2009-04-08
ブラック・スワンなんか怖くなくなる10の方法
経済 |
ナシーム・ニコラス・タレブが、ブラック・スワンに振り回されない世界を作る10の原則を提示している(Economist’s View経由)。
- 脆いものは小さなうちに壊せ
- 損失を社会に押し付けて利得を民間が得る仕組みはNG
- 目隠ししてバスを運転して(ぶつけた)人たちに新しいバスを与えるな
- 「インセンティブ」ボーナスを受け取る人に原発と金融リスクのマネージメントを任せるな
- そういう人は利益を上げるために手抜きをする。
- ボーナスシステムの非対称性が今回の事態を招いた。報酬があるなら処罰もあるべき。
- 複雑性に対して単純性でバランスを取れ
- 注意書き付きでも子供にダイナマイトを与えるな
- 複雑なデリバティブは禁止すべき。
- 複雑なデリバティブは禁止すべき。
- 信頼に頼るのはポンツィ・スキームだけ。政府が信頼回復に努める必要は無い
- 複雑なシステムでは噂が噂を呼ぶ。政府が頑張ってももうどうにも止まらない。噂を信じちゃいけないよ。
- 複雑なシステムでは噂が噂を呼ぶ。政府が頑張ってももうどうにも止まらない。噂を信じちゃいけないよ。
- 禁断症状の出ている麻薬中毒者に薬を与えるな
- 老後を金融資産や過ちを犯しがちな「エキスパート」の助言に託すべきでは無い
- 価値の貯蔵において市場を使わないようにすべき。一般市民に必要なのは確実性なので。
- 人々は自分のコントロールできるビジネスの問題について心配すべきだが、コントロールできない投資の問題について心配すべきではない。
- 壊れた卵でオムレツを作れ*1
そうすれば、経済生活は実際の生物の環境に近くなる、即ち、会社は小さくなり、生態系は多様になり、レバレッジは無くなる、というのがタレブの意見である。銀行家ではなく企業家がリスクを取り、特にニュースになることもなく誕生と死滅を繰り返す世界こそが、ブラック・スワンに耐え得る世界である、とのことだ*3。
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リンク元
- 431 http://www.google.co.jp/search?q=ブラックスワン&lr=lang_ja&ie=utf-8&oe=utf-8&aq=t&rls=org.mozilla:ja-JP-mac:official&client=firefox-a
- 363 http://www.hatena.ne.jp/
- 353 http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=ブラック・スワン&lr=&aq=f&oq=
- 235 http://www.google.co.jp/search?hl=ja&source=hp&q=ブラックスワン&lr=&aq=f&oq=
- 167 http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4DAJP_jaJP276JP276&q=ブラックスワン
- 101 http://www.google.com/search?q=ブラックスワン&hl=en&rls=com.microsoft:en-us:IE-ContextMenu&rlz=1I7ADBF_en&start=10&sa=N
- 68 http://search.yahoo.co.jp/search?p=ブラックスワン タレブ&ei=UTF-8&fr=top_ga1_sa&x=wrt
- 56 http://b.hatena.ne.jp/hotentry?mode=general
- 52 http://b.hatena.ne.jp/hotentry/economics
- 49 http://b.hatena.ne.jp/
やっぱり、タレブは「まぐれ」でやめておいた方がよかったのではないかと「ブラックスワン」をなんとか読み通してから思っています。
それはともかく・・・。経済学的にはまるで根拠ないのですが、生物学のロトカ=ヴォルテラ方程式を株価に当てはめてみると言う試みをやってみました。
http://d.hatena.ne.jp/hihi01/20090331/1238480957
その前にやった人口は、かなりあてはまるようでした。人なんて所詮けだものだと。
http://d.hatena.ne.jp/hihi01/20090326/1238059968
「生成と死滅」が生物の本質であり、人の経済活動もその宿命から逃れるものではないのだと私も思います。この辺から貨幣について考え直すべきではないかと。ゲゼルの貨幣は人の欲望にはかなっていないと思いますが、なにかこの辺に隔靴掻痒なものを感じます。
ただ、ひできさんのはてなの日記が今日は見られなくなっているのですが…。
>日記が今日は見られなくなっている
おはずかしい話なのですが、サブアカウントを解除しようとして、メインのアカウントを解除してしまいました。いまはてな社に復旧できないかお願いしているところです。
生物学と経済学ってお互いにもっと学びあうところがあるのではないかと思っています。ただこわいのは、生物学をあまりにまなびすぎると人間性の疎外というか、全体主義的といか、みんながひとつのハーモニーを作らなければならないみたいな話になりがちではないかなと。経済学のすくなくとも一側面は完全な予測を目指すということがあるのだと思うのですが、ひとつまちがうと予言というファッショになってしまうような気がします。
いや、生物学も経済学も門外漢の私がもうしあげるような話ではないのですが。
生物学と経済学に関しては、私ももちろん門外漢なのですが、以前このようなエントリを書いたことがあります。
http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20081227/economics_evolutionary_biology
経済学は進化生物学から学ぶべき、ただしそれによって予測ができるようになるとは思うな、ということを書いた進化生物学者の記事を紹介したのですが、コメント欄で専門家の方(青木重幸先生)から、むしろ進化生物学が経済学に学ぶべき、というコメントを頂戴しました。