保守党調査部での最終日

(ちなみに、日付、ごまかしています…。後で読んで、自分が混乱しないよう、最終日の金曜日に書いたことにしました。)

昨年の10月からインターンを続けてきた保守党調査部での仕事も今日が最後となりました。経営コンサルティングも、スピード感のある仕事ではありましたが、基本的には数カ月のプロジェクトで成果を出す仕事です。一方で保守党の調査部は、これまでのブログのエントリからもお分かりいただけるかと思いますが、議会での審議状況やメディアの報道内容に照準を合わせているため、数時間・1日単位で成果を出し続ける仕事が多かったです。その意味では長いようで、本当にあっという間に時間が過ぎて行きました。

そんな中にあって、ここ数日は目前の仕事というよりは、やや先を見据えて、5月にある地方選挙のための仕事をしていました。この地方選挙の準備として、調査部の各担当が様々なデータを用意しているのですが、私はその中で地方ごとの経済について担当しました。様々な情報を集めて1つのスプレッドシートにまとめて、選挙活動で使えるように保存しておきます。あまりにも量が膨大なので、とてもイギリス全体をカバーしきれないため、私はロンドンとあといくつかの地域を担当しました。来週からのロンドン市長選挙でのインターンに向けて、良い準備になりました。

また数週間前に、調査部で私の面倒をみてくれている方から連絡があり、本日・最終日に首相官邸のツアーに招待してくれていました。もちろん、「実は、行ったことあります」などとはおくびにも出さず、2つ返事で参加させてもらいました。今回はオフィススペースも含めてゆっくり周らせてもらいましたが、本当に、「首相のオフィスではなく住居として建てられた」という言葉通り、家の中に突然オフィススペースがあるような雰囲気でした。官邸のすぐ裏側にはRoyal Horse Guardsがあり、窓から外を見ると、普通に観光客が歩いています。少し手前に視線を落とすと、子どものためのちょっとした遊具があります。首相官邸(10 Downing Street)の隣の財務大臣公邸(11 Downing Street)とも共有の遊具ということで、ついつい、首相と財務大臣の子どもが一緒に遊ぶ姿を想像してしまいました。。。

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これまでに、いろんな「オフィス」で働いたことがありますが、それまで通っていた「オフィス」を離れるのはいつも寂しいものです。今回、あえて嬉しいことと言えば、食のバラエティに乏しいウェストミンスターを出て、食のバラエティに富むエリアにある次のインターン場所に移ることです。あ、、、でも、このブログのタイトルはWestminsterのままです!今後とも宜しくお願いします。