PPSimのテストバージョン

V-Tails(http://www.aa.isas.ne.jp/v-tails/)さんのPPSimのテストバージョンがアップされ(Ver1.21)ました。プログラムはhttp://www.aa.isas.ne.jp/v-tails/delphi/ppsimtest.zipです。

「問答無用のPLG」(初速度300kmオーバー)を開発しようと思って、シミュレーションを繰り返していたのですが、どうしてもうまく行かないので、掲示板で質問したら最新版をリリースしてくれました。V-Tailsさんいつもありがとう!

さっそく、設計中のデータで再シミュレーションやってみます。結果と設計データは後ほど公表しますね。

展示会の続き(EP編)




今日は、電気パーツ関係の紹介をします。


【写真1】二足歩行ロボット
最近日本でもRoboOneと言って、年に2回ほど対戦する競技が開かれています。韓国も含めアジアカップも開かれていますが、まだ、中国では今からの市場です。この市場に対しては、日本ではKOが専用サーボを出しており、今後は中国でも大きな市場になると思っています。今回はなぜか三和関係のブースに展示がありました。ちなみに、このロボット、いくらぐらいだと思います?20万円以上なんですよ。何と、サーボが20個以上付いています。


【写真2、3、4】私の注目の会社
この3枚は、同じ会社のものですが、GWSと同じコンセプトの会社です。今回は機体はあまり展示してありませんでしたが、小型のサーボ、モーターコントローラなど、とにかく、小型でローコストのものが展示されていました。既に、目ざとい人が、ヤフーオークションで出品していました。ここ、数ヶ月のラジコン技術を読んでいないのですが、既に、どこかの会社が代理店になったのかなー?


【写真5】コアレスモーター
一社だけ、CD−ROMモーターの展示をしている会社がありましたが、まだ、正統派のコアレスモーターを展示している会社が多かったです。多分、ヨーロッパへの輸出が主なのかなー?コントローラもセットで出展していて、結構、良い作りをしていました。でも、ハッキリ言って、良く見ると、どこかのコピーのような感じもしますね!



今日のランキングのチェ〜ック!を御願いね!



【写真1】


【写真2】


【写真3】


【写真4】


【写真5】


展示会の続き(EPグライダー編)




せっかくですので、どうせラジコン技術に紹介されるとは思いますが、もう少し写真を撮ってきたので、紹介したいと思います。

パッと見、数十社の展示があるのですが、機体は大きく「EPグライダー」、「FUNフライ」、「大型機」の3つに分かれていました。

私個人的には、SAL機やスケールグライダーが無いか探したのですが、写真を撮りたくなる様な機体は、全くありませんでした。この辺がヨーロッパの展示会の違いでしょうか?「売れそうな物」、或いは、「OEMで作っている物」の展示をぬって、先進的な機体を探して写真を撮ってきました。

【写真1】
EPグライダーは、標準的な物ですが、たくさんの機種を出展していました。
【写真2】
写真の中央に写っているオレンジ色の胴体のEPグライダーが今回の展示会で一番気に入った機体でした。一応US$200と言っていて、エルロンの継ぎ目が無いシャーレ構造で出来ていました。
【写真3】
EPグライダーとしては大きめで、モーターラン後のグライドが楽しめそうな機体でした。
【写真4】
「ハイテク素材を使って機体が作れるんだぞー!」って強調している機体群です。なかなか、デザインも洗練されていて、どこぞのマネだとは思いますが、良い出来の機体が多数ありました。

次回も引き続き展示会の情報をお届けします。が、その前に今日のランキングのチェック!



【写真1】EPグライダー(バルサ

【写真2】シャーレ翼のEPグライダー(中央オレンジ胴体)


【写真3】リブ組みコンポジットのEPグライダー

【写真4】シャーレV尾(白)・リブ組みV尾(黄)のEPグライダーとリブ組みコンポジットのSAL(緑)



第四回中国国際模型博覧会に行ってきました。




場所は、国際展覧館で、春に見に行った女子十二楽房のコンサート会場の隣でした。

隣のバス停が、北京動物園で、かなりの渋滞かと思いましたが、そんなに込んでいなくすんなり到着。

目当ての模型は1機種しかなく、「ま、こんなもんかと・・・」

私は、R/C(ラジコン)もしますが、専門はF/F(フリーフライト)です。古典的な模型飛行機ですね。ポピュラーなのは、竹ひごで作った、ライトプレーンがF/Fのカテゴリーです。要するに、コントロールするのではなく、飛ばしたら、拾いに行くような模型のジャンルです。

ちょうど、中国のラジコンは日本の昭和40年代と同じで、今は、裕福な層しか楽しんではいませんが、将来は、レジャー産業の一つとして、大きな市場になるのではなるのではないかと考えています。

そんなこんなで、現状の中国模型業界がどんな感じか見てきました。



R/C業界の感想
プロポ(送受信機)は、日本からの輸入が主ですが、ヘリコプターの中国国内開発が目立ってきました。プロポまで手を出してきたら怖いなと言う感じです。それと、電動グライダーなど、割とハイテク素材(カーボン、ケブラー)を使った製品が出始めてきていました。
素材関係の感想
もし、中国で模型関係の商売をやろうと考えてときに、ドイツのオラカバを輸入すれば儲かるかなと思っていたら、既に、ドイツのオラカバは上海に進出していました。やはり、ドイツも中国に目を向けています。オラカバの進出の理由は良くわかります。現在の中国でのR/Cの生産は、キットではなく、完成品の輸出です。人件費が安いから、完成機にすることで、利益を出すわけです。その被服にオラカバを使うので、もしかしたら世界で一番売れる市場かもしれません。
ロケット
世界選手権ではかなり上位に食い込んできますが、やはりキットメーカーが存在していました。でも、一社ですけど。エンジンも作っているかはわかりませんでした。日本では、USAのエステスの輸入しかやっていないので、中国製品の輸出が可能なら、これは、世界的に売れるかもしれないと思う。
エンジン
残念ながら、中国製(CSなど)は見当たらず、日本からの輸入のOSやYS、斉藤などが主で、車用のエンジンはヨーロッパからの輸入が主でした。サンダータイガーなど、もう少し、こういう展示会に出展してくれれば良いのにナー
その他
やはり、今後は二足歩行のロボットだと思います。日本ではKOがその種のものを出していますが、まだ、今回の展示会では出していないし、KOも展示会に参加していませんでした。と言うことは、KOの二足歩行のロボットを取り扱うことを条件に、KOの代理店になるのも一つの手かと思います。

他には、やはり、韓国やヨーロッパに対抗して、小型のサーボや受信機が出ていることです。もう一つ、流行だとは思いますが、ブラシレスモーターやリチウムポリマー電池も販売する会社が多くなっていました。多分、OEMで既にどこかの会社が手を出していると思いますが、素直に自社ブランドでの販売ができるように、ネット販売専門のサイトを立ち上げるのも面白いと思います。



F1HクラスのF/F機

このバカでかさ!


中国製のリポでしょうか?安いかなー

室内機



昨年の北京での紙飛行機教室(飛行編)


マンションの広場に9時に集合。結構親も集まってきました。



まずは、昨日、調整済みの自分の機体を飛ばして見せたら、すっごく感動してくれて、突然、皆が、「私ののも飛ばして!」って持ってくる。



とりあえず救えそうな機体を選んで、調整し飛ばして見せたら一斉に「調整して〜!」って周りに集まってきます。「自分で調整して飛ばすんだ!」と言っても、実は、中国の学校では、図工や体育がほとんど無く、「自分で作る」「実験する」「自分で動く(取りに行く)」等と言うことがまったく出来ないのです。



超、過保護に育てられて、朝から晩まで「塾」通いで、人に何かやってもらおうと言う人ばっかりです。ま、日本小学校も同じようなもんですが、桁違いに凄いです。



せっかくの日曜日だと言うのに、1時間ぐらいで、皆、消えていきました。そうです。「塾」です!中国の子供達は現在、受験戦争の真っ只中で、ゆとり教育なんてマダマダ。たくさん宿題を出す先生が良い先生なのだそうです。



おじさんは、北京の子供達に、「青い空を見よう!」って言いたいぜ!



こうやって調整して

飛ばします


マンションの広場にて



昨年の北京での紙飛行機教室(製作編)


昨年の8月にマンション内の子供達を相手に紙飛行機教室を開催しました。



北京に引っ越してきてから間もないので、まったく要領がつかめませんでしたが、同じマンション内に日本に住んでいた人が居たので、通訳をしてもらいながら進めました。



作ったことの無い機種で恥をかきたくなかったので、事前に作って飛ばして、ちょっとテストしておきました。



どこの紙飛行機教室でも同じだと思いますが、とにかく、子供が言うことを聞かない。特に、有名な「一人っ子政策」で、わがままに育てられ放題の子供達ですので、日本の比ではありません。

その上、親が付いてきて、外からイチイチ指示するし、部屋が狭かったので、親は出てもらいましたが・・・



苦労したことは、素材が無いということです。ケント紙が無かったので表紙にする180kg/㎡の紙で代用。当然、ヒノキもバルサも無いので割り箸で代用しようとしましたが、竹の割り箸しかなく、重かったのですが、どうせ競技に出るのでもないので、それを使いました。

セメダインも無く、糊と言うわけにもいかないので、木工用ボンドで製作しました。



一日目は、土曜日の夜に製作を行い、乾かして次の日に飛行会を行いました。


事前に練習

通訳の劉さんと


参加は20人ほどでした

例題機