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広原盛明のつれづれ日記

2016-07-21

東京都知事選は「ストップ・ザ・アベ!」のきっかけになるか、「ストップ・ザ・サトウ!」を掲げた半世紀前の都知事選勝利は、革新自治体時代の幕開けになった、「3分の2」時代を迎えて(その2)

06:47

 東京の友人たちから都知事選のいろんな情報が入ってくる。各紙が世論調査を盛んにやっているが、本当の情勢は「よくわからない」のだそうだ。有権者が1100万人を越える首長選挙など、日本中探してもどこにもないからだ。しかも選挙期間が余りにも短い。おまけに候補者が出そろったのは告示直前だった。何が何かわからないうちに選挙が始まり、騒然とした空気の中で時間がただ過ぎていくように感じる。選挙争点や対決軸がいっこうに定まらないなかで、このまま投票日を迎えていいのだろうか。

情勢が混沌としている理由のひとつは、民放テレビ局の報道が興味本位で一貫性がなく、選挙風景をただ垂れ流しているからだ。私もときどき昼の番組で候補者たちの選挙風景を見るが、みんなよく似た演説をしていて、政策の違いがわかりにくい。一片の選挙風景では捉えられないほど、東京選挙情勢は複雑極まりない。だからこそ、その複雑な情勢を解き明かすのがジャーナリズムの役割なのに、味付けもしないで生煮えの素材を並べているだけなのだ。だから、視聴者がどう判断していいか迷うのも無理がない。

一方、みなさまのNHKはもう絶望的だ。政治報道番組はいずれも「死に体」同然で、よそ者の傍観者の目で眺めているだけだ。ニュースキャスターや政治記者と称する人たちは、国民に事実を知らせようとする姿勢を失い、毒にも薬にもならない「後付けの解説」をするだけの腐った体質に成り下がっている。ドキュメンタリー番組で歴史の検証をするのもいいが、「歴史の今」を掘り下げる努力をしなければ、やがて「歴史を見る目」も濁っていくだろう。

私は、今回の都知事選を見る視角を「ストップ・ザ・アベ!」の契機になるかどうかに定めている。舛添知事の「政治とカネ」問題に伴う辞任で始まった今回の都知事選は、何よりもこのような人物を祭り上げた自公与党の責任と都議会自民・公明両党の体質を問うものでなければならない。一切の説明責任を放棄して逃走した舛添氏を無罪放免にして「だんまり」を決め込む――、もうこれだけで次の候補者としては失格だと思う。

まして、小池氏は自民党東京都連の一員であり都選出の衆院議員だ。自分も参画して都知事選候補に推薦した人物が「政治とカネ」の問題で辞任に追い込まれたというのに、あまつさえ自民党公認候補として出馬しようとする。結局、推薦を得られず取り下げたが、こんな恥知らずで無責任な行動をとる人物の正体について、これまでの「政党渡り鳥」と異名をとった彼女の変転極まりない経歴を含めてもっと焦点を当てるべきだ。

同様に、安倍政権の元閣僚であった増田氏も自民党推薦で出馬することにためらいを感じないのだろうか。増田氏は安倍政権審議会常連メンバーであり、これまで数々の重要政策の立案に関わってきた。その論功行賞として今回の推薦候補になったのであろうが、そうであれば自らの公約が安倍政権の政策と矛盾しないのかを先ず示さなければならない。自民党の政策と何の関係もない選挙の時だけの「バラマキ公約」は、都民を愚弄する以外の何物でもない。マスメディアは並べられた政策の背景分析をもっと深めるべきだ。

今から約半世紀前の1967年4月、統一地方選挙の一環として行われた東京都知事選は文字通り「天下分け目の決戦」だった。自民・民社公認の松下氏に対して、「明るい革新都政をつくる会」と社会・共産推薦の美濃部氏が対決し、美濃部220万票、松下206万票の14万票差で美濃部氏が初当選した。都知事選直前の1967年1月に行われた第31回総選挙東京選挙区においては、自民・民社両党の得票数は201万票、社会・共産両党は174万票で自民・民社が27万票リードしていた。また、都知事選と同時に行われた東京23区の区議会議員選挙でも、自民188万票、民社15万票、計203万票となり、社会・共産両党の89万票を圧倒していた。

ところが、予想に反して美濃部氏が形勢を逆転して当選した。当時のことで思い出すのは、佐藤首相が松下候補の応援に直接乗り出したとき、美濃部陣営が打ち出したスローガンが「ストップ・ザ・サトウ!」だった。この瞬間から都知事選の対決軸は松下候補を遠く飛び越え、佐藤政権打倒に転化したのである。1967年都知事選は、地方首長選挙であると同時に国政選挙にも匹敵する影響力を持った選挙だった。美濃部氏が当選したときから革新自治体時代が本格的に開幕した。東京都政で新しく打ち出された公害対策や福祉行政が佐藤政権の政策を大きく変えた。東京都政が国政に与える影響は、単なる「首長選」のレベルにはとどまらない全国的な広がりとインパクトを有していたからだ。この様子を見た田中角栄氏は、「区議選では自民党候補に投票しながら、都知事選では美濃部氏に票を投じた都民がいかに多かったか、また美濃部氏が社共両党の区議票以外にいかに幅広い都民の支持を得たか、端的に物語っているというほかない」(「自民党の敗北」、『中央公論』1967年6月号)と敗北を率直に認め、以降、自民党都市政策を大きく転換する舵を切った。

今回の都知事選は果たしてどんな選挙になるのだろうか。安倍首相増田候補の応援に直接乗り出すことはまずないだろうから、安倍政権との直接対決にはならないだろう。また、改憲問題が直接の選挙争点に上がることもないだろう。だが、憲法25条に直結する東京都政の抱える問題は、待機児童問題や待機高齢者問題ひとつを取ってみても、「アベノミクス」や「1億総活躍社会」政策ではとうてい解決し得ないほどスケールが大きい。美濃部都政の福祉政策が国の政策を根本から変えたように、野党統一候補の鳥越氏が勝利すれば安倍政権に対する政治的打撃はこの上なく大きいものになる。

 参院選中には一瞥もされなかった鹿児島県知事選では、「脱原発」を掲げる新人候補が4期目の再選を目指す保守系現職知事を破った。熊本地震の最中にあっても川内原発の運転を絶対に止めようとしない安倍政権に対する批判が、知事選を通してあらわれたのである。東京都知事選での鳥越氏の勝利は、安倍政権に対する国民的批判の声を呼び起こし、「改憲勢力3分の2」の構造を大きく変える政治的転換点になるかもしれない。「ストップ・ザ・サトウ!」ではないが、「ストップ・ザ・アベ!」への可能性を秘めた東京都知事選の勝利を願わずにいられない。(つづく)

旅マン旅マン 2016/07/21 19:06 遠く京都から鳥越陣営の勝利を願って頂いてありがたいことだ。
しかしそうは問屋は卸さない、とても困難な戦いである。寧ろ勝てる要素が少ない戦いにすら見えてしまうほどである。
鳥越さんが勝ち抜けるには、悪いが
この一期(三年余りか)で命を落とすくらいの決意で選挙戦をしてもらわないと、いうところだ。
私は渋谷で彼の演説を直に、数メートルという距離で聴いていた。
しかし、迫力に欠けるのだ。保坂さんが具体的な数値をバンバン挙げながら保育関係の世田谷区での実績を
述べていくのを、ひたすら聞くばかりといったノリで(鳥越頑張れと支持する私が見ても)正直、迫力に欠けるのだ。たしかに、人の話を聞く人柄ではある(笑)。
彼の演説回数などをしつこくマスコミは(これまたそれ自体は何ら問題ないけど…)晒すが、体力面でのなんとかだけではない不安も見ていてよぎるところもありだった。
選挙演説でひたすら『解説する』の
はナンセンスであり、いかに大衆のハートをゲットするかが肝要であるのは分かっている。鳥越さんはそこらは宇都宮さんよりも数段も勝っ たキャラ力がある。でも、弱点らしきものを突いてくるのが戦である。
多少、お御髪を振り乱してもいいじゃねえか!やれよ、アンタは青島さんじゃねーんだから。
保育園に出掛けたならそれを短時間でどう政策に活かすのかを纏めるのもジャーナリストなら苦手ではないだろう!憲法死守ならば演説回数を
あと三つくらい増やさないと(時間を工夫すればよいこと!体力に心配あるならば、だ)マスコミは大衆を
操作するぜと言いたいね。
もう1つ、この選挙戦がハッキリしない点を言えば、小池百合子の人気というのが選挙にあまり行かない層に多いという傾向であり、創価層が
増田陣営にそんなに荷担しようとしていない面もある。
繁華街でムード優先の戦術を繰り広げる小池百合子だが、受けることと
投票先まで出掛けることは別物である。そこが彼女の弱点であろう。
しかし、わけのわからんゴロツキが彼女に危害を加えるなんてことを書き込みしたおかげで、多分小池百合子人気が下がることはなかろう。一方でこれまた案の定、全方位悪口専門雑誌が鳥越叩きをやってくださった。
今や文春民主主義と言えば大袈裟かもしれないが、そんなノリでないとも否定できますかな?
文春は言い返すことだろう。
へっへっへ、ウチは『公平に』小池百合子さんも叩いてますぜってね。
よりによって松原仁が(怒)、テレビ
インタビューでこれが鳥越さんの選挙スタイルと応えていた。バッドタイミング!あまり選挙演説などをしない鳥越にますます逃げている感じを大衆に与えてしまうだろう。
言いづらいことを記せば、空中戦では劣勢である。参議院選挙中盤からは国政選挙なんてくそ食らえとばかり朝日もTBSも小池百合子、小池百合子、小池百合子一色の扱い方であった。参議院選挙なんて(私は午後以降はさすがに知らないが(笑))
ほんの数秒くらいしか口にしていなかった。新手の自民党支援、現実逃避して自民党衆議院議員でアベノミクスの忠実な信奉者である彼女の権力闘争を、参議院選挙『後に』始まる都知事選挙候補者『予定者』のために垂れ流すテレビマスコミ。これは強烈な宣伝効果があった!
もしカジノならば…不謹慎だが…増田の当選はないにオールインしますね。抵抗勢力(都議会自民党公明党のこと)にあんな時代錯誤のお触書をばら蒔かせて、なおかつ、都民に極めて馴染みのないオッサン候補者
に勝ち目はない。
あるとすれば低投票率だが、おそらくここまで煽れば参議院選挙よりは
高い投票率になることだろう。
加えて公明党の支持率が六割という
ビミョーさ。組織政党で八割辺りを押さえるのが現実のMAXなのだとは
理解もできるが、反共路線で苛烈に戦っていた公明党が、こんなに政治的に意義のある戦いで六割なのは訝しい。地方選挙だから党首までは繰り出さないというのならばこれまた解せないことである。
かねてから公明党の牙城は東京であり、信濃町こそは聖地なのである。
山口党首も東京選出の参議院議員。
本気で野党四党を叩く気ならばいつもみたいに『ナッチャンでーす』と
この三連休でも一度はやればよかろう。選挙休みなどという規則でもあるのか?
そうではなくて、小池百合子当選後の『抵抗勢力狩り』対策では?
舛添騒動での、あの変わり身の素早さは気持ち悪かった。舛添が漏らした言葉は察するに余りある(笑)。
広原先生が再三、大阪での公明党の
振る舞いを指摘されていたが、彼らの本質は『強い者に靡くこと』であり、だから私は奴らを権力カルトと
揶揄している。瀬踏みしていると見るのが妥当であろう。
創価学会婦人部にいかにも受けそうなアベノミクス信奉者小池百合子で
もある。公明党が本気で増田勝利の
ために動くのならば、早速当選した竹谷さんだっけ?あのおばさんの挨拶演説をかねて出せばよいのだ!
テレビが公明党の動きをシカトする
筈はない(笑)。
こうした面に加えて、どうも私たちが看過してしまいがちなことがあると思う。
野党四党派の投票数と自公のそれとの比例だの、選挙区戦だのといった
総数の比較をよく示している。
私もここで野党に有利と記したかもしれないが、少しひいて考えねばならない。
そう、田中康夫候補の投票数などである。つまりはお維新票込みで算盤をはじき直すことである。
端的に言えば
自民二人と竹谷+田中康夫

民主二人+山添と社民党のおまけ
で、カウントし直すべきでは?
お維新やアレとつるんだ田中康夫に
投票する人々は組織票ではなくて、
比較的政治などにも関心ありな無党派層が多数派であろう。ここは大阪ではないので、ハードなたかじん信者などは少ないだろうから(笑)。
小池百合子に無党派層が多いのはこうした層がたかっている可能性が極めて強い。だがこんなタイプは選挙に出掛けるものだ。そこが怖い。投票率が跳ね上がればピラミッドの頂上で和服に着替えて絶叫する、それはさしずめ天皇陵のてっぺんで民族衣装を着て騒ぐのに匹敵する国辱だと、ネトウヨどもに問いかけてやりたいが(笑)、そんなバカ右翼女の圧勝であろう。当時は保護法などなかったと小池百合子が言い訳しても、それこそ舛添と同様で、法的には白だが不適切極まりないハレンチな行いであり、修学旅行で文化財にいたずらするバカ生徒と大差がないことである。鳥越陣営はそんな非常識な奴に手加減することなく批判してやるべきなのだ。受け身になれば
『気合いと根性』で尻尾をふる大衆様は小池に靡く。悪口ではない、そういう、もんなのです(笑)。
では低投票率ならばどうか?小池百合子のミーハー票が一番減るので、
田中康夫票が鍵になると見る。先の参議院選挙投票率が数パーセント落ちれば、やっと互角の相撲が取れるところか。厳しい。

今回の広原先生と意見が異なるのは、鳥越さんがストップじぃ安倍晋三という切り札になるほどの政治的なムードがここ東京には発生しそうにないという点かな。
そうでありたい、そうあってほしいと切望するし、微力のまた微力ながら手伝いの1つもやるにはやるが、
なかなかそうは行かないような…。
額面上の都政へのアピールでは三人とも大差はないとメディアは報道する。私に言わせればアベノミクスをふかすと片仮名言葉を用いて喋るだけでも、小池百合子は撃墜ものなのだけど(怒)。都政と国政は別物とか憲法なんて地方選挙には無関係といけしゃあしゃあと言ってのける小池百合子のバカさ加減には、これだけ
公職に就く側が憲法遵守になめきっている現実は異常である!公職の放棄を煽るなと言ってやりたいが。
でも、いかに増田は兎も角(笑)、小池百合子が核武装もありうるだのと
マスコミアンケートに応えるような
輩でも一切、触れないのも許せないが、鳥越さんが非核都市宣言だのと演説する『背景』は実はここにあるのだ。
核武装ありと応える小池百合子さんでは、アベノミクスをふかすと、自民党に『身体伺い』でお茶を濁す小池百合子さんでは、当選してもまたまた自民党とツルム可能性すらありますよと絶叫するくらいでないと、
野党四党派の票をフルに固めることは不可能だ。
蓮舫の破壊力は実際に見て感心してしまった。あの破壊力はかつての土井さんに近いものがある。
小池陣営の近くにでも押し掛けてテレビでやり込めるようなものを演出してやれば、小池の勢いは止まる。
問題は鳥越さんがそこまでなりふり構わずにやれるか。蓮舫とコンビで
爆発的なスピーチをかませるか?
厳しい選挙戦にお上品は禁物。
劣勢を挽回するには、蓮舫とコンビで小池の非常識ぶりなエピソードと
危険な核武装論者でただの一言も自民党を離党するとも言わない、アベノミクス信奉者である『裏自民党候補者』だとガチンコバトルを仕掛けて、野党四党派の支持者を奮い立たせることしかないと思う。
いずれにせよ美濃部さんがデビューしたようなムードはここにはない!
都市部はなべて新自由主義が観念としても甘受されているのだ。
勝敗の流れはテレビで受けまくりな
小池百合子にあり、もし彼女がこけることがあれば公明党の増田への支援強化と、それなりの低投票率が重なるしかないということですな。
そこに鳥越が激烈になってアピールできるかのエンタメ性が加味されるのだ。

mkmk 2016/07/23 04:44 (okinawa)と改憲勢力3分の2をこえて
 
I HATE YOU!と前回投稿 OKINAWAで記述したのは、40数年前にアメリカ兵にレイプされた女性に投げつけられた言葉であったことを知る人も多かっただろう。
初老となった婦人が今なお忘れない、この言葉を取り上げたのは、安倍政権の態度がレイプした兵士とおなじ者であると感じたからだ。新基地建設に全力で抵抗し
身を守ろうとする沖縄の人々に対し国家権力の暴力をもって何としてでも辺野古新基地建設強行する意識には、沖縄の人々への差別意識、日本の国益への呪縛がある。
アメリカ人がもつジャップ意識、武器を背に無抵抗の人間ならどうすることもできるという獣的情念が中東でベトナムでアフガニスタンで人を殺してきた若者の心に
居すわった結果がレイプだった。再び20代の若き女性が殺されたのに、抗議集会にま参加しなかった自民党、公明党は、参議院選挙のおいて10万票の大差をつけ反基地
候補は、勝利し沖縄の民意は結晶した。地位協定の改定もアメリカ軍属という範疇の改変で終わった。
島の民意を甘く見る事は、やがて全県民の抵抗を呼び起こす事になるかもしれない。
衆参同時選挙をたくらみ抵抗からのう回戦術をとった自公両党は、小選挙区制のうえに憲法改正のための発議要件3分2の議席を得て、自民党は、様子見をしていた、
一議員を傘下に加え参議院単独過半数の勢力だ。選挙後、再び沖縄辺野古の基地建設陸上ルート、高江への米軍ヘリパッド(着陸帯)建設を強行している。
反対住民に、県外警察機動隊を動員するのは、沖縄県人機動隊の生ぬるさを嫌うからである。権力の意志とは、「こういものだぞ!!」と威嚇している。国が和解勧告を蹴り沖縄県を
提訴するという国益、公益の名のもとにとる両面作戦である。アベノ勝利は、このような事態を出現させる。

安倍自公政権が特定秘密保護法、平和の冠をつけた安保法制そのいずれもが強行採決であった。有権者の投票行動が最も変化した埼玉選挙区は、いろいろな示唆を
与えてくれた、激烈な戦いを展開した選挙区で、自民票に支持された公明西田実仁票は、前回比プラス42、000票だった。
13万票のばした共産党候補の追撃を振り切り当選した。自民票は、前回≒1.000.000票、今回898、000票、マイナス101、000票、民進党676、828
前回389000票、今回≒676、000票だったが、みんなの党票≒485、000票が得た前回票の60%弱が民進党に流れたかもしれない。自、民、公が当選した。
民進党の復調、共産党の大健闘、自民、公明の得票率の鈍化と言えるだろう。なぜなら公明票は、自民票40%〜60%が回った結果で、自公合計票は伸びていない。
当選圏ギリギリだった。全国で自民票は、たしかに伸ばしたが埼玉では、減少、公明票は、現状維持という結果であった。埼玉選挙区の野党票の進捗変化は、立憲主義
まもれ、改憲反対、民進党、共産党の前進局面となった。この結果が衛星都市埼玉の次回の衆議院総選挙にどのように結びつくかであるが、若し鳥越新知事の誕生とな
れば大きな相乗効果を東京近郊の千葉、茨城、神奈川へと波及させ、埼玉のような現象を導き出す可能性があると私は思っているが、美濃部都政誕生時の世界状況と
日本の政党の枠組みとが、あまりに違いすぎるということである。現在のドミノ倒しのような効果をえるには、野党陣営の微動だしない大きな統一戦線が必要になって
くるし日本列島の南、
OKINAWAのような闘いが必要だろうと思う。沖縄の県政と民衆は、確実に、安倍自公政権の息の根を完全に止めるだろう。安倍政権の強権と戦前復古主義は、完全につ
まずくが、野党側の戦略、戦術の構築が急がれる。今、なにをなすべきかは、野党共闘路線を今後も続けるのかどうかを国民の前に提示しなければならない時である、
それは、今回選挙で野党に投票した人々の立ち位置を明確にし力づよく前進するために必要だからなのだ。はっきりと反自公の分水嶺を作るべきなのだ。
ところで、3分2の一角を占める
おおさか維新の会の国政での前進は、間違いなくあったが、その議席増加の要因の一つは、大阪府、市の与党であり府知事、市長とも同じお維新であることにある
だろう。その意味から言えば、
東京都都知事選において、野党共闘知事を誕生させ教育投資(高校授業料無償化、国公立、私立大学生へ
の給付型奨学金創設等)社会保障(高齢者、幼児者福祉、介護士、保育園士給料の充実)特に保育園の質的充実と保育園数の絶対的増加などの現在の公約を訴え、
新知事を誕生させて、反転攻勢とすることが大事であるのは、従前にもまして、地方自治体のひとつ、ひとつの権力の掌握を時代が必要としているからなのだ。
安倍自公政権は、棄民政策で医療や薬などの分野にも及んでいる。自治体が国政の悪政から守らねばならない逆転の構造がそこにあるからなのだ。それを変革する
国政上の選挙制度に問題を解決しなければ、前には進めない。
小選挙区制が及ばない知事選挙、自治体議員選挙による勝利が民意を反映し、やがて国政レベルでの自公相手の逆転がある。
では、自治体レベルの権力の行使は、どのようなものなのか、一例を、今回の通常選挙におけるおおさか維新の会への投票行動の選択肢のなかに見ると教育無償化政策は、おおきな比重を占めていた。あれこれの政策を語るより、投票者の心を占めたのは、一つの政策
の訴えを一番に参考したと報じられている。
お維新が大阪で2議席勝ち取ったのもこの手法であり、改革者イメージの刷り込みに成功しているからである。
この党の体質やその他政策がまともに見えるのも大阪府、大阪市の権力を握っており実利を大阪の有権者にあたえているからなので実績がモノを言っている。
だからこそ一定のお維新への信頼感を抱く者でる。安倍自公政権が生活を破壊し日本の資本家が、残業代0、非正規雇用の緩和など「わが民族を捨てる」所業をしている
のに、まともに見えるのも国政の権力者だからである。マスメディアを使い愚民政策を時に、用いるからなのだ。そうではなく、まっとうな政治権力を握るための知恵を
野党側は、何処に求めるのか。今一度考えなければならないし、大衆の疲弊を体制側(経団連含)の統治責任としてはっきり見えるようにしなければならないだろう。
(破壊、保守、創造)がこの世の法則なので嘆くことはない。体制側は、常に優位なのだ。それゆえ体制選挙に持ち込み、
反共産党が票になる。共産党批判は、権力維持の道具なのだ。民進党ダメ批判は、社公合意の二番煎じで旧社会党切り崩しの手法と瓜二つである。

では、今後の反体制側の一番の優先課題は、小選挙区制の廃止と政党助成金の廃止、国会議員の特権見直しと歳費削減の道であるだろう。枡添前東京都知事の思考の
撲滅である。

何故なら政治を市民に取り戻すには、
政党政治を打破しなければならないし比例代表制と中選挙区制の併用によって個人の尊厳と価値を反映させる選挙制度が投票率アップにつながる。
民意のすそ野が広くならなければ政治のあれこれを語ることに意味がない。今日のような民意を反映しない選挙制度は、小選挙区制がうみだす、巨大与党の宰相の
独裁的権限拡大となる。独裁的為政者は、多くの国との確執をつくりだすだろう。中国共産党のように国益が個人の人権を上回るという錯覚をつくりだし、国の上
部構造をいびつなものにさせる。何故なら、その宰相と党派は、裸の王様で、彼を補完したマス、メディアとジャーナリストは、再び悔恨にまみえる時がくるだろう。
衣食住は、生きるに欠かせないが、時には、信念も大事だろう。

現状のような選挙体制が続けば、それを利用し野党が政権を奪取したとしてもだが、おおくの大衆は、(I hate you)と叫ぶだろう。同じ没個性の政治だからだ。

日本社会の現状は、今、「マルクスは、生きているならば、オーウェンも生きている。」と語った旅マンさんの指摘どおりである。
いや、彼らが生きていた時代よりもっとひどいかもしれない。憐憫の情すらもないテロと貪欲な富裕層が武器を持たずに、人を痛めつけ、殺す世である。
今、日本は、戦後71年築き上げてきた人権、平和、立憲主義が揺らぎ始めている。だが、選挙制度の立て直しの闘いと沖縄の闘いは、見事にリンクする
はずなのだが。現、選挙制度の廃止を誰も大きな声で叫ばない。

旅マン旅マン 2016/07/24 02:35 本人は控えめに、応援団が苛烈にというのが鳥越陣営の演説スタイルである。
昨日は山口二郎さんが苛烈に小池百合子を叩いていた。菅直人もなかなかの攻撃ぶりで駅前はけっこう盛り上がっていた。
当の本人は介護問題を取材的な訪問と今後の超高齢化社会問題を絡めて説明する演説で、ラストにスパイスをきかせていた。まあ悪くはない。
広原先生がリベラル21の方でこちらの話をアレンジなさっていたが、
少々言わせて頂こう。
地上戦、政党対政党という正攻法で
やれとの御指摘だということでしょう。それで(というかもうこれしか
なかろうが)よい!ただ勘違いとは
言い過ぎとしても、鳥越陣営は政党色をモロに出して戦っているのも事実ですよ。
岡田党首以外、落選したタダトモさんはともかく党首、または福島みずほさんも共闘して応援団となっている。空中戦では松原仁の乱心的な一連の発言と、勝つことのみに命懸けな女パフォーマァーに押され気味で
けっこう厳しいところにある。
地上戦で『耐えて組織戦で票の獲得』と絞るのは妥当な戦略だ。
実態は政党戦としか表現のしようが
ない。
リベラル21では公明党のベタ凪ぎ的な振る舞いを(私に触発されたかはともかく?)御指摘なさっていたと思う。
終盤戦の投票の行方は
①創価学会の増田への本気度
→小池当選後の都議会公明党の保身にシフトするかどうか?
小池を粉砕して増田で現状を維持するか、橋下形式にシフトチェンジするために婦人部票などを(自主投票名目で)回して中立を図るか?
②田中康夫票の行方
→お維新と共闘した田中に投票するようなのは、積極的投票組の傾向が相当に強かろう。小池の東京大改革に共鳴するようなバカ(思えばこの
二人、似たり寄ったりの歌舞伎者で
はないか)も現状維持の増田なんか
に興味は持てない層なはず。
彼らが寝ることはないし、小池のパフォーマンスぶりに釣られてとみるのが妥当だろう。
自民党票の三割強と田中康夫票を足してからの積み増しと捉えれば算盤の苦手な私だからミスっているかも
だが、かなりの当選候補者だろう。
その点でも、民進党、共産党などの
組織戦は妥当なのだ。
③空中戦で一矢を報いられるか?
→パフォーマンスの百合子
実直な(自民公明の)役人増田
そしてガンサバイバーの俊太郎
で、やはりハチマキにヘルメットだの、グリーン、グリーン(増田候補者もグリーン。つまり私こそ本物の自民党なのよ!と派手にアピール)
と煽り立て、あげくはピープルズパワーとどや顔で捲し立てる。
こんな女に、こんな人民革命とは真逆のアナクロ極右宗教団体幹部な小池百合子にフィリピン人は利用されているのだが(怒)、印象操作では数段彼女が勝っている。
美濃部さん時代なんて遠い昔でアラサー以下には豊臣秀吉などと同程度な歴史物語で、アラフォーならば新保守(新自由)主義論調で徹底的に悪しき『バラマキ』『赤字』都政の
ネタに使われていたことを広原先生が知っているのか知らないのか?
革新自治体が全国で多発したのは眼前にある火の粉たる公害問題などに従来の右翼陣営が後手後手だったからの方が理由としては高かろう。
勿論、戦争体験がつい先日のように
思い出せることなどもあるし、国政でいい加減な社会福祉の問題に現場の革新側がどしどしと対応していったのも分かっている。
ただ、ここらが広原先生らとの世代ギャップなのだろうが、そこに焦点を当ててもオールウェーズなんとかの夕日に感涙するような高齢層ではないと(悪口ではないぞ!念のために)直感できないのだ。
社会構造がてんで違う時の栄光を語る市民の弁士も先日の仕事帰りに見かけたが、アナクロな栄光の都立学校時代の自由談義である。中年から
若者層が食らいつく訳がない!
ガンサバイバーでも、色々文句もあるが怒りを堪えて川田龍平の話も聞いてみたが、彼の薬学なんとか話も
結局は当事者とその関係者くらいにしか共鳴していかない。
片や極右女候補者は、主張には穴だらけだが…規制緩和で保育支援と言われてもうちの近所にもあるが個人のそれで、なかなか騒音問題などで
大変だけど…思い付きでも『逆ネジ』をねじ込んでテレビで積極性を
印象付けていく。
後半戦でテレビ映像を用いて、都民の(いや、日本中が!)健康がヤバいとアピールすること、都議会民進党と多少ギクシャクしても…喧嘩の百合子をパクればよい!…築地移転問題を一からやり直すと、子供たちのお腹が危ないと主婦層に危機感を抱かせる勝負をかますなんてやれるかってことだ。
美濃部亮吉先生を邪険にするつもりはない。戦前の法政大学時代に彼が
狂った奴らに逮捕されたことや戦後の市民教養本『やさしい経済学』だったと思う。もう高校時代に
図書館で見つけて読んだ話なのでタイトルまでは失念した(笑)。ああした活動は、 かなかのものだと尊敬しているつもりだ。赤字財政については、平時に話してもみたいが、今は戦時である。頭を叩きわるのでは
なくて、頭を数えるという戦いだ。
私があえて革新自治体話に異議を唱えたのは、生活にダイレクトに響く
ネタ、大衆がヤバかもと躊躇するようなお魚の問題などで二人のゴリゴリな保守候補者と差別化を図る映像を示せるか?という問題提起にこそ
あるのだ。
勿論、もっと面白い大衆操作(別にこれは差別や詐術ではないぞ!)戦術があれば提言、提案して鳥越陣営を動かすとよい。かくもの申す私も
(他人事ではないので)微力ではあっても無力ではないと、どこかの
嫌な落選候補者の言葉を活用して、
当事者側に直言したりもしている。
演説中の拍手の程度でも案外と敏感なのが奴らなのだ。情けないが序盤よりは戦闘力が上がってきてもいる
ので、市民の側が鞭を入れなくばならんところ。
そう、無数の中のひとつの声、言葉でもぶつぶつとアラ探しをして我に正義ありと唱えるよりは、批判と参画の精神で、松下圭一さんなどが今ご存命ならばと邪推しつつ…。

2016-07-17

「改憲マスメディア」の意見が分かれている、産経は「自民、結党以来の好機」、読売は「憲法改正は幅広い合意を前提に」、日経は「憲法論議、拙速避けよ」との論調だ、この隔たりは何を意味するか、「3分の2」時代を迎えて(その1)

05:31

2016年参院選の結果は、改憲勢力が3分の2超を占めるという最悪のものとなった。戦後の政治史上はじめて、衆参両院で憲法改正発議に必要な3分の2議席を改憲勢力が占めるという由々しき事態が生まれたのだ。しかし、「改憲勢力3分の2」という圧倒的な選挙結果にもかかわらず、これを伝える「改憲マスメディア」の論調は大きく分かれている。

最右翼の産経新聞は、選挙結果を「自民、結党以来の好機」「千載一遇の好機」と捉え、投開票日翌日から連日社説や論説を総動員して、「憲法改正はいま!」とばかり前のめりのキャンペーンを張っている。7月11日朝刊では、10日夜のテレビ番組での首相の発言、「(憲法改正の国会発議に向けて)しっかりと橋はかかったんだろう。私の(自民党総裁)任期はあと2年だが、憲法改正は自民党としての目標だから落ち着いて取り組みたい」を早速引用して、「首相『改憲への橋はかかった』」との挑発的見出しで記事を組んだ。そして「今後はより強固となった政権基盤をもとに何に取り組むかが問われる。アベノミクスの加速をはじめとする景気回復への諸施策はもちろん、拉致問題北方領土問題の解決など重要課題は山積だ。何より、今回得て議席を直接的に生かせるのは憲法改正である」と安倍首相を督促した。

12日以降になると、産経紙はもう言いたい放題だ。12日の「主張」(社説)のタイトルは、「憲法改正案の作成に動け、首相は歴史的使命果たす時だ」というもの。小見出しが「9条は外せない論点だ」「公明との調整避けるな」とあるように改憲の「一丁目一番地」を9条に絞り、公明党を巻き込んで直ちに改正をめぐる議論を始めるべきだ、日本や日本国民を危機から守る上で現憲法がいかにその妨げになっているかを堂々と訴えるべきだ――と力説する。

また改憲論者が常連メンバーの「正論」(論説コラム)では、百地日大教授が護憲派の3分の1の壁を漸く突き崩すことができたと欣喜雀躍し、この機会に「速やかに憲法改正の国会発議を」と題して持ち前の強硬論を展開している。「日本会議」肝いりの百地氏の持論は、具体的には「真っ先に考えられるのは、9条2項を改正して『軍隊』の保持を明記すること、および緊急事態条項ということになろう」というもので、まさに自民党憲法改正草案の強行突破を狙うものだ。産経紙のこうした論調を読んでいると、明日にも憲法改正発議が実施されるかのような危機感に襲われるが、しかし事態はそれほど単純ではない。そのことは、同じ「改憲マスメディア」の中でも、読売新聞日経新聞とでは産経新聞とかなり論調が異なることに気づく。

7月11日の読売紙は、1面で政治部長の「腰据えて政策を」との論説を載せ、今回の参院選が「国民の間に熱気や高揚感がない静かな勝利」との見解を示した。これまで改憲勢力の先頭に立ってきた読売紙からすれば、産経紙のはしゃぎぶりと同様に、「改憲勢力3分の2」を達成した今回の選挙は「歴史的壮挙」だと評価してもおかしくないはずだ。それなのに論旨は意外に冷めていて、現在の情勢は憲法改正をめぐる政争などをしている場合ではなく、それよりも選挙戦有権者が重視した「社会保障」や「景気・雇用」の課題に直ちに取り組み、アベノミクスの腰折れを防がなければならないとする。改憲隠しで「3分の2」を獲得した安倍政権が、手のひらを返して憲法改正に着手することの危険性を指摘したものだろう。

社説も同じ論調だ。「安倍政権は、経済最優先の方針を堅持することが大切である」、「首相は、アベノミクスが全面的に支持されたと驕ってはならない。むしろ、経済再生を成し遂げるまでの猶予期間が延長されたと謙虚に受け止め、丁寧な政権運営に努めることが肝要である」とまずは経済政策第一の重要性を力説する。そして憲法改正に関しては、「憲法改正にとって改憲勢力の拡大は前進ではあるが、これで改正発議が現実味を帯びたと見るのは早計だろう」、「憲法改正には国会発議後、国民投票で過半数の賛成を得ねばならない。このハードルを考えれば、野党第1党の民進党も含め、幅広い合意が可能な項目の改正を追求するのが現実的だ」と拙速主義を戒めるのである。また選挙後の情勢についても、12日の記事は「憲法改正、険しい道」「公明、慎重な議論要求」「自民草案にこだわらず、合意形成を重視」など慎重論を補強する編集となり、社説も「『未来への投資』的確に進めよ、憲法改正は幅広い合意を前提に」と念押ししている。

読売紙の論調は、「野合批判が響いた民進」(11日社説)との見出しにもあるように、民進党野党共闘に踏み切ったことに対する批判と表裏一体になっている。前回参院選の1人区で壊滅した民主党が、今回は野党共闘で一定の成果を上げたことへの警戒感がみなぎっているのである。そこには産経紙の言うように、「改憲勢力3分の2」の情勢に乗じて一気に改憲に向かうことは得策ではなく、野党第1党の民進党を改憲論議に巻き込み、民進党を含めた改憲発議への迂回路こそがむしろ「憲法改正への早道」だとする見通しがあるのだろう。そのことは、「民進党の『左傾化』には党内外から懸念が出ている。安保関連法の廃止を求める戦術には終止符を打ち、より建設的な論戦を与党に仕掛けるべきではないか」との社説の1節にもよくあらわれている。

日経新聞は、財界の意を体しているのかもっと慎重だ。経済同友会の小林代表幹事は参院選与党が改選過半数を達成することが確実になった7月10日午後、憲法改正には全く触れず、「安倍政権の基盤が一層強化されると考えるが、持続的成長に不可欠な規制改革や構造改革、さらには長期安定政権でなければできない『国民の痛みを伴う改革』に挑戦していただきたい。特に社会保障や財政について、どの程度の水準の給付を保障するのか、どのような安定的な財源を確保するのか、抜本改革を加速すべきである」というコメントを出した(NHK、ニュースWeb)。要するに、社会保障費の思い切った削減や財政改革など、憲法改正よりも先にやることがもっとあるというのである。

このコメントを受けての7月12日の日経紙は、「憲法論議 拙速避けよ」との大型論説を1面に掲げた。論旨は、(1)憲法は国民の暮らしの基盤である。時代にそぐわないところが出てくれば改めればよい。さほどのことでもないと思えばそのままにしておけばよい。(2)現憲法のどこをなぜ書き換えたいのかという突っ込んだ議論なしに、「初めての改憲」という犒章″を追い求めるのは筋違いである。(3)憲法論議はどこから始めればよいのか。手直しすることでどういうメリットがあるのか。それを考えるのが論議の入り口だ。(4)最高法規である憲法はそうたびたび改正するものではない。政権交代のたびに書き直しては国民に信頼されなくなる。与野党が日ごろから認識をよくすり合わせておくことが欠かせない。憲法審査会はそのための場として積極的に活用したい。(5)発議に必要な議席数があるうちにと焦って論議が生煮えのままで国民投票に委ねるのは余りに無謀である。イエスかノーかの二者択一は感情的な対立を生み、国をふたつに引き裂きかねない。(6)まずは地道に論議を積み重ねる。それこそが「3分の2」の時代にふさわしい―と安倍政権を強く牽制している。

この主張には、財界本流の考え方がよく出ている。財界が安倍政権に期待するのは、国民世論を引き裂くような憲法改正を短兵急に実行に移すことではなく、長期安定政権でしかやれない「国民の痛みを伴う改革」を系統的に追求することだ。「3分の2」の議席はそのために使うべきであって、改憲だけに目を奪われるべきではない。「改憲勢力3分の2」ではなくて、「改革勢力3分の2」であることを忘れるな―というわけだ。

「改憲マスメディア」3紙の主張や論説は大きく分かれている。その背景にどんな政治戦略があるのか、今回からは「3分の2」時代の動向をウォッチしていきたい。(つづく)

旅マン旅マン 2016/07/17 11:09 ごめんなさい。
正直、これは何のインパクトもない
お話です。
あえてコメントすれば
産経は釣り球、毛鉤
読売と日経が本音ということです。
産経がお維新のような過激な立ち回りをやって、読売と日経がジェントルマンの演技をやることで(笑)たいていのバカを何となく納得させてという、そんな役割分担ですな。
過激なことをやって保守的または適当に自民党でもいいやと思う人々を
囲いこんでいくパターン。
ほら、ヤッパリ確実というか無難なのは自民党ですよね?
といった塩梅で、読売と日経が大衆を『お試し改憲くらいでもいいや』
という風潮を作っていくみたいなもんだよ。
産経の場合は『好んで買う』講読者
なので、こんな論調は当然だ。
『知を楽しむ』なんとかなんとかと
いうのが産経のエース級雑誌、正論である(笑)。だからこんなナチスの突撃隊みたいなノリでやらないと産経信者たちが怒り出すの、わかって
ねえな、先生よ(笑)。
いずれにせよ、読売と日経というのは薄汚いマスコミですな。
だから私は買わない。
産経は正直者(笑)。
読売は隠す(怒)。
→安保法制反対の国会包囲デモを唯一、隠しまくったのは読売!!
産経は安倍晋三頑張れ、野党や市民はバカという視点ながらも一面から
しっかり写真入れて載せていた。
読売は一面から政治面、テレビ欄の
すぐ裏の社会面に至るまで、一切載せてなかった!裏から三枚目の広告欄のすぐ上に、ようやくベタ扱いみたいな白黒の写真、小さな小さな写真二枚で(しかも片方は国会議事堂
メイン、もう片方は(笑)、安倍晋三頑張れの人々が写った賛成デモ)と
いう、異常に意識したキモい記事で
あった。国会包囲デモは警察発表のみで悪いやつが捕まった(笑)、賛成デモは新宿東口で主催者発表を明示する念入りな内容だ。
警察発表が主催者発表よりうんと少なくなるという流れなので、主催者発表が500人という安倍晋三頑張れデモがいかに小規模かは小学生でも簡単にわかるものだ。単純に計算しても国会包囲デモ…警察の数えかたが国会正門で数えていたこと、かなり適当だったことは国会審議でも警察側が『認めた』事実と付け足しておく…が主催者発表で100000人突破で警察側が30000人くらいというのならば、果たして主催者発表五百人なる賛成デモは警察発表ならどれくらいになるのか?あくまでも単純に比例計算だが、いかにミニミニデモなのか想像に難くない(笑)。
読売という新聞社がどんだけ危険な新聞社なのか、頭がたしかならば気づかぬはずはないと思いますがね?
小さな写真ながらしっかりと人の姿を写した安倍晋三頑張れデモ!
国会議事堂しか写してない反対デモ
という対比と、異様なまでの隠しまくりな扱いぶり。
戦前の報道管制と大差はないのではないか?
こうした新聞社が、いかにも冷静沈着に安倍晋三をタシナメルようなことをやるのは、裏返せばまともに産経のように本音を書けばしっぺ返しを食らうと自覚しているということなのだ。
これまた頭がたしかな改憲論者ならば、確実に宿願をはたすことを優先するものだ(笑)。
日経?
あんなものを大学入っておしいただくように読んでいくから(会社試験に落ちるかもとかで(笑))、どんどん鈍い若者が純粋培養されていくとまでで怒りのコメントはやめておく(笑)。広原先生の執筆意欲を削ぎそうなので。

2016-07-12

「改憲隠し」を最大争点にしたことが却って「改憲勢力3分の2超」を導いた、「改憲勢力3分の2」の罠にはまったのは民進党と共産党だ、2016年参院選を迎えて(その38)

04:28

 猛暑の最中の参院選だったのに、心の中では寒々とした風が吹きすさぶ選挙だった。選挙前も選挙中もそして選挙後も、埋めることのできない空虚感に襲われた選挙だった。国中が嘘とでたらめを振りまく安倍首相の演説に席巻され、あの得意げな表情が連日テレビ報道を通して全国に拡散された。

山口公明党代表野党攻撃も日毎にエスカレートしていった。憲法9条を廃止して国防軍の創設を謳う自民党憲法草案には一切触れず、また権力と利権欲しさの自民党との連立(野合)も棚に上げ、したり顔で野党共闘は「政策なき野合」だと非難する――。こんな厚顔無恥な人物には「政治家よ、恥を知れ!」との言葉は通じないのだろう。

日本を支配する自公連立政権のもとで行われた2016年参院選は、両党党首の品性を疑う選挙演説で始まり、そして野党共闘に悪罵を投げつけるだけの絶叫で終わった。日本中が反知性と虚構に満ちた下卑な雰囲気に包まれ、「こんな選挙には行きたくない」との空気が広がった。政治不信と政治家不信が一層強まり、政治に背を向ける人たちの列がさらに長くなった。

良識ある有権者選挙から遠ざけ、自らが囲い込んだ勢力で組織戦を展開し、有権者の半数近くが棄権する選挙を組織して自公両党で日本を支配する――、こんな選挙戦略が目に見える形で進行したのが今回の参院選だった。そのためには嘘とでたらめに満ちた安倍首相の演説も、厚顔無恥の山口代表の演説も必要だったのだろう。否、そんな政治効果を確信しているからこそ、あんな恥ずかしい下卑な言葉を口にできるのだ。

そんなことで参院選の結果について論評する気持ちを失っていたところへ、『リベラル21』(東京を中心とするジャーナリスト同人ブログ)の編集デスクから、「何でもいいから書け」との指令が下った。書いても書かなくても現状は変わらない、書くだけ無駄だと嫌がる自分を叱咤激励してとにかく一文をまとめた。この拙文は、本日7月12日の『リベラル21』に掲載されている。通常なら、同じ文章を異なる場所で発表することは慎むべきとは思うが、もはや気力が残っていない以上、拙文を再掲することをお許し願いたい。

改憲勢力3分の2」の罠にはまった2016年参院選挙、改憲勢力が序盤戦から終盤戦まで野党を圧倒した、改憲勢力の動向を中心に(その2)

〜関西から(187)〜

                広原盛明(都市計画・まちづくり研究者)

 今回の参院選は、最初から最後までほとんど流れ(情勢)が変わらなかった点が大きな特徴だ。まず序盤戦で「改憲勢力3分の2うかがう」との選挙情勢が一斉に報道されて、世論の大きな流れがつくられた。次に、終盤戦には「改憲勢力3分の2強まる」の大合唱が起り、形勢逆転の動きが封じられて大勢が固まった。そして、選挙結果は文字通り「改憲勢力3分の2超」となり、改憲勢力が予定通り粛々と勝利したのである。

選挙戦は、最初から最後までいっこうに盛り上がることなく、選挙が行われているかどうかもわからないほど街頭は静かだった(大都市中心部ではそうでなかったかもしれないが)。自公両党の間では「改憲隠し」が徹底され、候補者が連呼したのは安定政権による「アベノミクス」の続行と、野党共闘に対する口汚い中傷と悪罵だけだった。組織力に勝る自公両党は、選挙争点を徹底的に避けて選挙戦を無風状態に持ち込み、陣地戦に持ち込んで圧勝したのである。

 ここでは、選挙結果全般についての解説はもう繰り返さない。各紙とも選挙結果自体はこと細かく報道しているので、詳細はそちらの方に譲りたいと思う。私に求められているのは、その中から幾つかの注目点を見つけ出し、今後の戦いに備えるためだと思うからだ。以下、幾つかの論点を提起したい。

 第1は、自公両党の「改憲隠し」に対して、岡田民進党代表や志位共産党委員長が、彼らが「3分の2」を取れば必ず改憲を実行すると批判した戦法についてである。両氏は「改憲隠し」こそが最大の選挙争点だとして、オーソドックスな安倍政権批判を展開した。これは、改憲問題を重視する知識層や大都市リベラル層にアピールしたことは間違いない。東京で民進小川氏が辛うじて最下位当選したのは、この戦法が効を奏したからだと聞いている。

 だが、関西ではどうか。近畿2府4県(京都大阪兵庫滋賀奈良和歌山)の選挙区では、自民6議席、公明2議席、おおさか維新3議席と全員が当選し、改憲勢力が12議席のうち実に11議席を独占した。僅か残る1議席を、京都の民進が確保したにすぎない。民進は大阪兵庫滋賀奈良で現職4議席を失い、共産党も有力とされていた京都大阪で議席を得ることができなかった(大きく水をあけられた)。改憲勢力がここまで民進、共産を圧倒したのは、全国広しといえども近畿地方だけではないのか。

 改憲勢力が圧勝した背景には、実利を尊ぶ(重視する)関西の政治風土がある。「身を切る改革」を叫んで3議席をもぎ取ったおおさか維新の戦法は、この点を鋭く衝いたものだ。政党交付金には一切触れず、議員・職員定数の削減や報酬・給与カットだけを力説する彼らの公約は、議会制民主主義や市民福祉サービスの足元を掘り崩す危険な主張にもかかわらず、「議員や役人は無駄遣いばかりしている」と思い込んでいる大阪人には受けるのだ。だが、この大衆心理を理解できずに「大所高所」の演説をぶつだけでは、大阪での勝利は難しい。

 私が言いたいことは、改憲勢力に対する「原理主義」的批判だけでは有権者の心を掴むことができないということだ。自公両党が徹底的な「改憲隠し」で臨んできているときに、その意図を暴露して批判することは一定程度必要だとしても、それ以上の深みにはまると「暖簾に腕押し」状態になって、有権者は関心を失ってしまう。なにしろ相手は土俵に上がらないのだから、喧嘩のし様がないのである。「国民の怒り」が泡沫政党並みの得票しかできなかったのは、そのためである。

 そんなことよりも若者の関心事である就職や奨学金の問題、主婦が日々直面している物価上昇や預金金利の問題、高齢者が不安にさいなまされている年金や介護の問題などを具体的に取り上げ、「アベノミクス」ですべてが解決できるとする安倍政権の虚構を徹底的に追求すべきだった。同時に具体的な対案を示し、財源と方法を詳しく説明して有権者の心を掴む戦法に逸早く切り替えるべきだった。ところが、「改憲勢力3分の2」の罠にはまった民進・共産両党は、最後の最後までその罠から抜け出すことができなかった。

 「西高東低」といわれるように、今回の選挙野党共闘が成果を上げたのは、東北地方選挙区だ。1人区では秋田を除いて、青森岩手宮城山形、福島で野党統一候補が5勝1敗で自民候補に競り勝った。北海道(3人区)では、民進が3議席のうち2議席を確保して気勢を上げた。西日本、関西での野党共闘の惨敗にくらべて、北海道東北野党統一候補が勝利したのはなぜか。それはTPP問題など農業政策に的を絞り、復興問題や原発問題など具体的政策に重点を置いて選挙戦を戦ったからだ。安倍政権の政策では地域や家庭生活がなりたたなくなることを具体的に説明し、自分たちが生きていくためには野党統一候補の勝利がどうしても必要だと訴えたことが、有権者の心を強く掴んだのである。

 沖縄と福島で現職の大臣が落選したことも象徴的だった。もともと両大臣は国会答弁もままならないなど、政治家としての資質に欠けることは周知の事実だったが、それ以上に、安倍政権の閣僚である彼らでは沖縄の米軍基地問題も福島原発問題も解決不可能であることが、選挙戦を通じて明らかになったのである。とりわけ沖縄選挙区の10万票以上大差をつけての野党統一候補の圧勝は、沖縄県民の意思の強靭さを示すもので、安倍政権ではもはや米軍基地問題の解決が不可能なことを全国に知らしめた。この勝利は、他選挙区での自民勝利を帳消しするほどの一大壮挙となった。

 だが、それ以上に私を驚かせたのは、選挙中には一瞥もされなかった鹿児島県知事選で、「脱原発」を掲げる新人候補が4期目の再選を目指す保守系現職知事を破ったというニュースだった。東京都知事選についてはあれほど騒ぎ立てたマスメディアが鹿児島知事選については一度も取り上げなかったのに、川内原発を抱える鹿児島では一部の保守も含めて革新系が結束し、「原発の再稼働審査など難しいことは一般の人には理解できない」とうそぶいた伊藤知事に痛撃を食らわせたのである。安倍政権が、福島原発事故などまるでなかったかのように原発再稼働を着々と進めている現在、鹿児島県知事選の勝利は、沖縄選挙区に勝るとも劣らない衝撃を安倍政権に与えるものとなった。

改憲問題が国政の基本問題であることは変わりない。立憲主義を否定して戦後体制を根本から変えようとする安倍政権に対して、断固たる批判を加え、改憲阻止の固い決意を示すことは今後とも変わらない原則だ。だが、そのことと「改憲勢力3分の2」も罠にはまって、それだけで選挙を戦うこととは別問題だ。選挙はいつも大衆とともにある。知識層や大都市リベラル層の価値観だけでは国政選挙は戦えない。そのことを示したのが2016年夏の参院選だった。

BikeBike 2016/07/12 09:34 仰る通りです。
子供を二人持つ親としては、労働環境の改悪に対する告発、改善方法、所得税累進性強化と消費税減税のセット、きちんとした保育所の増設や保育士の待遇改善、小学一年生の壁に対する不安の解消、機会の自由を保障しない政権への批判〜奨学金制度の抜本的変更〜などを言えばもっと伸びたと思います。
それでも野党統一候補は惜敗箇所も含め、一定の成果及び信頼感の醸成は出来たのではないかとと思います。参院でさんぶんの2を許したのは13年の大敗の影響であり、次回は自民党はこれほど勝てる可能性はありません。そうした意味でも、民進は安倍の土俵にのらないことがだいじてす。

旅マン旅マン 2016/07/12 15:44 覚悟の段階などとくらーいことをた
っぷりと書いたが、蓋を開けてみると意外な負けっぷりであった。
東と西、こんなに対照的なのかとい
うことだ。
維新パワーと大昔からの保守王国だらけの西日本という土壌。これに加えて小池百合子の振る舞いひとつひとつに至るまでワイワイガヤガヤと
楽しみまくりで参議院選挙報道を放棄したテレビメディアによって自民党圧勝という中で、西日本は悲惨な
結果になっている。

そもそも一人区は大きな小選挙区みたいなもので、合区が一際目立ったが、ひとつの県に一人だけしか当選できないのは自民党が圧倒的に有利なのは自明である。
論を脇にあえて逸らせば、野党が野合だと下品なたとえを吠え立てるマスコミなどはナンセンスなんだ。
自公ひとつとっても安倍晋三をはじめとする多くの自民党議員たちは靖国にドップリつかっているような奴等で、片や公明党は創価である(笑)
無茶苦茶な野合!創価の教えと日本会議とか、絶対に成り立たないもの
である(笑)。政策面での野合ぶり以前の大問題ではないか?
政党同士が最大公約数的に政策を刷りよらせて統一候補者を出す。加えてマスコミのご教授によれば参議院選挙とは政権選択選挙ではないという。中間試験みたいなものだうんぬんと。
だとしたら圧倒的に自民党が有利な
一人区で統一候補者を野党が出すのはマスコミ的にもOKだろ(笑)。
自民党と創価公明党との長年の野合批判はご法度なのか?

統一候補者を出して、政権与党の政策を点検する面でも野党のアクションは何ら間違いなしなのだ。一人区
なのだから、与党への中間試験には
野党が統一候補者を出して争うのが
有権者にも採点がしやすいのだ。
これでやっと、保守が強い一人区で
も(与党であれ野党であれ)支持者も無党派も、分かりやすくなるし盛り上がるってもんだ。安倍晋三や山口公明党党首の主張は天につばをはくようなものだ。

とはいえ、京都以西は自民党の圧勝が際立った。ここが今回の特徴である。
野党は大分ではなんとなんとたった
千票ちょいしか差がなかった。
沖縄が大勝利だったのは折り込みすみなのでノーコメント。
愛媛しかまともな負けかたをしたところは西日本にはないのだ。
東日本の一人区では北陸と岐阜くらいであとは野党統一候補者の勝ちが目立ったのとはえらい違い。
バカにする気持ちはないが、北陸も
山陰も四国も九州も基本的には自民党王国でたとえ一人区でガチンコを
してもまず間違いなく自民党が勝つのは見えているところ。こだわった
人がやれ高知は一味違うぞとか主張しそうだが、それは無意味な議論である。京都で共産党が強いんだとか
意気がるバカとかと似たようなものだろう。
そこにきて、東北では秋田県以外は
自民党が敗れた。秋田県も下馬評ほど石井さんが圧倒したとは言えない
勝ちぶりであった。何とか進次郎な
る物まね芸能人がさくらんぼを食らって元総理の口真似をしていたが(笑)、それであの勝ちぶりだ。
長野は落下傘候補者が大勝した。
新潟は死闘の末、民進党よりも野党色の強い、アクションのみならず雄弁な女性候補者が復活した。
TPPというのは西日本では無関係な
ことなのか?愛媛はみかんの県であるが、地元の民放女性キャスター候補者が格好の良い負けかたをしたのは農政とどれだけ関係があったのだ
ろうか?
こうして死んだ子のではなく、生き残った子の年を数えることをしてみ
たが、改めて言いたい。
京都以西は自民党の圧勝!
ここが3分2の壁を乗り越えられた
敗因であると。
野党共闘路線は何ら間違いなし!
改善策を巡らせることが筋であり、
民進党の右派に党内闘争をやらせる
のだけは許してはならない。
鳥越さんの緊急記者会見は、ご本人の説明はともかく民進党内の権力闘争の(岡田や枝野側の?)反転攻勢にも思われる。
宇都宮さんは頑固にならず応援団に回ればよい。都民の労働問題などでは鳥越さんの法的サポートをしますよ言えばよい。一気に野党共闘路線が盛り上がる。
広原さんには失礼だが、たとえあの
レイシスト石原を長年のさらばせた東京とはいえ、大阪のような毒され方はしていない。
それは今回の投票結果でもハッキリ
している。
お維新の田中康夫を落とした。
人気者の蓮舫がいるとはいえ、野党の三人の方が自民党圧勝という報道内容の中でも与党の三人より獲得投票数が多いのだ。
大敗の中にも反転の火だねはまだ残ったというところか。

浪速マン浪速マン 2016/07/12 16:46 残念ながら、私の予想通りの結果と成りました。
予想外だったのは、維新の躍進(比例得票増:選挙区3確保で7増)と、共産党の得票(比例)が思ったより伸びなかった事。
これは野党協力に賛成できない支持者の反発も、大きいと思います(徳島高知が好例。棄権白票でしょう)
今回の野党4党共有政策は、安倍政権の政策:方向への反対のみ。
其れに変わり得る具体策(アベノミクス:対中北の安保政策:財源論)が出せなかったのは、各党の政策:党是が余りにかけ離れていたが為。
欧州でのリベラル大連立なら、国家体制論は無論の事、安保:外交:財政:税制:社会保障政策の基本線の一致は必須でしょう。
固い思想に裏打ちされた支持者以外の有権者(無党派層)が、野党共闘に期待し理解出来た事は「安倍政権の否定」のみです。
参院選での「3分の2」が目的ならば良しですが、衆院選:連立政権が目標ならば避けては通れない道です。
此処を後回しにして、今回の善戦を自画自賛しても自公長期政権は絶対に打ち破れない。
ゆ党と揶揄され、立ち位置が微妙だとされた維新の完勝を「大阪の地域性」で済ませては、痛い目に会うと思いますよ。
あのカリスマ:橋下氏引退後の今回選挙で、維新は大阪:近畿で大幅得票増を果たして居ます。
民進党の体たらくは自業自得ですが、共産党の得票も伸びては居ない。
将来も含めて共産党単独での政権奪取は不可能(あえて言わせて頂きます)、となると野党共闘で自公対抗するしか無い。
共産党の大胆な党綱領見直し(党名変更さえタブー視すべきでは無い)、共通政策での譲歩、現実的な現状理解(安保外交:財政)、これらを為さない限り党を支持する方々の思いや理想は、決して国政に反映されません。
思想を堅持し理想を掲げるのを諦めず現実変化を諦めるのか、大胆な意識変化で日本社会を合法的に改革すべきなのか、党指導部:党員:支持者の決断が試される時だと思います。
野党4党共闘が成された今の政治状況:政局を逃すと、次の機会は当分無いと確信しますね。
何度も言いますが、日本を動かしうるには「無党派層の支持」が不可欠です。

neznez 2016/07/12 17:11 2016年参議院選挙選挙で、安倍政権は改憲を争点から外して、有効求人倍率などの経済指標を表に立てた選挙を行ったが、選挙後には改憲ばかりを口にしている。これは、前回選挙でも同じだ。アベノミックスを前面に立てた選挙をやって、戦争法案とTPP消費増税を押し通した。国民は、またもや策略に乗せられたわけだ。

選挙結果として、自民党議席が増え、改憲勢力が三分の二を上回ったと言われており、日本の右傾化がさらに進んだと解釈されているが、果たしてそうだろうか?自民単独で過半数の121議席になったのだが、これには非改選の65議席が含まれている。今回の当選者は、56人だから前回より少ない。つまり、今回の結果だけでは、半数に届かないのだ。

2013年の選挙では、民主党が、あまりにもひどく国民を裏切り、沖縄基地を継続するわ、消費増税を決めるわ、武器輸出を決めるわ、で見放された。無理な保守迎合で混乱を招き、議席を激減させる結果となった。今回の選挙結果というのは、実は2013年選挙が大きく寄与しているのだ。今回も民進党は、議席を減らしたわけだが、それは、2010年選挙から減ったと言うことに過ぎない。

民進党の獲得議席は、2013年に比べたら、かなり増えているのだ。その中身としては、野党共闘が実現した一人区での勝利が大きい。前回2人しか勝てなかったのに対して11人の当選だから、圧倒的な結果だ。もし、野党共闘が実現していなかったら、民進党は壊滅していた。

自民党は選挙で勝利したとは言えない。現職の大臣が2人も落選していることからも、政権に対する信頼は失われていることがわかる。人口の10%を占める東京での議席が2しかなく、得票では民進党に負けている。政権党が、首都で四分の一程度の支持しか得られていないのだ。

こうした得票の動向と、議席数の落差はどこから来るかといえば、もちろん小選挙区制という選挙制度のたまものである。合区したところは全て自民党が抑えた。一人区では、野党共闘の盛り上がりでもなければ、現職で知名度が高い自民党候補を追い落とすことは、実際上難しい。比例区でも、政権にあることを利用して、タレントや有名人を集めて、票を稼がすことができる。

衆議院選挙では、重複立候補で、小選挙区の候補者は全員が復活当選する仕組みが出来上がっている。対立候補は必ず当選するとわかっている相手と戦わねばならない。奇妙な制度としか言いようがない。

強力な支持基盤を持っているかにみえる安倍政権も、実は内容的にも脆弱なのだ。これから、アホノミックスの帰結として、失政が誰の目にも明らかになれば、選挙結果は大きく変わる。だからこそ、暴走する危険があるとも言える。議会の暴走を食い止める社会運動が必要な時だ。

旅マン旅マン 2016/07/12 19:31 大筋で良い突っ込みであるとは思うが、浪花マンの指摘には一点だけ納得できない。
別に次の総理を誰にするかを争う総選挙ではないでしょ、これ!
たぶん共産党の政策転換などやれとといった思いなどは浪花より旅マンの方がうるさ型ではあろうが(笑)、
片っ端から政策を一致させて統一候補者を出すのが基本というのは無理ですよ、リアリティがない。
どういうことか?
長年共産党とその他の野党では距離がある。それでも九条を葬り去る仕上げの段階に近づき始めたこの局面で…政権選択選挙でない、政権与党への点検選挙的な要素の強い参議院選挙であるからなおさなだが…野党が自民党のイカれた憲法草案などを
明示しつつ狡猾な憲法論争隠しの選挙戦で逃げ切ろうとしている時に、
批判票を結集させようとするのは至極論理的な行動ですぜ。
勝ち負けの問題(結果論)ではなく
プロセス的な問題。
連立政権の意味なども失礼ながらち
ょっとわかっていないように見受けられましたな。いや、そんな人では書き込みからみても考えられないので(知的水準高い人だろうから)、
ズラそうとしているようにも思えましたな。
欧州のことなども触れられていたが
あそこもけっこう政策に差異はあるものですよ。
まあ、筋論としては『政権の継続性』という観点から、外交や国防などで急激な政策転換はやりにくいと
いう指摘はできるが、浪花マンの指摘には(おそらく意図的な?)仕掛けがあって、とっくの大昔に国防などで左右のおおまかなコンセンサスが出来上がっている西欧と、未だに
西欧北欧の社民勢力をNATOを認めている誤った勢力だあとか公然と批判している日本共産党の現実をチャンポンにして、野党の結集に批判的なことをやるのは、何だかな(笑)。
繰り返します!
これで安倍晋三か岡田克也かを次期
内閣総理大臣にと選択する選挙なんかではない!
日本共産党の政策転換は昭和の昔から鋭く批判していた私だが、そうした現実路線に変わりつつある彼らに
一気に全て一致させろというのは、
舌たらずな書き込みするが短兵急な
意見だね。
私も奴等には村山みたいな軽薄なやり方ではなくて…さらに言えば政権
終了後も西ドイツ社民党のような誠実な議論もしない(怒)…実質的な生活者視点と日本国憲法を遵守することを誓う政党として脱皮してほしいと思っている。短兵急なと言ったのは、そうした過渡期らしき共産党に
も参議院選挙を総選挙と同列扱いに
したような指摘を絡ませた話で野合みたいな論調を匂わせているような
?そんな点かな?
昭和の昔、あの共産党の排他主義丸出しの頭が痛くなるほどの頑迷さを
批判していた私だから言えることと
はオーバーだけど(笑)、安倍晋三というとんでもなく知的水準の低いバカがこれまた無知な(高知新聞のアンケート記事などは日本のだいたいの基準だろうて)大衆を誤魔化して
おじいちゃんの夢を果たそうとやっているときに、なんとまあ、ごもっともそうな話だと首をかしげてしま
った。
野党のそれなりの善戦を自画自賛と
指摘するのは悪いことではないと思います。
ただね、勝ち負けで結果が出たんだ
から、お仕舞いではそれこそ浪花の
アジテーター橋下徹とさして変わらないでしょ。
この通常選挙は誰がどう見ても与党の圧勝であり、野党の敗北だ。
問題はそこで敗北主義に陥るか、負けを分析し改善策を探るかなんだ。
比例で自民党が大勝したことは、まず間違いなくテレビにやられたこと
、これですよ!野党の大罪は松原仁にありです!!数少ない都知事選挙報道での都議会野党の反応という露出の機会を、奴はことごとく党内右派の宣伝に費やした(怒)。岡田克也の執行部は緩やかな四党派の共闘路線をやっている、あれが気にくわないわけだ。ある意味で浪花マンさんの主張に関連してくる面もある。
テレビCMはひたすら金にものを言わせた安倍晋三の『前進か後退か』
のオンパレード!朝からずっと小池百合子のあらゆることを垂れ流しと
いうざまでは、郵政選挙同様に選択肢は自民党だろうと強く印象づけら
れよう。そして面白いことにマスコミ各社のアンケート項目では安倍晋三に批判的な傾向が出るのに、それ
でもやっぱり安倍晋三という極右雑誌の記事タイトルのような比例投票行為となってしまったのだろう。
さもありなん、である。
選挙区戦での東西格差という現象は
TPPの東北地方、北海道での鉢呂候補者の選挙戦術の上手さなどもあるが、やはり大阪と兵庫の奴等の存在を無視できない。
元来、田舎で保守王国だらけな一人区だらけ(広島の二人、福岡の三人
くらいしか複数区はない)では圧倒的に公明党まで支援してくれる自民党候補者が『勝つに決まっている』
わけだ(笑)。
大分の髪の毛程度の勝ちと愛媛のそれなりの負けは例外中の例外であり
、しかも、それは野党四踏破の、浪花マンさんの批判するところの数合わせ優先な共闘路線のおかげであるのは明白だ。
私が違和感を強く覚えたのは、かえって防衛から外交から参議院選挙でことごとく共産党が民進党に一致させてしまったら、それこそどんな
カウンターが左右の有権者からかまされてしまうか、懸命なあなたなら
分からないわけがないということ。
共闘候補者の得票数はがた落ちになる。政権与党への点検選挙である参議院選挙、ましてや改憲問題がはらんでいるこの局面で、最低な野合に
すらなっていたことだろう。
それが政治的に…政党視点ではありませんぞ!…正しいことなのか?
結果論でそれでも自民党が勝ったやんけでは、論理のすり替えである。

選挙区戦で一人区が主流みたいな参議院選挙。石川真澄さんは『選挙制度のデパートだ』と批判なさっていたが、実質的な小選挙区である。
野党の戦略に間違いなし。
あとは共産党の路線転換ぶりと総選挙後の立ち位置の鮮明化にあり。
時間の問題もあるので、決して連立与党に入らないことをリピートすることだ。閣外協力で政権がヤバい方向にならぬやうにチェックする、安倍晋三の壊憲路線と格差拡大政策を
許さないがための野党共闘路線であると言明し、地道に現実路線を進めればよい。
複数区について言えば、大阪と兵庫以外、はたしてどこが与党圧勝なのか?神奈川がしくじったこと、これだけだろ。福岡などは初めから与野党の指定席があって、そこに相対的に票数が見込める公明党が勝ち抜けたというのが実態だ。
大阪の地域性は見立て間違い?
笑止である。
あれは異常だぜ(笑)。
熟成してるんだよ(笑)(笑)。
今回のお維新の大阪での選挙戦略の仔細は知らない。しかし、共産党候補者の得票数と維新の下の方の当選者の差を見ると愕然とさせられる。
相当なお維新信者、ファンがとぐろを巻いていることが くわかる。
名古屋の減税水かぶり右翼市長とか
東京のカリスマ俳優の極右兄貴とか
変なのは他にもいるが、投票内容を点検してみても、大阪だけは突出している。
まあ、名前に浪花がつけられらだけにその特異性には鈍感なのかもしれないが、あれは総保守層と断言できないだけのものがある。
その点ではあなたの他の折にもあった指摘は面白いと思っている。
どこかのコピペ好きとは違って切れ味がよいところありなので感心はしております(笑)。

旅マン旅マン 2016/07/12 19:49 ストップじぃ安倍晋三!
ちょいワルおやじが案外とわからんことはわからんとサッパリとした語り口で立候補宣言をした!
ここでさんざん言わせてもらったが
所詮大衆はバカであり(身共もその
中にあり!)、ましてや都知事選挙なんて人気者投票は否めない。
鳥越さんには…この点では小池も増田も主張としては似通ってしまうことだろう…保育園問題辺りのリアルな都政問題のひとつ、ふたつで御の字なのでそこだけに強いメッセージをかましてほしい。
なぜならば、彼の出馬に安倍晋三への批判が強烈に込められていることはみんなわかっている。
アベノミクスという浮いた言葉に頼りっきりできちんと保育園問題ひとつに取り組んでもこなかった都議会自民党が取り仕切る風潮に風穴を開けてやろうで、平和憲法への思いなどを明るくトークしながら蓮舫なんかと街頭演説を連発したら、俄然面白いことになる!!
小池と増田で又裂きになった自民党
が負ける可能性が、安倍晋三の圧勝直後でのユリ戻し効果も誘発する可能性も出てきた。
宇都宮さんの(正しくは彼を取り巻く仲間たち)決断次第で、一気に東京から反撃の狼煙をあげるチャンスが到来したみたい…。
算盤してみても、えー、願いまして
ーはぁ、こりゃいけまっせ!な展開である。
何が起こるかわからんからほんとのことはわからんといえばわからんがね。でも、そんな傾向はある。

大帝武大帝武 2016/07/12 21:02 参院選【大阪地区】の結果を考える!

2016年7月10日、大阪の参院選の結果は 
  松川るい(自民)761,424票   浅田均(お維新)727,495票、
  石川博崇(公明)679,378票   高木佳保里(お維新)669,719票、
  渡辺 結 (共産)454,502票   尾立源幸(民進)347,753票 だった。【以下略】

 大阪では、おおさか維新が二人当選させて圧倒的(?)な強さを見せた。共産党も民進党も敗れた。北海道や東京や名古屋では、民進党が二人も当選させたのに、関西、特に大阪の民進党のふがいなさにがっくりきている人も多いかもしれない。

 おおさか維新の強さ、大阪の民進党の凋落についてはいろいろ原因がある。それらについてはいずれ当事者たちから総括的な分析などが出されると思う。基本的には、それらを待ち今後じっくり考えたい。

とりあえずは今回の選挙結果を眺めてみることにしたい。

 今回の参院選でのおおさか維新の票は、二人合わせて、1,397,214票だった。一見、多いように見える。しかし、昨年11月の知事・市長同日選での松井氏の得票は、2,025,387票である。それに比べると今回の票は63万票近く少ない。

 もちろん国政選挙と知事選の違いがあるし、投票率の違いもあるだろうけれども、今回63万票減ったという事実は重たい。開票結果がでた直後、松井が全く嬉しそうな顔をしていなかったのは、こういうことも理由の一つだったかもしれない。

 一方、自民党大阪府連の中山会長は、松川氏の1位での当選に大喜びして、スクワットするように大げさなやり方で万歳三唱を繰り返していた。だが、松川氏の得票は761424票しかなかった。昨年11月の大阪府知事選での栗原貴子氏の得票は1,051,174票だった。これに比べて松川氏の得票は289,750票少ない。

知事選では、共産党なども栗原氏を応援したので、それを勘案しなければならないが、今回、松川氏が大喜びするほど票を増やしたわけではない事は明らかである。

 大阪の民進党の惨敗ぶりが余りにも酷いので、そのショックで歴史が逆回転しているような感覚に襲われる。確かに民進党を取り巻く情勢は厳しい。しかし、これも3年前の参院選の大阪民主党の惨敗ぶりを見ればある程度予想されたことではある。

 尾立氏が3年前の民主党候補者に比べ、どれだけ立派な人でも、尾立氏は、民進党の枠を飛び出すほどの人気を取れる人ではない。私も入れたし、ここまで酷い結果とは思はなかったが、尾立氏が当選できると思っていた人は少ないだろう。

 タダ、こんな結果が予想される中で、民進党は何らかの対策をしてきたのかが問われる。それとも地方議員も少なくなり、足腰が弱くなって、もはや対処の仕方がないと言うことだろうか?

 いずれにしろ民主党は、大阪府本部の役員総辞職、総入れ替えくらいの解党的出直しが必要になったと言うことだろう。今後の候補者も厳選された公募をやるなどして魅力ある候補を見つける必要がある。少なくとも当選の可能性のある候補者を見つけないと、応援するにも力が入らない。

関西の民進党は何故弱いのか?

 候補者個人の問題もある。しかし、基本的には経済情勢など大阪を取り巻く環境が、選挙民の判断に影響しているのは間違いないと思われる。

 それは何か?

 やはり大阪の経済的衰退だろう。だが、経済的衰退だけだったら、東北地方もひどいはずである。関西だけがなぜこんなに惨敗したのか説明がつかない。私の勝手な憶測だが、選挙結果に大きな影響を与えたのは、大阪経済の『衰退』の絶対度ではなく、経済衰退の急激な変化度ではないかと考えている。

 ずっと、衰退が続いておれば、確かに窮する。しかし、感じ方は、急に衰退度がひどくなって来る変化度によって、人はより強く感じるのではないかと思う。

 関西の自動車産業はもともと弱い。だから、トヨタを有する名古屋みたいな、その元気の恩恵は少ない。家電業界は、まだ関西が頼りにできる数少ない産業の一つだったが、今やパナソニックも元気がない、シャープは台湾資本に買収された。薬品会社も大阪から本拠を移そうとしている。大阪でも、観光やUSJは元気だが、それで潤う人はそれほど多くはない。

 日本全体でも、4割以上の労働者が、非正規労働者になっている。だが、関西はそれ以上に、非正規労働者が多いのではないかと思う?さらに、関西では、たとえ非正規労働者ではなくとも、働く人の多くは中小零細企業勤めである。企業自体が、生き残るのに必死である。

 大阪は飲食店舗が多いが、繁盛しているのは大型店や有名店舗ばかりである。喫茶店に入る客も激減している。お茶代でも倹約している。都心以外では、閉めている店が激増している。潰れる店や入れ替わる零細飲食店舗も増えている。

 みんな救いを求めている。何とかしてほしいと思っている。変化を求めている。

しかし、今の民進党に、世の中を『変化』させる力があると、みんなは信じているだろうか?これからを期待しているだろうか?

 民進党のアベノミクス批判は基本的に正しい。自民党は、『アベノミクスは、まだ道半ばだ、しかしもう少しで成果は必ず出せる』と言いだしている。しかし自民党の言葉を本気で信じている人は少ない。

 さらに、安保法制や憲法改悪で安倍政権が危ない方向に向かっているのも間違いない。その事に対する民進党の指摘、批判は正しい。

しかし、それらの批判だけでは、困窮している自分達の生活は変らないと大阪人の多くが思っているということだろう。批判だけで、商売がうまくゆくようになるわけではない。だから、自民党はダメでも、民進党だったら何とかしてくれるとは多くの人が思っていないということなのだろう。

民進党のそんな悠長な政権批判では、大阪人の多くが辛抱しきれないという事かも知れない。

 その間隙をぬって、おおさか維新の橋下が先頭に立って、虚実取り混ぜて、大げさなパフォーマンスを見せながら、『おおさか維新であれば、何らかの即効性のある変化を引き起こしてくれるのではないか』との幻想をまき散らした。副首都や大阪都構想はその典型である。

そして、橋下が去った今も、その魔術が未だ切れていないというのが、現在の大阪政治の実態なのだろう。

ある程度行政を知り、その仕組みを知っておれば、おおさか維新の主張が、ポピュリズムだけのパフォーマンスであることに気づくのはそんなに難しいことではない。公務員をイジメ、給料を切り下げ、職員のやる気をなくしてしまうと、いずれかえってうまくいかない事を誰でもが気づいている。

 しかし、一般市民は、首になる心配が少なく、倒産の恐れもない公務員が、知事や市長から、いじめられる姿を見るだけで溜飲が下がり、行政機構が改革されていると錯覚する。自民党や行政を批判し、公務員をイジメているだけで、権力と闘っていると錯覚する。

大阪で、おおさか維新が生き残り、二人を当選させたということは結局こういうことなのだろう。

当たり前だが、おおさか維新は今回選挙で、大阪以外では広がらなかった。兵庫で議席を得たが、片山虎之助の息子と言う効果の所為でもある。維新の自力の所為ではない。大阪以外に、維新がこれからも拡がる可能性は少ない。

大阪でも冒頭で述べたように、維新は徐々にではあるが、票を減らしている。いずれ大阪でも正体がばれ、実態を知られて、さらに維新の票は激減するだろう。

大阪でおおさか維新が二人が通ったことで、一瞬、少しびっくりしたが、良く考えればこういうことなのだろう。『おおさか』と言う名前を外せば全国政党になれるとおおさか維新は錯覚しているらしいが、そういうことでもない。

やることなすことが、大阪以外では通用しないローカル政党だからということに、彼らは気づかねばならない。

元大阪府民からの伝言元大阪府民からの伝言 2016/07/12 23:25 参院選の陰に隠れた大阪府河内長野市長選挙、自公お維相乗りの現職が、共産が自主支援した新人に敗れています。
おおさか維新、関わった府下の大阪市以外の市長選挙、いくつ落としてるんでしょうか。
羽曳野、堺、岸和田、吹田、寝屋川、八尾、河内長野。
私の記憶にあるだけで府下全33市のうち7市。
これをどう受け取るべきなんでしょうかね。
国政・府政・大阪市政で超無敵状態のおおさか維新にしてはいまひとつ勝率が良いとは感じません。
以前にも少し書きましたが、私はここにおおさか維新攻略の糸口があるように思うのですが。
国や府といった広域、府庁所在地である大阪市では勝てても、府下の市町村単位になると必ずしもその強さが発揮できない。
これは彼らのイデオロギーや思想信条が主たる原因ではなく、おおさか維新の基本政策に重大な欠陥があることに起因するものだと私は考えています。
ここのブログでは彼らの思想や手法について語られることが多いのですが、それに比べておおさか維新の大阪府政、大阪市政における個別の政策についての具体的検証や批判が少な過ぎます。
単なる住民サービスの切り捨てだけでなく、無駄なバラマキも多いことは今まで何度も指摘してきましたよね?
もういい加減、雰囲気だけで語っていては駄目でしょう。

mkmk 2016/07/13 13:45 (萌芽)
 庭の木々に、セミが鳴いている。梅雨もおわりかけ祇園囃しの鐘の音が聞こえると京都は、夏の到来である。
けれど私の心象風景は、何故か初秋なのだ。
あれほど高揚した安保法制、安部内閣退陣の戦いは、参議院選挙に結実しなかった。新党改革などという消えるべき党は、消えたが、自民党、公明党は、おおさか維新
は、野党の脆弱性の上に、3分の2の憲法改正のための発議要件の議席を確保した。自公は、けれど圧勝したのだろうか。18歳選挙権は、有効に機能したのだろうか。
投票率は、54%と前回選挙と同じである。国民多数は、今回も動かなかった。政治から離れる層とあらたに加わる層が、ほぼ同じ比率であるのだろうか。
比例投票先から
自民党は、前回、2013年参議院選挙18460404票で今回選挙の得票から≒165万4千票増やし公明党は、2013年参議院選7568080票から今回選挙7572960票と
現状維持の得票率であり、共産党は、2014年総選挙6062000票、今回選挙6016195票と伸び悩んでいる。
おおさか維新は、今回得票5153584票、民進党は、7572000票から11750960票と4616750票と目覚ましい伸びを示しているのは、野党共闘
効果なのだろうか。
共闘効果と言えば、前回参議院選挙の32対1で自民党に敗れた1人区選挙区は、32対11と盛り返している。比例得票において前回4野党の比例合計を超えた
1人区は、富山、香川、群馬、佐賀4県が前回比100%以下であったが鹿児島県105%〜山形県171%28県で相乗効果をあらわしている。
自公のなりふり構わぬ野党共闘攻撃にも関わらず一定の効果をだしたことは、間違いない。
私は、前回の投稿で1人区で10地区当選程度では、野党が改憲勢力に敗北することを予測していたが、残念ながらそのようになってしまった。野党共闘が今後の
日本政治のなかで要石になるながれが生まれてきた事は、評価できるだろう。

特に、安倍政権がTPP公約を裏切り強行突破した姿勢に、東北各県、特に山形の船山候補の圧倒的勝利、沖縄県民の自公候補へ10万票の大差をつけた伊波候補勝利は、
官邸に衝撃を与えるものだ。そして、この間に行われた鹿児島県知事選挙において、川内原発稼働反対を掲げた三反園新知事誕生は、地方政治の新たな
リベラル意識の萌芽で、これらの地域が安倍自公政権という妖しげな集団に対する草の根の民の反撃となるだろう。
東京都知事選挙における宇都宮健児氏の立候補は、政治変革を願う若者達の希望であり、アメリカ大統領選挙におけるサンダース候補のような役割を果たすものと
なってゆくだろうし四野党共闘をこえて新たな市民団体、政党へと変化してゆく可能性がみられる。

今回の選挙がリベラル勢力の敗北だとしても根本的敗北ではなく、むしろ社会変革の地の底からの変化が始まっている。自公政権の終わりの始まりなのだ。
なにが、始まっているのか。都知事選挙が宇都宮勝利で終わることを願っているのだが。

mkmk 2016/07/13 23:19 (怒り)
宇都宮健児氏が都知事選挙からの立候補を取りやめた。大局的見地からと鳥越氏が自分の政策に全部賛同してくれた2点からの断念だったという。しかし4野党共闘が
自公と同じような密室協議で鳥越氏に決めたことにたいし不透明で不快であることを表明した。
真の人権派弁護士こそが都政と国政の変革なしうるし彼は、言行一致の人である。
民進党、共産党は、この候補者を事実上おろしたことに道理があるのか真剣に向き合い、自公候補と小池候補に勝たなければならない。もしこの選挙において3位の
獲得票に甘んじるならば、都民、国民に見放されるだろう。
何故ならあまりにも安易な擁立であり、大衆迎合のみほんである。これは、命を賭して立ちあがった鳥越氏のおもいあがりという側面もあるのだ。
若者や格差社会を本当に変革したいと望む多くの国民、都民の情念を政策に結実し訴え勝利しなければ、自公の組織票に勝てず、小池百合子氏の浮動票にも対抗しえ
ないのだ。今回の4野党決定は、あまりに拙速であるだろう。長い間、庶民の苦しみにヤクザと対決しながら寄り添った弁護士の心を荒々しく踏みにじったことを忘れ
てはいけない。選出のプロセスにおいても既に敗北がみえている。
4野党がもろ刃の剣を歩いていればこそ、勝利しかないのである。そして、民進党も共産党も4野党共闘のなかに、自らの敗北主義が隠れていることを自覚しつつ事を
進めてゆくべきなのである。この広原氏のブログを借手であるが、民進党、共産党の人々に、激励の意味で投稿する。
宇都宮氏は、苦渋のなかにいる。

元大阪府民からの伝言元大阪府民からの伝言 2016/07/14 12:18 おおさか維新の全国展開が困難であると思われる理由は大阪人の気質がどうのこうのではなく、彼らの役割を他地域では他の政党がすでに担っているからですよ。
公務員の給与が高すぎるだの、行政の無駄解消といったいわゆる行政監視系って、全国的には主に旧民主党がその役割を果たしていたでしょ?
それが大阪ではおおさか維新にとって変わられ、他府県(ただし兵庫は微妙)では民進党がそのまま引き継いだだけのこと。
しかもいわゆる「コウムインガー」系の人々って、大抵は行政の無駄づかいの解消に専ら興味が集中してますから、護憲か改憲かの立ち位置なんて二の次。おおさか維新が改憲を主張したところで独自性が出せるわけでもなく、いまさら民進党から支持層を引き剥がせません。
これは今回の選挙結果にそのまま出ているかと思います。
特に首都圏においては、みんなの党〜維新の党〜民進党と渡り歩いた議員が今のおおさか維新の支持層と重なるうえ、なんちゃらネットワークだのルネッサンスだのといった市民団体もあまたあるので、もう割り込む余地がありません。
今は東日本在住者のわたしですが、民間人の公務員バッシングに関しては東京や神奈川もなかなかのもので、一時期はむしろ今の大阪よりきつかったのではないかと感じるくらいです。
「大阪人よ、東京や神奈川なめんな(笑)」
てな感じ。
ただし東日本大震災を契機に、そのピークは過ぎた気もしますが、どうなんでしょうね。

元大阪府民からの伝言元大阪府民からの伝言 2016/07/14 22:29 興味深いものを見つけました。

ttp://m.togetter.com/li/998655

「おおさか維新が強い関西は保守王国」という大誤解 「維新支持層はリベラル層の方が多い」と判明!!

ここにおおさか維新の政策案および実際に大阪府、大阪市において実施された政策が記載されています。
その他、今回のお維支持層の投票行動など。
これでもおおさか維新は極右政党ですか?
いつまでも彼らを極右扱いしているようなリベラル一派は、ますます信用を失いますよ。
まるで中身を見ずに彼らを仮想敵として扱っているように見えてしかたありません(重ねて言っておきますが私はおおさか維新を全く評価していませんし、自身は非リベラルでここの多くの人とは立場が違います)。

関西、とりわけ大阪においては今も保守王国とはとてもいえず、旧来リベラルが堰を切ったようにお維に乗り替えた(特に非共産系左翼)と見なすのが妥当かと。
異論あればお伺いしたいですね。

なお、上に貼ったトゥゲッターの内容を踏まえて浪速マンさんや大帝武さんのご意見を読み、大阪の現状に対して考察を深めると、新たなものがいろいろ見えてきそうに思います。

バッジ@ネオ・トロツキストバッジ@ネオ・トロツキスト 2016/07/16 16:04 >私が言いたいことは、改憲勢力に対する「原理主義」的批判だけでは有権者の心を掴むことができないということだ。

そうではない、と思いますよ。
9条擁護派は、武力自衛可能論という幻想的な枠組みを改憲派と共有する中で集団的自衛権や個別的自衛権を議論するというトンチンカンに無自覚を繰り返しているからダメなんです。
ここは、少なくともキッシンジャー達の核廃絶論などにも学び、自分たちが「原理」だと思い込んでいるものをこそ見直すべきなのです。

大帝武大帝武 2016/07/17 07:13 ヨーロッパでは混乱、混迷が続いている。

 トルコのクーデターは未遂に終わったらしいが、200人近い死者を出している。フランスのニースでは大型トラックが花火の見物客の中に突っ込み、80人以上の死者と50人以上の重体者を出している。

 英国のEU離脱が住民投票で決まった。とりあえず、後継首相も決まった。一見、平静に戻ったかに見える。だが、まだ何も始まっていない.。だから平静に見えるに過ぎない。いずれ英国の周りでは、長いスローダウンの時代が始まる。その時に何が起こるか?良くないことがいくつも起こることだけは確かだ。それが、さらに世界に、色んな悪作用をもたらすのだけは間違いないだろう。

 ヨーロッパの困難の多くは、米英のイラク進攻に始まる混乱に遠因がある。難民問題と言い、テロと言い、イラク進攻との関連性を説明するのは難しいことではない。そのイラク進攻を支持してきた日本政府にももちろん責任がある。

 世界がズズッと難しい方向に進んでいる。自然になったのではない。その多くは人間が自ら選んで進めた結果である。

日本も良い方向には進んでいない。

 参院選は、自民の良さなどほとんど何も、私は感じられなかったのに、自民の圧勝と言ってもいい結果で終わった。野党のふがいなさの所為だと一般的には言われるのだろう。けれども、こんなにいいことなどほとんどない日本で、ずっと不況が続いているのに、なおかつ自民を支持し続ける多くの国民の気持ちがよくわからない。

 それとも、今の野党に任せたら、もっと日本は悪くなるという不安でも国民にあるのだろうか。それとも国民の多くは、批判精神もなくしてしまい、ただぼんやりと現状を肯定しているのだろうか?それとも国民の多くは本気でアベノミクスを信じているのだろうか?

 アベノミクスは便利な言葉である。経済政策に、自分の名前を付けるなんてと、その厚かましさに、私は軽蔑の念しかわかなかった。だが、良く考えれば、アベノミクスは個人の名前で、『政策の中身』を説明するような言葉ではないからこそ、どうにでも政策を変えられる名前であることに気づいた。

 アベノミクスは、元々、フリードマンの経済学説『物価動向は市場に出回る資金量で決まる。』というリフレ説に拠っていた。安倍が強引に総裁に就かせた黒田日銀総裁は、まさにリフレ派であり、13年4月には、『2年で2%の物価上昇を目指す』と自信満々に語っていた。

 しかし、物価はほとんど上昇せず、近いうちに物価が上昇する目途も当分立たないと分かると、あっさりと目標年限を18年3月まで先送りした。

アベノミクスの行き詰まりと無原則な方向転換!

 一方、政府は、円安で株高を促し、アベノミクスの効果を演出してきた。だが、この間、1ドル100円が定着しつつある。1ドル120円に戻るのはもう望むべくもない流れである。安倍も、マイナス金利をいつまでも続けても、その効果をあまり期待できないとやっと気づいたらしい。安部はアベノミクスの根本的な変質を開始しようとしている。

 参院選後、安倍はアベノミクスを加速するとして、大型経済対策を編成すると言いだしている。その目玉は、『リニア中央新幹線の全線開通の8年前倒し』である。『公共投資による景気振興という先祖返り』と言ってもいい政策である。ケインズ策と言ってもいいだろう。不況時の公共投資による景気振興を一概に否定しないが、アベノミクスの変身ぶりのはしたなさにはあきれる。

 なお且つ、リニア幹線整備の前倒し策が、有効な政策かどうかは甚だ疑問がある。確かに、鉄とコンクリートはそれなりに消費するだろう。しかし、開通効果は8年後である。現在の不況を改善するのにどれだけ有効かは甚だ疑問である。それに小型ジェット機がある時代に、小国日本の東京〜大阪を1時間で結ぶことに、いかほどの経済効果を期待することが出来るだろうか?東京から大阪まで1時間で来られるのなら、大阪には支社さえいらなくなる恐れがある。ストロー効果で大阪はますます衰退するのではないだろうか?

税の投入を一概に否定しない。だが、それは今も需要があり、これからますます深刻になる高齢者対策、介護問題、あるいは子育て施設にこそ投入されるべきではないのか。子どもを預けることが出来ず働きたくても働けずお母さんたちは悲鳴を上げている。保育所問題や様々な子育て施設増設などの緊急対策のためにこそ使われるべきではないのか!もっとも有効に使われ、最も効果を発揮し、経済対策にもなるのは明らかである。

やまとやまと 2016/07/20 19:58 いつも拝見してます。

選挙結果についてですが、野党は東高西低・与党は西高東低とハッキリ差が出たのは
産業構造の違いによるものが原因ひとつかと思います。見方を変えると東西対決に
なってる。

西日本は輸出産業中心の経済であるのに対し、東日本はサービス業や
公共事業、農業といった非製造業中心。

アベノミクスはどちらかいえば西日本の有権者向けに
近い政策(安倍総理や谷垣氏、二階氏といった自民党有力者の
多くは西日本基盤)で、東日本のほうは恩恵が少ないように
みえる。今回野党が勝ってる地域(東日本)を経済的にみると
産業構造が公共部門に依存度が高いところほど野党が有利で、
逆に工業地帯が多いエリアではほとんどが与党が勝ってるわけで。

2016-07-07

序盤戦の「改憲勢力3分の2うかがう」が終盤戦になって「改憲勢力3分の2強まる」へ移行している、安倍政権の虚構がまかり通るこの国はいったい何処へ向かうのか、2016年参院選を迎えて(その37)

07:00

 今年初めから参院選について延々と書き続けてきた拙ブログが、まさかこんな形で終わろうとは夢にも思わなかった(まだ、結論は出ていないが)。安保法制反対の国民世論が空前のレベルで盛り上がり、憲法改正反対の世論が広く国民に浸透していると信じてきた私は、それが今や「昨日の蜃気楼」のように思えて仕方ないのである。安倍首相選挙争点隠しで「改憲」を語らなくなると、国民は「もう改憲はなくなった」とでも思うのだろうか。安倍首相アベノミクスの「エンジン全開」を叫べば、国民は「これから景気が良くなる」と信じるのだろうか。これでは余りにも悲しすぎる。私はこの国の人たちが「もう少し賢明だ」と思ってきたからだ。

 でも各紙の世論調査を見る限り、終盤戦になってもいっこうに参院選の情勢が動く気配がない。むしろ序盤戦の「改憲勢力3分の2うかがう」が「改憲勢力3分の2強まる」に変化してきている。私の周りでも人々が安倍政権に対して本気で怒っている気配が感じられない。通常、選挙戦も終盤に入ると世論が過熱し、人々の表情にも変化があらわれるのだが、今回はそんな空気がまったく感じられないのである。

 この状況をどうみるかは人それぞれだが、私は一言でいって「国民意識が劣化してきている」ように思えてならない。要するに物事を深く考えることなく、ただその日その日を(楽しく)生きているような人たちが多くなってきているように感じられるのだ。これは「二ワトリと卵」の関係で、どちらが原因でどちらが結果だとは単純に云えないが、その象徴的存在がテレビ番組の(究極の)劣化だろう。先日もある医院の待合室に長時間いる破目になり、仕方なく昼間のトーク番組を見ていたら、都知事選候補者の品定めと覚せい剤使用で逮捕された芸人の家庭事情をめぐって2時間余りもダラダラと番組をやっていた。

 私が関心を抱いたのは、番組の内容よりもテレビをみている待合室の雰囲気の方だった。なぜかと言うと、ほとんどの人がテレビの画面にクギづけになっていて、その関心は並大抵のものではなかったのである。おそらく高視聴率を稼ぐ番組は、この種の話題を取り上げなければ維持できないのだろう。そこに出てくるコメンテーターもその場で番組を面白くするメンバーが選ばれているのか、ドギツイ言葉を得意技にする人たちばかりだった。新聞では片隅の「ゴシップ記事」が、テレビ画面では1面トップで報道されているのである。

 おそらくこんな雰囲気が日本中に蔓延しているのだろう。安倍首相がいうことを疑うことなく受け入れ、それ以上難しいことは「政治家に任しておけばいい」と考えるような安易な空気がこの国には充満しているのである。これでは投票率が下がり、政治に対する無関心が広がっていくはずだ。アメリカのトランプ現象とは逆の無関心状況がなぜこの国で起こるのか。なぜ、日本国民は政治に対して怒らないのか。私は、その背景に日本における中間層(ミドルクラス)の「知的荒廃」があると考えている。

 通常、社会格差と云われる現象は経済格差を意味する場合が多く、中高所得層と低所得層の格差が拡大していく現象を指している。社会格差にともなうマイナス現象は、低所得による生活荒廃や健康破壊、社会不安の増大や犯罪の増加など枚挙のいとまもない。これまで日本は、欧米諸国にくらべて相対的に社会格差が少ないと言われてきたが、その反面、中間層における「知的荒廃」についてはほとんど注目されてこなかった。相対的に裕福だとされるミドルクラスにおいては、本来ならば高学歴化に基づく「知的社会」が形成されていいのに、私的生活の楽しさを追い求めるだけの人たちが増え続けてきたからである。

 こんなことは、教育者の端くれである私自身にも撥ね返ってくる「ブーメラン」であることを充分に承知して言うのだが、この国にはやはり言論空間を尊重する社会価値や知的社会の形成に必要な政治社会的教養が著しく不足していることに気づく。本来ならばそのための人的資源を供給しなければならない中間層が知的荒廃にまみれ、ミドルクラスのなかで分裂が起こっているのである。中間層が、安保法制や改憲に敏感でディべートや街頭行動にも積極的な関心を示す人たちと、そんなことには関わり合いたくない、知りたくないと考える人たちに分裂しているのである。

 社会格差に伴う階級・階層分裂は見えやすいが、中間層の知的荒廃にともなう階層分裂は見えにくい。しかもこの国の不幸は、政治社会の関心層は圧倒的に少数派であり、無関心層が多数派を占めていることだ。それが今回の参院選で「改憲勢力3分の2強まる」の世論にあらわれているのだと思う。すでに各紙では「参院選はどうなる」よりも、「参院選後はどうなる」へ関心が移っている。今回の選挙結果に一喜一憂することなく、長期戦で改憲勢力と対峙する覚悟が求められている。(つづく)

旅マン旅マン 2016/07/07 11:34 いつになく非常に重い書きぶりに、
皮肉屋で乱暴者な私も少々身構えてしまうところである。あ、この先生も覚悟の時を(恐縮ながら)身体でご理解なさり始めたかと…。

テレビニュース番組は久米さんの番組でがらりと変わった。中学生にでも分かるニュースというコンセプトは、正に当時中学一年生の私にうってつけのものだった。思い起こせば、私の政治への意識はアーウーのあの人が顔面蒼白で大写しになったのを『3時に会いましょう』の心霊写真コーナー見たさにかけって帰宅したあの日からであった。怖いのを見たいからとテレビをつけたら、大平さんのすごい顔を見せつけられたあれからである。そんなバカすぎるきっかけが小学生高学年時には朝日の社説や読売のそれなどをそれなりに読みこなすくらいになれたのだから、良かったのかもしれない。
おかげで、久米さんのあの番組には余裕でついて行けた。小林一喜さんの無駄のない解説ぶりなどもしっかり聞き取れた。この番組は鋭いが、
あまりにも『社公民寄り』過ぎているのが傷である、などと上田兄弟びいき(当時!)の私には不満な点もあったけど。
こんなくだらん思い出話をなぜ記したか…それは今回の広原先生への私なりの返答の思いからである。
川の源流を辿ること。まず間違いなくあの番組がこの国の政治を変えてしまったと述べたかったからだ。
久米さんが悪者だなどと批判する意味では全くない。感謝すらしている
くらいだ。ただし…筑紫さんや料治さん、田畑光永さんといった方も確かに頑張られていたのだが…ニュースステーションのような革命的なものなんて当時の彼らには思いも至らなかったのではなかろうか?厳粛なるニュースをショーにしてしまう。
芸能ニュース番組(広原先生が待ち合い室で観察したタイプのもの)をあの時代にやってのけたらまず間違いなく潰れていたと思う。そこのさじ加減が抜群だったのだ。アナウンサーの久米さんだからこそできた芸当である。金曜以外は極めてニュース番組であった。彼らの意見は番組の中では実は僅かの時間なのだが、
その僅かの時間が他の番組にはないと言ってもよいくらいで…ニュースコープなど、確かになくはないのだが(笑)…非常に新鮮であった。
かくて人々は目覚めた。ニュースが
面白い題材である。たけしやタモリなどのお笑いとテイストは違うが楽しめるものなのだと食らいつくようになった。
分かりやすい悪党どもが放言をかます。それ自体は昔から何の変わりもなかったが、面白がりながら憤るようになった。自民党の悪事をショーアップすることが土井さんのこれまた抜群なキャラとシンクロさせることをやってのけた。土井ブームは他でもない、ニュースステーションに
よるものだった。フリップを使うなど、現在のニュース手法の始まりもこの番組だ。それはなんと国会議員たちまでが真似をし始めた。テレビを意識して国会中継に臨むなんて、
奴等にはなかった。いえいえ、本来の仕事に対してで、ある。恐ろしい
変質ぶりだった。
政治と国民の距離を『テレビを通じて』一気に縮めたこと。素晴らしいじゃないか?何が間違っている?と
叱られそうだが、もっと叱られそうなことを記すだろうからご勘弁を。
『山は動いた』のあれは、私の故郷でも勃発した。驚天動地であった!
あの番組がプロデュースした、かの
『予測の神様』が、うーんどうでしょうか(笑)、さすがにこの県だけは日本一の保守王国なので、自民党が勝ち抜くことでしょうと、ご神託
なさったのに、である。
確かに空気が不穏だった(笑)。花火大会の最中に演説していた、聞いたこともない野党候補者に、ど保守の
塊な大衆が群がっていた。日頃はミッキー安川そのものみたいな親父
やおらが国の大臣様とおし戴くような人々なのにと訝った。我が友人、
絵に描いたような純朴な保守層で
さえ『安倍さんが好きだけどヤッパ土井さん、別だよね』には多弁な私も少し固まってしまった。あ、安倍晋三ではございません。ミッキー安川の方ですぜ、念のため(笑)。
選挙ステーション中で予測の神様で
すら驚かせた大番狂わせが炸裂し、
与野党逆転…これがいかに強烈だったかは現在、広原先生を覚悟に至らしめてしまったこの参議院選挙報道でも確認できる…自民党が『単独過半数』という当然のことができなくなったことの始まりであった。
これが悪いことなんて、言わない。
いや、言えないのだが、言えない分だけ余計、酷いことが生まれてしまったのだ。
過信である。
土井さんが悪いとは言えない。社会党の責任者としては批判の謗りを免れないとは言えるだろうが、物事の
軽重を考えれば、彼女はまともな方だ。問題は『一人区でも圧勝した』
ことに味をしめた愚かな社会党の主流派どもなのだ!中曽根がかましてくれた労組への一撃は、連合を産み出す原因を担ったのだと思うが、こやつらもこの祭りに付け上がった。
ニュースステーション開始と共に雪だるま式に流行り始めた言葉に、改革というものがある。これはこれまた、非常に文句の言えないことなのだが…世界の破滅を引き起こす核戦争の恐怖を取り払う『ペレストロイカ』という言葉とシンクロした。まあ、同じ意味なのだが、要するに土光のメザシ話などそれまでは地味な
ネタだった改革という言葉が、全国津々浦々、強く善玉の言葉として認識されるもとになったのだと思う。
ニュースステーションのご意見番として、ダンディなおじいさんが登場し始めたのは『山が動いた』の後だ
ったと記憶する。彼と石川真澄さん
が同じキャンパスにいるというのを
受験雑誌で知ったことが私の志望校を決める動機となったが、この内田健三さんがなさったことは地味ながら、この国を恐ろしい方向に牽引したことは強調しても足りないくらいである。もうある意味時候なので禁を破るが『福岡君もかつては比例制度をよく研究していた学者さんだったが、まあ、言いにくいがここの内田さんが陰で押しているんだよなあ』と、石川さんから伺ったのを思い出す。愚かな社会党派の主流派ども、連合、そして本来ならば何事にも鋭く切り込まねばならぬ立場にあるはずのマスメディアが、国民の劇的な異論反論オブジェクション!に
対して『政権交代最優先』の制度いじりに荷担した。その旗降り役こそがニュースステーションであった。
この間亡くなられた永井一郎さんは
、著書の中で『子供にディベートをやらせるものではない。学校はディベートではなく、ディスカッションを学ばせるべきだ。』と鋭い批判をなさっていた。さすがは磯野波平である。物を曲がりなりにも教える側にある者としては胸に突き刺さる言葉であった。
そのディベートで『政治意識のある層』に多大な影響を与えたのが朝生であった。あの番組自体、これまた
罪はないのだが、あれが悪い影響を与えたのも事実だと言いたい。
永井さんのご指摘は(手元に彼の本がないので正確には書けないが)、
相手をやり込めることのテクを競うことを子供に学ばせるのは教育にそぐわないので、ろくなことにはならんのできちんとディスカッションすることを(同じやるなら)学ばせるべきだという趣旨であった。
あの番組が始まった頃は『日本では政治問題などを議論しあう風潮はない。だから政治意識などに問題ありなのだ』みたいな物言いがあった。
それはそれで、これまた悪い指摘ではないのだが、田原氏のあのやり方
は、面白おかしい(鋭くもあるけれども)が、結局、政治でネタをやっていけるのだと、ワイドショーになってしまった。
私はあの番組を『田原学級』とこき下ろしているが田原先生の歓心を買わんとハイハイと挙手するいい大人たち…彼らこそが(笑)、ここ二十年のこの国の政治を左右するアクター
、アクトレスと化して、ひっちゃかめっちゃかにしてきたことに異論を挟めようか?舛添、海江田…やめておこう。胸くそ悪くなる!与野党共に、酷い玉を連発させてきた(笑)。
久米さんの最大の罪は、国内政治に煩 私みたいなものでも『誰だ?この人?』と固まらせた、あの細川護煕をプロデュースしたことにある。
文藝春秋という厚めの雑誌を片手に
『私とまったく同じ意見です!』と
絶賛したのに、とても違和感を覚えた。(当時の私の不勉強としても)
どこの馬?みたいなお殿様の子孫、
熊本県知事?みたいな輩に途端にゲキオシをした様、あれは何 ?
ところがこれが劇画漫画みたいな展開をもたらした。その関係者が、現在、この決定的な時を完璧に覆い隠させた、小池百合子であることも強調しておきたい。これも正しくは、
小池百合子ごときに『ついて踊るテレビメディアこそ』が悪いのだが、
そうした源流を辿るのをテーマにしているからとりあえず…。
小選挙区制度の旗降り役たる内田さんらが知恵袋となり、朝日から産経まで大マスコミのボスたちがこぞって連合したのが第八審議会。名称にミスがあったらご容赦を!ただし、
この連合、談合には微塵のデタラメもない!!それを押したのが久米田原連合であり、そのピエロこそが細川護煕であった。椿発言はあれは嘘ではない。自民党ども権力者がけしからんとホザクことがお門違いなのであって、本質は間違っていないのだ。産経の主張を日本共産党が気にくわないからと政治介入したり、椿の発言がムカつくから国会でつるし上げろんてナンセンス!それは分かっているが、核心をついている。
政治をエンタメとして捉えて身を乗り出した大衆と、自分達の損得勘定で成すべきことではない分野に結託したマスコミ。これが何をもたらしたか?改革に非ずは言論に非ず!と
いう、空前の政治改革ブーム(それに異論を唱えた人は、筑紫さんくらいしたテレビの司会者は存在しなかった!)この場でよく愚痴っていたから仔細は書くまい(笑)。
筑紫さんとテレ朝で見た黒田のオッチャンが旦那さんが競馬の人だったかの女性コメンテーターに『これはおかしで』とコンコンと関西弁で語るのくらいしか、司会者級でテレビで明確に異議を唱えるのは見たことはない。恐ろしかった。反対するものは守旧派、ナンセンスとこバカにされて否定される。頭の悪い私には
中学社会の教科書に明示されていた
比例代表制度の利点こそが…教育とは大切である!…高校時代の恩師に教わった『ゲリマンダー』の話とリンクとして、これはおかしい!なぜ
社会党や公明党に至るまでこんなシステムに『前向きになる』のか?と
訝ったのが内田さんから石川さんへのシフトとなった遠因であった。
共に優れた政治ジャーナリストであり、尊敬の対象であったが実際に入学してからこの点は明確になった。
当時のあそこはさすがに左翼の牙城と揶揄されるだけもあり、反骨の御仁が多かった(笑)。日経の金指さんも数少ない政治改革反対派であったことも付記しておく。
しかし、当時発行された週刊金曜日で本間さんがご指摘なさったように
『誰も観客のいないところで』完全に政治改革論者を論破したというのが…この雑誌への自虐的な皮肉こみだけど…実態であり、リベラルのオピニオンリーダーたる朝日も『この事態を憂慮する』と社説に掲げていた有り様だった。
反省はするけど、絶対に繰り返す!
これがマスコミである。
反省しますと言いながらその舌の根も乾かぬうちに全く同じ愚挙をやっていくのは、この政治改革ショーに限ったことではない。舛添騒動を焚き付けて反省しながら小池百合子を出しっぱなしにするテレビメディア
…この失われた四半世紀(知的劣化
という意味で)を点検すればするほど、ワイドショー化させたテレビの罪、計り知れない。ただし、繰り返すが久米さんを断罪せよとか田原を
つるし上げろと叫ぶのもナンセンスなのである。
パンドラの箱みたいなものだろう。
ただし、あの神話のラストみたいな
ものはちと、見いだせない。
小池百合子が勝つか負けるかは兎も角として、橋下小僧が小池百合子を
評価するさまなども印象深いことではないか!小池百合子がこの決定的な時に(笑)、テレビメディアジャックしているのも、なんと皮肉なことであろう!
細川→小沢一郎→小泉→安倍晋三と、この失われた四半世紀を邪悪な方向に誘っていった奴に『寄り添っていた』ワタリ女政治家も、元はテレ東の看板キャスターであった。
最近ではワタリではなくて勝負師なのだという呆れかえるコメントをテレビで聴いてしまったが。
象徴的なことよ。
明らかに参議院選挙の論点を提供することをテレビ番組は放棄しているのだ。政治に多生なりとも関心がある層なら分からないはずはないが、
都知事選挙の正式な候補者決定なんて自民党がやるわけないのに、だ。
自民党側は形の上では『参議院選挙中だから分裂みたいな印象を見せたくない』とか綺麗事をぬかしてはいるが、本音はしてやったり!なのである。ひとつひとつ、今まで(といってもここ二、三年は?だが)み
たいにテレビで争点の整理なりをやられていては、微妙なユリモドシを
起こされてしまう可能性がでてくる
とピリピリしているのだ。ことは大勢という点ではないですよ。一人区で若干の番狂わせが発生したとか、
比例で幾らか目減りが発生したということだ。それが安倍晋三の宿願を狂わせることに連なるのが、この参議院選挙なのだ。岡田のはじめのメッセージは(マスコミどもにはともかく)的確なものだった!三分の二を取らせない、これだ。野党の現状、参議院選挙の(マスコミが教えて下さる)意義など、ことごとくマッチする名言であった。それは同時に各社の世論調査結果にも当てはまる。ここまで腐りきったとはいえ、九条潰せだけはまだそれなりの抵抗感があるのだ。だからカルト政党党首もやたらオーバーリアクションをしているのだ(笑)。糞カルト!
西日本新聞一面スクープに無反応を
続けるのは、あのカルト組織にして
は異様というか、図星なので波風わ立てたくないわけだろう。
問題は各論反対(慎重)で総論つまりは投票行為が賛成という、もはや
『科学では解明できない不思議なこと』と、お化け番組のオープニングみたいに茶化したくもなる点なのだけど。
それはそれとして、小池百合子報道に血道を上げるテレビメディアを自民党が陰で万歳しているのは、バカでなければ分かるだろう。テレビ側も言い訳を用意しながら視聴率稼ぎをやるものだから、つい尻尾を出してしまう(笑)。報ステで後藤が述べていたこと、あれなどが噴飯もの。
要するに小池さんが郵政選挙を意識しているってことだ。
じゃあ、てめえら反省しろや!
自民党は亀井に綿貫どころではない
ド派手な造反をやってのけた。それを見ていた私などはこれで自民党壊れるぞと、一瞬、こ踊りしたくらいだった。極めて不味い状況下、組織の崩壊という危機で小泉はかねて通り『ぶっ壊す』の公約を…この言葉こそマヤカシなのは言うに及ばずなのだが…実行してテレビを完全にジャックしてしまった。
私が何ゆえに詰まらぬ思い出話を垂らしたかは、ここに連なる。
アーウーの人が虎ノ門病院でどうらんを塗りたくったかのような顔で、
『アーウー、私はぁ、元気だ』など
と無理をやって亡くなられたあの選挙はどうだったか?広原先生などの
上の世代(笑)は身体で覚えていることだろうが、私は頭で(後追い)だが、あれは程度に差があるとはいえ
、同じことなのである、今と。
ピンチはチャンスと言うが正に政治にも該当するのだ。
大平さんの時代にはニュースステーション的なものはなかったが、それはそれなりに大衆には娯楽になっていたのである。ヤクザの出入りさながらの四十日抗争など、あの時代がもし今のテレビメディア状況ならどうなっているだろうか?小泉百合子の比ではなかろう。人の中身なんて
昭和も平成もそんなに変わりはしない。変わるとすればそれは制度の改正(例えば男女雇用機会均等法)などによる枠づけである。私が現行憲法が命につぐほとに大切だと確信するのはここにもある。橋下みたいな奴の論法がオールオッケーになれば
多数派の専横、慣習なり(特に日本社会に強い)同調圧力などで少数派の命が、暮らしなどがどうなるか分かったものではないからだ。人の劣化が著しいという広原先生のご指摘には、この点では少しだけ違和感がある。バカはいつの世にも同じようにいる。ここにも一人バカがもの申しているが(笑)。
問題なのは、そうしたバカを焚き付けて憚らぬメディアなのだ。
テレビメディアこそが肝であり、インターネットはそのブースターに過ぎぬと繰り返し述べてきたこともここに連なる。
久米さんが開けたパンドラの箱、田原がネタにしてディベートを遊具としてテレビに与え、実は比例でも自民党をやっつけていたのに『分かりやすい一人区で圧勝したこと』に有頂天になった社会党やその仲間たち
、加えて第四の権力とも言われていたマスコミがこともあろうに何様気取りで民意の縮図たる国会のあり方まで…制度いじりで…改悪してしまった。
今やダメキャラしてくらいしか扱われない青島さんの言葉は圧巻だ!
参議院特別委員会で反対の一撃をかまして政治改革法案を委員会否決に持ち込んだ直後のコメント。
『ああ、これで自民党と与党が取引するんだろうな』
その通りとなった。ゴルバチョフとパパブッシュみたく、合意のサインショーをやってのけた細川と河野。
『地獄への道を善意が掃き清める』
とは、週刊金曜日での筑紫さんの國弘正雄さんへのお手紙だ。
あのやり取りは非常に濃厚であったが、青島さんも含めて、当事者ならばなんとするかとなると、国会の仕組みを考えてもあれしかなかったと
今でも確信する。悪いのは焚き付けたメディアだろ!
反省のふりだけしつつ『あの野々村劇場とか言われてましたよねえ』な
どと抜かすテレビの司会者(笑)。
『言われていた』のではない!
お前らが言っていた(いる)、焚き付け続けているだけだろ。少なくとも、身の回りのこのような話でも、
そんな劇場なんて言葉を人の口から特に聞くこともない(笑)。言っているのは他ならぬテレビなのだ。
もし、人に劣化りといいうのならば
、テレビの言葉に錯覚させられてしまうという点なのかもしれない。
でも、それは劣化なのか?
狂人をプロデュースする手段のひとつに、よってたかって黒を白だと言い聞かせたりというものがある。
無理矢理、周りが一切の対象者の発言などを封じ込み、追い詰めていくというもので映画などでもお馴染みなあれだ。
これだけ分かりやすくて絨毯爆撃クラスの報じかたをやりたら、たいていの人間は狂人にはならなくとも、
そうしたものだろうくらいの認識を
共有させられるだろう。
エリート主義みたいなことは言いたくないが、世の中なんてニッパチである。それに別に日経新聞が読破できるから経済問題の真贋を見抜けるわけではないのと同様である(笑)。
大学で経済学を学んだ奴ら、就職のために日経講読をしているのにもかかわらず、パソナのあいつとか日銀の副総裁あたりの戯言にバタバタと
転んでしまう(笑)。高学歴でもそんなものだ。況んや何とかをや(笑)。
こうして遠泳まがいのコメントをしていてもきりがないので、最後にサンデー毎日の伊東さんの話を添えて終わらせたい。
改めてアベノミクスの虚構をついて
おられたが、どうしてテレビはパネルひとつ用いてでもこんな実がある
ことを説明できないのか?
高市早苗が怖いからか?
さにあらず。寅さんじゃないけれど
『それをいっちゃあ、おしまいよ』
なのである。
核心をついてしまうと、アベノミクスネタで遊べないからである。
万が一、これを取り上げるとするならば、もうどうしようもなくアベノミクスなるものではよいしょできない局面になった時に『実は!』と預言者ネタで用いたいくらいだろう。
アベノミクスが舛添みたいに暴落したときの『とっておき』くらいにしか捉えていないからだろう。
伊東さんが仰られていたことが胸に突き刺さった。それはこのバカミクスの論破のくだりではない。
引用する。
『それまで生きていたい。経済というものは実験ができない。だから自分の目で見てみたい。そして、それを書いてみたい。』(サンデー毎日の38頁一段目より)
これと極めて同様な発言をテレビで見た。
『あなたがたが、そこまで言うのならば、どーぞ、おやりなさい!私は一政治学徒として、自分がずっと実証的に唱え続けていたことを確認できる』と、この温和なキャラにしてはムキになってたしなめていた。
それに対して(ことごとく論破されていくからか)これまたムキになって『あなたは自分は何でも知っているみたいなことを言うが!』と切れていたのが、他ならぬ舛添要一だった。
雪が降る、細川河野会談の時の朝生での石川さんであった。
その彼がわざわざ遠くの講演でも聞きに行くと言われていたのが、この
伊東光晴さんである。
なんというデジャブ感(笑)!
テレビで言えないことを新聞にやらせて、新聞でこれまた書きにくいことを所属雑誌にやらせる。このトレンドが強烈に強くなったのがここ十数年。中間層が知的劣化格差を拡大させるのもここにあろうが、ならばネットで補えば簡単だという指摘もあると思う。
ところが実態はそうではない。
丸山真男さんだったか忘れたが、いわゆるタコツボ論。これの極地がネットであろう。
あとはテレビの増幅器具に過ぎないのだ。最近、ネットで産経記事が目立つ背景を説明した話を(マスコミ事情)を読んだが、産経の手口は狡猾としか言いようがない。
また、世耕であれ共産党であれ拡散組織がネタをばら蒔きなど(笑)、何だかワイマール末期の選挙戦がお上品になっただけな感もあり。

neznez 2016/07/07 15:09 前回、民主党がブームで取った議席は当然減らねばならない。原発を止めず、消費税を上げて、沖縄の基地も腰折れにした罪は大きい。戦争法案に対する怒りの盛り上がりもあるのだし、脱原発の思いも強いのだから、まっとうならば、民主党が失う議席を、共産党が受け継ぐべきなのだが、いまだに多くの人にとって共産党に投票するのは勇気がいる。「初めて共産党と書いた用紙を投票箱に入れた時には、周りを見回してドキドキした」というのが現実だ。社民党も崩壊状態で受け皿にならない。だから改憲勢力が三分の二も民意の動向を反映したものではない。実は、民主党も一部は改憲勢力だったのだから、今更おどろくこともないのだ。日本は民意を反映しない選挙制度の国なのである。

2016-07-04

安倍政権の犹憶〜争点隠し″がこのまま続いていいのか、テレビ番組は、東京都知事選、イギリスのEU離脱、バングラディッシュ・テロで独占されている、2016年参院選を迎えて(その36)

05:34

 今回の参院選はいっこうに盛り上がらないといわれる。誰に聞いてもそうなのだから、このままでいくと投票率は空前の低空飛行になるかもしれない。なぜ盛り上がらないのか。先日、親しい友人たちと集まって選挙情勢について素人談義を交わした。結論は、安倍政権が内外の大事件を巧みに利用して選挙争点隠しに走っているからだ...ということになった。内外の大事件とは、東京都知事選イギリスのEU離脱、そしてバングラデシュのテロなどのことだ。

 東京都知事選首都の首長を選ぶのだから、数ある首長選のなかでも注目されるのは当然だ。とりわけ、舛添前知事政治とカネの問題で辞任に追い込まれただけに、後任候補が誰になるかについて関心が集中する事情はわからないでもない。だが、東京オリンピックの課題や自公両党の「ボス」や「ドン」が牛耳る都議会の問題には一切触れず、誰が立候補した、誰が辞退したといった「ゴシップ報道」まがいの連日のテレビ番組には、そのレベルの低さに呆れてものも云えない。

 考えても見たい。いまは参院選の真っ最中なのだ。しかも改憲勢力が3分の2をうかがう危険性が指摘されている国政選挙なのである。現時点における選挙報道の重要性からすれば、都知事選の報道が参院選の報道よりも多いなんてまともな意識では想像もできない。都議会が改憲発議をするわけでもなければ、都知事が日本の行く末を決めるわけでもないのである。参院選の帰趨が日本の運命を決め、その上に立って安倍政権が改憲を強行しようとしているのである。それでいてテレビ番組が都知事選に集中するのであれば、これはもうマスメディア挙げての明白な「参院選の争点隠し」あるいは「参院選そのもの隠し」だと言われても仕方がない。

民放テレビが「都知事選特集」に集中し、みなさまのNHKが「参院選特集」に取り組まないとすれば、この国のマスメディア空間は空洞化するほかないだろう。多くの国民が新聞を読まなくなり、若者に至ってはスマホ以外に関心を示さないのが現状である以上、テレビ番組の与える影響は格段に大きい。それでいてみなさまのNHKまでがまともに参院選に取り組まないとなると、国民の関心は日々のニュースで消費され、物事を系統的に考える思考力を失ってしまう。

 そういえば、イギリス国民投票でEU離脱が決まってからもう10日近くも経つというのに、この問題がアベノミクスに与える影響についての本格的な番組がいっこうに出てこない。また円高・株安の進行が5兆数千億円もの巨額の公的年金の運用損失をもたらしているというのに、それが大ニュースにもならなければ、ニュース解説でも(本格的に)取り上げられない。すでに2015年度の公的年金積立金の運用成績は、5兆数千億円の損失が確定している。株安が影響したもので、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が6月30日の運用委員会で厚生労働省に報告した。だが、安倍政権が7月10日投開票の参院選に悪影響を与えかねないとして、安倍政権は発表を故意に遅らせている。GPIFが公表するのは参院選後の7月29日だという(朝日新聞、2016年7月1日)。

 GPIFは国民年金厚生年金の積立金約140兆円を運用している。中国が人民元を切り下げて世界的な株安となった昨年8月の「チャイナ・ショック」では、昨年7〜9月期の損失は7・8兆円だった。安倍政権は将来の年金支給に必要な利益を確保するとして2014年10月に運用基準を見直し、国内債券の比率を60%から35%に下げ、代わりに株式比率を50%に倍増した。当時から国民の貴重な年金をバクチ(株取引)に注ぎ込むものとして厳しく批判されていたが、それが現実の姿になったのである。いまこそみなさまのNHKは、特集番組「消えた年金!」を報道すべきときではないか。

 バングラディッシュ・ダッカのテロ事件は凄惨そのものだ。とりわけ日本人多数が犠牲になったことは痛ましいというほかない。私にもJICA(ジャイカ:国際協力機構)には知人友人がいて、海外活動の危険性についてはかねがね聞かされていた。しかし、これほどまでに身の危険が迫っていたとは知らず、テロの犠牲者やご家族の方々にはお悔やみの言葉もない。とはいえ、安倍政権がこの痛ましい大事件を最大限利用して参院選の終盤を乗り切ろうとしている事態は看過できない。安倍政権はどうやら情勢を「テロ対策」一色に塗りつぶし、安保法制を強行した安倍首相がその先頭に立って国民の命と安全を守る姿勢を強調することで、選挙戦を有利に展開したいとのシナリオを描いているようなのだ。

 安倍首相はこれまで選挙期間中、政策らしい政策を何一つ語ってこなかった。アベノミクスについては「エンジンをふかす」というだけで、その具体的中身は一切言わないし、語らない。イギリスのEU離脱による金融市場の混乱と世界同時株安については、「今日本に求められているのは政治の安定だ。こんな時に共産党民進党に勝たせるわけには絶対にいかない」と野党共闘を攻撃しただけだ。公明党山口代表も「世界の先行きが不透明だからこそ安定した政権が必要だ。自民党公明党の安定政権でなければこの難局を乗り越えることはできない」と同調するだけで、「政治の安定性」すなわち自公連立政権が勝利すればまるですべてが上手くいくと言わんばかりだ。

安倍政権はいま、国民にとっての悲惨なテロ事件さえも「国家非常事態」とみなし、政治の安定性を強調することで参院選の勝利を得ようとしている。彼らは改憲について選挙中何一つ語ることなく参院選で3分の2議席を確保し、選挙後は本格的な改憲策動をスタートさせようとしている。私たちは次々と起こる大事件の表層だけに目を奪われることなく、その底流と本質を見極めなければならないと思う。(つづく)

旅マン旅マン 2016/07/04 08:09 小選挙区制度導入時に、日本共産党は『四割の投票で八割の議席』と、
この仕組みの悪辣さをキャンペーンしていた。当時学生だった私は、それはまだ甘い、四割割っても八割に
届く可能性もありうると突っ込んでいたが、まるでシステムも違う、ていうか対極にある比例投票先の割合で、今、恐ろしい結末を迎えようとしているようだ。
三割ちょい。これで、このままだと
郵政騒動以来の自民党圧勝に近づくそうらしい。
三割ちょいの自民党投票で勝ちまくれるってねえ。
今回の(多分、もうよほどのハプニングがない限り)世論調査で確定だろう。
まず、いわゆる批判的な言葉が有権者に刺さらない。安倍晋三が憲法を避けているからなどというのは、実は私たち側の『言い訳』なのかもしれない。確かに奴らはカルト政党と口裏合わせて争点にしない。汚い奴らだが、きゃー、小泉ジュニアとかと喜ぶようなのは無視して、だいたいの有権者には、烏の鳴かない日があっても中国や北朝鮮の悪事や顰蹙ものな小話などを見聞しない日はないであろう。これだけでもかなりの
安倍晋三『やむなし』的なムードができているのではないか?
中国韓国北朝鮮と、マントラを唱えれば勇気百倍アンパンマンじゃないが、安倍内閣の支持率は下がることはない。今回の選挙も、なぜ、なぜだか教えてもらいたいほどだが、北朝鮮がミサイル発射などと動き始めた(笑)。市ヶ谷などで自衛隊による
迎撃スタンバイショーが実施され…まるでプロレスショーみたい。
内政はどうか?
保育園落ちたは、これまた確かに人々の心に響くものでは『あった』
。ここなどをもっとマスコミはこの選挙戦で報道しなくてはならんはずだ。与党野党の都合ではなく、広く今後の日本社会に関わるテーマである。でも、正直ネタが尽きたのか?
視聴率的にという意味で?
あと、根本的なことだが、ママさんやパパさん以外、これはリアルに響いていないのではないか?一般有権者という点で述べておりますよ、ここは。
橋下が学校の先生などに激しくいたぶりをかけていた時のことに近いのかもしれない。
要は、当事者ではない。乳幼児の家族なんて現在の日本では少数派ではないか?テーマは未来にもろに関わるし、とても大切だが、消費増税などのような全体的な火の粉にはならない。だから頭でだいたい理解はできても…新聞調査や自民党の憲法隠し策も重なって…強く共感とまではいかない。ここでも有権者に批判は刺さらない。
私はこの場で以前から、テレビこそが結局は世論を決めるもの、ネットはブースターにすぎぬと述べてきたが、マスコミも朝日や毎日は新聞で
もの申して、系列テレビ局ではお茶を濁す。それどころか石原だの猪瀬だのの馬鹿者どもを最近はより評価するかのような報じかたすらしているし、今回の広原先生の話の通り、
参議院選挙をスルーしまくりでもある。こんな静かな選挙報道、なかったと思う。選挙ぶりが悪いより、報じ様が悪い。そこらの言い訳を新聞にやらせている。その活字を特に読みそうな人々のアンケート結果がこれだもの。

自分自身の投票行為はともかくとして、覚悟の段階になりつつある。
お試し改憲で公明党に参加させる、
お維新にのびのびと発言させる、そして改憲初体験で、お仕舞い?

旅マン旅マン 2016/07/04 19:42 小池百合子は無所属でも出馬するらしい。あくまでも、らしいだが、その可能性はかなり高いようだ。
さすがに世田谷区長は例外みたいだが、なんと21の区長は都議会自民党が推薦したがっているスカイツリーダイビング男に同意したとのこと。そして野党共闘の邪魔者、松原仁ちゃんがソイツに相乗りすることも含めて前向きに検討中という。
松原仁は都議会民進党を壊滅させてでも都知事選挙で相乗り候補をやりたいのだろう。それとも先のことを
見越しているので、とにかく権力にすがりたいだけ?先行投資?
こんな人たちの我欲こそ、野党統一候補の惜敗を誘発する。
休憩ついでにニュースをみて呆れたが、松原仁は増田を推薦候補者として認めたいと言わんばかりの勢いで
記者団に返答していた。
この人はヤバイ。ヤバすぎる。
どんな政治『感覚』の持ち主なのか?
政治信条のヤバさだけではない異常さだな。
都議会自民党と相乗りするって自殺行為じゃんか(笑)。いやさもはや都議会民進党という組織を投げ出してさえいる(呆)。
そして、小池百合子は無所属となってまたまた改革キックだの改革パンチだのと改革マントラを唱え出すだろう。ま、ここが核心で、改革という言葉の呪縛から解放されぬ限り、
エンドレスにこの国の政治は劣化していくだろうが…。
マスコミも悪者の都議会連合と初の女性都知事を目指す改革派という構図で、面白おかしく報道するのは目に見えている。
しかも小池百合子には、小泉純一郎や細川護煕などが陰についているとあの星という司会者が得意気に解説していた。
こんな『札付き女』に投票するのは論外だが(笑)、前回激烈に細川護煕を応援していた人々の思いも伺いたいところである。ストップジ安倍晋三とか、まさか言えるとも思えないけどね。
うんこ味のカレーかカレー味のうんこかという幼稚な選択ごっこ。
しかし。都知事選挙を空中戦にして安倍晋三たちに土をつけるという策は完全に終わってしまった。
もはや、ひかれもののなんとかだが
(笑)、あれかもな。
委ねたいのだろう?
自民党がどんなに非常識な憲法草案を公開しても、アベノミクスなるものが大衆レベルでもマヤカシだろうと認識され始めても、マスコミ各社の世論調査アンケートでも、ひとつひとつの項目では安倍晋三の政策には懸念が目立つのに比例投票先では
手堅い三割ちょいの基礎票でもって
…総保守の割合は四割はあるだろうが…低投票率と合わせて快勝させてしまうというのは、つまり、自分では嫌だが相手にしてもらえばいいよ
くらいの意識ってことだろ?
自民党の支持率がダウンしてもお維新がアップする(笑)。トントンになるわけだ。加えて宗教の恐ろしさを
具現化させた、あの権力カルト政党が支えている。
サリンは絶対に撒かないが、極右の安倍晋三たちを助けるためにあらゆるデタラメでもって信者を説き伏せる。広原さんが以前、教えて下さった西日本新聞の一面スクープ、圧巻であった(笑)。しかも、あれだけ過敏な組織なのに、かの新聞社に抗議もろくにしてきない。やぶ蛇になる
からだろう。文春などのエゲツナサもこんなところに垣間見える。(怒)
なぜ西日本新聞の件を問題にしないのか?要は右翼メディアなのだ。
創価を袋叩きにするのが商売のくへに(笑)、ここでは共闘している。
創価に逃げ場をこさえている。セコい奴らだぜ。

それはそれとして、いよいよ覚悟の段階か?
そう言えばPKO法案の国会戦で、ラストに投票札に喪章をつけた議員さんがいたのを思い出した。
旧知の宮澤首相に見せつけて…というのは故:國弘正雄さん。
九条に関わる国民投票には喪章をつけてやろうか。
無効にはならんとは思うけど(悲)。

元大阪府民からの伝言元大阪府民からの伝言 2016/07/05 23:12 とかく改憲派をひとくくりにして叩いてる左派が目立つけど、戦略としてはいかがなものかと思いますね。
彼らの皆が皆9条論争を中心に据えているわけではないことにもっと注目すべきでしょうに。
改憲派の中には、国の法律に対する条例上書き権、教育費のオール無償化、財政規律条項の盛り込み等、トンデモ主張をしている輩が出てきているわけですが。
これらは決して9条改正のための煙幕ではありませんよ。
まずはこうした事項に対して左派は如何なる考えをお持ちなのでしょうか?
もし今後の成り行き如何で、これらの事項と9条現状維持がバーターになったとしたらどうしますか?
現状だと、左派の中で声の大きい人々たちはバーターに賛成して、「9条は守られた」と勝利宣言しそうな気もするのですが。
それは私にとっては最悪の結末でもあるのですけどね。

護憲派にしろ改憲派にしろ、改憲論議はこれまでも議論がなされている9条だけに絞って行うのが筋だと私は思います。
護憲派野党の戦略としては、ひとくくりにするよりむしろ改憲派を割ってしまう方向に持っていくべきでしょう。
「9条一本勝負をせずにオマケをつける邪道どもは改憲派を名乗るな」と。

箒川 兵庫助 箒川 兵庫助 2016/07/06 23:12  参院選の争点はいろいろあると思います。またノイズ(年金10兆円以上損,都知事選,Brexit問題,JICA事件)もあります。しかし各地区の野党候補者はどのように戦っているのでしょうか。IWJで知る以外ほとんど分かりません。
 TPPに加入すると,盲腸手術代が700万円,風邪で医者にかかると,200万円もするとかの訴えはなされているのでしょうか。アホノミクスでさんざん公明・自民党政権はウソを吐いてきたのですから,多少不正確な数字や内容を言っても野党候補には問題ないと思います。また,ホルマリン漬けのブタ肉や狂牛病の肉を安いからと言って買って食べても良いのですか,と訴える候補者はいるのでしょうか。

 小生が恐れるのは,また小難しいことを言って演説を締めくくる野党候補者が多いことです。集団的自衛権で,これから若い人が死にます。安倍政権が続く限り,若者は,海外で死に,沖縄では女性が陵辱されますと訴える候補者は,沖縄以外にいるのでしょうか。
 原発も同じです。フクシマからの放射能がいっぱいなので,東京五輪に来る選手はかなり減りますとか,アメリカ西海岸では多くの魚類,ほ乳類が死んでいます。フクシマの汚染水が原因です。安倍政権に退場してもらって汚染水対策を進める必要があります,などと具体的に訴える野党候補者はどれくらいいるのでしょうか。
 三宅洋平氏の人気が高まっています。しかし,外国の歌手からの応援手紙を紹介するのも良いですが,高齢者には訴えないでしょう。高齢者に訴えることが出来るのは,歌声喫茶で一番人気のある昭和の歌です。三宅氏は,演説の合間に「青い山脈」など歌ってみてはいかがでしょうか。赤いリンゴでもいいです。最後にTPPの遺伝子組み換えのリンゴはイヤです,ぐらいのことは言わないと,訴える力は弱いと思います。

 ところで申し上げるまでもなく,消費税8%で庶民は貧困に喘いでいます。5%や3%に戻すことを訴える候補者はいないのでしょうか。増税ばかりでは,若い人に未来はありません。結婚して子どもを育てられる税制に戻すことを提案してほしいものです。タックスヘイブンの税逃れも厳しく取り締まりましょうと,訴えてほしいのです。代替財源はどうするのかといった心配は要りません。まずは消費税に苦しむ庶民を救うのが先です。

旅マン旅マン 2016/07/07 13:14 元大阪府民さん。
公明党の加憲論やお維新のような
あなたがご指摘なさるトンデモ改憲論にせよ、要はおためごかしなこと
ですよ。
初体験させること。微妙な気分を晴らさせることにこうした戯言(公明党ならば環境権だろうが)を活用してくることを批判しているわけですよ。
憲法はなんとかの大典ではないとい
う言い訳をよく護憲の論調で見かけますが、あれは弱いメッセージなんですよ。特にこの局面では!
環境権なんて明記もされていないのに、曲がりながらも公害問題と格闘してこれたのは現行憲法の活用ですよ。護憲派の決意に甘さがあるとすれば、あんな言い訳をする暇があれば『活憲』『今あるものを使いこなそうぜ、もったいない!』とやらないとならん点ですよ。
所詮と言えば憲法学者に叱られるかもですが、憲法という文言を私たちが使いこなそうとしないから悪辣な
奴らに攻められる、常に受け身であり続けている。そりゃ、マイナス印象しかつかなくなるでしょ。
そういう面での批判は理解できますが、この局面でいけしゃあしゃあと
改憲論に与する政治勢力に一撃を食らわさねばますます改憲勢力の思うつぼに陥ると思いますが。
あと、あなたは取り上げてもいないことですが、なんか東京新聞なんぞにも『リベラルも改憲派も全部欺瞞だ』とぶち挙げていた法哲学者が出ていましたが、ああいうもっともらしいことを言う学者が誰を喜ばせるかも、読者は創造力を働かさねばと
思いますね。
安倍晋三が率いる自民党だって、あれだけ合憲合憲と、野党のほざくことは非現実的だとやりこめていたことも、ある意味、現行憲法の活用ぶりと奴らには皮肉りたくもなる。
環境権も教育費用の問題も、頭を使えば善処できる(あとは政治の問題である)と思います。
何かを(とりあえずリスクを背負子むかもアリで)変えること=改革で
何となくアクティブ、かつ、前進的だという印象操作がここ四半世紀の
日本社会の常識みたいになってしまったこと。こっちの方がナンセンスですよ!