やっぱり『やもり通信』

海外生活一区切り。これからは日本の生活メインの内容になりそうだけど、タイトルはやっぱり『やもり通信』・・・で、いいかなっと。

夏のオーロラ  

 
 昨夜、もういい加減寝よう・・・と、それまで見ていたfacebookのページを閉じようとした時に

いきなり目に飛び込んできたこれ。


  『午前1時45分頃、弱いオーロラを観ました😘
  また観えるかもと思うだけで寝れません(笑)』



はいぃぃぃ〜〜〜??????


発信者はエドモントン在住・・・っていうか、
家から歩いて20分弱のところに住んでいる(そして日頃から何かと色々お世話になっている)近所の頼れるKさん


「なんですとぉぉ??」と思いつつ、思わず個人メッセージ。


《えぇぇ?? どの辺???》
《どっちの方角??》




しかし、その時、すでに時計は2時18分


ってことは、この投稿のオーロラはもう30分前・・・(TдT)

 
 それでも、もしやと思いながら外へ出ると、


 突然のメッセージに驚きつつも、まだ起きていたKさんから《北北西》と返事。


 ほ、北北西は、・・・こっちか??


《今は見えないけど》


あ・・・・・・ やっぱりね。


 でも、なんだか諦めきれず、さっきはこの辺に見えてたわけ?

 とか思いつつ、北北西の空を眺める。


 が、


 寒い。

 寒い


 なんという寒さ!!


 まったくもって信じられないくらいの寒さで、北北西に向けたカメラ、いや、スマホを持つ手が、マジに震えました。


 それでも、なんとなく、北北西と思われる方角を1枚。

 意外と街灯が明るくて、あの雲が本当に「雲」なのか、もしかしたら薄いオーロラなのか・・・判別つかず。

 
 って、これは雲でしょうけど。 



 ブルブル震えながら家に駆け込み、現在のエドモントンの気温をチェック。


 10ですか・・・・

 でも風もずいぶん吹いていたから、もっと寒く感じました・・・。


 あぁ・・・・疲れた。

 とりあえず、寝よう。



 と思って、寝室に・・・と思ったら。


《めっちゃうすいのでてる》
《ねた?》
《薄い雲みたいなので真北あたり》
《おきろーーーーおーい。》


と、立て続けにメッセージ来るし!!


ぬぉぉぉ???


と思いながら、その辺の上着を3枚羽織って再び外へ。


《まだ見える?》



《東に消えていった》




ちーーーーん。




 ちなみにさっきの《おーい、おきろー》のときのKさんの目には


こんなのが見えていたそうです。




いや〜〜〜・・・・・


なんと言いますか。

 そういえば、この家に引っ越してきて2週間ほど経ったころ(確か5月の最後の週末のころ)
エドモントンの生活情報をいろいろアップしているブログ『エドモントン情報倶楽部』に、

『昨夜のオーロラ見られた人〜〜??』
などというのを見つけ

はいぃぃ??
この時期にオーロラ??
と思ったことを思い出しました。

5月の末、という時期でしたが、別に郊外の平原へ行ったわけでもなく、
市内の住宅地で普通に見えた、というような内容で、

なぜこの時期に普通にこの辺で??
と 心底驚いたものでしたが


 今度は7月半ばに自宅周辺で遭遇しかけるとは。


 確かにオーロラは真冬の雪原にしか現れないものでは決してなく、8月・9月の一般的には「夏」と言われる時期にも発生しているし、発生場所もいわゆるオーロラベルト(緯度60〜70度くらい)からかなり下がったところでも十分に観測されているし、
(※ウィキペディア:オーロラ天空の神秘オーロラ:オーロラ完全ガイド


 さらに今のご時世、オーロラの出現を教えてくれたりするアプリもあるようなので、(ちょっと調べてみたら、目移りするほどたくさんありました・・・)
 

うん。

きっと、いつかは見れる。




 しかし「オーロラ」と言えば、

ブダペストに住んでいた時、もう気合い入れまくりで、オーロラベルトのど真ん中にあるサールセリカ(フィンランド)に6泊もしたことを思い出さずにはいられません・・。


 で、そのブダペストでは、今、【世界水泳】なるものが行われていて、友人らの興奮や感動いっぱいの投稿がfacebookにはあふれていて・・・


 正直、世界レベルの水の競技を目の前で見ている友人らが羨ましくて仕方ないけど


 でも、

「こっちにだってこんな素敵なサプライズがあるんだよーーー!!!」



と・・・・・ ここにどばーーんと書いてみたかった。



 夏のオーロラ。

 いや、もう季節なんて問いません。



 きっと見れる、

 ここ、北緯53度のエドモントンに2〜3年、真面目に(?)住み続けていれば、きっとここで(あるいはカナダ国内で)オーロラを見る機会はあると信じていますが、


 でも、



ここでは、夢が夢で終わりませんように・・・