2011-07-29
反ケインズ主義とは何を意味するのか?
経済 |
というブログエントリを7/19にジョン・テイラーが書いている。
彼は4/19エコノミスト記事で反ケインズ的と呼ばれたが、当時その記事に対し、代表的なニューケインジアンであるテイラーを反ケインズというのはおかしいではないか、とDavid Altigやクルーグマンが批判を浴びせた。このエントリは、その一件に関する彼なりのまとめである。なぜ3ヶ月経って突然その話を蒸し返したかというと、Russ Robertsのポッドキャストインタビューでその話を持ち出されたのがきっかけとの由。
テイラーはまず、ケインズが経済学で現実社会を描写するに当たって強調したことと、無視したことを挙げている。
このうち、前者の価格や賃金の硬直性を取り入れることの必要性については、テイラーは全面的に認めている。
次にテイラーは、政策面でのケインズ主義の特色と、自分の考えるあるべき政策を以下のように対比させている。
この意味では、反ケインズ的というエコノミスト誌の描写は当たっている、とテイラーは認める。また彼は、過去3年間の経緯は裁量的なケインズ政策が効かないことを改めて実証した、と述べている。
最後に彼は、ケインズの経済学や政治への影響を論じたフリードマンのエッセイから、ケインズの政治的遺産と経済学的遺産の区別を引用している。
フリードマンによると、上記のうち政治的遺産は非常な害をなすものだったが、経済学的遺産には多くの重要な洞察が含まれていたとの由。
これからテイラーは、価格硬直性を取り入れた合理的期待モデルを使うことやルールベースの政策対応を求めることは、反ケインズ主義的という立場と矛盾しない、と自分の立ち位置を整理している。
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リンク元
- 15 http://search.yahoo.co.jp/search?p=ケインズ主義政策&aq=-1&ei=UTF-8&pstart=1&fr=top_ga1_sa&b=11
- 15 http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=ケインズ 無意味&source=web&cd=1&ved=0CB8QFjAA&url=http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20110729/what_does_anti_keynesian_mean&ei=DD30TsHjDerJmAXJ0pCW
- 13 http://search.yahoo.co.jp/search?p=反ケインズ政策&aq=-1&oq=&ei=UTF-8&fr=top_ga1_sa&x=wrt
- 9 http://twitter.com/
- 9 http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=反ケインズ主義の考え方&source=web&cd=3&ved=0CDAQFjAC&url=http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20110729/what_does_anti_keynesian_m
- 8 http://d.hatena.ne.jp/
- 6 http://ezsch.ezweb.ne.jp/search/?sr=0101&query=反ケインズ主義
- 5 http://b.hatena.ne.jp/
- 5 http://b.hatena.ne.jp/entrylist/economics
- 4 http://bit.ly/qYzoIE
"In my view the essence of the Keynesian approach to macro policy is the use by government officials of discretionary countercyclical actions and interventions to prevent or mitigate recessions or to speed up recoveries.(中略)Indeed, the models that I have built support the use of policy rules, such as the Taylor rule for monetary policy or the automatic stabilizers for fiscal policy, which are the polar opposite of Keynesian discretion."
思わず「はぁ〜???」と声を挙げてしまいましたが。
これはひどすぎる。テイラーが一般理論を読んでいない(か、読んでも理解していない)ことは火を見るより明らか。
総需要を強調しているのはケインズの言う「古典派」のほう。
テイラーもたいがいですが、フリードマンもどこでどうケインズの理論を読み違えたのか。
というより、こういう初歩的な誤解をするところをみると、そもそも両者とも一般理論をちゃんと読んでいないのでしょうね。