日曜日の食卓で

とりとめなのない話が書かれていると思います

ウェブ情報印刷ソフト「ホッチキス」(仮)

インターネット上の膨大なテキストを、いつでもどこでも、気軽に読みたい(読み続けたい)時に使えるソフトを思いついてしまった。こういうアイデアを思いつくのが趣味なのだ。
たとえば、よくあるテキストサイトのような、膨大な量のテキストが記載されたページを想定してほしい。
読む時間はあまりないし、小さなモニターでは読みづらい。出来れば縦書きで読みたい。いやはっきりいって紙で読みたい。
そんな時に使うソフト、それが「ホッチキス」(仮)。
ちなみにこのアイデアは、梅田望夫の「ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)」を読みながら思いついた。思いっきりペーパーレス社会に逆行する発想である。でもちまちましたPDAとかで読みたくないし(てかもう使ってないし)、ノートブックなんか持ち歩きたくない(というか、持ってない)。紙ならどこでも読めるし、ひとかたまりの「本」「冊子」として読めるというのは、読んだ気になれて嬉しい。まだまだ本の呪縛は強い。


思いついたまま書いてみる。
まず「ホッチキス」(仮)を使って、印刷したいサイトを表示する。
iTunesみたいに、URLを入力すると、曲情報のように当該サイトのタイトル、印刷時のページ数が表示される。
もちろん、ブラウザーみたいにモニタにサイトを表示することも出来る。
で、印刷ボタンを押すと、紙のサイズに合わせて一枚二ページに振り分けて印刷する。
膨大だから、何枚かの紙が印刷される。
が、この「ホッチキス」は両面印刷をデフォルトとしている。
両面印刷機能のない、家庭で使うようなインクジェットプリンターでも。
例えば全ページ数が16ページとなった場合、必要な紙枚数は4枚(片面二ページで両面印刷するため一枚に四ページ×4枚=16ページ)。これがどのように印刷されるか。
両面白紙の4枚の紙をプリンターにセットして、印刷開始。
プリンターは次のようにプリントする
1枚目(イ)=左側に10ページ、右側に7ページがプリントされる
2枚目(ロ)=右側12ページ・左側5ページ
3枚目(ハ)=右側14ページ・左側3ページ
4枚目(ニ)=右側16ページ・左側1ページ
片面印刷が終ったので、そのままその紙を裏返して印刷機にセットする
1枚目=右側2ページ・左側15ページ(ニの紙)
2枚目=右側4ページ・左側13ページ(ハ)
3枚目=右側6ページ・左側11ページ(ロ)
4枚目=右側8ページ・左側9ページ (イ)
両面印刷の終った紙を谷折りにしてホッチキスで綴じると、右綴じで1ページが冒頭になる冊子になってる。超かんたん。
この「谷折りにしてホッチキスで綴じる」ために最初からページを割り振りして両面印刷してしまう機能、それがミソ。印刷する枚数に応じて自動でページを割り振りする訳だ。


って、ここまで書いたら「そんな機能、ワードにでもあるだろよ」と思い至ったが、あるのだろうか。ありそうだ。
じゃあ、あれだ。さっきのiTunesに見習って編集機能もつけよう。
たとえば、今度は色々なブログの記事をまとめて読みたい、なんて時。例えば「Life is beautiful」をまとめて読みたいとか。
記事毎のURLをどんどん「ホッチキス」(仮)に登録。プレイリストに曲を登録するような感じ。
登録したいサイトは「ホッチキス」(仮)の検索機能で探す。ひっかかったサイト、ブログのタイトル、サマリーが一覧されて、そこから印刷したいページ、コラムをチョイスして、印刷するための、iTunesでいえばプレイリスト(本でいえば本の題名か)を作る。そして印刷。
あなたの読みたい文章の載った短編集を、編集者気分で作れます♪
iMixみたいに、自分が編集したプレイリストを公開するともっと愉しい。


「印刷して綴じたら本になってる」っていうのが、このソフトの売り。
両面印刷機能のないインクジェットプリンタとか、そういうのを使ってる人に朗報。
できれば、表紙機能もほしい。
さっきでいえばプレイリストのタイトルが印刷されて、画像も付け加えられたりして(iTunesのジャケット印刷機能みたいな感じ)。
ブログを集約したようなプレイリストを印刷する時は、ひとつの記事が短編集の一篇のように印刷されると嬉しい。記事タイトルが表題になって一ページ分に印刷されるとか。あとテキストサイトなら章がちゃんと区別されて印字されるとか(太文字印刷とか)。
誰か作ってくれませんかねぇ、はてなユーザはプログラム組めそうな人多そうだし(笑)。


しばらく休んでいたので書くネタは増えたのだが、まずは部屋掃除だ。