2010-12-23
■”必死”へと続く道
自分は会社を経営している。従業員は一人(自分)だけだが経営者である。商売をして
いる。営業もたまにする。頭を下げて仕事を取ってきている。2件ほどまわるとクタク
タになる。
都会で仕事をしていた頃は”仕事をもらう”というのは考えもしなかった。ただ仕事が
存在し、それをこなす事で報酬をもらう。営業は仕事を生み出す。みんな仕事して報酬
をもらって生活している。自分も同じように生活している。ただ、仕事をもらう、とい
う、その一過程を自ら行う事が、どことなく非常に惨めな気持ちになるのだ。
なぜ惨めな気持ちになってしまうのか。その事がずっと気になっていた。変なプライドが
ある。言葉にすると非常にイタく、しかし確かに存在する認識が有る。ものすごく頑張っ
て言葉にするなら”放っておいても自分の実力なら仕事が舞い込む”というものだろう。
自分に”アホか!”と言いたい。”甘えるな!”と言いたい。言葉にする一瞬前の自分
を罵倒する。でも言葉にすると少しスッとした。自分はアホで甘えていた。ただ、その
認識が持てただけで、少し幸せを感じる。
自分はカーネル技術者である。オペレーティングシステムの心臓であるカーネルに詳しい。
カーネルしか興味が無い。カーネル技術に貢献できる人生でありたい。カーネルの勉強ば
かり高校2年の頃から17年もやってきた。人生の半分を越えている。それなりに誇りも
有る。ただ、高校2年の頃から画期的なカーネルを開発する、という目標は少しも進ん
でいない。何も出来ていないが、しかし、このまま老いてたまるか。すごく焦りと惨め
な気持ちになる。
なぜ惨めな気持ちになってしまうのか。その事が気になる。何かがある。それがとてつ
もなく言葉にできない。
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