メールの表示順序を新しいものからにした

メールを使い始めてから20年以上、メールは古いものから順に表示し、古いものから順に読んでいた。それが自然だと思っていた。

会社のメールアドレスには毎日数百通のメールが来る。大量のメールをいかに効率良く処理するかは切実な問題である。あるメールに返事を書いてから、そのメールに対する修正やフォローがあることに気付き、書いた返事がちょっと外したことになることが間々あった。しかし、すぐに返事を書かないと書き忘れてしまうかも知れず、ある程度はしかたがないとあきらめていた。

最近、ずっと続けてきた古いものから順に表示するというやりかたを、新しいものから順に表示するように変更した。これで上記のような外した返事を書くことが防げる。そして、メールを処理する効率が多少上がったように思う。

この様に表示順を変えたことには、メールの引用のやり方が変化したことが関係している。以前は、引用は最低限にすることが推奨され、多くの人はそうしていたと思う。しかし、今はメールに返事を書くときに全体を引用することが普通になった。なので、ある話題に関する一連のメールについて、最新のメールを読めば、過去の分も全体が引用されていることが多い。Outlookの挙動はこういった使い方を想定しているように思える。