恋、メロディ、濃い、メロディ 〜洋楽歌謡曲集

 あっと言う間にGWも終わり。おまけに鬱陶しい天気での通常ウィークの始まりです。こんな時は、無理に頑張ろうとせずに、とりあえず「すべきこと」だけを済ませて、定時でウチに帰って昔の大好きな曲でも聴きながら過ごすのがイチバン。
 というわけで今回は、ちょっと趣向を変えて、今聴くと「これって、歌謡曲? 筒美センセが作曲したの?」と思えてしまうような、でも私の大好きな、濃〜いメロディの(メロディアスな)洋楽たちを集めてみました。安室ちゃんや宇多田ヒカルらの登場で、今や邦楽もサウンド的には洋楽と比べて遜色ない時代になっていますから、いざ改めて70年代〜80年代の洋楽を聴き返してみると、本当にメロディアスで懐かしくて、何となく「歌謡曲」として聴こえてしまう。そんな感じなのかも知れません。
 GW明けのユウウツを振り払うべく、知らない曲も、ご存知の曲も、何となく懐かしみながら楽しんで頂ければと思います。
 まずは、こちら。「カマカマカマカマ・・」のぶっ飛びフレーズが、かつてのトシちゃんみたいです。カルチャー・クラブの「カーマ・カメレオン」(1983)。

 
  
 続いては、バブル期のカバー・シンガー・椎名恵さんが日本語でもカバーしていましたね。メロディー的にはもちろん、邦題もど真ん中の歌謡曲ですね。「愛はかげろうのように」(1982)。シャーリーンさんの貴重なライブ映像です。

 
 
 この方はかの「紅白歌合戦」にも出場した生粋の歌謡曲歌手(笑)。シンディ・ローパー。美しいメロディの名バラード「トゥルー・カラーズ」(1986)。

 
 
 この曲はジャンルで言えばカントリーで、あまりヒットしなかったのですが、艶っぽい歌い方とか、フォークっぽいメロディとか、少し「桜前線」の頃の小柳ルミ子たんみたいな印象で、私、大好きなんです。クリスタル・ゲイル姐さんの「ハーフ・ザ・ウェイ」(1979)。

 
 
 
 次の曲は、映画「フラッシュダンス」のサントラから。そういえばこの映画の主題歌も椎名さんがカバーしましたっけ?ドナサマーのこの曲、とにかくポップで、80年代アイドルが歌っても違和感なさそうと当時から思ってました。「ロミオ」(1983)。

 
 
  
 こちらもカントリー・ソングで、ワタシの大好きな蔵出し曲。哀愁のあるメロディが素晴らしくて、当時はあまりヒットしなかったのですが、あちらでも何度もカバーされている隠れた名曲です。ロザンヌ・キャッシュ「セヴン・イヤー・エイク」(1981)。是非、聴いてみてください。

 
 
 
 さて、洋楽で哀愁歌謡といえば、私にとってはこれを外せません。かの桑田ケースケさんもいかにもなカバーをしていましたね。マーティ・バリン「ハート悲しく」(1981)。マーティさん、そういえばジェファーソンエアプレイのメンバーだったんですよね。ロックからベタな歌謡界への転向。言ってみれば、アリスの谷村さん的な感じでしょうか(笑)。

 
 
 
 最後はやっぱり、カルチャー・クラブ。結局彼らは、存在自体がアイドルだし、歌謡曲なのかな?と。「タイム」(1982)は、彼らの曲の中では少し地味でしたけれど、哀愁たっぷり、美味しいメロディたっぷりの、名曲だと私は思います。

 
 
 
 では、また。