音楽と酒と時々「・・・」

日々感じたことを健忘録的に書いていきます。

舞妓はレディ

http://www.maiko-lady.jp/index.html
T・ジョイ新潟万代 2番スクリーン
 
周防正行監督の『Shall we ダンス?』以来の喜劇作品です。
おれは『Shall we ダンス?』は観た事がなく、
その後の『それでもボクはやってない』から入ったクチなので
正直、どうなのかな〜と思いながらも、
それなりに期待しながら観ました。
 
あらすじは公式HP等に任せますが、
正直、お行儀がいい喜劇で、おれ的には少し物足りない。
下品にしろっていうことじゃなく、もっと振り切った展開は欲しい。
主人公のお稽古のシーンは
もっとあっても良いんじゃないかなと思いました。
 
ただ、ミュージカル映画なんだ、娯楽映画なんだと思えば
これくらいのライトな感じの方がありなんかなぁ。
 
全体的には楽しい映画です。
 
後半はホロリと来たし、
やはり主人公の上白石萌音さんの真っ直ぐな演技、歌声がいい。
舞妓に上がったときの佇まいはきれいだったなぁ。
 

めぐり逢わせのお弁当

http://lunchbox-movie.jp/
新潟・市民映画館シネ・ウインド

予備知識なしで観ましたが、歌と踊りの無いインド映画です。
インド映画でも、こんなシリアスというか人間ドラマな作品があるんですね。
 
あらすじは公式HP等に任せますが、
男やもめで人付き合いも避けていた“サージャン”が、
“イラ”との弁当を介した文通で気持ちが和らいでくるというか
人間味が出てくる感じが良かったけど、
 
逆に“イラ”の日常が、旦那は仕事一筋で家のことは任せっきりで興味も無く
会話もほとんど無いような男。インドではこういう家庭は多いとのことですが、
“イラ”から2人目の子供を作りたいと持ちかけても
はぐらかしてしまうところは、オイー!って切なくなってしまいました。
 
おれも家への帰りが遅く、家庭での会話も平日は朝だけだけど、
ここまで殺伐としていない…と思いたい。。。
 
反面教師としたい。
 
いい映画でした。