脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

8月最終週

対T第15回戦○4-2

 死ぬかと思った。珍しく快調の打線といつも通り快投のKJとで8回終わって4-0。圧勝モードで迎えた最終回にまさかの波乱。中粼が梅野のHRで2点失ってまだ1アウト12塁の絶体絶命のピンチ。そこを緊急登板の大瀬良が凌いで薄氷の勝利。満塁になった時は本気で生きた心地がしませんでした。

今日のヒーロー
  • ジョンソン 40.0 (次点:大瀬良 16.1)

2桁勝利チーム一番乗り。防御率もリーグトップでルイス大明神の再来。

対T第16回戦○2-0

 2人目。昨日のKJに続けとマエケンが猛虎打線を寄せ付けぬ快投で6年連続の2桁勝利。今日も今日とて最終回ざわつかせた中粼は要反省。

今日のヒーロー

北別府や川口に並ぶ偉業達成。あなたのいない来年は想像したくもありません。

対De第20回戦●3-6

 トリオ・ザ・2桁結成ならず。KJマエケンに続けと出陣の福井が、筒香に痛恨のグランドスラム被弾でKO。ここで勝ててりゃまだ優勝も妄想できたんだけどなあ。

今日の戦犯

久しぶりのアホの子モード。君の試合は見ててストレスたまんないからいーや。

対De第21回戦○3-2

 神様仏様エルドレッド様。今年何回言ったか分からないこのフレーズ。今日も今日とて全得点に絡む大活躍でそろそろ見飽きるレベルのヒーローインタビュー。去年の春の快進撃をもう一度

今日のヒーロー
  • 丸佳浩 22.3 (次点:中粼 20.0)

エルドレッドの影で4出塁のいぶし銀の大活躍。あなたの復活もカープ打線復活の必要条件です。

対De第22回戦●4-8

 まあしゃあないか。戸田とついでに一岡があっさり炎上で完敗。打線は相変わらず好調そうなのがせめてもの救いでしょうか。

今日の戦犯
  • 戸田隆矢 -36.3 (次点:一岡 -17.3)

今年もカープは最後まで5枚目に苦しむのね。

総評

 巨人阪神戦での鬼神のような強さと中日横浜線での見事な負け犬モード。強きを挫き弱きにこけるってのは僕らが愛したカープの伝統ですが、それにしたって限度ってもんが。

今週の殊勲者

1位:前田健太 49.1
2位:ジョンソン 40.0
3位:松山竜平 37.1

ここに来ての松山のブレイクは嬉しい誤算です。

今週の要反省

1位:戸田隆矢 -36.3
2位:菊池涼介 -33.8
3位:福井優也 -31.8

菊池さん。丸エル松山復活の今、あなたがもうちょっと頑張ってくれるだけで大分楽になるんですけど。

8月

MVP:前田健太 128.9

 エースの面目躍如。ここからの特攻ローテでの正念場、無双劇で有終の美を飾ってくださいね。

トップ5

2位:大瀬良大地 117.1
3位:ジョンソン 90.7
4位:丸佳浩 80.0
5位:中粼翔太 73.8

活躍すべき方が貫禄のランクイン。やっぱり丸はこの位置が似合います。

ワースト3

35位:田中広輔 -151.1
34位:菊池涼介 -119.9
33位:戸田隆矢 -72.9

一方で二遊間コンビは出口の見えない迷走中。かといってまごう事なき守備の要なんだから外すわけにもいかず・・・。う〜ん、悩ましい。

筒井環と梶浦由記と本能寺の変について

【ただの馬鹿】安保法案反対派「中国と韓国が攻めてきたら一緒に酒を飲んで遊んで食い止めます!これが抑止力!らぶあんどぴーす!」:ハムスター速報
数百万のオーダーの人民軍全員と酒酌み交わすんですか。くれぐれも急性アルコール中毒には気を付けてくださいね。


 祝『スーパーロボット大戦BX』発売!なれども、「反撃!第二次SN作戦」従事中の為、目前に迫った国内旅行業務取扱管理者試験の勉強の為、購入を保留中。私も大人になったもんです。


艦これ進捗

  • 空母機動部隊「第三艦隊」を編成せよ!クリア。連合艦隊旗艦:瑞鳳改。

SRWZⅢ天獄篇進捗

  • 2周目第59話「邪神降臨」ハーデス撃破。トップエース:ブライト=ノア@ラー・カイラム

憧れの近くへ一つだけ未来へ

筒井環

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筒井環
『私の巣』に登場する。朝倉百*1の大叔母。百からみて母*2の夫*3(再婚相手)の父方の祖父*4の娘。百曰く「自由な人」。2年生時には志摩子*5のクラスメイト。(wikipediaより引用)

 本編綺麗に終わって続編書きたくないけど、商売上の要請から外伝書き続けなければならない苦難の時期の連作短編集『私の巣』のヒロイン。「がさつで天然マイペースだけど人の心の襞に入り込むのは上手い」という、聖さまから仮面の下に隠された翳と繊細さを取り除いたようなキャラクターは心の底から魅力的。多少深みは足りませんが、短編集一冊駆け抜けるくらいなら無問題。今野女史は先代三薔薇さまとか祥子さまとかの浮世離れして超然としつつもどこか地に足の着いた人物造形が見事だなあと再確認。しかし、改めて家系図見るとよくぐれなかったなこの子。

マリア様がみてる 35 私の巣(マイネスト) (コバルト文庫)

マリア様がみてる 35 私の巣(マイネスト) (コバルト文庫)

梶浦由記

非情のライセンス - 脱積読宣言
1/世界の僕 - 脱積読宣言
Crystal Energy - 脱積読宣言
それが、愛でしょう - 脱積読宣言
inside your heart - 脱積読宣言
瞳の欠片 - 脱積読宣言
WE GOTTA POWER - 脱積読宣言
涙をふいて走り出したら - 脱積読宣言
御旗のもとに - 脱積読宣言

梶浦由記
昭和四十(1965)年〜。日本の作詞家、作曲家、編曲家、音楽プロデューサー。東京都出身。アニメやゲームを中心として、CM、映画などの分野でも活動している。その独特な深みのある楽曲は「梶浦サウンド」と称されている。
 小・中学生時代をドイツで過ごしたのち、東京都立国立高等学校津田塾大学学芸学部英文学科に入学。卒業後、日本電信電話(NTT)に入社、技術者として従事する。高校時代に加入したアマチュアのガールズバンド「15 SAND」のキーボーディストとして、就職後も活動を続けていた最中にファンハウスの目にとまり、1993.7ユニット「See-Saw」としてメジャーデビューする。'95.1映画『東京兄妹』で作詞・作曲中心のソロ活動を開始、'97『EAT-MAN』、'98『ダブルキャスト』を皮切りにアニメやゲームの音楽を中心に手がけるようになる。2001See-Sawの活動再開とともにビクターエンタテインメントに移籍。'03.5「FictionJunction」を、'08.1「Kalafina」をそれぞれビクターエンタテインメントSME Recordsと契約し、いずれも歌手は固定されない流動型のバンドとして音楽プロデュースの活動を行う。'11.10『Newtype×マチ★アソビ アニメアワード2011』において『魔法少女まどか☆マギカ』で劇伴部門を受賞し、'12.10『Newtype×マチ★アソビ アニメアワード2012』において『Fate/Zero』でサウンド賞を受賞した。(wikipediaより引用修整)


 ヤンマーニこと「nowhere」で頭角を顕し、『魔法少女まどか☆マギカ』で完全にその名を不動のものとした菅野よう子と並ぶ現代アニソン界の、否ポピュラーミュージック界の女帝。一般の方にはNHKの『歴史秘話ヒストリア』の主題歌作曲の人って言ったら理解が早いでしょうか。個人的には、See-SawからFictionJunction YUUKA、そして現在のkalafinaまで彼女の作るユニットはどれも大好物なので、しょっちゅう彼女の曲を聞きまくってます。田中公平JAM Projectの直球ど真ん中の熱血ソングもいいですが、梶浦女史を筆頭とした女性陣の紡ぐ熱さの中にもどこか透明感を持った「アニソン」もなかなかえも言われない味がありますよ。

FictionJunction 2010-2013 The BEST of Yuki Kajiura LIVE 2

FictionJunction 2010-2013 The BEST of Yuki Kajiura LIVE 2

本能寺の変

ムーンライト・ラブ - 脱積読宣言

本能寺の変
 織田信長*6がその臣明智光秀*7に京都本能寺で殺された事変。
 光秀は信長に才能を認められて部将となったが、元来性格的に合わず、丹波平定の際、信長の違約のため波多野秀治*8の家臣にその母*9が殺されたこと、徳川家康*10の接待役を命ぜられた時信長に辱められたこと等から、信長を恨むこと大であった。1582偶々中国征伐中の羽柴秀吉*11が信長の出馬を求めた際、信長は光秀を先鋒に命じ、自分は近臣を率いて安土を発し京都に入って本能寺に陣し、嫡子信忠*12妙覚寺に宿した。この好機に乗じ光秀は数千の兵をもって本能寺を急襲した。信長は160余人の近臣と共に自ら防戦したが衆寡敵せず自害し、信忠も二條の第で自殺した。光秀は洛中の地子を免じ寺院に寄附して人心収攬に努め、信長に代り兵馬の権を握らんとした。しかし秀吉は毛利氏と和し、諸将に先んじて急遽東上して山崎で光秀を破りこれを滅ぼして信長に代る地位についた。(『改訂増補 日本史辞典』より引用)

 伝説の終焉。稀代の英雄織田信長の最期だけあってその事件そのものにも様々なエピソードや憶測が付きまといます。
 まずは発端。怨恨野心天誅と様々な動機に加え、黒幕も秀吉家康、幕府に朝廷イエズス会、長曾我部毛利etcとほぼすべての利害関係者が名を連ねております。個人的には、織田政権でのNo2の座を確乎たるものにしていた光秀が、自身が交渉窓口だった長曾我部氏との交戦開始や甲州征伐で歴然たるものになった信忠への政権移譲の流れに焦り、明応の政変から綿々と続く政権交代の系譜にならって起こしたクーデターというのが正解だと思います。鞆の義昭亡命政権皇位覆滅を怖れる朝廷との提携の節もありますから彼なりにかなりの勝算があったのでしょう。
 一方の信長は自身が築いてきた方面軍制の欠陥に頭からずっぽりはまった形に。重用し信頼しきっていた光秀が裏切るとは露も疑ってなかった模様で、最初は嫡子信忠の謀反を疑っていたほど。下手人が判明してからは「是非に及ばず」とあっさり観念して自ら弓を取ってヤケクソの合戦に及ぶあたり彼らしいというかなんというか。経費削減の為直轄軍を削減するのは諸刃の剣なんですね。
 鮮やかなクーデターで信長に更にオマケに信忠まで討ち取る想定外の大戦果を挙げた光秀でしたが、彼の思惑が全く狂うのは変後の情勢。既に時代の要請は信長の拓いた新たな時代へと向いており、幕府や朝廷の権威権力を復活させようと図る光秀は全く人心をつかむことが出来ませんでした。そうこうしている内に秀吉の大返しで恃みの畿内与力衆が雪崩を打って寝返ってゲームセット。山崎の戦いにはじまるポスト信長争いの幕が上がるのですが、それはまた別のお話。

本能寺の変 431年目の真実

本能寺の変 431年目の真実

僕たちは小さなオールで漣を描いた

帰って来た今日の一行知識

本能寺の変当時本能寺は西洞院六角*13の辺りにあった
現在の本能寺は桃山時代に移転したもの。自称霊感のある方は現在の本能寺でうっかり信長の最期とかを霊視したりなんかしないように。

*1:リリアン女学園高等部2年藤組。母香也、養父修人。

*2:朝倉香也。朝倉修人夫人。子に百。

*3:朝倉修人。父大場幸二、母柳子。

*4:筒井信五郎。

*5:藤堂。白薔薇さまリリアン女学園高等部3年生。「姉」に佐藤聖、「妹」に二条乃梨子。父准至、母(笹原)マリア。由緒ある寺院小寓寺に生まれるも早くからカトリックに耽溺。リリアンに入学後はその出自を恥じ、秘密がばれたら退学するとの決意で孤立気味の学園生活を送るも、姉妹や仲間たちの助けにより克服。白薔薇さまを二期連続で勤めるなど山百合会の中心人物として活躍中。

*6:近江の戦国大名。右大臣。父信秀、母土田御前。「うつけ者」の悪評芬々たる少年期を過ごすも、父の死により家督を継いでからは頭角を顕し一族を粛清し尾張統一に成功。桶狭間の戦い今川義元を返り討ちにすると、次いで美濃を制圧し足利義昭を擁立し上洛。織田政権を樹立させる。義昭追放後は数度に亘る信長包囲網に苦しめられるも各個撃破に成功。天下布武の大願成就目前に迫るも本能寺の変にて横死。

*7:惟任。近江坂本城主。日向守。父光綱、母お牧の方、養父光安。足利義昭を周旋した縁で織田信長に仕官。京都経営で才覚を顕し、比叡山焼討や丹波攻略でも活躍し信長四天王の筆頭格に上り詰める。本能寺の変で信長を弑し、近畿を掌握せんと図るも、山崎の戦いで敗死。

*8:丹波戦国大名。左衛門大夫。父晴通、養父元秀。当初は三好政権に服属するも、長慶死後独立。一度は織田政権に下るも黒井城の戦いに勝利し再独立するも、再度の侵攻により敗死滅亡。

*9:お牧の方。若狭武田氏の出身。

*10:徳川初代将軍。太政大臣。父松平広忠、母於大の方。旧名:元信→元康。桶狭間の戦いを機に今川家より独立。織田信長との清州同盟を背景に今川義元亡き後の東海道に一大勢力を築く。本能寺の変後、羽柴秀吉と織田政権の後継を争うも、小牧・長久手の戦いにより臣従。豊臣政権では五大老の筆頭として重きを成す。秀吉死後、関ヶ原の戦いで三成を破り徳川幕府を開闢。その後、大坂の役で豊臣氏を滅ぼし江戸250年の太平の基礎を築いた。

*11:豊臣。関白。太政大臣。父木下弥右衛門、母大政所、養父竹阿弥→近衛前久。信長に見出され墨俣築城や美濃衆調略・小谷城攻略などで頭角を顕し、織田四天王の一人として累進。本能寺の変後、山崎の戦い清洲会議賤ヶ岳の戦い・小牧長久手の戦いなどを経て信長後継の座を確保。関白に就任し天下人として全国統一に成功。次いで唐入りを目指し文禄慶長の役を起こすも志半ばに病死。

*12:織田。美濃岐阜城主。左近衛中将。父信長、母久庵慶珠。旧名:信重。早くから信長より後継者指名を受け、甲州征伐では総大将を勤めるも、本能寺の変にて敗死。

*13:現在の中京区本能寺町堀川高校の北東辺