2007年3月14日(水) 青天白日の「白日」はホワイトデー、「青天」はバンアレン帯を意味し
小学校の不思議
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あなたが通っていた小学校を思い出してみてください。
どうですか?
懐かしいですか?
先生になって、教壇から教室を見回してみましょう。
昼下がり、眠たくなる時間帯です。
あ、左後ろの席で、日光を浴びながら居眠りしてる児童が。
先生も眠いのに、許しませんよー。
さて。
ここまでの文章、不自然に感じた人はいませんか。
おそらく、…あれ? と思われた方が多いのではないでしょうか。
問題は、「左後ろの席で、日光を浴びながら」というところ。
左後ろの席に日光が当たるためには、教壇から見て「左が南」でなくてはいけません。
しかし、日本の小中学校は、ほとんどそのようには建てられていないはずです。
北半球の建物は、学校に限らず、一部の研究所や病院を除いて、北や西を廊下とし、部屋の窓は南や東に向ける構造にすることが多いです。まぁ、当然ですね。
では、ここからは小学校の話です。
南側を窓にしたとして、生徒は東と西のどちらを向いて授業を受けるか。
「西」を向いている校舎が多数派だと思います。
何故でしょう?
以前、照明の専門家に聞いたところによれば、影の影響を考えているのではないかとのこと。
なるほど、多くの人は右利きです。
生徒がノートを取るとき、右手で筆記をするので、左側から日光が差し込んだ方が、手の影が筆記の邪魔にならない。
生徒の左にある窓から日光が差し込む(生徒の左が南)。
ということは、教壇から見ると、窓は右側にあるハズだ。
最初に描写した教室の情景は、窓の方向が逆なせいで不自然だった───、というわけです。
もちろん、現在なら、教室の中は煌々と蛍光灯が点いているので、影はあまり問題にならないと思いますが、かつては日光が重要な照明源だったことでしょう。その頃の建設基準の名残でもあるんでしょうかね。
この推測が正しいとするなら、日本人の多くが右利きだという「非対称性」のせいで、日本の小学生が揃って西向きに座っているという現象が生じたことになります。なんとも面白いです。
ところで。
芸術家のアトリエは、教室とは逆に、北側を広く窓にするそうです。
北側から差し込む柔らかい間接光が良いんだそうな。
で、右腕の影が邪魔にならないように、窓は左側。よくできてます。
追伸。
俺の小学校、そんな構造じゃなかったぞ! という情報、待ってます…。
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校舎が折れ曲がって一部教室の東側に窓があり、
南向きで授業を受けたこともあった。
しかし左側は廊下だったので日は入らなかったのですよ。