるほど、今の国民は甘くないですよ。

ユニバーサル・バニー

帰ってきた今日の一行知識

古代ギリシャにおいて魂は横隔膜にあると考えられていた
なぜ横隔膜？まあ、鳩尾ってーか丹田のあたりと考えれば、洋の東西を問わぬ基本的認識なのかもしれませんね。

*1:FUCTORY RECORDS所属。代表作：「Re-sublimity」、「being」、「碧羅の天へ誘えど」他。

*2:代表作：『マリア様がみてる』・『夢の宮』・『スリピッシュ！』（小説）他。

*3:I've所属。代表作：「LUNAR DANCE」・「Crazy For You」（歌手）、『pray』（アルバム）他。

*4:『涼風さつさつ』p152「私を見つけて」より引用

*5:なおこの件の真偽は『トンデモ超常現象99の真相』でしっかりと考察否定されておりますので、為念。

*6:第124代天皇。諱は裕仁。父大正天皇、母貞明皇后。病弱な父に代わり摂政として公務を代行、その英明を天下に轟かす。即位後は君臨すれども統治せずのイギリス流君主を模範として、激動の昭和を静かに見守った。

*7:貴族院議員。父正善、母大河内輝聴女。昆虫・寄生虫学を専攻し公務の傍ら研究に没頭するも、官有林払下詐欺事件に連座し都落ち。落魄の中戦火で貴重な研究成果が灰燼に帰したのと、華族制度の廃止に絶望し失踪自殺。

*8:恩賜財団母子愛育会総裁。崇仁親王妃。母（入江）邦子。子に近衛簶子・三笠宮寛仁親王・桂宮宜仁親王・千容子・高円宮憲仁親王。

*9:ジャック。代表作：『考古学から見た古代オリエント史 』、『古代文化の光―ヘブライ=クリスト宗教の考古学的背景』他。