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2006-02-23

現代版「母を訪ねて三千里」

30年ほど前だろうか、イタリアから南米に出稼ぎに行ってずっと帰って来ない母を訪ねて子供が旅をするという「母を訪ねて三千里」というアニメがあった。現在でも、中南米からアメリカへの出稼ぎ(ほとんどは不法就労)に出た母を訪ねて子供が旅をするということが数多く起こっている。年間4万8000人そういう子供が確認されているそうだ。

NPRのFresh Airというラジオ番組で2月20日に、そういう親子を取り上げた「Against Perils and Odds: A Boy’s Trek to the U.S.」と題するリポートがあった。そのウェブページでストリーミングで番組が聞ける。また、NPRのポッドキャストMost E-mail Story2月21日配信分は34分25秒目以降が、そのリポートになっている。このリポートのウェブページには内容がかなり詳しく載っているので聞き取りの助けになるのではないかと思う。

リポートが取り上げている15歳の少年エンリケ(Enrique)はホンジュラスから何度もアメリカをめざして旅をし、7回目にしてやっとノースカロライナに住む母親に会うことができた。多くの不法入国者がそうするように、エンリケは陸路アメリカをめざした。メキシコ内の移動は貨物列車の屋根やその他の外側の部分に乗ってである。途中やくざ者に身包みはがれて母の電話番号を書いた紙切れもなくしてしまったが、故郷の親戚に何とか電話をすることができ、母の電話番号を知ることができた。24時間何も食べないことも何度かあった。最終的には母が不法入国業者にお金を払って国境を越えさせてくれた。

2006-02-16

TCP/IPの考案者Bob Kahnのインタビュー

Dave Farber, Vint Cerfなどとともにインターネットに多大な貢献をしたBob KahnのインタビューがPBSのNerd TVで放映されて、MPEG4でも配信されている。1時間強の間に彼のキャリア全体について語っている。現在はNerd TVのトップページから見ることができるが、しばらくするとアーカイブページからのみになるだろう。

映像には字幕なしと字幕付きとがある。また、インタビュー全体の筆記録(transcript)がある。計算機分野の学生がインターネット技術の学習の一環として見るのにいいのではないだろうか。

私は通勤途上にPocket PCで見た。そのためにTCPMPというソフトをインストールする必要があった。それについてはこちらのページに書いておいた。

2006-02-14

パキスタンにある「ダイアモンド市場」

パキスタンの都市ラホール(Lahore)にはヒラマンディ(Heera Mandi)と呼ばれる場所がある。ヒラマンディとは「ダイアモンド市場」という意味で、そこは世界で最も古い売春宿街の1つである。To The Best of Our KnowledgeというNPRのラジオ番組で、そのヒラマンディのことを取り上げていたのを聞いた。ここでMP3のファイルをダウンロードできる。1週間に1度配信されるポッドキャストのURLはこれである。

番組はヒラマンディで代々続く売春婦一家の母娘を中心に進む。母親は40歳を過ぎて現役を退き、自分の娘達の売春のマネージメントをしている。

パキスタンでは売春はもとより夫婦以外の性行為は違法であるが、売春産業は存在している。パキスタンの娼婦は伝統的には幼児のころから踊りと歌を仕込まれて、非常に高い技能を身に付けていた。そして中には芸能界で成功したり有力者と安定した関係を築いたりして売春産業から足を洗う人もいた。しかし、そういった高度な踊りと歌の技能を身に付けるという伝統は失われつつあり、売春産業から抜け出す道は閉ざされた形である。娼婦は日陰者であり、その子供は表の社会に受け入れられることはなく、売春産業に従事せざるを得ない。

2006-02-10

Google漬け

インターネット検索の質についてYahoo!がかなり進歩した結果、Googleよりむしろ良くなったという意見も聞く。また、Yahoo!MailもAjaxを使って使い勝手が向上したとも聞く。

しかし、私はかなりGoogle漬けになってしまっていて、Googleから離れにくくなってしまった。Googleにログインした上でインターネット検索をすると履歴が残る。これはやや怖いことでもあるが、やはり便利である。パーソナライズド・ページではGmailの新着が分かる。履歴が残ってGmailで検索できるから、文字チャットをするならGoogle Talkを使いたくなる

マイクロソフトがOSのシェアや既にシェアの高いアプリケーションを武器にして、シェアが高くなかった製品のシェアを伸ばしたのと少し似た状況になっている。Googleがサービスをより便利に進化させた結果なのではあるが。いずれにせよ、Googleの優位は日増しに強固になっているのではないか。

2006-02-09

Google Mapを使った世界中の音を聞くためのインターフェース

The Free Sound Projectというのがあって、世界中の音を集めている。タグを付けて音を投稿することができるので、音声版のFlickrという雰囲気である。Google Mapの位置情報の形式で収録した場所を登録することもできて、そうすると、Google Mapベースのインターフェースで音を探して、再生することができるようになる。ちょっと楽しそうだ。まだ、日本からの投稿は少ないので、身近な音を投稿してみてはどうだろうか。

2006-02-07

米国のミサイル防衛の実態

FrontlineというPBSのドキュメンタリーで米国のミサイル防衛の実態をリポートした「Missile Wars」を見た。ここでWindows Mediaのストリーミングが見られる。米国がミサイル攻撃を受けた場合に、ミサイルを迎撃する防衛システムのリポートである。2002年放送でやや古いが、興味深いものだった。

印象に残った点は:

  • 弾道ミサイルは小国が米国に脅威を与える方法として効率がよくない。本気で脅威を与えたいならもっと別の手段を使うだろう。情報局員(intelligence community)のコンセンサスとして北朝鮮は近い将来弾道ミサイルを配備できる国はない。
  • これまでにおこなわれたミサイル迎撃技術のテストは現実とはかけはなれたものである。たとえば迎撃対象のミサイルが無線標識(ビーコン)を発していたことがある。迎撃を避けるためにミサイルはレーダーでは本体と識別不可能なおとり(アルミ箔の風船)を分離することが予想されているが、実験ではわざと非常に見分けやすいようなおとりを使っていることもあった。にもかかわらず失敗した実験もある。
  • レーガン大統領の「戦略防衛構想」をはじめとして、ミサイル防衛計画は技術上の問題や、重要度の低さから何度も頓挫している。しかし、ミサイル防衛を推進しようとする動きは根強く、ブッシュ大統領になってから開発が再開された。
  • 現在までにミサイル防衛に650億ドルがつぎ込まれ、完成までには2000億ドルが使われると見積もられている。

番組の最後にSam Nunn元上院議員の言葉として「National missile defence has become theorogy in the United States. Not a technology.」(米国では国家ミサイル防衛は神学になってしまった。テクノロジーではなく。)が紹介されていた。

2006-02-05

英語番組一覧などを更新した

私が普段見たり聞いたりしている英語の映像・音声番組をこのページで紹介しているのだが、久しぶりにこれを現状に即して更新した。従来は音声番組しか載せていなかったが、現在は映像番組が2つ載っている。

また、Net Transportが2.0と新しくなっているにもかかわらず、私のNet Transport紹介のページはずっと1.94を基にしており、また、例も古くなってしまっていた。Net Transport 2.0に対応した内容に改め、例も現状に即したものに変更した。Net Transportは2.0になってReal Mediaのストリーミングの保存速度が格段に向上している。

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