今年もやって来ました。
ブダペスト日本人学校【もちつきカルタ大会】
かつてこの学校の関係者だった(お子さんが通っていた、自分が通っていた、ここで教えていた・・・)方々にとっては
「おぉ・・・・今年もその時期が来たかぁ・・・。」と、軽い武者震いを覚えてしまうような(笑)、そんな新年最初の学校行事。
今日1月15日(金)はその初日で〈予選リーグ〉のが行われ、
明日16日(土)が〈決勝トーナメント〉(学年によっては決勝もリーグ戦)。
そして、明日の〈決勝トーナメント/リーグ〉が終わって、それぞれの学年での勝者が決まったら、そのあとは昼食を挟んで楽しく美味しい「もちつき体験」。
そう。美味しいお餅は、まるで頑張ったあとのご褒美のよう・・・。
【もちつきカルタ大会】という名前ではありますが、メインはやはり【カルタ】
(・・だと私には思えます)
この【カルタ大会】、今日(予選)の試合の成績によって、明日(決勝)の配置(対戦相手)が決まります。
なので、初日で「予選敗退」となる子は一人もいません。
毎年、全校児童・生徒がまんべんなくほぼ同じ数の試合数をこなしながら、それぞれの学年グループ内での勝者を絞り込んでいけるような対戦表が作られているのですが、この対戦表がまたよく出来ていています。
私がこの行事を見るのは今年で3回目ですが、いつも先生方のご苦労の跡がうかがえます。
(・・と見えるだけで、実はマニュアルとかがあってチャチャチャッとできるものなのかも)
これはこちらは一昨年(2014年1月)のもの。このような対戦表に従って2日間の熱戦が繰り広げられるのです。
この「熱戦が繰り広げられる」なんて表現、とっても使い古された、というか言葉選びに詰まったら誰もが使ってしまいそうなちょっと安易な表現のような気もしますが・・・
でも、実際、まさにそんな感じの2日間。
特に低学年の子たちの真剣な眼差しには心を打たれます。
一枚札を取るごとに「はい!」と教室中に響き渡る元気な声。
一生懸命やっているのにだんだん相手に押されて自分の札が取れなくなってくると、試合途中から悔し涙がポロポロ流れ出てしまう女の子。
今までの練習では軽く勝てていたはずの相手になぜか苦戦して、顔をこわばらせながらも最後まで戦う子。
応援に来ている保護者(私たち)にも妙に伝わる緊張感。
この大会のカルタの対戦は、
小学校1年生〜4年生は《俳聖カルタ》、
《俳聖カルタ》は、1,2年の部と3,4年の部に分かれていますが、
《百人一首》は小5から中学生全学年での勝負になります。
過去2回は、我が家の子どもたちは二人とも《俳聖カルタ》でしたが、
今年からみどりは上級生グループとなり《百人一首》。
マンガ『ちはやふる』でしっかりイメージトレーニングを積んで(笑)、この日に挑みました。
おかげでまずまずの成績で決勝トーナメント進出。
「どうして興味のない子までみんなカルタをしなくちゃならないんだろう・・・?」などと直前まで前向きな気持で練習出来ていなかった草太(👈こういう子も中には必ずいるものです・・・)も、本番はなんとか集中力を保てて、なかなかの成績で明日の決勝リーグへ進むことができました。
明日はいよいよ決勝。
土曜日で仕事が休みのお父さんたちも応援に来られるので、今日よりも多くのギャラリーが見守る中、常に1対1の勝負が続きます。
子どもたちにとっては、運動会よりもドナウ祭(学習発表会)よりも『自分との戦い』を実感できるであろうこの【カルタ大会】。
最後の最後までがんばる姿をしっかりと応援してこようと思います。
そして
「応援」といえば・・・
今日からバーレーンでは男子ハンドボールの【アジア選手権】が始まっています。
ハンガリーで合宿中だった全日本男子の練習試合を応援に行ったのはちょうど一週間前。
その後も、ハンドボール関係の過去の記事を探したり、メカル選手のブログにも今まで以上にちゃんと目を通すようにしていたら、じわりじわりとメカル選手以外のメンバーも身近な存在になってきました(笑)
明日が初戦の韓国戦!
16日(土)の午後10時(日本時間)からってことは、ハンガリー時間の午後2時ってこと??
うわぁ・・・カルタ大会終わって、お餅食べてる時間だぁ・・・・
こりゃ、帰ってきたらすぐに応援体制に入らねば!
試合はこちらで見られるようです。
(・・・・って日本の人はもっと別のチャンネルで見られるのかな?)
あぁ!
みんな頑張って!!
カルタも韓国戦も!
ハンドボールは次のカタール・オマーン・シリア戦も!