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フツウを求めない、
ワタシの、ボクの、
バラ色の人生を創り出すために!

2015-07-09

LGBT映画祭Framelineによる、イスラエルのアパルトヘイトとの共犯関係に抵抗しよう

 先月の6/19(金)から、サンフランシスコ(SF)で、「パレスチナのためのクィア映画祭」である「Outside the Frame」が開かれました。これは、同時期にSFで開催されたLGBT映画祭Framelineイスラエル政府との関係をやめないことに抗議して開催されたものです(確かFrameline映画祭は、米国もしくは世界で初めて開催されたLGBT映画祭のハズです。)。以下はその紹介のウェブページを邦訳したものです。ピンクウォッシングを考える参考までに、紹介です。

(※厳密な訳ではありませんので、だいたいの意味をとる程度にご利用ください)



LGBT映画祭Framelineによる、イスラエルのアパルトヘイトとの共犯関係に抵抗しよう

http://outsidetheframefest.org/


 クィア・コミュニティーの一員として、私たちは、イスラエルのアパルトヘイトとの共犯関係にあるFramelineに挑戦する映画祭「Outside the Frame」を開きます。この映画祭は、イスラエル政府とのパートナー関係をFramelineが続けているために、Framelineから映画を引き上げた、もしくは上映申し込みをしなかった映画製作者の作品を上映します。映画祭は、帝国主義に反対する闘いの中におけるLGBTQIの映像文化の役割を信じ、また寄与している他の人々からの作品も含む予定です。


 Outside the Frameでは、最先端の映画や、ライブパフォーマンスを上演します。それは、正義のための広い国際運動の文脈の中に、ゲイ/レズビアンの課題を位置づけるでしょう。映画祭では、映画製作者とパフォーマンスアーティストとが一緒に、パレスチナにおけるイスラエルの政策に反対し、イスラエル大使館による寄付金を通じたFrameline映画祭ピンクウォッシング抵抗します。


 映画祭は、クィアの解放運動のルーツに戻り、ラディカルな社会変革の未来をもう一度想像します。映画祭は資本主義に反対し、政府や団体からの支援金を受け取ることを拒否します。全てのプログラムは無料で、全ての人に開かれています。


同化ではなく解放を

映画祭は、解放ではなくて同化が支配的な物語になった事に対して共に疑問を呈することを、全てのクィアな人達に呼びかけます。例えば、ただ単にクィア系の文化企画に資金を出したり、イスラエルのプロパガンダに使われるクィア映画制作を支援するだけなのに、イスラエルがクィアの"友達"である、という物語です。パレスチナ解放を含む社会正義を求めるクィア活動家として、私たちは知っている。イスラエルがクィア解放の闘いを組み入れようと試みているその一方で、イスラエル政府は、パレスチナ人クィアを含むパレスチナ人を殺し、追放し、権利を否定し続けている。これはピンクウォッシングであり、Framelineは関与をやめなければならない。その代わりに、2005年にパレスチナの人達が呼びかけた文化と学術におけるボイコットに公式に関わるべきであり、パレスチナの人々がボイコットの呼びかけをやめるその時までイスラエル政府との繋がりを絶たなければならない。




背景

http://outsidetheframefest.org/background/


 イスラエルのアパルトヘイトに対する闘いは、ここ米国においても、人種的正義のための広い闘いの一部です。私たちは米国の活動家として、米国政府による資金援助と政治的軍事的な支援によってイスラエルが行動していることを認識しており、それは完全に、イスラエルの戦争犯罪の共犯です。私たちは皆、解放と平和な世界のための闘いである国際的なBDS運動(ボイコット・資本引き上げ・制裁)に参加しています。「Outside the Frame」は、私たちにとって、クィア解放の文化を創造し探求する場です。参加してください。


 ほぼ10年前、パレスチナ人の闘いを支持するクィア達は、「Frameline(サンフランシスコのLGBT映画祭)」に対して、イスラエル政府と協力することやイスラエル政府から資金を受け取ることをやめるよう働きかけました。これは、イスラエルの虐殺政策に反対するために、ボイコットと資本引き上げと制裁をパレスチナ市民社会の数百の団体が呼びかけていることに、つながっています。電子メールやハガキ、署名、そして、イスラエル政府との協働を望まない多くのクィア達の抗議にも関わらず、Framelineはこの問題を真面目に検討することを拒否しました。


 イスラエルは1948年に建国された事になっています。しかしその前の時代、武装民兵がパレスチナ人への虐殺攻撃を行い、人々を追い出し、村を破壊し、土地を奪いました。イスラエル政府パレスチナ人と交渉する意図がないことを私たちは見てきました。なぜなら、イスラエル政府アパルトヘイト分離壁を建設し、今もパレスチナに新しい入植地を作り続けているからです。今年初めに、ガザと西岸地区で3000人以上のパレスチナ人を殺したことによっても分かるとおり、これらのイスラエル政府の行いは、今日まで続いています。Framelineがピンクウォッシングとの共犯関係をやめることが、この最近の虐殺でますます重要になりました。


 数年間に渡って、イスラエル政府との関係を維持するという決定における頑固さをFramelineは強めてきました。今年は、アラブのクィアやその仲間たちとこの問題で面会することを拒否するくらいです。Framelineの年に一度の映画祭やFramelineの配給事業から、自分の映画の上映申し込みをやめたり、自分の映画を引き上げる映画製作者の数が増えており、私たちは励まされています。


 

2014-11-22

「わたしたち」のレイシズムークィア/セクマイ/LGBT運動の未来【12/7(日)午前10時@クィア学会】


今年のクィア学会第7回研究大会が、12/6(土)7(日)と、名古屋の中京大学で開催されます。そこで、以下の報告や映画の上映を行います。お時間ある方はぜひお越し下さい。


「わたしたち」のレイシズムークィア/セクマイ/LGBT運動の未来(個人報告)


 パレード名称が「レズビアン&ゲイ」だった頃、バイやトランスの主張をしたら「ここでするな/他所でしろ/運動妨害するな」と言われた。今は、オスプレイや沖縄の基地問題、日本のレイシズムや植民地主義を提起すると同じ目にあう。

 米国総領事の講演で「オスプレイ反対」を伝えようとしたら主催者に囲まれ妨害された、エイズ文化フォーラム京都。「オスプレイ反対」の看板を持参したらパレード参加を拒否された、虹色どまんなかパレード。クィア学会の日本語要件。松浦大悟参院議員の質疑「セクマイだって日本国民」。

 セクマイ運動内のレイシズムについて、関西レインボーパレードや関西クィア映画祭での取組み報告と共に、問題提起します。




映画上映(別途費用が必要)

研究大会初日には、映画『R/EVOLVE-結婚と平等とピンクマネー』の上映もあります。



映画『R/EVOLVEー結婚と平等とピンクマネー』

(監督 billie rain/2013/米国/85分/英語/日本語字幕/English with Japanese subtitles)

 同性婚が法律で認められれば全て上手く行くはず。リンカーンと婚約したばかりのルーカスはそう思っていた。企業のイメージアップのために同性婚キャンペーンを計画したビッグコープ社。やはりモデルはイケメン白人ゲイか、それとも…その広告を任されたリンカーンは、クィアなヒッチハイカー・ラクーンと出会い、保守的な会社とは相容れない自身の思いに気付く。結婚の平等とは何か。その代償は何なのか。同性婚が話題の米国から、レイシズムやお金問題も考えられる、楽しくてためになるエンターテイメント映画です。関西クィア映画祭2013上映作品。

http://kansai-qff.org/2013/program/revolve/

主催:日本人中心主義に反対するクィア有志の会・関西クィア映画祭 字幕管理委員会

参加費など、詳しくは以下をごらん下さい。

http://d.hatena.ne.jp/hippie/20141121/p1




クィア学会研究大会

JR名古屋駅から市営地下鉄(東山線経由・伏見で鶴舞線乗換)で八事駅下車 5番出口 (JR名古屋駅から約30分)

  • 参加費:会員 1000円 非会員 1500円 (映画上映・懇親会は別途費用が必要)

2014-10-04

【お誘い】来週10月11日(土)の関西レインボーフェスタと関西レインボーパレードで「STOP!日本人中心主義」「天皇制社会日本に抵抗するクィア有志」のバナーを掲げよう!


 来週10月11日(土)は、大阪の扇町公園で、関西レインボーフェスタと関西レインボーパレードが行われます。

 フェスタの方には『天皇制社会日本に抵抗するクィア有志』名義でブース出展します。日本社会とセクマイの運動の中に具体的にどんな差別があるのか。レイシズムや植民地主義に反対するセクマイ運動をつくるために必要なことは何か。セクマイ・LGBT系の運動の主流化が激しい昨今ですが、共に考え、声をあげていきましょう!

 また、パレードでは「STOP!日本人中心主義」などと大きく描かれたバナーを持って歩きます!7月20日の「仲良くしようぜパレード」で掲げた黒いバナーです!

一緒に歩く人も大募集!お気軽にご連絡ください。




問題提起「日本の性的マイノリティー運動の中にどんなレイシズムがあるか」

 パレード名称が「レズビアン&ゲイ」だった頃、バイセクシュアルやトランスジェンダーの主張をしたら「ここでするな/他所でしろ/運動妨害するな」と言われた。今は、オスプレイや沖縄の基地問題、日本のレイシズムや植民地主義を問題提起すると、同じ目にあう。

 米国総領事の講演で「オスプレイ反対」を伝えようとしたら主催者に囲まれ妨害された、エイズ文化フォーラム京都。「オスプレイ反対」の看板を持参したらパレード参加を拒否された、虹色どまんなかパレード。クィア学会の日本語要件。松浦大悟参院議員の国会質疑「セクマイだって日本国民」

 ガザで大虐殺を行うイスラエル政府LGBTの人権を持ち出して東京レインボープライドに公式に参加し、沖縄の民意を無視した辺野古新基地建設が強行され、日本社会の排外主義が街頭でのヘイトスピーチとして現れつつある今だからこそ、セクマイ運動とレイシズムについて考えてみませんか。

 関西レインボーパレードでのハガキ作戦や、関西クィア映画祭での取組みについても、ぜひ知って欲しいです。(ひびの まこと)


2014.7.20|仲良くしようぜパレード2014|大阪・御堂筋


 最近は『日本人中心主義に反対するクィア有志の会』という名前を使ったり、今回のように『天皇制社会日本に抵抗するクィア有志』を名乗ってみたり、いろいろ迷いながら動いている感じです。後者の方が包括的に主張を伝えられるけれど、前者は課題を一つに絞った分の訴求力はありますね。名前としてどちらがいいか、これもご意見、お聞かせください。

2014-08-09

バンクーバー・クィア映画祭が「ピンクウォッシング広告」を掲載したため、Sins Invalidは、自身の映画『罪なき罪ークィアと身体障害』を映画祭から引きあげる


 映画『罪なき罪ークィアと身体障害』を覚えているでしょうか。Sins Invalidという米国のグループの表現活動を描いたドキュメンタリー映画で、昨2013年の関西クィア映画祭でも上映され、とても好評な映画でした。

 この映画、来週から開催されるカナダのバンクーバー・クィア映画祭でも上映される予定でした。ところが映画祭の印刷されたガイドブックに「Yad b’Yad」という団体の1/2ページ大の「ピンクウォッシング広告」が掲載されていたことから、それに反対する目的で、ベルン監督らSins Invalidの人達は映画祭での上映をキャンセルし、別の独自の上映会をすることにした、との話です。


 「ピンクウォッシング」というのは、「イスラエルがLGBTの権利を擁護している、LGBTフレンドリーである」という宣伝を積極的にすることを通して、イスラエルがまるで人権を尊重している国であるかのようなイメージを創り出し、そのイスラエルが同時にパレスチナを不当に攻撃占領し多数のパレスチナ人を殺している、という都合の悪い事実を洗い流して忘れさせる、という宣伝工作のことです。(「ピンク=セクマイ色」)

 実際日本でも、例えば東京レインボーウィーク2014のパンフレット「WHO?Magazine」には、「ゲイシティ テルアビブの魅力」「テルアビブに学べ!こうすれば東京も変わる!」などといった特集ページが、なんと4ページにも渡って掲載されています。また、東京レインボープライドでも、イスラエル大使館が後援や協賛してブースを出したり大使がステージで挨拶をしたりもしています。勿論そこには、パレスチナや占領の事は何も出てきません。いずれも、典型的なピンクウォッシングです。

 また私自身の経験からいっても、関西クィア映画祭に対して、こちらからは何のアクセスも一切していないのにイスラエル大使館から電話がかかってきたりします。また以前2009年にイスラエルがガザを空爆した時には抗議のポスター映画祭会場に掲示したんですが、そのポスターへのクレームが観客から来たりもしました【No Pride In The Occupation/Jさんへの返信】。

(具体的なことについては、8/16(土)の企画【映画で考える:同性婚・レイシズム・ピンクマネー・クィア】でもお話しできると思います)


 ともあれ、この間ずっと世界市民社会に対して呼び掛けられてきたイスラエルへのBDS運動ですが、身近なところでも現実化していることを、取り急ぎ報告させて頂きます。


バンクーバー・クィア映画祭2014への、Sins Invalidの声明


2014年8月6日水曜日


Sins Invalidは、障害の正義に基づくパフォーマンス・プロジェクトです。有色で障害を持つアーティストや、クィアや性別に順応しない障害を持つアーティストを中心にしています。

私たちの作品は、エロティックな人間性が肉体化されている障害者の身体を祝福します。そして私たちは、全ての身体は、人々のとても現実的な社会的、政治的、経済的、文化的な文脈の中に生きていることを知っています。


私たちは、障害を持つ人々のセクシュアリティーや性的な自己表現の権利、人間的に繋がる権利、といったことと、全ての人の、食べ飲み、保護され、医療を受け、息をし、主権を持ち平和に生きる権利とを、分けることは出来ません。


私たちは自身の仕事を誇りに思っており、バンクーバー・クィア映画祭(VQFF)で、映画と討論の時間を設けることを楽しみにしてきました。それは、私たちのパフォーマンスについてのドキュメンタリー映画の上映を含むもので、私たちにとっても、新しい観客と作品を共有する貴重な機会でした。


しかし私たちは、VQFFが受け入れた印刷広告を見て、怒り失望しました。まさに今、パレスチナの人々が地獄の中を生き、驚異的な数の人が毎日死んでいるその時に、VQFFの印刷広告は、イスラエル国を、LGBTQコミュニティーの友人のように描こうとしていたのです。その広告はイスラエルが世界規模で行っている「ピンクウォッシュ」というイメージ戦略の一部であることを私たちは知っています。それは、イスラエルのクィアたちが特権を享受していることを、全ての指向を持つパレスチナ人への非人間的な取り扱いについて沈黙するための十分な理由であると他国のLGBTQの人々に信じさせる、というものです。


パレスチナの市民社会は、ボイコットや資本引き揚げ、制裁という非暴力な手段によって、政治的な圧力と道徳的な説得をイスラエル社会に対して行うことを、世界に対して呼びかけています。そして、私たちはこの呼びかけに応える事にしました。


私たちがこれらの言葉を書いている間、イスラエル軍はガザで、毎日、パレスチナ人クィアを含む多くのパレスチナの一般市民を、殺し続けています。

イスラエル軍は何千もの人々を障害者にする一方で、病院を爆撃し、救急車を銃撃し、障害リハビリ施設を破壊しています。まさに現在の攻撃によって負傷した数千の人たちは、多くはずっと障害を持ったままで、日常生活に必要な基本的な物資が境界線で止められ、基本的な医療(それは、十分な医療・理学療法・適応技術と言うにはほど遠いものでしかない)が届かない場所にいます。

こういった、新しく障害を持ったパレスチナ人たちは、パレスチナ社会に対する「重荷」だと時に言われてきました。実際、占領と国家暴力の重荷を最も直接に負担し、最も顕著にその傷跡を示す身体を持っているのが、これらのパレスチナ人なのです。


この広告の結果として、私たちは、バンクーバー・クィア映画祭のプログラムから撤退し、映画『罪なき罪ークィアと身体障害』の上映を辞退することに決めました。私たちは、8月18日月曜日の午後7時から、バンクーバーの代わりの場所で、映画を上映する予定です。VQFFのプログラムのために購入されたチケットは、私たちの代替企画においても尊敬されます。


映画祭としての広告ポリシーの不在が問題なのではなく、入植者の植民地主義と暴力的なパレスチナの占領という事実を映画祭が認めようとしないことが問題だということを、映画祭として検討するよう私たちは求めます。また私たちは、映画祭に参加する人達に対しても、私たちの側に立つことを呼び掛けます。今後も「ピンクウォッシング」の資金を拒否することに同意するように、そしてたとえどこに生きる人であっても全てのクィアや性別に順応しない人々の側に連帯して立つように、バンクーバー・クィア映画祭に、あなた方が求めて下さい。


(翻訳:ひびの まこと)


  • 原文(英語)

http://sinsinvalid.org/blog/statement-re-the-vancouver-queer-film-festival-2014

  • イメージの説明

刑務所の独房にいる浅黒い肌の障害女性(左側)が、戦争地帯にいるオリーブ色の肌の障害女性(右側)と、握手をしている。左側の女性は車椅子を使い、囚人服を着ていて背景には格子がある。右側の女性はヒジャーブを着用し、最近、左腕と左足を切断して包帯を巻いている。書かれている文字は「障害の正義とは、独居房から天井のない監獄まで、いっしょに抵抗することである」アートは Micah Bazant と Sins Invalid による。


参考サイト



 

2014-07-19

直ちに行動を!


7月12日(土)にガザの諸団体から出された緊急アピールを、岡さんが訳してくれました。





拡散歓迎

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ガザの市民社会から緊急アピール:直ちに行動を! 

2014年7月12日

エレクトロニック・インティファーダ

http://electronicintifada.net/content/urgent-call-gaza-civil-society-act-now/13558

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私たち、血みどろの封鎖されたガザ地区に閉じ込められているパレスチナ人は、世界中の良心ある人々に訴えます。行動してください、抗議してください、イスラエルに対するボイコット・投資引上げ・制裁を強化してください。イスラエルがこの殺戮攻撃を止め、その責任をとるまで。


世界がまたも私たちに背を向けているなかで、この4日間、ガザの私たちは虐殺に次ぐ虐殺にさらされています。あなたがこの文章を読んでいるあいだにも、25人の子どもを含む120人を超えるパレスチナ人が亡くなりました。負傷者は1000人を越えます。その中には、生きている限りその人生を制約する、恐ろしい怪我を負った者たちが無数にいます。負傷者の3分の2は女性や子どもです。


私たちは知っています、多くの者が翌日まで生き延びることができない、という事実を。今晩、大虐殺の音に目覚めたままベッドに身を横たえながら、私たちの誰が、次の犠牲になるのでしょうか? 肉体を引き裂き、四肢を剥ぎ取る、イスラエルの最新式破壊兵器によって、見分けのつかない姿で次の写真に写るのは誰でしょうか?


私たちは、私たちに対する犯罪と抑圧を最終的に終わらせることを訴えます。私たちは、


  • イスラエルに対する武器輸出禁止、すなわち、このような戦争犯罪を行使するためにイスラエルが頼りにしているヨーロッパおよび合衆国から[イスラエルに対してなされる]武器供与と軍事援助を打ち切るという制裁、
  • ヨーロッパ連合とイスラエルの間の労働協約のような、すべての自由貿易協定や二国間協定の停止、
  • 2005年にパレスチナの市民社会の圧倒的大多数が呼びかけた、[イスラエル製品の]ボイコット、[イスラエルに対する]投資引上げ、制裁

を訴えます。


イスラエル体制は繰り返し繰り返し証明してきました。圧力をかけられないかぎり、孤立しないかぎり、今、まさに私たちが目にしている集団虐殺を続けるのだということを、そして、何十年にもわたる民族浄化と軍事占領アパルトヘイト政策をこれからも続けるのだということを。


私たちはこの文章を土曜の晩に書いています。爆弾がここガザ、私たちの頭上に投下されるなか、自宅で、再び、からだを硬直させながら。いったいこの攻撃はいつ終わるのか、誰にも分かりません。7歳以上の者ならだれもが、その脳裏には永久に刻まれているのです、2009年、3週間以上にわたり、330人以上の子どもを含む1400人を超えるパレスチナ人が殺されて、ガザの通りという通りに血の川が流れたことを。


白燐弾その他の化学兵器が民間地区に対して行使され、私たちの土地を汚染し、その結果、癌の増加を招きました。最近では、2012年11月下旬、1週間に及ぶ攻撃で180人以上が殺されました。


今度は何人? 200人? 500人? 5000人? 私たちは問います、世界が行動を起こするには、私たちの命がいったいどれだけ、無用の長物とされればよいのでしょうか? 私たちの血がどれだけ流されればよいのでしょうか? イスラエルが爆撃する前、イスラエル国会議員、極右政党「ユダヤ人の家」のアイェレト・シャケドは、パレスチナ人のジェノサイドを呼びかけました。


「彼ら[パレスチナ人]は消え去らねばならない。彼らが蛇を育てた肉体の家が消え去らねばならないように。さもなくば、さらに小さな蛇たちがそこで育てられよう。」


今現在、イスラエル国家ほどその性格が残忍なものはありません。私たち、その大半が子どもたちである[ガザのパレスチナ人]住民は、彼らにとってすべて蛇でしかないので

す。


ガザのオマル・グライブが言っているように、「幼い少年や少女が悪意に満ちたやり方で殺されている写真を目にするのは、心が打ち砕かれる思いだ。年輩の女性が、日が暮れて断食明けの食事をとっているときに、自宅が爆撃されて殺された写真もそうだ。彼女は、片手にスプーンを握ったまま死んでいた。その姿が頭から消え去るには長い時間がかかるだろう。」


すべての家々が標的とされ、すべての家族が殺害されています。木曜の朝早く、アル=ハッジ家の家族全員が抹殺されました。父親のマフムード、母親のバシーマ、その5人の子どもたち。事前の警告もなく、一つの家族が狙い撃ちされ、その命を奪われたのです。木曜の夜にも、同じことが再び起こりました。警告なく、さらに5人が殺されました。うち4人はガンナーム家の者たちです。犠牲者には、女性一人と7歳の子どもが含まれています。


火曜の朝、カワレの一家は、電話で、3階建ての自宅を爆撃すると告げられました。貯水タンクが攻撃を受け、家族は避難し始めましたが、やがて近隣の住民たちとともに、自宅に戻ってきました。彼らはみな、一家とともに攻撃に立ち向かうために、家にやって来た、地区全体の人々でした。イスラエルのジェット機は、屋上に大勢、人間がいるその建物を爆撃しました。民間人でいっぱいだと十二分に分かった上で攻撃したのです。7人が即死、うち5人が13歳以下の子どもです。さらに25人が負傷、8歳のセラージュ・アブドル=アールはその晩、亡くなりました。


おそらく家族は、イスラエル体制の人間性に訴えようとしたのでしょう。イスラエルであろうと、まさか人間でいっぱいの屋上を爆撃したりはしないだろうと。けれども、私たちの周りの引き裂かれた家族たちを目にすると、イスラエルの行動は人間性とは無縁のものだということは明らかです。


ほかの場所では、はっきりと「メディア」と大書きされた車両が攻撃され、フリージャーナリストのハーメド・シェハーブが死亡、ほか8人が負傷、また、赤新月社の救援車両も攻撃されました。複数の病院も攻撃され、患者は避難を余儀なくされ、さらなる負傷者が出ました。


イスラエルの野蛮さを示すこの最新のセッションは、イスラエルによる7年に及ぶ非人間的な封鎖という文脈の中で行われています。物資の主要なライフラインは絶たれ、人はガザを出入りすることもできず、その結果、今、私たちのすべての病院が報じているように医薬品および食料は極度の欠乏状態に陥っています。


イスラエルの攻撃で破壊された何千軒もの家を再建するためのセメントは[ガザへの搬入が]禁じられ、大勢のけが人や病人たちは、緊急の治療を受けるために海外に渡航することが、依然として禁じられており、600人を超える患者がそのために命を落としてきました。


さらなるニュースが入るたびに、そして、イスラエルの指導者たちが残忍さの次なる段階へ移ると約束するたびに、私たちは、さらなる恐怖が私たちを見舞うことを知っています。だからこそ、私たちはあなたたちに訴えます、私たちに背を向けないでと。私たちはあなたたちに訴えます、正義と人間性を求めて立ち上がってください。迫りくる暗黒に直面しながらも、ガザ地区に深く根を下ろして生きる勇気ある男性たち、女性たち、子どもたちを支え、その意志を示してください。国際的な行動をとるよう、私たちは強く求めます。


  • イスラエルとの外交断絶、
  • 戦争犯罪を裁くこと
  • ガザの民間人を即刻、国際的に保護すること

私たちは呼びかけます、高まりつつある国際的な、ボイコット、投資引上げ、制裁キャンペーンにあなたも参加してください。この犯罪的国家が、再び、かくも暴力的でありながら問題とされないでいる、その責任をとらせるために。


パレスチナ人が、イスラエル体制による情け容赦ない殺戮と破壊の只中で成長しなくてもよい日のために関わろうとする、イスラエルに対して批判的な大衆は世界中で増え続けています。これにあなたも加わってください。

私たちが自由に移動でき、封鎖が解除され、占領が終わり、世界のパレスチナ難民についに正義が与えられる日のために。


今すぐ行動してください。手遅れになる前に!


パレスチナ労働組合総同盟

パレスチナ大学教員協会

パレスチナNGOネットワーク(130団体の包括組織)

パレスチナ女性合同労働組合

医療民主会議

パレスチナ・ゼネラル・ユニオン

保健医療ゼネラル・ユニオン

公務員ゼネラル・ユニオン

石油化学・ガス・ゼネラル・ユニオン

農業ゼネラル・ユニオン

女性労働委員会組合

パル・シネマ(パレスチナ映画フォーラム)

青年ヘラク運動

女性闘争委員会組合

シナジー組合(女性支部)

パレスチナ女性委員会組合

女性学会

働く女性協会

プレス・ハウス

イスラエルに対するアカデミック・ボイコットを求めるパレスチナ学生キャンペーン

ガザBDSワーキング・グループ

民主的一国家グループ


【翻訳:岡 真理】



本日19日(土)京都では以下の行動があります。


午後5時〜 かぜのね(出町柳)にて

「繰り返されるジェノサイド〜私たちの応答責任〜」岡真理

https://twitter.com/KazenoneKyoto



午後7時〜8時半 三条大橋

<ガザのためのピース・スタンディング・ビジル>

・雨天決行

・キャンドル、メッセージ・ボードをご持参ください。

・なるべく黒い服でお越しください。

呼びかけ人:ピースウォーク京都、つばめクラブ

2013-06-02

【6/8@東京】クィア学会のあり方について考える集まり


6月9日(日)10時から12時にクィア学会の臨時総会が東京であります。これまでのクィア学会では、幹事会が規約を守らず総会決定を尊重しないなど、権威主義的で壊滅的な状況が続いているため、臨時総会の前日に有志で考える集まりをもちます。


     集合して近くのファミレスに移動します

  • 内容:クィア学会のあり方について考える

    最低限以下の資料は読んできて下さい。

  • 資料

    ・クィア学会総会で予算案が否決されました

    ・『クィア学会ニュース No.57』にガッカリした件

  • 参加:どなたでもご参加頂けます。

   ただし、発言者多数の場合は、翌日のクィア学会臨時総会に実際に出席する予定の人を優先します。

※そんなに人数が集まらないだろうということで、ファミレスを予定していますが、急に人数が増えると場所が取れないので、参加を予定される方は出来る限り事前に以下の呼びかけ人にご連絡ください。

  • 費用:各自ワンオーダー
  • 呼びかけ:

    ひびの まこと(hip【あっと】barairo.net 携帯090-1156-3039)

    マサキ チトセ(masaki【あっと】gimmeaqueereye.org)

2012-11-26

クィア学会総会で予算案が否決されました


 クィア学会の総会について、Twitterなどでも盛り上がっているようですね。

 規約無視による幹事会の民主主義の破壊行動は、総会では(いくつかの違和感の表明はあったものの)厳しい批判を受けることはありませんでした。幹事会に「お知らせ」を撤回させることはできましたが、私の力及ばず、いかなる謝罪も反省も得られませんでした。

 また、クィア学会の来期予算案は、総会で採決の結果、賛成多数、反対1人で、参加者の総意が得られなかったので、規約通り否決されました。時間がなく、採決に至った議案は予算案だけでした。(これまでクィア学会の総会では、過去の予算案は全て出席者の総意を得て可決してきました。しかし、幹事会の活動報告と決算は、総意を得られず否決されてきました。予算が否決されたのは今回が初めてです。)

 議長のお二人もいろんなご意見をお持ちだったとは思うのですが、議長としての責務を誠実に果たされたことに、敬意と感謝を申し上げます。「議長の仕事は、議案を可決させることではない」と議長が発言せざるを得ない雰囲気が総会にあり、そしてそういった発言をするには勇気を必要とし、またその発言が驚きを持って迎えられる、そんな総会の場だったからです。

 多くの総会参加者が、幹事会の民主主義破壊行為を容認し、それどころか幹事会を擁護する発言が相次いだことを、とても残念に思います。また、特に元現幹事会経験者などが党派的な立ち周りをし、参加者の総意を形成するための努力(意見が異なる者との合意を形成するための努力)を行わなかったことは、厳しく批判されねばなりません。

 また、予算案が否決されたことの主たる原因と責任は、幹事会にあります。総会で可決される内容の予算案を提案することができなかった/出さなかったのが、幹事会だからです。改めて言うことではないと思いますが、クィア学会の組織としての公式かつ正式な立場は、幹事会提案の予算案を否決する、というものです。幹事会は、自身の提案した予算案が総会で否決されたというクィア学会の公式かつ正式な決定に従い、その決定の意味をまじめに受け止めて下さい。なお、規約無視の「お知らせ」を行った幹事には、私は改めて、幹事の辞任を求めます。

 Twitterには後でお返事して行こうと思いますが、とりあえず私が配布した資料を、以下に載せておきます。PDFなどでリンク、そしてその後にテキストで掲載しています。


クィア学会(2012)での配布資料


クィア学会(2012)での配布資料のテキスト

議長の条件

 総会議長は規約に基づいて総会を運営する必要がある。従って、以下に同意できない者は議長になる資格が無い。

ア:本日の総会の議決の可決要件は「総意」つまり全会一致である。明示的な反対者が一人でもいれば、議案は否決される。

イ:規約やその解釈の変更には総会での可決が必要である。議長の判断で規約やその解釈を変更することはできない。

ウ:幹事会には、規約の解釈を変更する権限がないので、「規約について解釈変更のお知らせ」は無効である。

議長の責務

 一昨年の総会では、以下のような問題行動があった。

(1)総会において、穏便かつ適切に自身の意見を述べていた一会員に対して、その発言中に、その発言を妨害しようと大声を発しながら迫り来て邪魔する行為(行為者は総会出席者)

(2)ロビーにおいて、自身とは意見が異なる会員に対して、大声で声を荒げて威圧し、一方的に罵倒する行為(行為者は第1期の幹事でもある会員)

 このような行為は、被行為者に対する不当な暴力行為であり、また会内の少数意見への攻撃でもあり、更に話し合いで合意を形成して運営するという基本的な学会のルールを侵害するものである。

 このような問題行動に対しては、議長の責任でそれを制止し、またそのような問題行動を許さないという立場で司会進行に当たるのが、議長としての責務であると考えます。


(ひびの まこと  hip@barairo.net  http://barairo.net/  090-1156-3039)


第4回 (2012) クィア学会総会 資料

ひびの まこと  http://barairo.net/  hip@barairo.net  090-1156-3039

 以下のとおり、書面の形で、総会における発言を行います。

  (ただし、以下のうち時間の許す限りにおいて、部分的に直接議場で発言します)

  (幾つかの項目は、これまでの総会で確認済みのものですが、備忘録を兼ねて再掲載しています)

 幹事会は、同意できないものについては、必ず明示的にその旨を理由を添えて明らかにしてください。


■A■運営上の確認事項

【0】意見:多数の議案と、沢山の話しあうべきことがあるにもかかわらず、総会の時間を90分しか確保しなかったのは幹事会自身である。従って、総会の時間が足らないことに起因する全ての不都合は、幹事会の責任であり、幹事会が一方的に責任を負うべきである。

【1】意見:本資料の作成費は、学会予算から支出されるべきである。

【2】確認:総会においては、各幹事も会員としての議決権・投票権を持つ。(その権利を行使するかどうかは各幹事の判断)

【3】確認:各年度の総会議事録は、幹事会が作成したものに過ぎない。それは、その作成をした該当期の幹事会を拘束するが、クィア学会としての公式な記録ではない。会員は拘束されない。

→前々回の総会の議事録は、総会で実際に問題となった点を詳しく記載しておらず、決定的に不十分。ひびのの見解では少なくとも (ア)配布資料の形でひびのが「発言」した内容が全く無視されている (イ)「越権行為」も問題をスルー (ウ)風間孝代表幹事の差別発言を不記載 といった問題があった。

→前回の総会の議事録は、少なくとも (エ)「日本語要件を設ける合意は形成されなかったこと」「幹事会の判断では日本語要件を設ける権限がないこと(発表/要旨共に)」「今後あり方を検討する」という、総会での話し合いの経緯と結果を不記載 という決定的な不備がある。

【4】意見:総会で議案が否決されているにも関わらず、幹事会作成の議事録では「1名からの承認が得られなかった」と表記されるなど、否決という事態の重要性を軽視する態度が見られる。「否決」がクィア学会としての意志であり、否決されたという事実に向きあって対応するのが幹事会の責務である。

【5】確認:これまでの総会では、第1期から第3期までの全ての幹事会の活動報告が、いずれも公式に否決されている。(※昨年の総会で確認済み・備忘録)

【6】確認:第1期幹事会の活動報告が総会で否決された直後に、第1期幹事会が総会の場での再提案を約束した新たな活動報告は、現在までのところ、総会には提案されていない。

【7】確認:「査読」という用語を用いること、及びそもそも「査読」を行なうことについて、総会に案として提案されて可決されたことは、これまでにはない。(※昨年の総会で確認済み・備忘録)


■B■大会シンポジウム(幹事会の越権行為)

【1】確認:今期だけではなく、これまで開催された大会シンポジウムは全て、あくまでも該当期の幹事会が独自に主催したものであり、それらはクィア学会の見解ではない(※昨年の総会で確認済み・備忘録)

【2】質問:昨年度の総会で、大会シンポジウムについても個人発表と同様の「おことわり」をプログラムに記載するとの合意を得ているにもかかわらず、記載されていない。なぜか。またこの幹事会による総会軽視の行動こそ、学会発足以来批判され続けている権威主義と越権行為に他ならないが、あえてそれを実践する意図は何か。

◯クィア学会2011年総会議事録

*プログラムについて、個人発表には「プログラムの報告要旨に個人・パネル名で記載された内容は、あくまでもその個人・パネル構成員の見解であり、クィア学会の見解ではないことをご了解ください。」と記載されているのに、幹事会主催のシンポジウムにはその記載がないことが指摘され、来年度からはシンポジウムについても同じ記載をすることになった。


■C■国際シンポジウム「異性装とパロディー」の後援(幹事会の越権行為)

確認:ポスターを見ると、会員の事前の合意がないのに、クィア学会が他団体の企画を後援したことになっている。この記載は誤りであり、後援をしたのはクィア学会ではなく「クィア学会第4期幹事会」に過ぎないことの確認を求める。

ポスター http://www.sustain.hokudai.ac.jp/sw/jp/2012/files/2011/10/gender1.jpg

◯クィア学会第4期幹事会第5回議事録

*北海道大学で10月20日に開催される国際シンポジウム「異性装とパロディー」を後援することで合意した。


■D■要旨の日本語要件(幹事会の越権行為)

【1】質問:要旨の日本語要件を設けることに賛成した幹事は誰か。反対した幹事は誰か。

【2】質問:ひびのの要旨を受理することに反対した幹事(4人)は誰か。賛成した幹事(6人)は誰か。(池田、菅野、黒岩、佐倉、鹿野、長島、野田、前川、溝口、向井)

【3】確認:発表と要旨に日本語要件を設けてよいという合意は、クィア学会には存在しない。

【4】確認:幹事会が必要であると判断しても、総会における事前の承認がない限り、発表と要旨に日本語要件を設ける事はできない。

【5】昨年度の総会での話し合いの経過と総会合意を無視した幹事会のメンバーには、幹事の資格が無いので、幹事の辞職を求めます。


■E■規約について解釈変更のお知らせ(幹事会の越権行為)

【1】質問:「規約について解釈変更のお知らせ」の、幹事会における提案者は誰ですか。

【2】質問:「規約について解釈変更のお知らせ」への各幹事の賛否を明らかにして下さい。

【3】意見:「緊急:クィア学会の存続が危ういです!」(別紙)

【4】命令:規約を無視し会内民主主義を破壊することに手を貸した幹事には、幹事の資格がありません。学会の主権者の1人として、幹事の辞職を命じます。

【5 重要】「規約について解釈変更のお知らせ」は、幹事会によるひびのに対するハラスメントであり、不当な暴力です。総会として対応することを求めます。


■F■第1期幹事会に関連する問題

【1】確認:「会員の意見公開基準に関する第1期幹事会判断」は、総会に提案されて可決されたものではない。従ってそれは第1期幹事会の判断でしかなく、クィア学会としての意思ではない。

【2】第1期幹事会への質問:仮に、「知見共有や意見交換の場を会員に平等に保障する」という学会の原則を危うく危険があると幹事会が全会一致で判断した場合に、各会員の学問上の見解およびその発表の様式について幹事会が制限を加えることはできるか?可能であると考えるなら、その権限が与えられている規約条文を示して下さい。

【3】第1期幹事会への質問:仮に「他者の人権を侵害するので学会発表を認めるべきではない/プログラムに要旨を掲載すべきではない」という判断を幹事会が(過半数の議決で)行った場合には、幹事会はどうすべきだと考えるか。

【4】確認:一昨年の総会において、「学会発表や発表要旨について『日本語であること』という条件を幹事会の判断で課すことは可能か。可能であると考えるなら、その権限が与えられている規約条文を示して下さい」との会員の質問に対して、風間孝代表幹事は「本学会は...日本におけるクィア・スタディーズの確立・発展に寄与しようとするものである」旨の記述が「趣意文」にあることを挙げて、幹事会には日本語要件を決める権限がある、との主張を行った。この事実関係の確認を求めます。

【5】質問:「趣意文」は、その内容が「案」として学会の総会に提案されたことがありますか?あるとしたら提案者は誰で、それはいつ可決されましたか?またその時にはどんな意見が出されましたか?

【6】質問:この風間代表幹事の発言は、典型的な日本人中心主義に基づくものであり、差別発言であると私は考えます。第4期幹事会は、この発言についてどう思いますか。また幹事会として、この差別発言を検討、また何らかの取り組みをしましたか。


■今後に向けて■

【現状】

 昨年の総会でも、入会時の「承認」の文言についての幹事会による総会無視が明らかになりました。

 今年度幹事会は、「プログラムへの『おことわり』の不記載」「他団体企画への無断後援」「独自判断による『要旨の日本語要件』の設定」「規約について解釈変更のお知らせ」など、総会無視・権威主義・越権行為のオンパレードです。

 これまでの総会で継続して出されている幹事会への主な意見(要するに、総会が長引く理由)は、クィア学会や幹事会の権威主義的な体質への批判や、幹事会による越権行為への批判でした。しかしこれまで一度たりとも、幹事会はその意見と積極的に向き合って来ませんでした。むしろ「一名が反対」(に過ぎない、と言外に言っている)などのように、「そのような意見に向き合う必要はないのだ」という態度をとり続けて行きました。まさにそのような形で権威主義が実践されていたのです。

 このような状態には終止符を打つ必要があります。


【方向性】

 まずは、当たり前ですが、規約に基いて学会が運営される必要があります。幹事会は「提案機関」「草案作成機関」でしかなく、決定を行うのは総会であるという規約通りの運営が必要です。またその当然の帰結として、幹事会には、独自の判断では発表・要旨ともに「日本語要件」を設ける権限がないこと(これまでの幹事会の行動は越権行為であったこと)が確認されないといけません。過去の幹事会の越権行為の処罰までは求めませんが、幹事会の越権行為を様々な理由で会員が黙認してきたことが今の事態を招いていることを考えると、幹事会にはそもそも権限がないことの確認は不可欠です。

 それを踏まえた上で、実際にこれまで総会の場で出されてきた意見をちゃんと取り上げ、学会全体で検討し話し合うこと(そうして来なかったことを謝罪することも含めて)が必要です。どんな少数意見でも、たった一人からの意見であっても、ちゃんと取り上げてみんなで話し合い、総意をつくり上げるために会員がコストと責任を引き受けることができる、そんな文化と作風をクィア学会の場で作ることが必要です。

 またそもそも、制度化された学問の世界や、学会という存在そのものが、権威主義の場という面がある。そういう「そもそも」の問題に対して積極的に対抗していく取り組みがなされない限り、そこは必ず権威主義的な場になります。ただ単に「今期幹事会がたまたま規約無視しただけ」と考えるべきではなく、そもそも学会のあり方(「クィア学会」という名称のことも含め)や、制度化された学問の世界で「当たり前」になっていることの不当性についてまで考える必要があると思います。


【今後に向けて】

 以上の趣旨を踏まえ、今後に向けての私の意見です。

1:ひびのの要旨を受理することに反対した幹事、及び「規約について解釈変更のお知らせ」に賛成した幹事は、(真摯な謝罪と自己批判があった場合を除き)幹事を辞任する。

2:現時点では、発表と要旨に日本語要件を設けてよいという合意はクィア学会には存在しないこと、並びに、幹事会が必要であると判断しても、総会における事前の承認がない限り、発表と要旨に日本語要件を設ける事はできない事を、総会で明確にする。

3:発表と要旨に言語的な要件を設けることについては、今後会内で話し合いをすすめ合意形成を目指す。その際、初代代表幹事風間さんの総会における発言がレイシズムであるとの意見についても、会内でちゃんと検討する。

4:これまで総会で出され、幹事会が無視してきた意見を、改めてちゃんと取り上げる。それには、ひびのの書面による発言や、「権威主義」「越権行為」という論点について優先的に取り組むことを含む。これらの課題に取り組むことこそが、幹事会の果たすべき責務である事を確認する。

5:来年の大会シンポジウムで「権威主義」「越権行為」「日本語要件という人種主義」をテーマにするのはどうか。外から人を呼んでもいいし、意見が異なる会員同士の公開討論をしてもいい。

6:来年の研究大会は、学会のあり方を根本的に問い直すための場にする。拡大幹事会を開催したり、総会時間を数時間とって2日間総会を開催するなど、少数意見を尊重した会内の合意形成のためにこそ、優先的に時間とコストを割く。

2012-11-19

緊急:クィア学会の存続が危ういです!


【概要】

 クィア学会の研究大会と総会を今週末に控え、11/19に配信された「クィア学会ニュース No.57」において、クィア学会幹事会*1が学会の規約を守る意志がないことが明らかになりました。クィア学会の規約では「総会の決定は、出席者の総意による」と明示されているのですが、この【「総意」を「過半数の賛成」と解釈し直し、本日の総会から多数決で表決を行うこととします】との通告が、「お知らせ」として「クィア学会ニュース No.57」で会員に通知されました。

 そもそも「総意」を「過半数の賛成」と解釈し直す事自体が日本語の理解として無理なことです。またそもそも「会員の一部集団」でしかない幹事会が、規約の解釈を独断で変更するなどということが、許されるはずもありません。実は幹事会は、これまで、会員に無断で学会報告を日本語に限定するなど越権行為を繰り返してきました。それがここに来て、規約そのものを守らない、規約の解釈は幹事会が勝手に決めると宣言するところまできたのです。

 このままでは、学会の継続があやぶまれます。執行部である幹事会が規約を守らず、学会内民主主義が放棄されてしまっては、多様性を最大限に尊重しながら、実際に学会を継続運営し、クィア・スタディーズにとって生産的な対話の場を確保することは不可能です。

 今回の件は、今後クィア学会が存続していくことが出来るかどうかに関わる極めて重要な案件です。幹事会の行動が規約の無視と民主主義の放棄にまで至りましたので、ことの重大さに鑑み、この問題を広く公開していくことにしました。クィア学会に心を寄せる皆さん、是非、幹事会に「お知らせ」を謝罪とともに撤回するよう、声を寄せてください。外部の人のアドバイスのほうが、幹事会が冷静さを取り戻すためには、よいかもしれないのです。



【経緯】

 クィア学会の総会では、毎年たくさんの問題点が具体的に指摘され、幹事会や学会のあり方が会員から厳しく批判を受けてきました。しかし総会でも十分な時間をとって話し合いが行われたことはなく、会としての総意が形成されなかったので、これまで幹事会から提案されてきた活動報告は、一度も可決したことがありません。そもそも幹事会自体が、総会で出された意見や話し合いの経緯をまじめに受け止めようとせず、自身の権威主義的態度を改めて来なかったことこそが、活動報告の否決の理由です。

 そういったこれまでのやり取りや問題点は、以下の資料から読み取ることができます。


クィア学会の中にある人種差別と権威主義

クィア学会 第3回総会における配布資料


 しかしながら幹事会は、自身のあり方を振り返る姿勢が全く見られず、逆にパワーゲームに走りました。つまり、会員の中にある意見の不一致を、当事者間の話し合いの積み重ねで合意を形成しようとするのではなく、「自分に都合の悪い意見」を無視して議題を可決できるように制度を変えようとしているのです。

 以下は、「クィア学会ニュース No.57」からの抜粋です。


<議題1の規約について解釈変更のお知らせについての事前配布資料>

>規約 第17条 (表決)総会の決定は、出席者の総意による。


この規約条文につきまして、「総意」を「全員一致」とするこれまでの総会の解釈慣行は不合理ではないか、という会員からのご意見がありました。そのご意見をもとに、幹事会で議論した結果、「総意」とはあくまで、議論を尽くして納得ずくで学会の運営を行なって行こうという精神の表現であり、その精神を踏まえつつ、多数決で総会の表決を行う、という解釈に変更することが妥当である、という判断にいたりました。


議論が熟していないものについては、決をとらず議論を継続していくことは当然ながら、決をとる必要がある際には、現状の全員一致制では、「大きな少数の声」によって、「より小さな少数の声」がかき消されかねません。声の大小にかかわらず各会員を平等に扱うことが必要であり、そのためには、決定は多数決によるべきです。そのプロセスで出された意見は、少数意見も含めて、会員内で共有していくことで、継続的な学会運営のなかで、「小さな少数の声」も含めて、多様な意見が聞こえている学会となるでしょう。


そもそも、既存の「性の規範」から外れた様々な表現、実践、運動、研究が交流し、クィア・スタディーズの発展に寄与しようとするクィア学会の会員にとって前提となるのは、個々人の多様性を尊重しあうことのはずです。それは、時として自分とは全く異なる意見を認め、それに従うことであり、また、自分の意見が総会での決と同じである場合は、自分の意見とは異なる様々な意見を持つ人々が所属している学会であることを常に認識することです。目指すべきは、「全員一致」ではなく、多様性を最大限に尊重しながら、いかに実際的に学会を継続運営し、クィア・スタディーズにとって生産的な対話の場を確保するかです。


これまでの総会では、「総意」を「全員一致」と解釈したため、数多くの議案について、議決できないままとなっています。このままでは、学会の継続があやぶまれます。


以上の理由から、「総意」を「過半数の賛成」と解釈し直し、本日の総会から多数決で表決を行うこととします。


(クィア学会ニュース No.57  2012年11月19日)


【問題点】

 文章や論理構成自体がとても稚拙なので、様々な意見を持った人達で組織的に活動することに不慣れな人が、思い勇んでやっちゃった的なものであることは明らかです。しかし狭い限られた意見の人達だけで議論していると、客観的に見たらありえないような内容のものでも、出てきてしまうことは残念ながらよくあります。

 まず、幹事会に規約の解釈を決める権限はないので、そもそもこの「お知らせ」は無効です(このことが明示的に確認されない限り、総会ではいかなる議案も話し合いに入ることはできません。)。ですので、その内容を検討する必要はないのですが、幹事会のどこに問題があるのかを考えるために、少なくとも以下の論点は問題として外せないと思います。


1:合意形成のための努力の放棄

 幹事会は、会内に実際に意見の相違があるという事実に向き合っていません。幹事会は、意見が異なるものどうしで意見交換したり、意見が異なる者と合意を形成するための努力を一切おこなっていません。むしろ逆に、どのようにして「自分たち幹事会を批判する会員」「幹事会と意見が違う人」とコミュニケーションを取らないで済ませるか、ばかりを考えています。だから、これまで一度足りとも「幹事会を批判する会員」と直接コミュニケーションを取ろうとせず、代わりに総会の可決要件の変更を出してきました。

 これは、多様性や意見の相違に向きあう練習を積んでいないということでもあるのですが、民主主義の基本を蔑ろにしているということを意味します。


2:独裁=民主主義の放棄

 会員が(幹事会も会員の一部をなします)現在の規約に問題があると感じたり、規約の解釈を変更すべきだと考えることはありえます。ではその場合にはどうすればいいのでしょうか。

 まず最初に、総会に対して、【規約の改正提案】や【規約の解釈を変更する提案】を議題として出せばいいのです。しかし幹事会がしたことは「私は現在の規約解釈に問題があると考えます。だから私が規約の解釈を変更しました。私の解釈に従いなさい」と会員に通告することでした。これは、非常にわかりやすい独裁です。「総意とは、ひびのの意見のことである。そのように解釈を変更したので、従いなさい」とひびのが言っているのと、何一つ変わりません。どうしてそんなことが出来るの?会内民主主義を放棄し、幹事会独裁に移行するとの宣言は、私には冗談にしか感じられないのですが、幹事会は真面目なのです。


3:幹事会の越権行為の常態化

 一般社会では、執行部や会の代表が会の意見を決めることが、まるで当たり前のように行われています。しかし、そういった権威主義は「クィア」には似合いません。だから、クィア学会では規約で以下のように決めています。


総会は,本学会の最高の意思決定機関として,本学会の活動に関するすべての事項を決定する.(第15条)

幹事会は,本学会の執行機関として,本学会の活動に関するすべての事項を提案し,総会の決定を執行する.(第19条)


 つまり、幹事会は「草案作成機関」「提案機関」でしかなく、すべての決定は総会で行うことが基本なのです。これは、一般で行われていることとは違う流儀であることには、注意が必要です。

 しかし残念ながら、これまでの幹事会は、一般社会と同じやり方を会員に押し付けてきました。幹事会の越権行為は、既にクィア学会では常態化してしまっています。そしてだからこそ、総会で毎回厳しい批判を受けてきたのです。

 今回の幹事会の「お知らせ」もこの延長線上にあります。そもそも幹事会には何の決定権もない、ということを、幹事会自体が受け入れていないのです。だからこそ、根本的にこれまでのあり方を振り返り、これまでのやり方とは全てをがらっと変える(規約どおりに運営する)ということが、必要なのです。


4:解釈が日本語的に無理

 規約において「総意」と書かれていたら、それはとは全会一致のこと。全員が明示的に賛成する必要はなく、明示的な反対がでなければ「総意が得られた」と言える。もし多数決で決めるのであれば、可決要件を明示する(「出席者数の過半数」「会員の2/3」など)必要がある。

 こういったごく普通の日本語の解釈を勝手に変えてしまうと、規約が規約としての体をなさなくなる。


【オマケで添削】

【現状の全員一致制では、「大きな少数の声」によって、「より小さな少数の声」がかき消されかねません。】

 「そのような危惧がある」という程度のことで、勝手な解釈変更ができるというのは無理があります。ここでは、ちゃんと、【「大きな少数の声=ひびの」によって、「より小さな少数の声」がこれまでかき消されてきたと、幹事会としては考えている】と言い切らないと、論理的には破綻しています。

 しかしそう言い切ると、ではいつ何がと具体的に検討する必要性が生じ、実際にはそのような事実はないことが明らかになるので、危惧の指摘しかできていないのです。


【時として自分とは全く異なる意見を認め、それに従うことであり】

では、幹事会はひびのの意見に従ってくださいね。自分が人に従うことは想定せず、他者が自分に従うことだけ想定してますね。さすがですw


【これまでの総会では、「総意」を「全員一致」と解釈したため、数多くの議案について、議決できないままとなっています】

 単に事実と異なります。これまで数多くの議案は、実際に採決された上で、規約に従って否決されてきたのです。「否決」というのが総会の意志であり、クィア学会の意志であり、議決の結果です。否決という結論がちゃんと出ているのに、その事実に向き合ってこなかった幹事会のあり方がよく分かる文章です。


【このままでは、学会の継続があやぶまれます】

 これも、そんな事実はないのに、なに言っているんだろうw



【提案】

 幹事会の行動が規約の無視と民主主義の放棄にまで至ったので、「お知らせ」が撤回されるか、無効であることが明示的に確認されない限り、総会ではいかなる議案も話し合えません。しかし、そこでもめていては、ホントに総会が破綻して終わりです。(もし仮に本当に幹事会が自分たちの解釈を会員に押し付けたら、総会議決の無効確認訴訟すら実際に提訴されかねないということ、ホントにわかっていないんだよね、おそらく。)

 幹事に面識がある人も、ない人も、ぜひ幹事会に対して、不当な「お知らせ」を自ら撤回するよう働きかけて下さい。閉じられた狭い人間関係の中だけで議論してきて、客観的に物事を見る事ができなくなっているので、外部からの意見はとても重要です。

(これは、幹事会だけではなくクィア学会全体の雰囲気としても言えることです。学会内部にこれだけ越権行為と権威主義とレイシズムがはびこっているのに、会員に危機感がなさすぎです。本当に信じがたい。)


※なお、総会では、納得の行く釈明と真摯な謝罪が幹事一人ひとりから聞けない限り、現幹事が提案者となる予算案を含むすべての議案に、私は明示的に反対します。自分の間違いを認められない者には幹事を続ける資格が無いので、幹事の辞任を求めます。また、開き直った幹事に対しては、今後も継続して一人ひとりの責任を公的に追及し続けます。



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緊急:クィア学会の存続が危ういです!


 

*1:ちなみに、現在の幹事は以下の人達です:向井 大策(上野学園大学教員)・池田 弘乃(東京大学大学院)・高原 幸子(大学非常勤講師)・長島 佐恵子(中央大学教員)・前川 直哉(京都大学大学院)・黒岩 裕市(大学非常勤講師)・野田 恵子(大学非常勤講師)・溝口 彰子・大橋 洋一・菅野 優香・佐伯 順子・鹿野 由行 第4期 (2011.11.13-) の役員

2012-11-08

関パレ前夜の作戦会議☆彡


明日の話で急ですが、小さな集まりを持ちたいと思います!

総領事は関パレに来るかどうかは確定的ではないとのようですが、一応来ること前提で考えてみました。

もし来られなかったとしても、みんなで沖縄差別について考える機会をつくれれば、と思います。

玉城さんの報告は、つい先日に北海道で開催された日本社会学会での報告と同じ内容で、そんな貴重な報告を大阪で聞くチャーンス!ということで、とても楽しみにしています。

あと、関西沖縄文庫にはまだ行ったことがなかったので、それもワクワク!です。


とりいそぎ、告知。

転載、転送、歓迎です(^^)v

関パレ前夜の作戦会議☆彡

日時:11/9(金)19時から

場所:関西沖縄文庫(大阪市大正区小林東3丁目13-20)

http://okinawabunko.com/

内容

・報告:フェミニズムにおける沖縄への植民地主義(玉城福子・日本社会学会大会での報告と同じもの)

・報告:米国総領事館とのこの間のやり取りについて(ひびの まこと)

・参加者による意見交換

・関パレで掲げるためのプラカードづくり


【集まりの意図1:玉城福子(fukuko_tamashiro【アットマーク】yahoo.co.jp)】

はいさい。玉城福子です。

パンセクシュアル、非モノガミー、そして沖縄人です。

今回、ひびのまことさんの関パレでのアクションの提案を聞いたとき、「いいね!」と思いました。

関西レインボーパレードは性の多様性をお祝いするパレード。

私も三回参加して、いつも元気をもらってきました!

でも、でも、と思います。

先日、米兵による集団強かん事件が沖縄で起きました。

戦後の占領期、そして、日本へ復帰してもなお基地の負担が減らない中、こうした私たち沖縄人の性は「本土」の人々より多めに危険にさらされてきました。

危険なオスプレイが強行配備され、市街地の上を飛び回り、そもそも命が危険にさらされています。

そんな中、何も行動を起こさないことって、本当に「みんな」の性の多様性を祝っていることになるのでしょうか?

みんなのパレードになるように、それぞれ声をあげませんか?


【集まりの意図2:ひびの まこと(hip【アットマーク】barairo.net)】

 米国政府を代表する総領事と直接話せる機会なんて、本当にめったにない。10年ほど前に、米国によるイラク侵略戦争に抗議するために大阪の総領事館に私が行ったときは、ドアは固く閉じられ、直接言葉をかわすことは不可能だった。

 すぐに何かが変わることはないだろう。総領事が、米国政府の政策の範囲を超えた返答をすることも無理だろう。でも、総領事が日本のセクマイのいる場所で「人権」と発言する度に、「米国政府こそ人権侵害をやめろ」「オスプレイ配備は、沖縄の人(そこにはLGBTもいる)への人権侵害だ」「米軍基地を撤去しろ」と【いつも】【いろんな人に】言われ続けたら、どうだろう。

 もちろん、10万人がオスプレイ反対集会に集まり沖縄県内すべての議会が抗議決議をしてもオスプレイが配備されてしまうのも、またそもそも沖縄に米軍基地が集中しているのも、本土に住む「私たち」一人ひとりが「無関心」によって沖縄への人権侵害、沖縄への植民地主義を容認しているからだ。

 米国政府も言っている通り、そこがどこであっても、全ての場所でLGBTの人権は守られなくてはならない。そしてそれと同様に、関西レインボーパレードを含む全ての場所で、「米国政府による沖縄への暴力を許さない」「オスプレイ反対」の声を、私は上げたい。

 セクマイの権利だって、元々は「その話はよそでやってくれ」「ここではそんな話はするな」と言われ続けてきた/いるテーマだ、ということを、思い出そう。「あなたは一人じゃない。自分の思っていることを言うことが大事だ」オバマだって、そう言っている。

 人によっては沖縄のこと以外にも米国政府に言いたいことはいろいろあると思うので、それぞれの大切なことを、一人ひとりの責任で、米国政府に伝えよう!私は今回は「オスプレイ反対」「米軍基地を撤去せよ」「米兵の暴力を許さない」と伝えようと思います。


【参考】

●「人権はみんなのもの 本土のLGBTだけを考え 沖縄やイラクの人を差別するのは ニセモノの人権」

http://bit.ly/S4iTvm

●「No! オスプレイ 米軍基地いらない 米国はイラクのLGBTを殺した」

http://bit.ly/S4izgg

●名古屋の『虹色どまんなかパレード』で、総領事の挨拶中にプラカードを掲げている様子

http://i-margin.net/post/34480770279

http://t.co/r4TpTixa

●名古屋でのアクションのまとめ

http://togetter.com/li/397796

●ひびのインタビュー

http://youtu.be/IKoYWzahAZU

●「関西アメリカンセンター(駐大阪・神戸アメリカ総領事館の広報担当部門のこと)」さまから、関西クィア映画祭2012への後援を頂きました

http://blog.livedoor.jp/kansai_qff/archives/52010112.html

2012-11-07

『関西クイア映画祭とは何か。字幕を入れるとはどういう作業か。』

映画上映付き−

徳島行きます!

『あっそう』も見れますよ!


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『関西クイア映画祭とは何か。字幕を入れるとはどういう作業か。』

映画上映付き−


日 時 : 2012年11月13日(火曜日)10:25〜11:55

場 所 : 徳島大学常三島キャンパス総合科学部1号館308教室

講 師 : ひびの まこと氏

内 容 : 毎年秋に行われる関西クイア映画祭について、映画祭の意図、目的、意義について解説し、映画祭の実務(どうやって映画を見つけてきて、選んで、上映するのか)をご説明いただきます。また字幕の付け方(技術講習編)も行います。

上映作品 『あっそう(I don't care who you are)』(10分)

監督=イノウエ イゾー、2011年作品

インターセックスとトランスジェンダーの二人の恋愛ストーリー。

関連サイト :

・ひびのまことさんのサイト(ばらいろネット)  http://barairo.net/

・関西クイア映画祭のサイト  http://kansai-qff.org/2011/schedule/e#assou

・立命館大学の学生の作品「あっそう」(10分)

http://kansai-qff.org/2011/schedule/e#assou

参加費 : 無料

(予約不要。飛び込み参加可。ただし、満席の場合、立ち見になります。)


※連絡先 徳島大学樫田研究室 Tel&Fax 088−656−9512

メールアドレス kashida@ias.tokushima-u.ac.jp


2012.10.19作成