2011-08-24
■[舞台][新感線]髑髏城の七人@梅田芸術劇場 大阪千秋楽+8/16昼公演分もちょこっと
行ってきました、ワカドクロ。個人的には初生髑髏。
一応97、アカ、アオは観た…はず。アカがちょっと観たかどうかうろ覚えなんですが…←
なのでとりあえず大体のあらすじは知っている状態。
どうなるんだろう、今までとどう変えてくるんだろう、という期待とちょっと不安もありつつ観劇。
面白かったです。16日より千秋楽の方がさらに良くなってた印象。
惜しまれるのはメタルさんが出てる間に観たかったなぁ、と。
まさに劇場に行こうとしている移動中に降板を知りましたからね。
もう「嘘ぉぉぉぉぉぉ!?」ってなったよ心の中で。なんでよりによって今やねんと。
せめて1回観たかった…というか、せめてDVDに残ってたらここまで悔やまないのに。
百歩譲って衣装着た写真一枚でも(これはまだ望みを捨ててないんだが…粟根さん撮ってないかな)…もう本当に残念な人だな全く。
まぁご本人だって辛いんだろうけど…よりによって髑髏城だものね…劇団にとって大事な作品だしね。
パンフの稽古場写真見て「あぁあのシーン…そうか、こんな感じだったのか」と想像してみたり。
きっちり治して、戻ってきてもらいたいもんです。劇団員の中でも特に体が資本な人なんだし。
…で、その降板によって若干の変更があった結果、それはそれで面白いものが見れるという事にもなりましたが、ね(笑)。
以下ネタばれ注意。
まずはメインの方々から。
- 捨之介。
- 正直言いまして、顔とかはよく知ってるけどどんな芝居する人なのかは知らなかったのです。こういう感じのキャラ!っていうイメージもなくて。だから良くも悪くも、まっさらな状態で観たのでした。
- で、そうすると「今までの捨之介」を引きずりながら、比較しながら見ちゃうのよね(苦笑)。
- うん、若い。爽やか。かっこいいけど、ちょっと物足りない。っていうのが16日観た時の正直な感想。もうちょっと色気が欲しいぞ、みたいな。
- 千秋楽では、そういうのがちょっと変化していたような気がしました。人間臭さがより出ていたというか。どこがどう変わったのかはわからないんですけど。
- そう、人間臭い、というか、青い、のかな、今回の捨之介。飄々としてるようでしてない。古田さんとか染五郎さんの捨之介とは違う、ワカドクロの捨之介。これはこれで、良い感じです。
- 殺陣に関しても、16日より千秋楽の方がかっこよくなってた!というか、ね。16日に結構致命的な事が…百人斬りの終盤で、投げられた刀を受け取り損ねるっていう…*2そこは頑張って下さい、せっかくの見せ場なんだから…。
- やっぱりスタイルいいし、バシッと決まると見栄えするんだなぁ。*3
- 天魔王
- 今回一番のびっくりポイント。そんなキャラなの!?っていう(笑)。もっとシュッとした感じのを想像してましたよ。
- いや、最初の登場は普通にかっこいいんですけどね。黙って立ってたら超かっこいいんですけどね。動いたり喋ったりすると基本的に厨二病っつーか何つーか。そして所々テンションがおかしい。誰か奴を止めろ!!(笑)「髑髏城で、待っている!!」の台詞とか、最初見た時、お前ちょっと落ち着けwwってなってしまったよ。
- いや、「こんなん天魔王じゃない!」とかいう事ではなくて、良い意味で期待を裏切られたので。面白かったです。
- 髑髏城入ってからがね…ほんと、ただの調子乗ってる兄ちゃんですよ(笑)秀吉攻めの計画話す時とかテンション上がり過ぎだからwww最初観た時は「何?!」って思いましたし千秋楽でも不意打ち(っていうか忘れてた)だったのでビビりましたけど、あれ、後からじわじわくるなぁ…wwwほんと落ち着け天魔王。っていうか生駒さんあたり止めてあげて下さい(笑)。
- 動きは流石に綺麗。16日観た時は時々マントが腕とかに絡まったりして大変そうでしたが。
- 敦盛の振付は松本錦升さん*4 *5とのことでしたが、日舞でもダンスでもないような不思議な動きでした。日舞…っぽい?みたいな動きはあったけど。
- あと鎧がうるさい(笑)*6千秋楽の時はそんなに気にならなかったんだけど、多分私が慣れただけのような気がする。
- 蘭兵衛
- ここは割と予想通り、かな、キャラ的にも。啖呵切ったりして予想以上にガッツリ男っぽい感じだったのが意外といえば意外だったか。
- 殺陣が綺麗。早いし動きが美しい。回った時の後ろ髪の流れ方まで綺麗←それは単なるフェチです←←←
- 気になったのは夢見酒後のフラフラしてる場面。まぁフラフラするシーンなんですけど、フラフラしすぎじゃね?っていう。もうちょっと、緩急つけたらいいんじゃないかなぁ。
- つーか、「無界の主」があれだけちゃんとハマってるのに、まだ未成年(ぎりぎり)…ってねぇ…
- つーか、かつてはこれを粟根さんがやってたかと思うと*7…ねぇ…(いろんな意味で)
- 極楽太夫
- こちらも予想通りに素敵でした。以前WOWOWで放送してた「バンデラスと憂鬱な珈琲」を観てて、この人舞台でも良いなぁと思ってたので。
- いろいろ思い切りが良いのが素敵。*8着物脱ぐシーンは源右衛門さんが「早よ脱げやー!」とかなってましたがまぁあれはあれが限界ですよね(笑)。
- 声がけっこう好きなんだよなぁ。割と低いんだけど低すぎないし、はっきりしてるし。*9
- 対生駒・姫蝶戦の隠し銃の出し方、というかタイミングが16日と千秋楽で変わってました。断然千秋楽の方が好き。太夫のシーンでは一番好きかも。16日のだとちょっとテンポが…と思ってたのですが。
- 「どうやら私の負けのようね」って台詞を最後まで言って「やぁーーー!」って胸の谷間から銃出すのが16日バージョン。「どうやら私のやぁーーー!わーーーーー!!」って勢いで押してく千秋楽バージョンが新感線っぽくて非常に良いです(笑)
- 兵庫
- 若いねー。じゅんさんのイメージが強い役ですが、年齢的にもこれぐらいのイメージなんだろうな、元々。じゅんさんはじゅんさんで好きだけど。
- とにかく熱くてまっすぐ。面白度はやっぱりじゅんさんの方が上、というかあれはもうじゅんさんじゃないと無理だよな、あの果てしないアドリブとか。ちょこちょこアドリブはあったみたいですけどね、主に蘭兵衛さん向けに(笑)。
- いのうえさんの演出なのか本人のプランなのかは不明ですが、やっぱり所々じゅんさんっぽい。*10こっちが比較して見てたから余計そう見えた可能性も高いですが。あえてそっち行かないで全然別の兵庫にしちゃっても良かったかもね、とちょっと思わなくもない。
- 殺陣は、んーどうなんだろ。あんまり印象が←←←←← 他の人ばっかり観てるからだよもう。すみません(汗)兄さとの鎌使っての殺陣は大分、頑張ってる!って感じだったんですが、あれは結構特殊な部類の殺陣だろうしな(笑)
- えーと、あとは台詞がちょいちょい聞き取りにくいかなぁ…基本的に常にテンション高めで早口なのでしょうがないんだけども。カンパチと一緒の時は聞き取りにくさ倍増です(苦笑)まぁ勢いで何とかなる感じだし肝心な所はちゃんといけてるのでいいのかな。
- 沙霧
- 狸穴二郎衛門
- 歴代狸穴さん*11の中で一番好きかも。今までの狸穴さんって、もっとわかりやすく腹に一物ある感じというか、何考えてるか分からないけど絶対何か隠してる…って印象で。でも今回は、自分の身分を偽っている事以外は割と素直に自分を出しているという感じ。自分の立場はわかっているけれどそれでも抑えられない思いがある、という。愛嬌のある「狸おやじ」でした。
- やっぱりおよしさんとの関係があるからそういう風に感じるのかなぁ。一緒の場面は少ないながら、本当に仲睦まじい感じでしたし。何気に「パサパサ」とか「どうでもいい感じの名前」とか、酷い事言ってますけどね(笑)。
- 途中で、仮の姿である牢人から本来の武将へと姿を変える訳ですが、立場に縛られて揺らいだりする部分もありつつ最終的に一人の人間としての芯は一応保つのですよね。
- 他の役でもそうでしょうし、それこそ雑誌とかでいのうえさんか出演者の方が仰ってたのを見た気がするんですが、人間そんなにはっきり白か黒かに分かれない訳で。一人の人間の中にもいろんな面があるし矛盾や葛藤があると思うのです。それがまた愛すべき所でもあるよなぁ、と。
他の出演者についてはまた後日(汗)。
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