自噴泉。

Izuさんから三条山の写真が送られてきた。
三条山よりもこちらの方に気が向いた。
　　
東吉野にも、こんなところがあった。
温泉が地上に噴きだしているところ。
場所は高見山登山口の近く。
近くといっても、国道から歩いて１５分ぐらい山に入ったところ。
　　
Izuさんが千守氏から聞いていて、是非探したいということで宮川の帰りに寄ってみた。
写真の右側後方に自噴泉の盛り上がった吹き出し口が見える。
左側の大きなオケは温泉水の溜め置き用かそれとも露天風呂にでも使うつもりかわからないけれども巨大な代物。
道路はこの場所で行き止まりになっており、写真の場所以外にもお湯がコンコンと吹き出す箇所があった。
施設はネットで仕切られ閉鎖されているし、隣接している建物も鍵がかかっている。
温泉の温度は低いのでそのままでお風呂には利用できない。
色々と試行錯誤が行われ、現在は放置されているようだ。
　　
利用価値はわからない。
しかし、地面にまで温泉が噴き出している場所が東吉野に存在していることは知らなかった。
聞いたこともなかった。
半信半疑で、傷んだ山道を登って、珍しいものを見せてもらった。
　　
ボクは、そのままで良い、と思う。
知る人は知る、のままで。