自分がやりたいこと、できること、必要なこと
2010年12月31日に、何となく色々見ていて、Newsweekの世界に尊敬される日本人100人の特集を見ていた。
そんな中で久しぶりにビリビリ痺れる感じを受けた人。
Mother house 代表取締役兼デザイナー 山口絵理子
”発展途上国から世界に通用するブランドを作る”
ことを目標として会社を設立、経営されている方だそうだ。
発想が凄い、と思ったのが
- ただ途上国で生産し、先進国で販売するだけじゃなくブランドを作ることを明確にしていること
- 顧客の消費活動に慈善活動を加えてしまうところ
の2点。
発展途上国で生産して先進国で販売、だったら先に行っている人は数多くいるし、それでは中々発展できない。きちんと売上げを上げて会社の規模をしっかり成長させていく(09→10で売上規模は2倍になったそうだ)中で生産者達も利益の恩恵を受けられることって凄く大事だと思う。そして今の日本にはその感じ、自分達の頑張りが将来に繋がっていく感覚が欠けていて閉塞感の一端になっているのでは?
またポイントカードのポイントが揃うとバングラディッシュに寄付が送られたりする仕組みがあることで、消費者は自分達が商品を手に入れて満足する以上に、バングラディッシュにも貢献できる充足感が得られる。こういう点はブランド作りにおいてとても大事なことだと思う。自分も革の財布が欲しいなと思っていたところなので買ってみようかな、と思った。店舗が近くにないので通販になってしまうけど、応援する意味でも。
興味がわいて調べていくうちに、自分の仕事についてずっと考えていた。
仕事をする意味って何だろう?
ただ生活するためでいいのか、自分の将来にどう繋がるのか、自分が仕事をすることによって誰かに影響を与えられているのか。。。etc...
山口さんの語る言葉によって、ちょっと道が、今後の職業を考えていく上でヒントが得られたかもしれない。ただどのみちWork Hardなのは間違いない。まずは今いるところで頑張ることが大事。
<追記>
田原総一郎氏が”第二のホリエモン”として過去に紹介していた。
こんな言い方しては偉そうだけど、やっぱりこの人のアンテナはたいしたものだと思う。