Schi Heil と叫ぶために

hiroakiuno's blog

バッテリーを長持ちさせるには?

ノートPC、携帯に引き続き、iPodまで持ちが悪くなってきたバッテリー。現在ではその多くがリチウムイオン電池である。どのようにすれば長持ちするのだろうか?

リチウムイオンバッテリー考アップル - バッテリー によると、

  • フル充電あるいは完全に使い切りという状態で保存するのはよくない。
  • 高い温度で保つのもよくない。
  • バッテリー内の電子をほどほどに動作させることが重要。80%程度の充電がよい。
  • 充電できる回数が決まっておりバッテリーは消耗品である。

1回の充電回数とは、バッテリー電力をすべて使い切ることを意味していますが、充電回数が1回というわけではありません。例えば、iPodを1日何時間か使用してバッテリー容量の半分を消費した後、完全充電したとします。翌日同じことを繰り返した場合、2日分の充電は2回ではなく1回分と数えられるので、充電サイクルを1回完了するのに数日かかるかもしれません。

とのことである。また充電する際は一度放電してから充電したほうがよいと耳にすることもあるが、これはニッケルカドミウム電池やニッケル水素電池の話で、リチウムイオン電池は完全に放電しない状態で継ぎ足して充電しても問題ない(リチウムイオンにはメモリー効果がない)ようだ。某自動車メーカーで電池を研究している友人の言葉を借りれば、

電子を膜の間で適度にユラユラさせておくのがよい

とのこと。難しいことは分からないが雰囲気は伝わる。

ということで実用上は、

  • 毎日使うがほとんど電源をつけたままの自宅のノートPCは古いバッテリーで使えばよい。買い換えた新しいバッテリーは50%充電で保存しモバイルとして必要になったときに充電して使う。
  • 毎日使うわけではないデジカメは常に充電して保存しておくのではなく、使ったままにしておいてイベントがある前に充電する。
  • 会社のノートPCはモバイルとしてよく使い、いつ必要になるかも分からないため、基本的に充電しておくが帰るときは電源から抜いておく。
  • 毎日使う携帯やiPodのバッテリーは消耗品だとあきらめる。ただし充電しっぱなしには気をつける。

という感じで行こう。