キッチンについて/平賀さち枝

 

2016-11-29




きょう、25時のとき、真っ暗な空、冷たい空気、すこしお酒をのんで、部屋に帰るまでのあの道、とても一人ぼっちだと思った。それがなんとなく自由で、嬉しかった。
































2016-11-21

最近観た映画

香港映画花様年華」。チャイナドレス素敵だった。ラブシーンなし。

「君に読む物語」。恋人同士のデートのシーン、全て美しかった。とくにアヒルいっぱいの湖でボートを漕ぐところとか。



最近朝に聴いてるレコード

昨晩お会いしましょう/ 松任谷由実
The Children’s Corner / DEBUSSY





最近買ってるコーヒー豆
エル・パカマラル農園のエルサルバトルパカマラ






今年の暖房対策
中に着る






最近興味のあること
食器






最近よく食べている食べ物
辛子明太子







ここ数年注目している食材
生姜












最近壊れたもの
ネックレス




最近買ったもの
小さい観葉植物






最近食べたいもの
しゃぶしゃぶ






最近悲しかったこと
ピアスを紛失







最近うれしかったこと
人に喜んでもらえたこと









最近困っていること
食欲がとまらない








最近好きな女性
井川遥







次に旅したい日本
九州






次に行きたい海外
韓国












2016-11-12



今治から、高速バス広島県尾道へ。
電車でももちろん行けるので最初自分は電車に乗って向かうつもりだったのだけど、尾道わたしのライブをひらいてくださるKさんから「高速バスで来てください」という指示のようなメールが来ていたので、それに従ってバスで尾道に行くことにした。
乗ってみたら、今治から尾道へ行くまでに、バス車内から見える、瀬戸内海とみかん畑の絶景が続き、じぶんはひとしきり窓の外の景色に感動し続けていたので、
「ああ、Kさんは、きっとわたしにこの景色を見せたくてバスで来いって指定したのだなーふふふ」と思い、尾道到着後、Kさんに「わたしにあの景色をプレゼントしてくれたんですよね?だからわざわざバスで来てって言ったんですよね?」と聞いたら「ぜんぜん何も考えてなかった!電車でも来れたんだね〜!あはは!」ということだった。

尾道到着後、荷物を置いてさっそく探訪。
向島というフェリーで片道3分60円の島まで散歩。このフェリーは、通学する中高生や、夕ご飯の買い物をしたお母さん、など自動車自転車ごと船で簡単に運んでくれるので、1日に何往復も動いていて、日常的に使われているもの。
あっという間につくので、ぼーっと携帯なんかを見ていると降りるタイミングを逃してしまうので、じぶんはそれで何度も意味なく往復してしまい、乗務員のおじさんに「え!あんたまだおったんか!」と言われる始末。

尾道の港をしばらくうろうろしていた。昨日まで瀬戸内海をたっぷり堪能してきたけれど、さらにまだ尾道の海が見たい、という思いを抱いて来た。海はどこへ行っても、海だ、そうつくづく思った。
自分が18.19歳の頃、岩手の港の岸壁で、ココアを水筒につめマフラーをまき、TSUTAYAで借りてきたCDをひとりで聴くことだけが生きがいだった。その頃は海をとくべついいものだとは感じていなかったけれど、なんとなく心が落ち着くな、という思いがあったから、あったかい部屋の中で聴けばいいのにわざわざ寒い思いをして港の岸壁に通っていたんだと思う。この旅のあいだ、その頃のことをよく思い出していた。



尾道には、その土地を愛した若い移住者がとても多く、自分のライブ終わりには、ライブに来てくれた同い年くらいの女の子たちと飲屋街に向かい、その子たちがいつも友達同士で飲みに行くのだと言う「またたび」というラーメン屋へ連れて行ってもらった。ラーメン以外のおつまみも絶品でラーメン以外のものをいろいろ注文してみんな遅くまで飲んでいることもあるという。もちろんラーメンもおいしくて、自分も4種類ほどをすこしずつ食べさせてもらった。
そこへ出入りする人たちもみんな顔見知り、というかんじで、あの人はどこどこのカフェの店員さんで、だとか、この人は東京から移住していまは、なになにの活動を尾道でし始めている、だとか、いろいろ尾道に住む人のことや、おいしいご飯やさんのことなどを教えてもらった。
みんなのどかで自由な人たちで主体性が強い、という印象。


翌朝は早起きして、ひとりで千光寺へ。行きはロープウェイ
母親への御守りをひとつ選んで購入、自分は、絵馬に祈りをかいて結んできた。昼食は、海鮮丼蕎麦屋お好み焼きでそれぞれ行きたいお店があったので、どこに行こうか迷った末に海鮮丼屋に向かったが、なんと本日定休日。よしじゃあ蕎麦屋だ、と目当ての蕎麦屋へ向かったがこちらも残念ながら定休日。どちらも定休日ならしょうがない、じゃぁ、お好み焼きに大決定だな、とすがすがしい気持ちでお好み焼き「むらかみ」へ。
尾道焼きを一枚ぺろりとひとりで食べ、その後、喫茶ハライソでシナモンコーヒー。その後、Kさんのお店でお皿とクッキーを購入。その後、鳥須井八幡神社へ。

鳥須井八幡神社では、願い玉という御守りが有名らしく、願い玉をひとつ選び、それを両手のひらにしっかりはさみ、神様の前でひとつだけ願い事をお祈りしてください、と巫女さんに言われたので、その通りにした。神社をあとにし、尾道の街にさよならを告げ、電車で福山まで移動し、福山から新幹線東京の自宅へと戻った。





























2016-11-11



特急電車で、高知から愛媛今治まで。多度津乗り換えで、ぐるりと。
四国海沿いを電車が走っている時、ちょうど日没
前日は、高知城日没を見た。
二日連続で夕暮れの時に夕暮れのことを考えれるなんて、とてもしあわせ。

今治ではTさんご家族宅へ宿泊
Tさん宅にたどり着いた瞬間、旦那さんの「ただいまー、平賀さんきたよー」という声に答える奥様と、幼いぼっちゃんの「おかえりー」という声。その玄関いっぱい愛があふれていて、それだけで、泣きそうになった。
今治に到着するなり、みんなで晩御飯を食べましょう!とTさんご家族が提案してくださり、Tさん家族と、ホホホ座のスタッフYさん、ホホホ座の向かえにある喫茶アポニーのマスターと、みんなで「やきとりたかはし」。
やきとりはもちろんおいしく、その他のおつまみと絶品だった。夜にライトアップされる今治城を見ながら、お酒を飲んでやきとりを食べ、みんなでうちとけあった。
翌日、目がさめると、奥さんが朝ごはんを用意してくださった。
わたしは起きるのが一番遅くて、「おはようございます」と、ダイニングに降りると、ご夫婦と坊ちゃんの3人がニコニコしながら、すでにそのあたたかいテーブルを囲んでいた。その時いただいたのが、奥様お手製のたこ飯。レンコンや人参の和え物。さつまいものお味噌汁。そしていつも、時の隙間に奥様があたたかいお茶をいれてくれて、コーヒーは旦那さんがいれくれたのだった。



夜のライブまでは観光しよう、ということになり、島へ連れて行ってもらえることに。しまなみ海道を通り大島へ。
ペイザンというパン屋、食堂はちみつ、亀老山。亀老山の展望台では瀬戸内海をぐるりと一望。
じぶんは四国へ来てからずっと、美しい海と山に魅了され続けていた。電車からみえた日没や水平線、ここ最近の三日月にも。街のもつ独特の空気に救われて、心はどんどん元気。

瀬戸内海エネルギーと、今治で出会った人たちの愛情を体いっぱいに受けて、夜は歌を。いまの自分にできることをしっかりやろう、という気持ち。
ライブを終えて、夜はおでん屋で打ち上げ。「わたなべ商店」。
おでんはもちろん、ラーメン餃子もお酒のつまみに最高の味つけ。




翌朝は、ペイザンでテイクアウトしたパンをグリルで裏表と少し焼いて食べて、T家をあとにした。
















朝起きて、寒い。そうか、冬の朝はつらかったんだ。それだけで心の大半が縮こまるのだけど、もたもたしていられないので、お風呂にはいって、旅支度。きのうは遅く帰ってきたので、準備もせずに就寝し、朝、いただきものの和菓子をつまみながら、ばたばたとケースにいろいろつめる。
窓際の植物にたっぷり水をあげてから、家を出、飛行機で高知へ。

今晩自分が歌う会場を確認し、すぐに高知探訪。ひろめ市場。市場の中心部は、市場内で買ったものをその場で食べれるテーブル広場になっている。そこではお酒もバンバン売ってる。
すでに地元の人たちが家族や友達たちと昼間から思いっきり飲んでいるのをみて、心に火がつき、ふだん歌う前にお酒は飲まないのだけど、高知に寄り添うためにじぶんも同じようにしよう、と思った。

かつおのたたきを塩とたれ5切ずつ、あなごの唐揚げと、あおさの天婦羅を注文して一人でビールを飲んでいた。すると、隣に座っていた関西方面からわざわざ酒を飲みに来たというサラリーマンのおじさん2人と仲良くなり、最終的には、その夜の自分のライブに歌を聴きに来てくれたりした。
ライブが終わり、残った高知の若者の方々の話をすこし聞く。みんな、のどかな性格で、音楽や映画の話が好きみたい。日々のお話をきけて良かった。
昼間じぶんは飲み過ぎたので、夜はお酒は飲まなかった。

高知、ほかに行ったところは
高知城、多国籍料理ワルンカフェ、うどんの藤や




















2016-11-02

また日記をかくことを忘れていた。
わたしのこの食っちゃ寝メモ、いったいどんな方々が読んでるんだろうか。
管理の仕方もわからないので、何人の方が読んでくれているのかもまったくわからないし。だから自由に、本当のことだけをかく。

この2.3週間のあいだも、こまごまとしたことが、いろいろあった気もするのだけど、おおきく促えると、とくになにもなかった。

ニュースと言えば、前髪を、毎月切りに行かなくてもいいように、3ヶ月分の量を散髪してもらった。
なので当然、いま自分は前髪がとても短いのだけど、うーん、やっぱり、前髪には人それぞれ塩梅のいい長さ、というものがあって。みんな、そのちょうどいい塩梅をキープするためにこつこつ美容院へ行くわけであって。自分のように、めんどうだからという理由で3ヶ月分前髪を短くしてもらう、というのは根本的に間違っていたのかもしれない、と感じているところ。結果、その日から前髪が短いということばかりを毎朝気にしてしまっているわけだし。ほんとうにばかなことをした。

街はどんどん冬になる。夜もどんどん長くなる。
このまえの夏の景色はだんだんに遠くなっていってる。
そうこうしてるうちにクリスマスが来て、正月が来る。
この世では、うつりゆく季節がいちばん偉い。





誕生日に母親からみじかいメール。ざっくりと、「おめでとう、より、あなたがいてくれてありがとう。わたしの喜びであり、支えであり、宝。あなたも将来子供に恵まれるといいね。」
人生でもらったメールのなかで、自分にとっていちばんダイナミックなメールだった。ひとしきり泣く。
母親からこんな言葉をもらえるなんて、歳はとるものだなぁ。
自分は、父と母が出会ってくれたおかげで、この人生をもらった。その小さな出会いがひとつあったおかげで、自分は、旅をしたり、歌を歌ったり、花を摘んだり、人を好きになったりができる。