脱積読宣言

日々の徒然に読んだ本の感想書いたり、カープの応援したり、小旅行記書いたりしてるブログです

輪王寺

痛いニュース(ノ∀`) : 教習所「ちょっと早いけどお昼ご飯にしよう」 → 講習時間が足りず、資格取得者9200人に補講呼びかけ。受けないと資格無効に - ライブドアブログ
時間満たせばそれだけでとれる資格量産する方が悪い。


 昨日に引き続き弥生賞まで3連単1点で的中*1。そろそろ本格的に終活始めるべきでしょうか。


今日の仮想通過

競馬成績・・・H30収支+3440

DQⅧ進捗

  • 暗黒大樹の葉入手。主人公のスキル称号:「勇ましい勇気」

ふと見上げた空は青くすきとおっているのに

輪王寺
 栃木県日光市にある寺院で、天台宗門跡寺院。明治初年の神仏分離令以後、東照宮二荒山神社とあわせて「二社一寺」と称される。近世まではこれらを総称して「日光山」と呼ばれていた。現在、「日光山」は輪王寺山号とされている。また、「輪王寺」は日光山中にある寺院群の総称でもある。輪王寺の境内は東照宮二荒山神社の境内とともに「日光山内」として国の史跡に指定され、「日光の社寺」として世界遺産に登録されている。
 創建は奈良時代にさかのぼり、近世には徳川家の庇護を受けて繁栄を極めた。国宝、重要文化財など多数の文化財を所有し、徳川家光*2を祀った大猷院霊廟や本堂である三仏堂などの古建築も多い。日光山内の社寺は、東照宮二荒山神社輪王寺に分かれ、これらを総称して「二社一寺」と呼ばれている。東照宮徳川家康*3を「東照大権現」という「神」として祀る神社である。一方、二荒山神社輪王寺奈良時代山岳信仰の社寺として創建されたもので、東照宮よりはるかに長い歴史をもっている。ただし、「二社一寺」がこのように明確に分離するのは明治初年の神仏分離令以後のことであり、近世以前には、山内の仏堂、神社、霊廟等をすべて含めて「日光山」あるいは「日光三所権現」と称し、神仏習合の信仰が行われていた。現在、輪王寺に属する建物が1箇所にまとまっておらず、日光山内の各所に点在しているのは、このような事情による。「経蔵」「薬師堂(本地堂)」など、一部の建物については21世紀の現在も東照宮輪王寺のいずれに帰属する建物であるか決着を見ていない。上述のとおり各所に点在する堂塔の状況を記すと、東照宮の南方の境内には本堂の三仏堂や寺務所があり、ここには本坊表門、護法天堂、相輪橖などがある。二荒山神社西側には大猷院霊廟の建築群があり、その南側には常行堂と法華堂、そこから長い石段を上った先には中興の祖・天海*4を祀る慈眼堂がある。勝道を祀る開山堂は東照宮北方、滝尾神社への参道の途中にある。このほか、神橋近くの二荒山神社本宮に隣接した四本龍寺の旧地には、観音堂と三重塔があり、少し離れて児玉堂がある。中禅寺湖畔の中禅寺(立木観音)も輪王寺に所属している。(wikipediaより修整引用)


 レッツ真面目に観光シリーズ。今回は日光東照宮のオマケの誇る名刹輪王寺を訪問。特急代ケチって東京から片道3時間の旅程で辿り着いた日光はいつものことながらお手本のような観光地ぶり。当然輪王寺もガチガチに観光地化されてて「半廃寺の風情を楽しむのが好き」という不届き者にはちょっと辟易。風情もへったくれもないツアー客に、ケータイで傍若無人に話しまくるオッサン、退屈を極めてぐずり倒すがきんちょともう何をかをいわんや。外国人の方がマナーがしっかりしてるってのはどうかと思うの。肝心の寺院自体も徳川将軍家の祖廟ってことで資本投下されまくって鼻息荒く金かけまくって作ったんだねってのがよく感じられる豪奢な構え。日本人が金に物言わせて作るとどうなるかは皆さん知っての通り。現在でもきちんと金と労力懸けて保存修復に力を入れてるのは分かるんですが、手を入れれば入れるほど「現代人の考える江戸時代」にソフティケイトされてってる感がでまくってるのもちょっとがっかり。ついでに、このご時世にバリアフリー糞くらえの硬派な仕様ってのもいかがなもんかと。寺ってのはとことん「観光地」には向かない施設なんだなあと感じさせられた1日でした。

甘い時間の過去さえも今は胸をしめつけ

 日光東照宮の修復でも話題になってましたが、宝物殿に鎮座まします風神雷神や本尊の阿弥陀如来&千手・馬頭両観音さまの御姿を拝見するに湧き上がって仕方のない感情が一つ。「もしかして日光の修復師ってド下手じゃね?」当時そうであっただろう原色に復元の基本方針はいいと思うんですが、肝心の彩色彫刻技術が明らかに鈍重な気が。上手く修復のできている仏像群が失っていない「凄み」が完全に削がれている気がしてなりません。私には技術的なことはよく分かりませんが、もし裸の王様になってしまった大家の大ベテランがやらかしてしまったんだとしたら、後世の人々に何と言って詫びればいいのでしょうか。文化財の保存と鑑賞について色々と考えさせられますね。

JOKER

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帰って来た今日の一行知識

日光の語源はポタラ
ポタラ⇒ふたら⇒二荒⇒日光の流れのようです。何故に日光菩薩が本尊じゃない?って長年の疑問が解けました

*1:13.2倍。H30年度3連単的中率8.70%同回収率930.87%

*2:徳川第3代将軍。権大納言。父秀忠、母崇源院。「生まれながらの将軍」として、土井利勝松平信綱らの輔弼を得て各種改革を断行。武家諸法度・参勤交代・鎖国など江戸時代を象徴する諸制度を完成させた。

*3:徳川初代将軍。太政大臣。父松平広忠、母於大の方。旧名:元信→元康。桶狭間の戦いを機に今川家より独立。織田信長との清州同盟を背景に今川義元亡き後の東海道に一大勢力を築く。本能寺の変後、羽柴秀吉と織田政権の後継を争うも、小牧・長久手の戦いにより臣従。豊臣政権では五大老の筆頭として重きを成す。秀吉死後、関ヶ原の戦いで三成を破り徳川幕府を開闢。その後、大坂の役で豊臣氏を滅ぼし江戸250 年の太平の基礎を築いた。

*4:寛永寺初代貫主。大僧正。父船木景光。尊称:慈眼大師。家康の帰依を受け3代将軍家光の時代まで、政治僧として方広寺鐘銘事件・紫衣事件などに暗躍。