Hatena::ブログ(Diary)

広原盛明のつれづれ日記

2016-09-25

蓮舫・野田体制への激しいバッシングが原因で若干の軌道修正か(?)、蓮舫民進党代表は9月23日の野党党首会談で、衆院選においても「できる限りの協力」を確認した、民進党代表選について(7)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その14)

07:14

 蓮舫・野田体制がスタートした9月21日の両議院総会の翌日、22日付各紙の民進党新執行部に対するバッシングは凄まじかった。二重国籍問題で蓮舫氏を一貫して批判してきた産経新聞は別格だとしても、その他の各紙においてもご祝儀記事とは程遠い批判的論調が目立った。それだけ野田幹事長の起用に象徴される「お身内人事」に対する批判が強く、このままでは「選挙の顔」としての蓮舫氏が通用しなくなる――といった観測記事まで飛び出す始末だ。

民進党規約によれば、両議員総会は党大会に次ぐ議決機関であり、衆参両院の国会議員全員によって構成される。総会は構成員の過半数の出席で成立し、過半数の賛成で議決される。蓮舫氏が新代表に選出された翌日の9月16日両議員総会は、出席者76名(衆院55、参院21)で辛うじて定足数147名の過半数を確保したが、新執行部が発足した9月21日の両議員総会出席者数は総会開始時段階で64名(衆院39、参院25)と過半数を割り、委任状(72名分)がなければ両院議員総会自体が成立しなかった。また欠席者で委任状を出さなかった11名の中に、代表選で蓮舫氏を真っ先に推薦した旧社会党グループ代表の赤松氏が含まれていた(東洋経済オンライン、9月22日)。

 前回の拙ブログで、民進党代表選に党員・サポーターの6割近くが棄権したと書いた。蓮舫氏の絶対得票率(蓮舫氏の党員・サポーター得票数÷全党員・サポーター数×100)は25%、4分の1だった。そんな支持基盤の薄い蓮舫氏が、新執行部を決める両議員総会で国会議員の過半数の出席を得られず、委任状に頼って議決せざるを得なかったことは、党内基盤がきわめて不安定であることを示すものだ。以下、9月22日付の各紙の論評を紹介しよう。

――21日に正式発足した民進党の新執行部は、蓮舫代表が目指す挙党体制とはほど遠い布陣となった。役員には野田佳彦幹事長に近い顔ぶれが並び、早くも「お友達執行部」と揶揄(やゆ)される始末。役員人事を決めた21日の両院議員総会の出席者は約70名で、党所属国会議員147名の半数にも満たず、役員人事などに関する委任状すら出さなかったベテラン議員も。蓮舫氏は船出早々、お家芸の「党内分裂」の危機に直面している(産経新聞)。

――蓮舫氏は今回の人事で、代表選を争った勢力だけでなく、約20人の赤松氏グループの離反すら招きかねない状況となった。21日の議員総会に出席した議員は約70名程度で、前原氏、赤松氏の姿はなかった。代表選での圧勝にもかかわらず、蓮舫氏の周辺では早くも「このままだと、『非主流派』の議員数の方が多くなってしまう」と懸念する声が出ている(読売新聞)。

――21日に発足した民進党新執行部人事では、有力議員の役職辞退が相次ぎ、挙党体制からは程遠い船出となった。野田佳彦幹事長の起用への反発がくすぶっているためだ。新役員に野田政権での要職経験者が多いことも党内の不信感を広げており、党運営は不安材料だらけだ(毎日新聞)。

――党内では今回の人事で野田氏を幹事長に起用したことに「挙党体制にほど遠い」との批判が相次いでいる。代表選で蓮舫陣営を支えたリベラル系議員らを中心に、新体制への不満がくすぶりそうだ(日経新聞)。

 各紙挙っての酷評(バッシング)は、さすがの「鉄面皮」と言われる野田氏も相当こたえたらしい。もしこれで緒戦の10月23日投開票の東京10区福岡6区衆院補欠選挙で惨敗するようなことがあれば(野党共闘をしなければ大敗することは確実)、蓮舫・野田体制には早速黄信号が点滅することになる。ここはひとまず持論を封印して野党共闘に舵を切り、負けても言い訳が立つようにして、新執行部の危機を回避するとの作戦がとられたのだろう。それが9月23日の野党党首会談となったのである。

 9月24日の「赤旗」1面トップには、「総選挙も『できる限りの協力』確認」「10月の衆院補選含め具体化の協議開始で合意」との大見出しが躍っている。その確認とは次のようなものだ。

 ――志位委員長は、野党共闘参院選1人区でも大きな成果をあげたとして、「次の総選挙での選挙協力を進めるために真剣な協議を開始しましょう」と提起しました。また、10月に行われる衆院東京10区福岡6区の補選についても、野党共闘を実現すべく、協議を速やかに開始することを提起しました。これに対し、蓮舫氏は「これまでの公党間の党首の合意は大変重い。岡田前代表の路線を踏襲していきます」と発言。今後、4野党の書記局長・幹事長の間で、総選挙衆院補選での選挙協力の具体化のための協議を開始することで合意しました。

 「赤旗」にはこれ以上詳しいことが書かれていないので、民進党側の事情や反応はよくわからない。この点毎日新聞は、見出しに「4野党 衆院選も『協力』、党首会談 具体策では温度差」とあるように、民進党内の複雑な事情や野党党首会談の中での蓮舫氏の発言を正確に伝えていて、今後の野党共闘が一筋縄ではいかないことがよくわかる(協力の字をカッコにしているのがその表れだ)。蓮舫氏は毎日新聞のインタビューに次のように答えている(9月24日)。

――(問)共産党との協力は補選と次期衆院選では分けて考えるのか。

――(答)臨時的に行われる補選は総選挙とはちょっと次元が違う。新たに(野党を)選んでもらえるかという戦いであり、与党野党のシンプルな構図が望ましい。いろいろな選択肢を排除しない。

 この蓮舫氏の発言は微妙だ。見方によっては「補選では野党共闘」「総選挙は別」という意味にも受け取れ、「いろいろな選択肢を排除しない」という表現がこのことを示唆している。民進党京都府連は、岡田前代表の下での「できる限り協力」という確認にもかかわらず、「協力はしない」との態度を貫いた。京都選出の衆院議員・山内氏が国対委員長に就任したが、彼もまた「いろいろな選択肢を排除しない」として融通無碍な行動をとるのであろうか。(つづく)

大帝武大帝武 2016/09/25 15:53 総合区・特別区の説明会に行ってきた。正式名称は、総合区・特別区(新たな大都市制度)意見募集・説明会。会場は半分以下、ガラガラだった。
 説明会は、9月初めから大阪市の全24区で順次開催されている。9月24日は住之江区民ホールで開かれた。事前申し込み制で、定員オーバーの場合は抽選とあったので、「当たるかな?」と少し心配していたが、会場はガラガラだった。
 定員350人か400人ほどの大ホールは空席が目立った。念のために数えてみたが参加者は120人程度、多く見ても150人ほどだ。会場での拍手数からみて、大阪都構想に賛成の人は、参加者の1/3程度、中間的な人が1/3程度、明確な反対が1/3程度ということだろうか。あの大阪都構想の住民投票からみると完全に熱気は冷めていた。
 主催者側の到着が遅れたので、10分ほど遅れて始まった。主催者も少しだらけているのだろうか?『大阪都構想住民投票』の当時の緊迫感は、もはや全くない。それにしても豪華な顔ぶれである。吉村市長、松井知事、区長、その他の幹部のそろい踏みである。松井知事も超多忙だろうに、なんで、こんな大阪市民向けの説明集会に来るのだろうか?もしかしたら、松井は、吉村市長が変なことを言わないようにと監視に来ているのだろうか?つい、いろんな風に憶測してしまいそうになる。

総合区についての説明はまとも!
 吉村市長の『総合区についての説明』は、比較的まともだったように思う。吉村市長は総合区について、もう少し否定的な説明をするのではないかと思っていた。だが、吉村市長は『総合区』について、かなりはっきり、肯定的に説明をしていた。参加者の一人が、市長は『総合区がおすすめみたいだが…』と勘違いの発言をするほどだった。
 だが、松井は相変わらずである。松井は、『府・市が一体にならなければ、二重行政と無駄遣いが無くならない。』の一点張りだった。『今は、私と吉村市長の個人的な人間関係で、たまたま府・市はうまくいっているが、それではいつかだめになる。これから、国も地方も財政的にますます苦しくなる。府市が一体になり、その時に備えなければならない。』といういつか聞いたことのある話の繰り返しである。
 だが、府・市はそんな私的な関係ではない。

『配布された説明資料の内容』

第1部 大阪における新たな大都市制度(総合区制度と特別区制度)、
1.大都市制度 〜これまでの経過〜
2.大都市制度改革〜(大阪が抱える問題解決に向けて)
3.総合区制度
4.特別区制度

第2部 大阪における総合区の概案 

1.総合区制度の概要
2.総合区の意義、効果及び課題
3.総合区の概案の作成にあたって
4.事務分担
5.職員体制
6.総合区の3つの概案
7.〜9.総合区の概案、A案、B案、C案
10.今後の検討事項
11.総合区(案)のとりまとめに向けて

第3部 特別区
1.特別区制度の概要
2.特別区設置のイメージ
3.特別区設置法で定められた検討事項

吉村市長の大阪市の厳しい現状の説明などがあった
 大阪市が置かれている人口減少や経済衰退の現状や今後の悲観的な見通しについて吉村市長が語った後、事務方から資料の説明がされた。説明内容は、これまでいろんなところで言われてきたこととほぼ同じなので省略する。
 当然ではあるが、『総合区』について、丁寧に説明がされた。特別区については、当然だが、新たな提案内容はないということで、これまでと同じことが簡単に説明された。
 説明会の運営は、主催者側の説明が1時間、参加者の質問や意見の時間が1時間の計2時間。橋下の時は、市長の説明が1時間40分くらい続いて、質問時間は10分~20分くらいしかなかった。橋下のやり口はひどかったが、さすがにそんな乱暴なことは吉村市長もできないようだ。さすがの松井も、橋下みたいな天才的な『めちゃくちゃ』はできない。まだ、少しはまともさが残っているのだろうか。

会場の9割の人が、特別区に批判的な意見
 会場での質問や意見は、ほとんどが批判的なものだった。よくわからないという意見もあった。私も質問しようかと思って、手を挙げていたのだが、他の人から、『特別区については、住民投票で反対が多数という明確な判断が出たのに、なぜ、再度提案するのか❓』という私が思っていたこととほぼ同じ質問があった。
 松井が少したじろいだ。吉村市長が答弁した。
 住民投票で決着がついたのに、私が再挑戦したいと思うのは、『市長選で、私は大阪都構想再挑戦を訴えて、私が当選したからです。』というのが吉村市長の答弁だった。
 だが、吉村市長は勘違いをしている。市長選で都構想再挑戦を訴えていて、当選したとしても、『訴えていたことの全て』が信任を受けたわけではない。
 当選したのは、市民の多数から、他の候補よりも、相対的にベターと思われたからに過ぎない。そうでなければ、家族の中でさえ、あれほどのいがみ合いをするほどの騒動を経て、住民投票で、『大阪都構想反対』と決したのに、それからわずか数か月しかたっていないのに、『大阪都構想賛成の市長が選ばれる』わけがない。
1つの政策を選択するという判断と、1人の人間を市長に選ぶという判断は、明確に違うことである。そのことの微妙さ、大事さを若い市長も学んで、知ってほしいものである。

2016-09-21

民進党代表選は極めて低調だった、党員・サポーターの投票率は41%でしかなかった、蓮舫新代表は果たして「選挙の顔」になれるのだろうか、民進党代表選について(6)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その13)

17:09

野田氏を執行部の要に起用した民進党人事は、その後も迷走を続けている。この間書かなければならないことは山ほどあったが、京大吉田寮セミナーの準備に手を取られて間があいてしまった。本題に入る前に少しだけ紹介したい。

「21世紀の京都大学吉田寮を考える」と題する公開セミナーは、大学当局から通告されている吉田寮の廃止と建物の解体を憂慮する寮生とОB有志が開催したもので、9月20日午後から楽友会館で行われた。台風16号が接近していることもあって開催そのものが危ぶまれたが、それでも40人近い関係者や市民が参加して熱のこもった討論となった。

話題提供者は、冨岡勝近大教授(日本教育史、元寮生)と建築家の山根芳洋氏(七灯社建築研究所主宰)の2人、コーディネーターは私(元寮生)と現役寮生が共同で務めた。詳しいことはいずれ拙ブログでも報告したいが、なにしろ吉田寮は現存する我国の大学寄宿舎の最古の建築物であり、創設は今から100年余前の1913(大正2)年に遡る。しかもその中の一部(食堂と便所)は、1889(明治22)年建設の第三高等学校寄宿舎が移築されたもので、京大構内に残る最古の建築物だとされているから、重要文化財に指定されてもおかしくない建物なのだ。

しかし吉田寮の現状は、これまで大学当局と寮生たちのコミュニケーションが上手くいかなかったこともあって一路荒廃が進んでおり、「風前の灯火」とも言える状態に置かれている。この現状を打開して何とか存続の道を探りたい、そのためには吉田寮の歴史文化的価値や教育史的価値を明らかにすることが必要だ...ということになって今回のセミナー開催の運びになった。今後、いろんな分野の専門家や寮ОBを招いて議論を重ねていく予定なので、その都度案内を差し上げたい。

本題に戻って、民進党代表選後の人事の行方を追ってみよう。まず前回の拙ブログでは野田幹事長起用は本当なのか...との疑問を拭いきれなかったが、事実は否定しようがなく、旧民主党政権崩壊の引き金を引いた狡僑禅蘋鑒鉢瓩量酖鳥瓩いよいよ党運営の要として采配を振るうことになった。今日21日には執行部全員の陣容が決まって蓮舫・野田体制が発足することになるが、前途は多難だというほかはない。なぜなら、蓮舫氏を「選挙の顔」として選んだ代表選そのものが極めて低調だったからだ。

こんな大事なことをなぜ書かないのかと思うが、各紙揃って選挙結果には触れているものの、不思議なことにその前提となる有権者の投票率に関してはまったくノータッチなのだ。通常どんな選挙でも投票率の高低は大きな関心の的であり、低投票率であれば選挙そのものの意義が問われる。にもかかわらず、なぜ民進党代表選に関しては投票率がまったく報道されないのか全く理解できない。仕方がないのであちこち探した挙句、民進党ホームページでやっと投開票結果のリストを見つけた。

 民進党代表選は、849ポイントの過半数425ポイントを獲得した候補者が代表に選出される仕組みになっている。ポイントの配分は、国会議員294ポイント(147人、1人2ポイント)、公認候補予定者118ポイント(118人、1人1ポイント)、地方議員206ポイント(1586人)、党員・サポーター231ポイント(23万5211人)というもので、国会議員と公認候補予定者を合わせるとそれだけで総ポイントの半分近くになる。その意味で決定権を握っているのはこの両者だと言えるが、それでも郵送による地方議員と党員・サポーター票は国会議員などの直接投票の前に集約されて公開されるので、その動向は決して無視できない。

そこで23万5000人といわれる基礎票に焦点を当てると、党員・サポーターの投票率は40.9%で地方議員87.3%の半分以下となり、国政選挙などと比べても非常に低いことがわかった。投票率の都道府県別分布を調べると、20%台3府県、30%台22都県、40%台17道県、50%以上5府県となり、党員・サポーターの過半数が投票したのは全都道府県の僅か1割という有様だ。これではお世辞にも代表選が党員・サポーター支持されたとは言えず、「いっこうに盛り上がらない」といわれた状況も頷ける。

原因はいろいろあるだろうが、私は3人の候補者がいずれも「センターライト」(中道右派)から「ライト」(右派)までの右寄りの人物だったことがかなり影響したと見ている。自民党に対抗できるだけの明確な政策を掲げた「レフト」(左派)の候補者がいないことが大量の棄権を生み、消去的選択の果てが投票率4割という結果になったのである。ちなみに、投票率の第1位、第2位は候補者を出した香川県70.7%と京都府62.0%、最下位は沖縄県20.3%、ブービーは大阪府29.3%だった。

 私が在住する京都では、前原氏が出馬しただけあって全国第2位の投票率を記録した。前原氏は京都府内の党員・サポーター3896票のうち3374票(86.6%)を獲得して、圧倒的な強さを見せつけた。その勢いを駆って党所属の地元国会議員4人(泉、北神、山内、福山)と地方議員が全国を回って支持を求めたというが(京都新聞9月16日)、全国的に見れば、党員・サポーター95392票のうち蓮舫59539票(62.4%)、前原26045票(27.3%)、玉木9808票(10.3%)に終わって、さほど効果は見られなかった。また党員・サポーター票の絶対得票率(得票数÷有権者数×100)からみると、3候補の絶対得票率は蓮舫25.3%、前原11.1%、玉木4.2%となって、蓮舫氏でさえが1/4、前原氏に至っては1割でしかなかったことがわかる。

前原氏は国会議員147人のうち42人(28.6%)、公認候補予定者118人のうち44人(37.3%)、地方議員1389人のうち335人(24.1%)の支持を受けたものの、所詮は「京都ローカル候補」の域を出なかった。要するに、前原氏は京都ではともかく全国ではもはや「ただの人」になったのである。地元の京都新聞(9月16日)でも次のような論評が掲載されている。

――旧民主時代を含め3度目になる挑戦に「賞味期限切れ」との厳しい指摘もあった。選対事務長として前原氏を支えた泉健太氏(衆院京都3区)は「存在感は示せた。ただ党の新しい顔として清新さを求める声が強かったのであろう」と振り返った。

問題は「選挙の顔」としての蓮舫氏の存在感だ。共同通信社が9月17、18両日実施した全国電話世論調査によると、15日の民進党の臨時党大会で選出された蓮舫新代表に関して「期待する」との回答は56.9%で「期待しない」の38.4%を大きく上回った。「期待しない」が相対的に多かったのは自民・公明支持層だけで、その他は無党派層を含めてすべてが「期待する」の方が多かった。性別では特に女性が65.8%と高く、男性の47.3%を20%近くも上回った。しかしその一方、民進党政党支持率は9.9%と微減し、蓮舫人気が必ずしも党勢回復につながっていないことも明らかになった(京都新聞9月19日)。

民進党幹事長に指名された野田氏は、9月16日に開かれた党の両院議員総会で「自分の政治人生の落とし前をつけるつもりで、火中の栗を拾う決断をした。ハスの花を下で支えるレンコンになったつもりで、徹底して下支えする決意だ」と述べた(各紙9月17日)。かって自らを「泥鰌ドジョウ)」だと称した野田氏が民進党を「泥田」に例えて精一杯の洒落を言ったつもりであろうが、この比喩は案外的を射ていると思う。

野田氏はおそらく蓮舫氏を「下支え」することの比喩として、「ハスの花」と「レンコン」の話を持ち出したのであろう。美しく水面に浮かぶ蓮の花(蓮舫)を泥田の下で支えるのが蓮根(野田)の役割だという麗しい例えだ。だが、「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき 」という林芙美子の言葉もある。また植物学の基礎知識によれば、レンコンは地下茎の一種で「肥大」することで初めて食材となるといわれる。レンコンは肥大しなければただの地下茎にすぎないので、存在を示すために必ず肥大化するのである。水分と養分をたっぷりと吸い込んで肥大化したレンコンは、いつまでハスの花を支え続けるのか(蓮の花の寿命は短い)。

9月26日から臨時国会が始まる。民進党の最初の代表質問をするのは、衆院議員の野田幹事長であって参院議員蓮舫代表ではない。蓮舫・野田体制が「野田・蓮舫体制」に移行するのは、それほど遠い日のことでないかもしれない。(つづく)

旅マン旅マン 2016/09/22 19:50 京大の寮の話やそちらの新聞記事、
面白かった。
右寄り候補の右自慢大会と、私なら銘打つほど、左側が地味な大会だった。元来、左側が勝ち負け関係なく
存在感を示しつつ決選投票にそれなりの影響力を示すか、はじめから誰かに付いて(今回ならば蓮舫か)と
いうパターンかと思ったら、菅直人や阿部知子などが玉木になど、アクロバティックな加勢の仕方を示してもいた。外交や安保では特に距離があるのにといった疑問などが、この党のサポーター票を鈍らせたのでは
という見立てにも賛成だ。
私に言わせれば、党内融和などを絡めた左右両方からのクリンチみたいな面もあるのでは?ってことだが。

京都新聞の解説紹介、これでも前原元代表のパワー低下が透けて見えている。玉木はそれ以前のマイナー候補なので論外。二重国籍騒動、煽っているのはフジサンケイグループを
中心としたメディアであるが、その
割りには世間は覚めていたことも明らかとなった。ズバリ、極右の的はずれな中傷には(彼女の政治的なスタンスなどは脇に置くとしても)世間は思ったほど踊らされなかったのである。これについて、本質的な批判を繰り出すこともできると思う。
つまり、法的に問題なしということに大衆がクールになれたか?というよりも、火消しに躍起となった蓮舫の『いかにもな』保守派ぶりな受け答えぶりが結果的に火消しに有効だったのでは?という意味からの批判をということだ。結果論ではOKでもその背景に嫌なものを抱かざるをえない。
野田幹事長をはじめとした執行部が
固められたことについては、最近の広原先生に弓を引いていた(笑)私だが、ここまで党派性を押し出した人事には弁護のしようもない!やり過ぎである(怒)。
前述したが、この党派は特に融和路線をとることが特質だった。
まあ、冷静に見れば、江田憲司一味が最大グループで、前回がそうした背景をあえて封じた野党共闘路線だったことの反動なんだと言えようが、でもこれ、一番大切な視線が欠落しているぞ。
お前ら(民進!)がそれなりの健闘をやれたのは誰のおかげか?だ。
一人区で勝てた候補者(殆どが民進系候補者である)は悉く、ギリギリでの当選であった。代表選挙で私が
広原先生にダメ出ししてまで蓮舫と
いう右派候補者を支持したのも彼女のキャラと野党共闘路線への相対的距離感にこそあれであった(笑)。
この執行部人事では、ますます野党共闘路線(もはやこれしか、現実的な活路はないと見る)を遠ざけることになる。
そして、もうこれは政策談義以前の問題だが、野田という最悪のマイナスオーラ全開キャラをテレビ画面にさらし続けることは、蓮舫のキャラを何割引きもさせかねない自滅人事としか表現できない(怒)!
この男が国会中継と毎日のニュースに出てくることの痛さには、どこの党派支持というお話以前なのだ。
喜ぶのは星浩くらいだろう(冷笑)。
だからって玉木や前原というバリバリの右翼議員を応援などは論外であった。じゃあ、左派新党か?これも過日、さんざんダメ出ししたので
繰り出すまい(笑)。やはり蓮舫で個々の自民党暴走政策にダメ出しを
やらせることと、参議院一人区での
経験をポジティブに検討、推し進めていくことが妥当な道なのだと言いたい。
野田では入るかもしれない票まで逃げ出す。枝野の留任が筋だと思う。
野党共闘路線を止めて政権交代選択選挙なんて保守的なメディアに釣られて衆議院選挙をやろうなんて、夢のまた夢だろう!
片や国連で北朝鮮叩きの演説をやってポイント稼ぎに余念なき安倍晋三である。脱原発イメージすら与えかえない高速なんとかの廃炉決断など
、世間的には好感を抱かせる動きの
連打である。世間的にはね(笑)。
さてはて、年内総選挙も十分にあるであろうこの政治状況…。
共産党とも連携した左派新党?
蓮舫『一人だけ』の民進戦略?
共に、寝言は寝て言えばってもん!
テレビが方向付け、ネットで増幅されていく右派的な風潮と、小池都知事や安倍晋三というノリノリキャラが持て囃される今時で、野党ってのは内向きに、被害を最小限に留めようみたいに独自色を出していても各個撃破でおしまいだ。
とはいえ、野田中心の執行部人事では、よほど予想外な展開とこれまた予想外な左バネ演出でもやらぬ限り
野党に勝ち目はない。といってもこの勝ち目は『例の壁を確保すること』なのだが、これまた二重どころか何重もの困ったものが見え隠れしてもいる。
まともな人なら言いそうだ。
いかりや長さんの決め台詞
Im done for!
なあんて、な。

旅マン旅マン 2016/09/23 19:40 I’m だね。ほんと、メンドクサイなあ(笑)。

さて
尖閣諸島や東南アジアの海洋進出といった国際問題から、巷のマナー違反ネタまで、大きなことから小さなことまでアンチ中国報道が流されない日ってありますかね?
これに北朝鮮と韓国のネタが加わるわけだから、毎日と述べても過言ないほどテレビ報道、ワイドショーは
安倍晋三のパワーの源を垂れ流し続けている。
これほど分かりやすく、人々の心のヒダに入り込むものはない(笑)。しかも日常生活でのトラブルネタは、
はるか彼方の領土権争いよりも百倍
身近で取っつきやすい。
こうした…冷静に考えれば小悪党が
全て中国(外国)人でもなく、それだけ問題ならば具体的な行政処置をやればよいだけなのだが…さあ、川で牡蛎をとって貝殻をばら蒔くのは
アイツラだ!と煽り立てるタイプの
ニュースの前後で、自民党が、安倍晋三がかくかくしかじかとやろうと
しています、しましたなどと報じれば、それなりどころかけっこうな仕方ないんじゃね?的な思いを視聴者に抱かせるのは間違いなかろう。
それでも一応、控え目にやるのがテレビだとも添えておこう。ネットは
むき出しのブッチャケトークのオンパレード(笑)。テレビはダメなので
ネットを見ていますと、この間の都知事選挙中で出会った人から聞いたこともあるが、これも何だかなあ。
産経ニュースがやたら目立つとは言い過ぎかいな?
たしかにしんぶん赤旗など(笑)、うんと様々な系統の媒体に触れられて便利ではある。それでも、だ。
なべてネットは右翼の連打、デマや
暴論が大手をふって徘徊している。
こうしたメディア環境下で、有権者は何となくしつけられていく。
一部の左翼が義憤にかられてブログを立ち上げたり、ここにも出てくる
共産党シンパらしきのがベタベタと何かを張り立てたりと、それなりの
抵抗はあるのだが、その何倍もの輩が、雇われ者も含めて右翼ネタを連打である。
そして小選挙区制度と、定数削減という(社民共産党という超少数派を
除けば)大衆媚売りショーに…同時にそれは自民党のますますの圧勝傾向を高めるだけなのに…勤しむは勤しむわ(笑)。定数削減には蓮舫も安倍も同じである。大衆は定数削減を
勇気ある改革の証だと思い込んでも
いる。そして社民や共産党辺りがこれに反対すると、抵抗勢力のダメダメ左翼と蔑むのだ(笑)。
かつて共産党は四割の得票率で八割の議席をと、極めて正論を小選挙区制度導入時に反対論陣を張っていたが、こんな民意の縮図をぶち壊す仕組みで飼い慣らされたあげく、今度は中国韓国北朝鮮ネタのマントラザンマイな報道ぶりでは、確実に安倍晋三的なものを『まっ、いいか』と
緩く追認する世論が固定化されていくことだろう。
安倍内閣の支持率をご覧なさい!
いつだって四割水準だ。
違うぞ、安保法制反対デモの時は、
なあんては今は昔…。
思うのだが、株価ががた落ちとなったり円高がめちゃ進んでも、もしかしたらそんなに安倍内閣支持率は落ちないかも。
事態は言葉(活字メディアの批判)
が通じない云々といったステージからもう一段と、悪化しているように
思えてしまう。
今は我慢の子で
野党共闘路線を少しでも食い止める
→安保法制反対で取り合えずでも野党が纏まったことは評価している。

より日常生活でのトラブルネタで安倍政権を批判しつつ、そこそこな対案を示すスタイル
→内政で(与野党間で極端な違いが
出てこないことで)いまどきの大衆を説得するやり方

そしてマスコミの挑発に乗らないこと。何を言われても無視して上記のことを愚直にやること。
→先の通常選挙結果からも、敗けの中にも太刀筋のよいものが少なからずあったこと。政権奪取だの政権選択だのも蓮舫も野田も言うべき立場ではない。蓮舫はあくまでも野党の
最大公約数的な批判と、ママさん的な視線での(あ、これは性差別じゃありません!彼女の初当選の時のことを思い出せ(笑))日常生活での批判でテレビに売り込めばよい。
色々、理屈や筋道ではムカつくことばかりだが…。

mkmk 2016/09/25 01:21 (おどろき)
私用で、久しぶりに、大阪にでかける機会があった。長い下りのエスカレーターをおりるとすぐに、駅前広場でピンク色の旗の下で、
署名をあつめている集団があった。
沖縄辺野古基地県建設を沖縄と連帯し打ち破ろうと呼びかけていた。さきの福岡高裁の政権よりの判決を批判していた。急いでいたのだったが、ついつい署名に応じ
た。乗り継ぎの電車のなかで、もらったタブロイド版の新聞には、週刊MDSの活字大きく書かれ(民主主義的社会主義運動 機関紙)と書かれていた。
この組織の存在を長い間忘れていた。1960年代に志賀義雄が共産党から除名される契機となった核実験部分停止条約に賛成し「日本のこえ」を創刊、中野重治、神山茂夫、
鈴木市蔵と結成した組織だった。その後、中野と神山が去り、志賀、鈴木が国会議席を失い、日本共産党がソ連共産党との関係を修復すると日本政治において、表舞台から
消えた。日本のこえの影響下にあった学生組織『民学同」=民主主義学生同盟の人々が現代政治研究会を作り、現在のMDSとなった。
彼らが民主集中制を採用せず、協同体経営を目指し、ソ連型社会主義を否定し変悪運動を継続しているのは、社会に一定程度の影響力をもっているからだろう。
だから、民主主義的多様性社会が大事なのだ。

私が彼らの歴史的存在を日常から忘却していたのもそれだけ政治運動から離れていたことを証明するものだろう。私がいた某大学にも民学同の連中は、いたけれど
学生運動のなかでは、比較的、構造改革的な論陣を張っていた記憶がある。私は、中核派や革マル等についてゆけず、民青等にも距離をしだいにおいていった。
振り返れば、
時代の空気に流された、社会変革の諸運動に興味を持っていたノンポリ的学生で職業的活動家にはなれなかった。私の体質なのか。未熟な思考回路にあったのか。
死んだはずのMSDがまた息を吹きかえしたことを私は、ある種うれしく思っている。それは、当時「にほんのこえ」派を支持したからではない。歳月を越え権力に
抗う存在を確認できたからであり、おどろきだった。
それらの人々はすべて、(極左を除く)私の価値判断によるリスペクトの対象だからだ。
どんな権力も権威も腐敗堕落する。沖縄の闘いは、個を守るたたかい、基本的人権と生存権、それらを発展持続させる平和の世をもたらすための試金石となっている。沖縄の人々もまた
沖縄県民もまた、長い間、日米の中央政府に、抗い続けている。

その価値は、シリア、イラクの轍を踏まないためにも重要なのだ。自国民を窮乏に追い込み、殺すなどする政府と戦争に利潤を見出す社会体制をつくらないためにも
オキナワの人々を支援することが必要なのだ。オキナワの闘いは、人間の尊厳をまもる道程なのだから。

安倍自公政権は、それらの人々から遠い地点に存在する権力で、やがて躓き倒れる。

2016-09-16

蓮舫民進党新代表は野田前首相を民進党幹事長に据える人事案件を示した、9月16日早朝のNHKニュースは本当なのか、民進党代表選について(5)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その12)

10:59

今日9月16日の早朝、NHKラジオのニュースを聞いて驚愕した。民進党代表選で新代表に選出さればかりの蓮舫氏が、次の焦点である幹事長人事について野田前首相の起用を提案するというのである。早速、朝日、毎日、日経各紙の朝刊を調べてみたが、そんなことはどこにも書かれていない。もし事実だとしたら、NHKの大スクープだということになる。

その後、NHKはテレビニュースでも同様の報道を繰り返しているので余程自信があるのだろう。そうだとすれば、これは「容易ならぬ事態」になったというほかはない。前回の拙ブログで、蓮舫氏は冷酷無比な「野田政権のエピゴーネン」だと書いたが、事態はその通りになったのである。

今日の夕刊で各紙がどのような記事で後追いをするかは興味のあるところだが、蓮舫氏の優勢を伝える各紙の記事は、これまでその理由を主として彼女の知名度の高さとそれを利用する「選挙の顔」に重点を置いて説明してきた。だから、今日の朝刊でも毎日新聞は、「民進『選挙の顔』優先」との大見出しで次のような解説記事を掲載した。

――次期衆院選に向けて党勢回復の糸口がつかめない中、蓮舫氏が選ばれたのは党のイメージを一新させる切り札として「選挙の顔」を優先させたためだ。しかし「顔」が代わっても、「中身」である政策面や野党共闘などの党運営で、岡田克也前代表の路線から独自色を打ち出すのは容易でない。

また、朝日新聞も同様に「蓮舫氏 完勝でも多難」との見出しで、解説欄に次のように書いている。

――民進党蓮舫氏を選んだのは、まさに「選挙の顔」として少しでもプラスになるという判断だ。国民は民主党政権の失敗を忘れていない。民進党が単独ですぐに政権に復帰できると考えている人は少ない。今回の結果は、「次期首相」としてではなく、あくまで政権に対抗できる「野党党首」を選んだものだ。

一方、日経新聞は「野田氏と岡田氏が連携」というやや異なった角度から蓮舫氏の勝利の背景を以下のように指摘した。

――民進党代表選は本命視されていた蓮舫氏が前原誠司外相玉木雄一郎国会対策副委員長に圧勝した。いち早く出馬の環境を整え、リベラル系から保守系まで幅広い支持を取り付けた。用意周到に臨めたのは、蓮舫氏の所属グループを率いる野田佳彦首相と、岡田克也前代表が連携し、後継のレールを敷いたのが大きい。

――岡田克也前代表は憲法改正、環太平洋経済連携協定(TTP)、沖縄の米軍基地移設などの重要政策で「安倍政権が進めるやり方に反対」との立場をとった。参院選前に賛否が割れるテーマの意見集約をいったん棚上げする苦肉の策だった。民進党にはどんな解決策があるのか。自民党とどう違うのか。ここが曖昧では国民に選択肢を示せたとは言い難い。

この3紙の指摘は、いずれも蓮舫氏圧勝の背景(の一面)を分析しているうえで大いに参考になるが、私はどちらかと言えば日経新聞の解説により重大な意味を見出す。それは、蓮舫氏の勝因が「野田氏と岡田氏の連携」にあるとの指摘だ。岡田氏は蓮舫氏が自分の路線を支持すると見なして推薦したのであろうが、このとき蓮舫体制の下での人事までが合意されていたかどうかは別として、事態はその方向に進展していかない可能性が極めて高いと思うからだ。

それは、岡田氏が「安倍政権のやり方に反対」とした政策が悉く野田民主党政権のもとで決定された政策であり、岡田氏も「やり方には反対」でも「政策そのものに反対」していないからだ。消費税10%増税、TTP交渉の推進、沖縄の米軍基地移設の容認、原発再稼働など現在の安倍政権が推進する政策は、野田民主党政権のもとで決定されたものであり、野田グループに属する蓮舫氏がそれに反対できるわけがないからである。まして野田氏が幹事長に就任するとなれば、党運営の実権を野田氏が一手に握ることになり、蓮舫氏は「卓上の花」になる公算が大きい。

果たして蓮舫人事案がそのまま認められて野田幹事長体制が出現するのか、それとも人事案件を巡って民進党内が大混乱し、野田幹事長案が退けられるのか、いまだにNHKの大スクープを信じられない私はその判断に苦しんでいる。(つづく)

旅マン旅マン 2016/09/17 06:19 この話で確定なら、若さとパンチのきいた演説力が取り柄の蓮舫に人気がガクンと落ちてしまうこと、ありうるだろう。
政策、思想信条以前に大衆は人に頼るものだ。
石原みたいなルペン親娘やトランプさらながらなクレージー爺などは極端な具体例だが、そうしたものである。この国の昨今の政治への有権者の意識、トレンドを広原先生が知らぬわけがない。
それにキチンとした政策、思想信条などの『言論戦』が勝敗を大きく左右するものならば、たとえ小選挙区制度であっても(相当のハンデはついているが!)、安倍晋三的なものをここまで圧勝させまくりな展開になりようがない。
常々述べさせて頂いているが、テレビ報道(とその拡張器具たるネット媒体)と日経なり毎日なりといった
活字報道では、前者が後者を何十ゲーム差もつける勢いで圧倒しているわけでもある(笑)。
広原先生の個々の政策面での批判も
前原一味などへの怒りなども悉くといってもおかしくないほど一致してもいる私だが、どこかの極右雑誌の
タイトルではないが『それでもやっぱり蓮舫』と評価したのは、こうした抗い切れない(狂った)風潮と共に、あの三人の中では相対的に平和憲法と野党共闘路線での立ち位置が
マシだったことと、彼女の発信力からである。加えて参議院選挙でも壁を突破されるに至ったことと、共産党に飛躍もなければ社民党にも敗北後の反転の兆しも皆無な現状もあるからだ。左派新党のタイミングも壁の突破『前』までの話であろうし、
繰り返すが止まるところを知らぬ安倍晋三的なものを『まっいいか』と
やり過ごす政治風潮、テレビの力ぶりなど、元来はこんな時だからこそ
護憲の両党にそれなりの反転攻勢があってしかるべきなのに(最高の舞台ぶりである!)そんなものはないことも、むのさんの言葉を絡めた批判も込みでってところである。
議会的にはチェックメイト一歩手前と見るのが常識なのである。

頑迷というか、律儀な代々木シンパなどは『あの時の野党共闘路線』が
ダメだったのだ、民進ばかり得をさせてウチには(高知県ならばまだしも)香川県なんてババしかくれなかった(怒)などと、原点回帰こそが
新の我らが生きる道!と息巻くのも
いるのかもしれない。
ただ、ここも(民主集中制度のなせる業とも添えてはおくが)志位さんの采配は間違ってなかった。それは
やらなければあの一人区は二桁なんて夢のまた夢であった。勝っているところは殆どが激闘。これに共産党が支援しなければ(阿呆の反共
分子のマイナスを差し引いても)勝てなかったものばかりだ。加えて純然たる各党派の力比べたる比例議席も実は今回、思ったほど共産党は伸びなかった。それははたして野党共闘路線を共産党シンパが片っ端から
怪訝に思って活動を鈍化させたからだろうか?多分、そんなことではなかろう。大阪など都市選挙区戦でもう一人、当選できなかったのは意外ですらあった。もしかしたら、足腰の劣化が効いてきているのやもしれない。ネット戦略はチーム何とかなどの専売特許とも言えない。代々木も拡散活動…ここにもそれに近いのもたまに出没もするが…もそれなりに有名だ。それは体力面での劣化を
効率的にカバーしようとする工夫であり、そこすらも弱い社民党よりは
遥かに偉いといえば偉いのだが、しかしネット世界を俯瞰すれば代々木の拡散活動なんてネトウヨのそれには焼け石に水に近いものである。
そこいらもあっての野党共闘路線採択だったのではないか?道理と実利の一致は決して悪ではない。
しかしながら、ここでもし奴等は気にくわないと原点回帰してしまうと
、さあ、はたして大勝できるだけの
成算があるのか?ここでいう大勝とは、かの政党が喧伝してきたところの大躍進だのといった次元ではないのだ。社民党などのその他の護憲を
明示する勢力と合わせて三分の一の壁を取り戻す(ついにここまで言わざるを得なくなりましたな!)ということだ。前述したような背景などを合わせて考えると、私にはできるだろうなんてまあ、言えません。
前回も述べたが、日本にはポデモスなんてものがババーンとできるような政治環境にはない。加えて衆議院選挙制度は、安倍晋三的にはこうしたこともブロックしやすい仕組みとも呼べよう。爆発的な大衆の怒りが
アンチ安倍晋三、断じて平和憲法の
破壊は許さないなどといった勢力を
支えて持ち上げるような展開になるか?傷に塩をもみこむことを言えば
いずれ仕掛けてくる改憲国民投票も
公明党との絡みもあるし、これでコケるようなこと、つまりは正攻法を
奴等が仕掛けてくるわけもない。

作ればいいじゃないか?なんてのは
ロマンティストもほどがある。
テレビメディアと活字のそれの力関係、中国などの批判は尖閣諸島がどうしたといった政治問題に限ったことではない。朝から晩までの庶民生活に密接するテーマに浸透し切っている。大気汚染という真面目な問題
から、それは日本人でも全く同じことだろとあきれ返るようなマナー違反をする三面ニュースに至るまで、
奴等は悪い奴、関わりあいたくない
奴といった悪印象をわかりやすくばら蒔き続けるマスコミのネタが尽きることはない(笑)。全人口では極々小数派であったというドイツに於けるユダヤの人々を徹底的にやり玉にあげたナチスと比較すると余計に悪辣なものを感じてしまう、こうしたマスコミ報道の罪深さよ!

あらゆる面から、通常のまっとうな
戦い方ではどうにもならないように
思える。
共産党などは野党共闘路線で戦うしか有効な手段はない。党利党略のみ
考えれば、原点回帰で微増するのが
関の山だろう。単純に大躍進と仮定しても(笑)、20数議席というところであろう。30越えるというのは模擬試験のコンピュータコメント欄ではないが『超人的な努力が必要』と
いう(志望校変更を暗に促す)もの
であろう。それ以上は大本営発表レベルか、万が一そうなる時はそれこそネオグレイトジャパン帝国復活みたいな時の徒花躍進であり、換言すれば『この国には民主的なのである』という対外的なエクスキューズ
ネタってことだろうか。
しかし同時に共産党などへの批判は
野田『前』総理大臣という、全国民規模で不快と蔑みの感情しか抱けない人物を持ってこようとする蓮舫にもぶつけられることである(怒)!!
彼女が野田一派であることも、テレビに出てきて『私は保守のど真ん中です』などと宣うのも、私は大嫌いである。しかし、さんざん長々と記してきた、この国の絶望的な政治状況でほぼ間違いなく反転攻勢がやれるカードは彼女しかないと言わざるを得ないので、それでもやっぱりと
評してきたのだ。
彼女が『保守』を強調するのは何も彼女自身の信条の吐露だけではないだろうとは、頭が悪くなければ察せ
られよう(笑)。党内力学のみならず
、私が述べてきた久しいかような政治風潮にありなのだ。
それでも、広原先生が以前ズバッとご指摘さらたこと。そう、たいした
キャリアもないこの女政治家にはそれを軽々と払拭するだけの発信力が
ある。折り返して読めば分かろうが
テレビメディア万能なこの国の政治風潮に、これだけマッチできている
政治家は福島みずほでも志位さんでもない。蓮舫のみだ!
それをわざわざ、誰もが見たくもないと思う(そうでないのは一部の税と社会保障の一体化政策信者である
、マスコミ人くらいだろうw)あの
ダチョウ倶楽部の太目のキャラもどきをテレビにさらしまくるって?
上島さんには愛嬌があるが、野田にはそれすらもない(笑)。この際は下着一枚で熱湯ネタでもやって全国に詫びでも入れるがよいわ!
そんなツカミすらもやれぬ…したらしたで大事だが(笑)…ダメダメ不愉快キャラを出すくらいならば玉砕覚悟で小池の後がまを狙って補選に出馬、蓮舫ブームを巻き起こして野田をお蔵入りにすればよい。野田を選ぶくらいならましなのはまだまだ探せるはず。確定してしまったのならば、この党は本当に前途多難になるだろう。最悪、これをやるならば蓮舫は衆議院議員にならなければならない。そうでなければ発信力も半減してしまう。
民進には話題作りが必要だ。
思い起こせば、先日亡くなったわがまま男も、クイズダービーにハウマッチと土井さんをゲストに出して
メジャーキャラに押し上げていたではないか?雑学クイズにでも出て、茶目っ気あるところでもアピールすればよい。情けないが映画アンタッチャブルのショーンコネリーではないが『打つ手を考えろ』だろ。

最後に。
個々の政策を、アンチ自民党路線で
論じてわかりやすく示すこと。そもそも政治家は官僚ではないし、ましてや野党なのだ!マニフェストなんてのも所詮はブループリントの補強版に過ぎないことを、マスコミは曲解して報じていると批判しておけばよい。その点は広原先生のような内政面での政策論議、提案というのに
は賛成です。
野党共闘路線を残すのは反転攻勢の
前提条件である。
前原にして社民路線(とは絶対に言わない、言えないが)を是認するところもあるのだ。名を捨てて実を取ることでよい!
共産党が新自由主義と社民路線ならば後者で共闘継続に傾くのも確かであろう。極右も抱える、右派だらけの民進から(これも本音では不快この上ないが…)『安倍晋三内閣での』という冠つきとはいえ、安保法制をダメと纏めさせること、長島昭久などに止んなるかなと反対に寄らさせるように仕掛けること。
こうしたことが、むのさんの遺言に
応えることにもなりましょうかね。

旅マン旅マン 2016/09/17 06:44 同時進行でニュースを語るのは特に難しい。
野田幹事長起用という報道は殆ど知らないネタだったが、つい先程、これを伝える毎日新聞のネットニュースを読んだところだ。
赤松をはじめとして、極めて常識的な批判が党内で出てきているとのことであった。
野田の政治信条ではない。
野田では人々の心をつかむどころか
憎まれるということに尽きるのだ!
赤松たちの批判は身内の批判ではあるが、それは票にならぬ=世間に憎まれるとも読み取れる。
どんな魂胆なのか、それとも単なる親分へのご恩返しか再トライの人事なのか?んなこたあ、どうでもよいのだ。
野田ならば、まだ、世間的にはマイナーな(特に電力労組上がりはダメだが(笑))親父議員にでもやらせるか、玉木などの(同じ右翼系のという党内融和などの論理ならばー若手にイメチェン戦略でやらせるか、はたまた女性幹事長というやり方なんてのが、よほど世間体ならばだけど
マトモだろ。
細野も玉木も絶対に据えなくないポストだが、野田だけは、ダメ。安倍晋三がガッツポーズをとるだけの結末となります。
あいつなら、勝てるって。
言葉じゃない、画面だけで圧勝!
と、さぞ安堵しておろう。

遠いよその国の出来事ならば、バカすぎる状況で処置なしでお仕舞いなのだが、不幸なことに私はこの国の有権者であり、しかも、この国が好きである。旗や歌、象徴が云々といった愛国ゴッコに血道を上げるゲスどもを心底憎む者として、どうしても突き放して正義と正論の一転突破を振りかざすようなことだけでは
ダメなのではとも思うこの頃だ。

mkmk 2016/09/18 20:37 (すぎゆく日々に)
 デモ隊に、沿道から必死に手をふって激励していた80才後半にもなろうかと思える老紳士は、デモ隊がとぎれるまで立ちつくしていたという。あの品の良い老人は、
存命なのかと気にかかっている。安倍自公政権が推しすすめた所謂、平和安全法制(安保法制)に危機感を抱き市民デモにまぎれ参加したときの一コマが記憶から消えない。
戦争の悲惨さを身をもって体験したあの人の人生のすべてをかけ政権に反対しているのだ。老いた身が今少し若ければと歯ぎしりをしただろう。

現在、日本人が選択している安倍自公政権は、間違いなく戦争するための準備を本格化している。とくに安倍政権中枢とそれを支持している財界グループ、精神的支柱
になるであろう日本会議の面々に、主要な民進党幹部や小池都知事が名を連ねている。
この会議の何名かは、名誉欲や出世欲からではあっても安倍政権の外堀になるだろう。公明党は、憲法審査会において、静かに議論をすべきとの立場を表明し、
憲法9条は、改正しないとわけのわからない立場をとっている。憲法審査会は、具体的に条文を検討する会であるのだから憲法改正に賛成ということなのだ。自ら
おかしたであろう罪(安保法制、特定秘密保護法を推進し立法)を希釈するように創価学会の一般会員を欺こうとしている。

21世紀の脅威は、人工知能が著しく発展し、戦争をコントロールし、兵器ロボットや無人飛行機が生身の人間を殺す戦争の招来という現実が、今、そこにあるという
事態なのではないか。過日、日本の防衛省は、イスラエルと無人機開発を提携するようだとの報道がなされた。アメリカ制無人機は、あまりに高すぎる。比較的安価
なイスラエルと手を組み無人機を量産する構図がもたらすものは、2020年東京オリンピックでのテロ被害国への転落の道である。テロが起きる国となるのだ。
中東でアフリカでメイドインジャパンの小型ロボットが幼子や女性、子供、一家の主を殺すのだ。
この道に、自公政権が日々歩んでいる。

日米安保条約を支持する国民とアメリカの力を利用し日本の安全保障を維持する支配層の戦後一貫した流れは、日本人に錯覚を与えている。
独立した国家に米軍基地がある限り今日も未来も従属の国家である。安倍首相がどんなに振舞っても外国要人から、みれば独立国の宰相には、見えず日本国民もまた
不可思議な民族とみられるだろう。日本維新の会がこれを問題にしないのは、片手落ちというしかない。日米安保条約を維持し認めるということは、従属性を容認する
ということである。日本人がこの安保容認を続けるかぎり、日本はアメリカの政策に引っ張られるし、国際社会で名誉ある地位を占めるなどというのは、夢のまた夢で
あるだろう。
ねむれる大国中国が目をさまし、あらたな帝国を築く野望を白日の下にさらしたのも東シナ海、南シナ海に関する無法ぶりである。建国の父毛沢東が文化大革命におい
て「造反有理」思想の政策を作り上げ、政権への無法を合理化した影響が現在の習近平政権の根底にあるように思える。世界第2位の経済国家の伸びしろは、アメリカ
をしのぐ勢いで、主要な資本主義国家は、領土領海領空の簒奪の無法に、目をつぶるかのようであるのは、資本主義がもたらす飽くなき利潤追求と経済成長に中国の
人口と国土が欠かせないからだ。日本をはじめとする西欧国家が安い労働力を求め進出したことが、中国が加速度的に、技術を含め経済発展した要因であるが、それは
、訒小平の「豊かになれる人からなる」あるいは、「黒い猫も白い猫もネズミを捕るネコは、良い猫だ」という改革開放の成功をもたらした。
中国の現政権は、得られた莫大な富により、アセアン諸国を懐柔し南シナ海問題からの孤立を免れた。
巧妙な中国の海洋進出に、10数年もまえから警戒を擁いた日米支配層は、普天間基地移転問題と辺野古新基地建設問題とを絡め、辺野古に恒久的な米海軍基地建設
を計画した。この基地は、日米軍事当局なさねばならない政策である。
沖縄の辺野古基地問題は、今後の中国海洋進出への軍事的プレゼンスなのだ。

 福岡高裁が驚くべき判決を導き出したのも肯ける。(辺野古新基地建設は、日本の安全保障上の国益にかない新基地建設は、
普天間基地の危険性除去をするので沖縄の負担が軽減され沖縄米軍の運用、世界情勢からも県外移設は、考えられない)との判決趣旨から前県知事の辺野古沖埋立て承認
に違法性はなく、取り消した沖縄県の敗訴となった。安倍政権の主張と瓜二つの判決で砂川判決以上の悪しき司法の判断とされるべきものだと言える。それは、沖縄県を
国が提訴するという地方自治法の精神を抹殺し、なおかつ選挙で示された沖縄大衆の民意を何も斟酌していないというものである。
ここに司法が再び(戦争)というものを阻止できないという姿があらわれたのである。県外移設出来ずもアメリカにももの言えない背景は、アメリカの
ジャパン ハンドラーの存在が今日でも機能していることを示している。現在、観光客の増大を理由に、大型フェリーのための港湾建設が政府により、叫ばれている
のは、いざ戦争となった時のことを考えてのことであると私は思っている。


 安倍政権の支持率の高さが本物であるとすれば、この政権の中国への対決姿勢にゆらいするかもしれない。
日本の国民は、音もなくやってくる戦争、その準備のため税金の収奪、あらゆる国民福祉のための社会保障費の削減に、一層おいこまれるのは、必定であるだろう。
そのことに、どれだけの国民が注意しているのだろうか。

 戦争を知る世代が後退し新たな軍拡は、無法国家(北朝鮮、中国)の存在とともに始まり、生活破壊が一層すすむ。
心ある中国、北朝鮮の人々が自国政府を批判し打倒するには、どれほどのプロセスが必要なのだろうか。せめてその前に、日本人は、憲法前文、9条の精神をもって
安倍自公政権に立ち向かうことが、日々必要になっている。

民進党、蓮舫代表も野党共闘の枠組みは、公党間の約束で大事であると表明しているので、一定程度の衆議院選挙での野党共闘は、出来るだろうと思う。
けれども民進党、共産党、社民党、生活の党の議席がどれほど伸びるのか。議席奪還のために何をなすべきかを論じ行動することが大事だろう。
野党連合政権樹立の視点と政策こそが固めなければいけない政策で、例えはじめは、少数であっても響き合えば、政権は奪取できる。

その為には、マスメディアが時流にながされることなく、反戦の立場にたちジャーナリストが権力の腐敗を暴きだすことが大事となる。
相も変わらず主敵は、安倍自公政権である。政治の技術等と聞きなれない言葉で、自己の正当化を図る自民党、公明党は、参議員選挙で何を伝えたのか。
アベノミックスの焼き直しミックスであり、公明党の山口代表の憲法改正を争点にするには、時機尚早との詐欺的話術である。今、彼は、改正に乗り気である。
デモを敵視し、静かな論議と喧伝する。どこかで聞いたプログ投稿者に相通ずる見解である。
西欧社民党の政策を剽窃、模倣する公明党の本質は、唯ひとつ権力志向である。その彼らが体をはり戦争反対の目など持てるわけはない。
オバマ大統領の核兵器先制不使用に反対した安倍政権、強国の姿を追い求めるのでなく先人の残した憲法を世界に広めることに心血をそそいでほしいものだが。

本格的に、機械が人間を殺す時代がすぐそこまできている。人道などという言葉が消し飛んで、無機的に殺され、殺すのである。
ロボット兵器に、すぎゆく日々などないのだ。日本が兵器産業により潤う時代など迎えてはいけない。



外堀を

大帝武大帝武 2016/09/19 06:17 豊洲市場の土壌汚染問題(その2)!

水の分析結果!
 16日、共産党都議団が豊洲市場で採取した水の分析結果を発表した。ベンゼン、6価クロム、シアンは検出されず、ヒ素は環境基準の4割だったそうである。発表した女性都議は、『ベンゼン、シアン、6価クロムは明確な数字は出なかった。猛毒のヒ素が環境基準の4割だった』と説明していた。 
 知らない人が聞けば、『ヒ素は結構危ないのだな』と勘違いされるかもしれない説明である。しかし、『ヒ素が環境基準の4割』ということは、普通の海水に含まれるヒ素の量とほとんど同じだったということである。
 この都議は、自分が最初に問題提起したのに、水から有害物質がでなかったことが悔しかったのかもしれない。しかし、こんな言い方は誤解を与えかねない。すべきでない。要は、この地下の水について、全ての有害物質が環境基準以下だったということであり、それがチャンと分かるように伝えるべきである。
 共産党に続いて、東京都も分析結果を発表した。分析の結果、ベンゼン、シアンは検出されなかった。ヒ素や6価クロムが環境基準を下回るレベルで微量あったようだ。東京都の分析結果でも、地下空間の水に、問題はなかったということである。

『環境基準』と言っても、何のことか?
 そんな人が多いだろう。『環境基準』とは、『大気・土壌の汚染、水質の汚濁、騒音などの環境条件について、健康を守り生活環境を保つ上で維持されるべきだとされる環境法などで定められた基準』である。下水道などへの排水の基準と勘違いされる人もいるかもしれないが、それよりはるかに厳しい基準である。
 分析結果、有害物質が出ないことは予想されていた!
 今回問題となっているベンゼンは、自然由来のモノではない。東京ガスのガス製造過程で排出され、漏れ出たものである。地上にこぼれたベンゼンを含む液体が、一部地下に浸透したものであろう。
 当然にも、地表に近いところから、ベンゼンの高い数値が出る筈である。高濃度のベンゼンは地表に近いところにあるから、地表から地下2mまでの土壌を掘削・除去すれば、普通はベンゼンは完全に除去されている筈である。
 万一、ベンゼンが地下水と混じっていたら、大きく希釈される筈である。だから、ベンゼンが検出されることはまずあり得ない。環境行政を少しでも経験している技術者としては、常識的に分かる事柄でもある。

地下水のモニタリングは2年間だが!
 専門家会議が、地下水を2年間モニタリングすると決めている。これまでは地下水から有害物質は検出されていない。モニタリング期間は来年1月までだが、これまでの様々な状況からも、ベンゼンなどの有害物質が出る可能性はまずあり得ない。
 技術者たちは、それが分かっている。だから、技術会議でもモニタリング期間の完了を待たずに各棟の着工が認めれれたのだろう。築地市場から豊洲市場への移転・開業が11月となっていたのも、同じような判断があったためだろう。

建屋の下が、空洞になっていた!
 情報の共有が出来ていなかった。本来、このような建築物では、当初からインフラの設置空間がちゃんと設計されるべきである。それが、当初は準備されていなかったようである。絶対必要な上下水道、電気、ガスなどのインフラの設置空間として、建屋の下にできていた地下空間を利用しようとしたのは当然だろう。
 地下空間を利用しようとしたのも、土壌汚染について、東京都職員に、『ほとんど問題はない』との認識があったためだろう。問題があるのに、隠れて何かやっているような認識は、都職員には全くなかっただろうと思う。
 そういう現場の情報を共有していなかった広報担当の事務職員たちだけが、何も知らずに、ホームページを昔のままにしていた。『建屋の下は当初のまま。盛り土のまま』と思いこみ、ホームページを更新しなかったのだろう。

誰の責任か!
問題は大きくなり、来年1月以降も、大幅に開業延期せざる様な所に追い込まれている。風評被害も出だした。開業延期だけでなく、風評被害による開業後の売り上げの減少、来場者の減少を持たらすような状況にもなっている。
 損害賠償などの補償問題が出てくるような状況をつくった最大の原因者は小池都知事である。最初は、築地市場から豊洲市場への移転に反対する人々の都知事選での票獲得を狙って、豊洲市場の開業延期を打ち出したのだろう。
 ところが、共産党の指摘もあり、小池知事も、建屋の下に空洞があり、かなり水が溜まっていることが分かって、一気に問題が拡がった。マスコミが、水に有害物質があるかもしれないと煽った。『食べ物を扱う市場なのに!』と、市場への不安を煽った。小池知事も不安を否定するどころか、同調した。
 もっと穏やかに自体を収集する方法がいくらでもあった筈である。小池知事がちゃんと都職員からヒアリングを行い、対処策を練り、専門家会議の意見を聞き、対策を実施する準備を行い、問題が拡がらないように発表する方法はいくらでもあった筈である。だが、小池知事のパフォーマンスのお陰で、問題は拡がる一方である。

2016-09-11

「徹底的に行革やる」と公約する蓮舫氏は、「身を切る改革」の維新の党とどこが違うのか、「身を切る改革」が民進党の党是になれば、野党共闘は次期総選挙で大敗する、民進党代表選について(4)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その11)

07:08

過日の毎日新聞の報道によれば、民進党代表選で蓮舫氏が第1回投票で過半数を占める勢いなのだという(毎日新聞、2016年9月8日)。その後、各紙の調査でも同じ傾向だというからその通りなのだろう。国会議員票で蓮舫氏がリードしているのに加えて、地方票でも「一般党員は蓮舫氏の人気が高い」「発信力が抜きんでている」など、党のイメージ刷新を期待する声が多いからだそうだ。

そういえば、蓮舫氏のホームページを見てみると、中身がはっきりしない「イメージ」だけの出馬表明が並んでいる。「ガラスの天井を破る」などといった類の表現は、アメリカ大統領選のヒラリー氏の姿と意識的にだぶらせているのだろうが、とにかく女性候補であることを押し出す作戦のようだ。しかし「イメージ選挙」だけで民進党代表が終わってしまっては困るのだ。野党第1党の政策の軸がどこにあるのかをはっきり示してほしいのである。

一方、マスメディアは蓮舫氏の政策をどう伝えているのだろうか。記者会見の質疑やインタビュー記事を一応読んでみたが、核心を衝いた記事が極めて少ない。時事通信社が伝えた米軍沖縄基地の存続を前提とした辺野古移転について「当然」とする蓮舫氏の見解など、どこを探しても見つからないのである。松下政経塾出身(親米右翼)の野田グループの1員であれば当然そうなるのであろうが、蓮舫氏の政治発言や政治家像についての的確な分析や論評がなく、テレビニュース紛いの「イメージ記事」が多すぎるのだ。政治記者の劣化の表れだろう。

その中で9月9日の毎日紙が、「2016年民進党代表選候補者に聞く」で蓮舫氏を取り上げ、タイトルに「徹底的に行革やる」と見出しを付けたのが光った(慧眼だ)。記事の内容は一問一答形式の簡単なもので、当該記事の部分は、「――財政金融政策で他候補との違いは何か」という質問に対する「私は大前提として徹底的な行政改革をやっていく」という回答だけだった。これを上述のような見出しをつけるのだから、それはそれなりの理由があるのだろう。おそらく蓮舫氏が旧維新の党グループの支援を受けるにあたって「身を切る改革」を要求され、「党是そのものだ」と応じたことがその背景にあるに違いない。

私は蓮舫氏の第一印象を「冷酷無比な事業仕分け人」と書いたが、あながちこの印象は間違っていないと思う。日経新聞蓮舫氏へのインタビューのなかで、こんなコラム記事を書いている(日経新聞、2016年9月2日)。

――旧民主党政権では政府の仕事のムダを洗い出す「事業仕分け」に取り組み、「仕分けの女王」とよばれたが、スーパーコンピューターの予算に「2位じゃだめなんですか」と切り込んだ発言が物議を醸した。(略)憲法改正の論議には「積極的に参加する」としながらも、改憲に慎重な旧社会党グループから全面支援を受ける。主張との折り合いをどう付けるかも問われている。

蓮舫氏が表向き「9条を守る」といいながら、一方では「改憲論議に参加する」と言う。野党共闘に関しては「枠組みを維持する」と言いながら、その具体的な中身についてはいっこうに明らかにしない。要するに憲法9条や野党共闘は「タテマエ」なのであって、「徹底的行革=身を切る改革」が蓮舫氏の「ホンネ」であり、本当にやりたいことなのである。蓮舫氏が民進党代表選に勝利すれば、おそらく民進党の表看板は大きく塗り替えられることになるだろう。当面、そのターゲットになるのは社会保障費の削減であることは間違いない。

前原氏が代表に選ばれれば、民進党は正真正銘の「改憲政党」へ直行することは明らかだが、それでは蓮舫氏が選ばれれば民進党は如何なる政党へ変身するのか、そのあたりのことが実はよくわかっていない。私は蓮舫氏が民進党代表になると、民進党は「冷酷無比な野田民主党」の再来となり、日本維新の党などとともに行革合戦を競う「リストラ政党」に変貌していくと思う。そうなると、次期総選挙では社会保障費の削減が一大争点となり、「徹底行革」を推進する蓮舫民進党が表向き「9条擁護」を掲げても、また「部分的」野党共闘を実施しても国民の支持を得ることはとうていできないと思う。

野党共闘は「憲法9条」だけでなく「憲法25条」を政策共闘の主軸に据えるべきだ。国民生活の基礎と根幹が社会保障費の削減で大きく揺らいでいる現在、「憲法9条」の擁護だけでは国民生活を守れない。「憲法25条」の実現を掲げて戦わなければ、子供の貧困も学生の困窮も救うことができないからだ。かって民主党は「コンクリートから人へ」という魅力的なスローガンを掲げた時期があった。しかし今回の民進党代表選では、そんな言葉を発する候補者や支援者は誰一人いない。そこにあるのは「事業仕分けの女王」であり、冷酷無比な野田政権のエピゴーネンだけなのである。(つづく)

大帝武大帝武 2016/09/13 06:16 豊洲市場の土壌汚染問題について!

 東京・豊洲市場の土壌汚染問題が大きな話題になっているので、今回は、それについて書こうと思う。ただ、十分な情報がないので、断定的な言い方が出来ないことをお断りしておきたい。

気になる小池知事のパフォーマンス

 しかし、元大阪市職員の感覚として言うと、小池都知事の他人ごとのようにふるまうパフォーマンスには、東京都職員は困りぬいているだろうなあと同情する。

 小池氏が、一昨日、『豊洲市場の建物の下が空洞になっている。専門家会議の決めた方針に違反している。』と、緊急に記者会見して発表した。都庁が休みの土曜日の知事単独パフォーマンスである。

 その前に、共産党の都議が豊洲市場を訪れ、建物の床下(地下)が空洞になっている所を案内されて、『問題があるのではないか?』と言いだしている。だから、小池知事も慌てたのかもしれない。まさか、『豊洲市場の大欠陥を見つけた』と小池知事までが他人事のように小躍りしたわけではあるまい。ただ、小池知事は、自分のミスに思われないように、一刻も早く自分の口からマスコミに発表しようとしたのだろう。

都職員からの事情聴取はしていたのか?

 ただ、この時点で、小池知事が都の担当職員から何らかのヒアリングをした様子は、どの新聞の記事を見ても見あたらない。やっと12日になって、小池知事は、『都幹部に経緯を調べるように指示した』と言う記事が出ていた。発表よりヒアリングが先だろう。小池知事の『やることの順番』が、どうも逆になっているのではないか!?

 昨日の8チャンネルの朝の番組には、元々移転推進派だった築地市場の会長が出てきて、『床下が空洞になっていること』をこれまで聞いていなかったと憤っていた。

 番組の進行の中で、会長は、昨日から都の職員(課長級?)から何回も電話がかかってきて、『経過を説明したい』と言ってきていた。今日、朝一番に都職員の説明を聞く予定だったがキャンセルされたと明らかにした。

今日の朝になって、都職員(課長級)から会長に、『都の市場長(部長級?)から、会長に説明に行くのにストップをかけられた。しばらく待ってほしい。』と電話があったという。

 市場長(都の部長級?)は、『知事が火をつけているのに、部下がかってに会長のところに行って火消しする。』のをためらったのだろう。昔の市場長の問題に巻き込まれたくない。責任を取りたくない。良くある役所の幹部職員の処世術である。

 何にも事情を説明されていない会長は、番組の中で不満をぶちまけていた。

8chの番組側も、煽るばかり!

 8chの番組側は、詳しい経緯も事情を知らないままに、分かったふうのコメンターに言いたい放題に言わせて、東京都への不信を煽っていた。

番組側が掲示した図面では、『建物と地下空洞部の間には、コンクリートスラブが描かれているが、地下空洞の下部底面にはコンクリートスラブが全く描かれていない。これでは、地下水位がよほど下がっていない限り、地下水が直接に空洞部分に吹きだしてくる。技術屋の常識として、こういうことはありえない。これでは、数ミリの水たまりで止まるはずがない。明らかに虚偽の図面である。

当事者からの聞き取りは全くなし!

 正確な情報を得てないので、断言はできないが、8ch側は、市場関係者や都職員など当事者から全く事情を聴いていない。又、汚染対策や環境問題をよく知っている真っ当な専門家からも意見を聞いていない。無責任な、いい加減な、番組を盛り上げる面白そうなコメンターなど、素人みたいな番組スタッフだけで、不安を煽っているという感じである。

正確な事情が分からないが・・

 番組では、『盛り土工事等の汚染対策費で、858億円の予算があった。建屋の下の盛り土が無くなったので、その部分の工事費が要らなくなる。カネが余ったはずだ。その金はどこに行ったのか!』と如何にも不正があったかのように煽っていた。

 しかし、東京都が組織としてやっている事業で、このようなあからさまな不正は、どんなに賢い悪人にもできるはずがない。

地下部分の工事はカネがかかる!

 一般的には、地下部分の工事には、地上部分の数倍のコストがかかると言われる。私は、かって、地下駐車場の建設費の高さに驚いたことがある。この空洞部は、はっきりとは地下構造物と言っていないので、正確にはそう言っていいのか分からないが、今までの情報では、この空洞部分はまさに地下構造物に匹敵するものである。

 汚染土は、他の部分と同じように、建屋内も掘削して廃棄処分されている。だから、コスト比較のためには、『購入予定だった土購入費用』と『空洞になっている地下部の工事費用』を比べると良い。

 建屋の地下の空洞部分は、最下部の床面には、10cm厚のコンクリート床を造っている。空洞部の壁面部分も、高さ4.5mの土圧に耐えるだけの厚いコンクリート壁になっている筈である。

 それらのコストはどちらが高いか分からない。多分同じくらいだろう。少なくとも、それらのコストをちゃんと調べてから、問題があるのか無いのかを言うべき事柄である。8チャンネルの番組は何にも調べずに煽れるだけ煽っていた。

 映像を見る限り、建屋の下の空洞部分には、かなりの数の配管が張り巡らされていた。上水道、廃水処理、ガス、電気、空調関係等の配管だろう。

 一般には、地下に配管すると高いし、メンテナンスも大変である。だから、普通は、見栄えは悪いがコストがかからないように天井部分に管をはわせる場合が多い。

地下の空洞部利用を名案だと思った?

 私の想像だが、土壌汚染対策をやろうとして、タマタマ地下に空洞部分が出来た。都職員は、そこを購入土で埋め戻すのではなく、配管を張り巡らして利用したら最適だと思ったのかもしれない。盛り土しないから購入土も要らず、メンテナンスもしやすい。空洞部の有効利用が出来る。見栄えもいい。名案だと思ったのだろう。私も当事者だったら、ついやってたかもしれない。つい陥りがちな案である。都庁の関係局が集まって、その了解も得ていたたかもしれない。都庁内部の関係者ばかりだが、誰も心配しなかったのだろう。だから、問題にもしなかったのだろう。

 豊洲市場予定地は、東京ガスのガス製造工場跡地だった。そこから、ベンゼンやシアン等、環境基準を越える有害物質が見つかった。環境行政や産業廃棄物行政の経験者なら容易に推定できる事柄である。そんな土地を買ったのは、土地購入までにそういう情報が都庁内で共有されていなかったのだろう。縦割り行政の日本では、至る所でそういうことが起こっている。東京ガスの環境担当者も、土地の汚染を知っていた可能性がある、しかし、東京ガスの土地の売却担当者が知っていたかどうかは分からない。

対策のための専門家会議!?

 汚染が分かってから、対策のために有識者による専門家会議が設置された。専門家会議と言うけれども、ほとんどの場合に、そのお膳立てをするのは役所である。役所が汚染の実態を調べ、対策案も、コンサルタントに手伝わせる場合もあるが原案は役所が作る。

 そんな専門家会議で、2mの汚染土を除去し、購入土に入れ替え、その上に、2.5mの購入土で盛り土するという方針が決まった。ベンゼンは気体だから、それが雨など水に溶け土を汚染する。当然に表面に近いところは汚染のレベルは郄い。だから表面から2mを除去すれば、十分に大丈夫だろうと思ったのだろう。

 専門家会議では、更にその上に2.5mの覆土をして、合計4.5mの覆土(盛り土)をするからほぼ完全だ考えたのだろう。現在の法律で定める基準がどうなっているかは知らないが、多分、現在の法律で定められている以上の方法を取っているのではないかと私も思っている。更にその上に、多くの観測井戸を掘って地下水を採取して、2年間のモニタリング調査を続けるとしている。それも法律で定められた以上の方法のようだ。

 モニタリング期間は、専門家会議が決めた2年間はまだ経っていないけれども、すでに1年10カ月もやっている。それに、法律違反でもないから、見切り発車しても大丈夫と都は思ったのだろう。しかし、それは、今のマスコミのあら捜しや世間のうるささを考えれば少し油断があったかもしれないと今の私は思っている。

 しかしまさか、上司である、都知事から鉄砲を撃ちかけられるとは都職員も思っていなかったのだろう。

 都職員は専門家会議なんて、どうせお飾りだと思っていた可能性もある。どうせ、自分達が作った原案だから、この程度の変更ならば、自分達だけの判断で変えてもいいと思った可能性もある。専門家会議を再度招集する手間暇を惜しんだのだろう。油断があったのだろう。

 法律等で定められた有害産業廃棄物の処分基準で、『有害な産業廃棄物は、コンクリートでつくったプール内に埋めれば良い』という方法が、昔はあったように思う。今もそのままだと思うが、その基準が変わっているかどうか正確には知らない。10cm程度のコンクリーの厚さがあれば、昔は基準を満たしていたように思う。今もそのままだろうか?多分、東京都職員は、10cm厚のコンクリートにするときにそんな基準も参考にしたのだろう。法律以上の対策をしているから、まさか問題にされるとは思っていなかったのだろう。

騒ぎになれば着地させるのは難しい!

 風評被害と言うものもある。食べ物と言うことから、土壌汚染があったという風評だけでも、豊洲市場の売り上げが減るかもしれない。

 東京都の公設市場は、市場会計という特別会計になっている。多分、経費は市場の賃貸料収入などでまかなっている。都から補助が出ているかどうかわ知らない。さらなる工事など、対策で費用がかさめば、市場の床の賃貸料の値上げがあるかもしれない。

 あるいは市場の利用者側から東京都に対して損害賠償の裁判が起こされるかもしれない。これから何があるか分からないが、しばらくは騒ぎは収まりそうもない。小池知事の自作自演の騒ぎである。小池知事が本当にしなければならないことが他にたくさんありそうだけど、素人のパフォーマンス知事にはそんなことはあまり見えないのだろう!?

旅マン旅マン 2016/09/13 06:40 はあ…私が相当前に記していたようなことを、広原先生も書かれるんですね。生存権もというくだり、その通りなんですけどね。
ひとつ伺いたい。
じゃあ、この局面で左派新党を今こそ求めるのですか?
どんな(安倍晋三たちのやりたい放題を止める)玉があるのか?
成算はあるのか?
日本共産党と、もはや落選した党首を『敗戦処理』としてさらし続ける社民党?それとも民主主義ってなんだ、なんだ!としかお題目を唱えられない、ジジババ元活動家みたいな
方々のアイドルみたいな小僧さんたちかね?
政局というか、ここまで廃れきった
腐れ切った状況下で、何だかなあ?
蓮舫への批判はよーくわかる。
そうしたことも指摘することもありでしょう。かく申す私も、奴は嫌いだ(笑)。奴が『ママフェスト』だか
何だか分からない言葉を出してきて
初当選したときも、断じて投票できなかった。
しかし、状況、考えるべし!
民進の(特に私が嫌いな)江田憲司
一派などと行革…また改革だよ…で
勢いを増して蓮舫が右にかじをとる
ことと、安倍晋三たちの壊憲活動の
こと。
突き放してみたら、社民共産党以外はみんな右なんて書けるけど、そうやって自暴自棄に、我こそは正義なりとやればやるだけ、奴等の思うつぼにはまるだけでしょう。
それにあえて広原先生の政策論議の
土俵に乗ってみてもさ、はあ?な感じですよ。
だってさ、民主党の左以外は生存権などの路線に冷淡でしょ?
蓮舫も、今は『かっこよく負けるがための』票集に勤しむ前原も、小さな政府の方が好きな側だろう。
そもそもないものねだりだよ。
それでも私などがこの野党第一党派にあえて我慢してもの申すのは、この党派の特質であるバランス感覚、
悪く言えばバラバラを避けるメカニズムだが、ここで党内少数派の左派の梃子の原理なりを活かしておきたいという思いまでだ。
理屈を『尖らせれば』とっとと主義主張で分裂して、社民や生活などとの左派新党をなんだけど、それはこれまた前回同様だが(笑)、もうそのタイミングは逸しているということですよ。
三分の一を越えられた今は、分裂して原理原則、正義を訴えてと左派の新党を作ることで右派どもに地金を炸裂させて(一気に)壊憲活動を促進させるなんて、愚劣の極み!!
ユーズざフォースじゃないが、頭を使えと言いたいね。
志位さんやキラキラキララなどの代々木にメッセージ力はない。それは詰まるところ、七誌さんなり五月雨かさ月垂れさんか誰かのような、
内向きな左翼系の拡散ごっこの次元を出ない。笑えないのでこれに(笑)
はつけないでおく。
そういった左派の新党作りは、さんざん今までこの件についてコメントしてきた立場故に言わせてもらうが
三分の一を死守するための戦までの
話であったと思う。岡田さんや志位さんの野党共闘路線(共産党の徹底した妥協とも、ここは評価しているし、そのおかげで大阪と兵庫以外では予想以上の健闘をやれたではないか!)という…左派新党論者だった
私に言わせれば…次善の策が、それなりの効果を上げたのは間違いないでしょう。あれ、やらなかったらそれこそワヤになっていたぜ!!
安倍ぴょんの圧勝でジエンドだよ。
情報を丁寧に纏め、私たちに考える機会を与えて下さる先生には悪いが
、今いる野党政治家…彼らの問題点は私も先生も当然、一致しているのだけど!…をどう、極悪な壊憲活動に与させなくさせるか?こっちが大切だし、リアルなテーマでしょ?
松下政経塾などをごろつきどもと先生の何倍も私が罵ってきたことさ!
でもさ、今の国会は、世の中の風潮はどうなんだ?
左翼の無責任とは言い過ぎかな?
どっかのバカなどは、悪政がドンドン進めば、世の中の風潮などがあたかも雪の重さに耐えかねて枝がピシャリとはねあがるがごときニュアンスでもって、いずれはこうした問題点、矛盾などの『反動』などが起こるようなことを期待していたようにも見えたが、そんなのは大昔の共産主義者などの戯言だ。
そんなことに到るまでに、この国は緩く緩く、ヒトラーの時代みたいな
ケバケバシイタイプではない、全体主義でいいとも!!な体制に仕組まれてしまうのではないか?
だからいかん、だからこそ、だらしない野党を打ち捨てて左派の新党をかい?
この国にポデモスなどの左翼的な新党をよしとする政治風土もムードは
ない。
寧ろ、案の定だったが(笑)宇都宮さんや今は共産党都議団が極右の小池百合子と『奇妙な共闘』を演じるまでに成り下がった!
食と健康の問題で、どうせ劣勢ならば敗けを覚悟で豊洲移転を白紙にすることもやってみたい!と鳥越のケツを叩いた側にあった私には、最悪の事態である。
人の命に関わる問題に党派性は御法度というのが正論だと思いますよ。
でもね、卑しくも政治に関心が少なからずある者ならば、何の捻りも工夫もない、ただただニックキ政敵、
極右政治家の小池百合子にひたすら
花を持たせる行為の連打は、どんな
影響を人々に与えるか?バカでなければ分かるでしょ。
ヒトラーだって不景気対策で活躍したからって側面もありますぜ!
現在、具体的な足腰を有している日本共産党にしてこのざまだ。
彼女らが地下の写真を公開しても、
そう、それこそ信長秀吉家康のお餅う唄みたいなものでしょ!
食らうは百合子!ってか(笑)。
まあ、もう一度、独裁体制が生まれた歴史に於ける左派のふるまいなどを勉強しないといけないのでは?
大袈裟な話になったかもだが、民進最右派の前原でさえ、内政面では左にも気を配る(集票活動と差し引いても…)のだから、憲法25条方面での政策対決は、右に旋回した民進でもやれるテーマとも言える。
繰り返すが、そこに胡散臭さはベッタリとへばりついてはいる。
でも、朝日(古舘さん的な)のような戦争をやらない改革路線も含めて、とにかくまとまって(纏めて)
この危機に対峙しなくてはダメ!
むのさんの言葉を、もう一度考えるべし。
今回の広原先生の解説…Cマイナーかな。

旅マン旅マン 2016/09/13 07:10 当面、やらねばならぬことは防衛大臣の資質を問うことから。
ネオナチ紛いの極右団体とのつきあい、加藤邸宅の焼き討ち事件という
、この国の政府が最も苛烈に憤るテロ活動を支持者相手に笑い飛ばした
事件など、与党的なスタンスに立っても到底擁護できない言動を事実に照らし合わせてテレビで追い詰めることだ。いかに後藤や星が生ぬるい輩としても、こうやられたら避けられまい。
自民党と維新は危険で血も涙もない
奴等なんだと、テレビで印象づける
ことからだろう。
二位じゃダメなんですか?なんてのは、こんな防衛大臣なんぞに比べたら可愛いものであろう。
野党はより政策的な一致点をこさえて、纏まらないとダメ!
減点法ではなく、加点方でやれ!
心配せんでも民進にも蓮舫にも政権を取ってくれなんて右も左も思っていない。共産党と連立政権なんてこれまたどちら様も想定もしたがらないだろう。それでよいのだ。
ラストにさっき書いたが、前原でさえ、内政ではアンチ新自由主義的なことを言わざるを得ないのだ。それが政治である(笑)。
安倍晋三率いる自民党が社民的な内政政策をクリンチしてこれやしない。
その点でも広原先生の政策面での意見にもいまいちなんだよな。
行革という点についてもさ、俺は気にくわないが、言ったところで唇寒しだよ。もう、三十年は改革真理教がこの国の人々をマインドコントロールしてるんだよ(悲)。
以前、上智の先生に質問したこともあるが、やはり彼(中野さん)いわく『親方日の丸』というものへの嫌悪の念は相当なものだという分析を教わった。台湾などもこの流れにあるらしいが、殊更日本は土光のめざしなどなど、官から民への思いは強い。政治家の悪癖はどこでも同じでしょ。誠に気にくわないが、二位じゃダメなんですか?というタイプの血も涙もないという『悪』と、稲田朋美などのそれはどちらが取り除くべき優先事項なのか?ということでもありますな。
民進などの悪口ネタは、学術的なことでもないから先生の何倍も手厳しく論じられるとも(生意気ながら)
思っていますが、巨悪との戦いにここまで合法的に…両議院で…負けていると、もうこれ、知恵か非合法でしょ。私は知恵こそが、平和憲法と戦後民主主義を愛する全ての人々の責務だと確信致します。
揚げ足とりでコピペ拡散なんてのは
内向きな党派のエゴかもね。

旅マン旅マン 2016/09/13 11:18 さっき他の記事を読もうとアクセスしたら産経新聞のサイトにつながってしまった。
あの新聞社のいきりだった見出しと
広原先生の解説
なんだかだらしないワイマール体制を右(ヒトラー、産経)と左(ドイツ共産党、広原先生)が叩きのめすようにも見えてしまうね。
批判するのは大いに結構だし、それがなければ(建設的に考えようとする人々には)発展はないでしょう。
私も蓮舫の政策なりに文句も書くが
、ただ、やはり広原先生は見間違っていると思いますよ。
ほくそえむのは共産党シンパくらいでしょ。
小池百合子に正当性というか、変な説得力を日本中に広める効果しかなっていない都議会共産党の宣伝能力のなさなども、痛すぎ!
今回ばかりは広原先生に弓を引かざるを得ませんな。
大局を誤っている。
もう一度言う。
むのさんの言葉を考えるべし!
百歳越えたヨレヨレでくたばったじいちゃんの方が、よほど物事の本質を訴えていると思いますよ。
小憎らしい奴等でも、ファシストの狡猾な手口を阻止するために野党共闘の可能性の芽を、少しでも残す努力、知恵を図るべし!
ナチスが政権を取る辺りの右派も含めた様々な動きなど、再点検した方がよい。
歴史とは過去との対話なんだ。

2016-09-08

前原氏の推薦人に名を連ねた京都選出民進党国会議員(福山氏、泉氏など)を支援したのは誰か、野党共闘分断論者を野党共闘支持者が支援する究極の愚かさ、民進党代表選について(3)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その10)

07:32

 民進党代表選が行われているが、正直なところいっこうに盛り上がらない。9月7日の毎日新聞東京夕刊)では、「代表選中ですが、民進党にもの申す このままでは万年野党の道か」との特集ワイド記事までが組まれる有様だ。記事の趣旨は、「野党共闘のあり方には関心が高い。民進党は本気で政権を取りにいく気があるのか、最終的にはどの方向に進むつもりか。共闘のあり方がそんな疑問の答えになるからだ。代表選では共闘について明確にしてほしいのに、論点は不透明で、候補者の主張は逃げ腰にさえ映る。そんな民進党が広く信頼を得る政党として根本的に変わるには何をすればいいのか――」というもの。前原氏を初め3人の候補者ははっきりとその回答を出さなければならない立場にある。

とはいえ、そんな注文をするのは3人の候補者には無理というものだろう。共産党社民党との共闘はしたくないというのが3人の「ホンネ」なのに、議席だけは欲しいので野党共闘を「タテマエ」上は否定できない。だから、前原氏のように「リセット」するといったあいまいな発言になるのである。「リセット」した後のことをはっきり言わなければ意味が分からないのに、そこまでは言わない。曖昧なまま代表選を戦い、相当数の票を取れば「それからのこと」を考えるという作戦なのだ。

私は、前原氏の「リセット」は「御破算」を意味するものだと考えている。前原氏の狙いは野党共闘を「御破算」にして民進党を分断し、旧維新の党などと同じく「第2自民党」を結成することにある。毎日夕刊で作家の室井氏が、「民進党が打てる手というのはもう、保守系の『第2自民党』みたいな勢力か、社民党寄りのリベラル系の勢力か、党内をはっきり分けることしかない。本当なら、代表選は、両側から代表者がそれぞれ立候補して、徹底的にガンガン議論し合い、負けた側が民進党から出ていくぐらいのことをすべき」だと云っているが、まさにその通りだと思う。

ところが、前原氏の地元京都では民進党に対するリベラル陣営の立ち位置があいまいなままではっきりしていない。民進党京都府連が「野党共闘はしない」と大会決議までしているにもかかわらず、全国レベルで野党共闘の合意が成立すると、京都ではまったく事情が異なるのに「民進党支持」の風潮が何となく広がるのだ。東京で決めたことは何でも従うという追随姿勢が骨まで染みついているのか、とにかく理屈抜きでそんな雰囲気になるのである。誇り高い京都人(府民、市民)の気風はどこかに消えてしまったのだ。

今回の民進党代表選での前原氏の推薦人は24名、うち京都選出の民進党国会議員4人の3人までが名前を連ねた。衆院の泉・北神氏、参院の福山氏だ。名前を出していないのは衆院の山内氏だけだ。京都は前原氏の牙城だと言ってもいい。そんな京都衆院補欠選挙でリベラル陣営は候補を立てず、泉氏の事実上の支援に回った。私はある会合で泉氏の支援を街頭で訴えた活動家にその真意を尋ねたところ、「泉氏は個人的には護憲の立場だから」との回答が返ってきた。

泉氏も福山氏もれっきとした政党人であり、組織人である。まして泉氏は民進党京都府連の代表であり、「野党共闘はしない」との大会決議をした張本人なのだ。それを支援するというのは「天に唾する」ことにならないのか――、喉元まで出かかった言葉を私は呑み込んだが、果せるかな、泉氏も福山氏も前原氏の推薦人に名を連ねた。野党共闘の「リセット=御破算」の先頭に立つ前原氏と一心同体で行動することを公然と表明したのである。

次期衆院選を迎えて野党共闘路線を維持するかどうか、民進党にとっては党の運命を左右する決断をしなければならない。今回の民進党代表選はその帰趨を決する絶好の機会なのに、3人の候補者は態度をあいまいにしたままで9月15日の投開票日を迎えようとしている。そして対立点をぼかしたままで「個々バラバラ」に野党共闘を進めるのだろう。

だが私は、参院選野党共闘が一定の成果を収めたからと云って、衆院選でもそれが通用するという「柳の下の二匹目の泥鰌」はいないと思う。安保法制反対や改憲反対といった基本的な課題での一致だけでは、日々の生活上の困難に直面している国民の世論を獲得することはできないし、ましてや北朝鮮のしたい放題のミサイル発射や中国の強硬外交に対する不安を取り除くことはできないと思うからだ。

野党共闘は第2ラウンドに移行すべきだ、と思う。全国的な合意だけで地域ごとの相違点や独自性を消すのではなく、もっと具体的な政策課題の共有を地域ごとにめざすべきだ。それが成立しないような地域では堂々と政党間の選挙戦を展開すればよい。さしずめ京都では前原一派を駆逐するような壮大な選挙戦を展開しなければならない。そうでなければ、先の衆院補選で候補擁立を取り止めた政治的失態を回復することはできないだろう。

心ある有権者はあいまいなままでの野党共闘など望んでいない。先の東京都知事選はその格好の教訓になったはずだ。「数合わせ」の「中身のない」の野党共闘はもう賞味期限切れになっているのである。(つづく)

旅マン旅マン 2016/09/09 02:21 久しぶりにコメントする(笑)。かなり批判的なものになるのはご容赦!

前原や玉木などを駆逐したい気持ちもわかるし、私も読んだが室井さんのコメントにも感情的には大賛成である。私も野党共闘路線に民進がかじをとる前は、落選した議員なども含めて社民や生活などとの野党再編をここで書き込みしていたほどだ。
ただ、今回の室井さんやこれを支持する広々先生の意見にはあえて異議を唱えたい。
長島や今回前原支持に回った山尾も
『投票するか』と問われたら、ごめんこうむると投票所の鉛筆をへし折るくらい嫌である!ただ、なぜこやつらが選挙でサバイバルやれるのだろうか?先の参議院選挙で二人の生演説を聞いてよく分かった。要するにマジョリティなんだ(笑)。しかも
自分達の批判されることを肌身で理解できているから、そこらの対処もあざとくやってのけられる弁舌も鍛えている(笑)。長島は安倍晋三のやり方のひどさと先の大戦での同胞を
無駄死に追いやったことに焦点を当てて(現在の)戦争法には反対とまとめあげる。山尾は人の心のひだに入り込む(笑)スキルに長けていて、
およそデビュー時みたいな苛烈な安倍晋三への質問ぶりとは真逆やキャラであった。だからといって俺は奴等に心を売るなんてできねえけど!
しかし、マジョリティは気軽に投票できるだろうよ。玉木もろくに知らないし、前原のリアルな演説を聞いたこともないが、今回の京都の様子を読むにつけ、やはりそれなりのものはあるのだろうよ。
問題なのは漫画太郎大臣ではないが
左派の候補者はキャラが立っていないということである。ハードパンチな演説をやれるのはせいぜい菅直人くらいしかいない(少なくともテレビに現れるのは、だ)。さらに言えばその菅直人も民進の場合は引退に追いやられる年齢になるのではないか?あの菅直人のことだから辞めるとは思えないが(もし野党再編があるとすれば菅直人へ定年問題かもしれない)、とにかく左派には広告塔になるものすらいない!
さあて、こんな状態で、しかも三分の一に追いやられた野党側という状況下で、室井さんや広原先生のような『正論』がやれるか?
蓮舫のことをたしか先生は事業仕訳の件などで冷たい感じがするなどと
指摘されていたと思う。蓮舫については私も彼女に一度も投票したこともないし、そもそも彼女、右派なので好きではない。そして(間違えていたらすみません)大したキャリアもないのにみたいな批判も先生はされていたと記憶する。これも賛成ではある。ただし、前原よりは複数回
彼女を直に観察したこともある者としては、彼女の破壊力、メッセージ
能力は相当なものがあると認めざるを得なかった。バカとハサミは使いようと思えませんか?
私が危惧していることは、玉木が出てきたことで蓮舫の勝ち方によりアヤがつくってこと!
極右の前原が完敗した場合、岡田路線がそれなりに残る余地が出てくるが、玉木が混ざることで前原の負け方がそれなりにさまになった場合、
それでなくとも(前原党首の時とは反対の)『右より』な党内融和作用が強化されてしまうこと。最悪、目下のくだらない国籍報道などがからんで前原が善戦なんてことになれば
、この党派が極右と反共第一な連合
だけの内向きなものに蓮舫が苦慮すらする展開になるということ。
ここらですな。
室井さんや先生の正論が実は空論にすらなりかねないものをはらんでいることとは言い過ぎとしても(笑)、
我ら左派なりリベラル側が議会レベルでメッセージ力を有する議員を持てていないことと、元来は右派ではあるがテレビカメラに向かってキリリと『怖いです!』と安倍晋三の手口を批判できる蓮舫というカード
存在。これを(右派という)バカと
ハサミという比喩で示したわけ!

『この国会はリクルート国会です』
とバッサリと言ってのけたのは土井たか子さんだった。おたかさんの時代は世の中も寛容な時代だったし、
擬似比例代表制とも指摘される中選挙区制度というのが第一院だった。
今は三割強から四割で当選も可能な
小選挙区制度であり、自民党が公明党という政教一致みたいな政党とガッチリとタッグを組んで久しい。
世の中は安倍晋三という、義務教育辺りから再学習させる必要性すらある男を『中国韓国北朝鮮』という言葉だけで四割ラインのコアな支持率を与えてしまうものと成り果ててしまっている。東アジアは冷戦に近いものがあるとは言い過ぎとしても、
軍事的な緊張関係を否定できる人はさすがにいないだろう。そこらも加味して、比較第一党が右寄りなのも
(気にくわないが!)やんなるかな
とも言えよう。
さて問題は、ここまで追いやられた野党側が(先日亡くなられたむのたけしさんの言葉ではないが)三分の
一でどうやるか?なのではないですかね。
この割合の中に、誠に残念ながら前原だの山尾だの、長島昭久だのも含まれているわけですよ。
私なんぞはそれでも第二の自民党みたいな路線にしてしまえば(これまた以前からここで指摘し続けてきたように)『商品の差別化』すらにならないから安倍晋三の圧勝で終わるだけ。第二の新進党だから、社民路線、かつ、我が国の歴史を大切にする意味でも平和憲法を尊重する路線で差別化を図れ!ただし日本の社民ではダメで今こそ北欧や西欧の本家の社民路線で増税問題などで現実路線を示して対決しろ!と大所高所から論じたくもなる。しかし、もうそれでは間に合わないんです。
むのたけしさんの最晩年の映像、あれこそが物事の核心。今ある三分の一でどう戦うか?なんですよ。
そうした意味で、室井さんのあのコメントは今じゃない!相手は宮沢喜一でも大平でもない、安倍晋三たちなのです。札付きのファシストたちが待ってくれますか?
広原先生の今回の解説、ラストは正直言ってお粗末なんだな。
数合わせ的な政治は賞味期限などと
指摘され、前原などを駆逐するというのは、実は最も広原先生的な発想ではないようにも思えます(笑)。
先のことはカリスマ占い師でも分からないだろうが、だいたいこんな状況で国内政治が進むとしたら、まず確実に改憲となるだろう。
そこをいかに回避させるか?私たちが持っている野党側の駒はどうなっているのか?共産党のキラキラキララとかですか(笑)?そんなのは名無しだか五月雨だかに言わせておけばいい(笑)。今そこにある危機に対峙するには、気に入らないけどそれなりにマジョリティの心にも響くものを駆逐ではなく、駆使しなくてはならないことではないでしょうか?
日本会議に与するような前原や長島昭久なんぞにそうしたことを期待するのは、文字通り正気の沙汰ではございません(笑)!!
そうじゃなくて、前原なり長島に至るまで『仕方ねえや』と反対とやらざるを得なくするようにリードさせること、それがむのたけしさんのあの発言などに連なってくるのではないでしょうか?
私が東日本での野党側の大善戦ぶり
、にわか仕立てながらの一人区での
二桁勝利を強調するのも、実はそれなりにマスコミが批判するところの
戦う(反対する!)野党路線は有権者に伝わって来ているところもあると言いたいから。それもこれも私たち『だけの』我慢なのか?極めて気に入らない前原たちも連合も、多少は歩み寄ったが故の善戦でもあったこと。
バカとハサミたる蓮舫を極度に右寄りにさせないこと
→アンチ安倍晋三の広告塔は彼女以外にいないでしょう。客観的に見ても(社会の右傾化との)兼ね合いからみても、あれでも左翼と吠えたてる産経グループなどの存在を考えても。

今の政治状況で室井さん的な正論を
じっと待ってくれるようか?
→とりま、安倍晋三ウハウハで各個撃破されておしまい。中長期的なリベラル左派の再編、成長よりもその間にバリバリの右翼政治体制に固められてしまうのが先になるかもしれないし、その可能性は(選挙制度も含めて)かなりある。だからこそ一気に再編して戦闘的な少数精鋭の野党を作れと言っても、再三だがそんなタマもいないじゃん。左派のパンチ力のなさ、横板に飴みたいな演説ぶりを先の鳥越応援活動を通じて改めて痛感させられた。
ないものねだりより、今ある物を上手に活かせ!

旅マン旅マン 2016/09/09 07:44 戦上手な民進(極)右派と、とにもかくにも野党共闘路線でなんとか競り勝てた真ん中から左まで中心の統一候補者というのが先の通常選挙であった。悪の巣窟大阪は兎も角、実はやりようによってはさらに安倍晋三一味の暴走を押さえ込む可能性はあるのです。
ここまで右翼論調花盛りで、物をいうものはたとえ俳句の一つでも政府に批判的ならば『公共機関で政治的なことをやるな』の一点張りで排除する政治風潮。博多だったか、公立中学なんかに日本はすばらしい国なんだ!と愛国教育をやらせることにはやたら寛容だという話を以前聞いたこともある。噂ではない!学校相手に商売する人から教えてもらった
ことだ。右翼論調の人々が愛国を盾にして子供たちに出張講演などをやると呆れて話してくれたことがあった。なぜ『梅雨空に』とかいったおばあさんの俳句は公民館から排除され、こんなクレージーな奴等が最も政治的な公平性なるものを求められている公立学校でどや顔で講演などがやれるのか?
こんな時代なんだよ。今朝も福岡の
方で戦争展が中止されたとか、東京新聞に載っていた。かつての誰かさんではないが『時代の、流れなんだよっ』て言いたくもなる(笑)。理想を言えばとっとと民進なんて解体して、とにかく平和憲法死守と超少子高齢化社会に『大きな政府』と揶揄されること覚悟で財政上の対案をそれなりに示せる…政治家に精緻なものを作らせるなんてナンセンスであるとも付言しておこう(笑)…アンチ新自由主義政党を作るべし!なんだけど、ここ三十年のマスコミ論調で
完璧にこの国は改革こそは小さな政府で、民間絶対万歳な方向に国民は
染まっている。都知事の給与半減なら、さも都議会議員も半減にしなければ『釣り合いがとれない』みたいな報じ様ひとつとっても、削れば改革と信じきっている。
蓮舫に対して私が許せないのは正にここである。だから民主党ってのはダメなんだ。小泉の亜流みたいなのが野党ではダメ。しかるに小泉路線のお仲間がドッと押し寄せて民進と
マイナーチェンジした(笑)。この一派が最大グループなどと言われている現実も付け加えておきたい。
ただし、である。
繰り返すがこうした奴等が我ら三分の一勢力(厳密には自民党に下った奴がいるので未満である)の主流派である。そしてメッセージ力抜群な
キャラの立った奴が、削れ路線の蓮舫でもあるということもだ。
広原先生は数合わせの路線は賞味期限だろうと指摘された。
しかし、もうひとつ賞味期限的なものがあると思う。
それは国会に於ける護憲の戦いであろう。いやいや、数の大小に非ず!
少数派でも鋭い問題提起や批判力などがあれば少数派でも逆転の機会はあると反論もできる。石橋さんが大敗した時の社会党なんてのがよい例だ。ただ、あの時は中曽根の自爆と土井さんという類い稀なる(換言すれば、まともな市民感覚あるタイプのであろうが…)キャラの立った政治家がいたからでもある。そしてニュースステーションという破壊力抜群な番組があった。つまり反転攻勢ができる条件が重なり続けたことである。
今は『ことごとく』どん詰まり!
そもそも社会党もないし、躍進したという共産党と社民だけが純然たる
護憲党である。で、何人いるの?
第四の権力とかいうメディアは?
テレビのコメンテーターどもは官邸の息の吹きかかった奴等か、とにかく地雷源を踏まないぞとしている奴等ばかりだ。キャスターだって筑紫さんも料治直矢さんも亡くなって久しいし、田丸(美里)さんみたいな
超辛口の女性キャスターもとっくに引退したようだ。田畑光永さん?まだ活動しているのか(笑)?少なくともテレビに現れることは(そのスタンスからしても)まずなかろう。
あとはなんの躊躇もなく『この法案は必要です』とか秘密保護法案の時に口走った(呆)、宇治原なんとかみたいなインテリ芸能人あたりが幅を利かせている。これなどは高学歴と知性は必ずしも一致しない好例であった(笑)。
広原先生。だいぶ前に病院で小池百合子の話かを見たとか書かれておられましたよね?なら失礼ながらお分かりでしょう。あれが標準的なテレビが織り成す、仕向ける世論形成であり、それをネットという名前のブースターが補強していくわけでさよ。そんなものを見ない勤労者や学生などは、通勤電車の文春などの中吊り広告で右翼論調を端的に刷り込まれていく(笑)。あれだけ効果的な政治教育はない!書店やコンビニではこれまた同様な言葉が平積みなどの形で目のなかに飛び込んでくる!
地方分権のテーマが国政でいまいちな政治家たちの食い物にされてしまったことも添えておこう。そして
奴等が『小さな王国』で改革という名前の見世物ショーをやって、悪いことに見世物ショー故に(笑)、分かりやすく有権者のハートを緩くゲットするわけよ。その極めつけが先生がずっと分析、警鐘を鳴らし続けて
こられた橋下でしたな。そして今や
橋下すらも言わなかったであろうことを小池百合子は言っている!
『私の見方はテレビ』だという趣旨の発言をワイドショーの人のインタビューで明言したという。
こうした風潮でなんでテレビメディアがアンチ安倍晋三路線で堂々と論陣を張れましょうや!

野党が反転できる余地はないのですよ。もしも、もしもだ。あるとしたら、マスコミ受けのある、今時の大衆受けのあるメッセージ力を持った蓮舫しかない。彼女に岡田路線をリセットさせないようにできなければ
近々行われる総選挙で止めをさされて、この国の議会は大政翼賛会と成り果てよう。民進にアンチ安倍晋三で勝負させるように仕向けること、
改憲のテーブルに結果的にでも着かせないことしか、しのぐ道はないだろう。
蓮舫が勢いなく当選した場合、総選挙はもしかしたら東京第10区に合わせられるかもね。どのみち今年中に確実にあるというのが永田町の声だというではないか。福島みずほさんも参議院選挙前にそう仰られていた。抜き打ちにやるものでもある。
そうした点からも(私は気に入らないが!)今時の大衆感覚に合わせた
切り口でも、アンチ安倍晋三で彼女にピシャリとやらせないと下手をしたら三十人程度の護憲議員しか衆議院にはいなくなるかもしれない。
公明党を改憲に抵抗感あるなどと生ぬるいことをメディアが論じていたこともあったが、それは愚の骨頂。
序でに言えば、もう国会なんて終わっている。国民投票で阻止すればよい。大阪のあれだって最後には阻止できたなんてのはアマアマもよいところだ。お試し改憲も好例ではあるが、そもそも改憲でヘマをやらかすような国民投票や奴等が持っていくわけがなかろう。それはかつて小林名誉教授などが論破した『裏口入学』のやり方や、漫画太郎が櫻井よし子どもの前で口走ったナチスの手口などを思い出しても分かること。
改憲のテーブルに着かせないように
民進を動かすには?を考える方がよほど現実的だし、野党再編しては正論だが、それをやれる段階にない所にまで追い込まれてしまった。ましてや前原を駆逐なんて(笑)?よほどのスキャンダルでもない限りあり得ないだろう。それをやるには完全に
野党共闘路線をリセットする時であり、しかも、返り討ちでダスエンデである。野党共闘路線というのは単なる数合わせというものではないのだよ。クリンチすることで野党の右側の暴走を押さえ込む側面もある。
だからこそ前原たちはやたら滅法これにケチをつける。
初めのコメントで我慢と記したのは
こういう意味合いもある。政策的なことを詰めまくるとかえって失敗する。共産党とは連立を組めないと断言して、安倍晋三一味の野望を抑えるための法案阻止などの共闘路線で
十分である。あれだけ公明党から文句をつけられまくっても(笑)、善戦できたことは単に参議院だったからだけではない。土台組めない相手とさも連立政権を作るみたいな論調をやってくるメディアの挑発に乗ることもないし、政策の一致点をどんどん増やすことの方が拒絶反応を両党派の支持層に増やさせるだけ。マスコミの罠にはまるだけだ!有権者も
民進に政権を奪取して欲しいなんて誰も思っていないだろ。広原先生に
楯突くつもりも微塵もないが、ありとあらゆる面から見ても(笑)、政策の一致点作りにブラッシュアップを
とやることは、過ぎたるは及ばざるが如しではないですか?
野党的な有権者の最大の関心事とは
やはり安倍晋三のファシズム路線への嫌悪と戦後民主主義体制の擁護でありましょう。
もし、今回の広原先生のご意見をやればどんなことになるか?
まず野党統一候補者が激減する。
小選挙区でやる限り、これは変わりようもないが(悲!)ますます極右とカルト政党の連合候補者が大勝するだけだ。リベラル勢力が今すぐに
強力な発言力を持って小選挙区で奴等を駆逐するなんて、それは又吉イエスが国連議長に就任することくらい(笑)、あり得ない話だろう。
選挙制度こそは憲法だとか言っていた学者さんがいたとか、國弘さんが
言われていた。ルネカピタンだったか?至言だね。
今、あの時の罰を受けているのだ。
そしてこの社会風潮で左がこの制度でもってまさかの大逆転をやれましょうや?

悪いことはさらに重なっている。テレビこそが味方と放言した小池百合子とテレビメディアが手に手をとって改革を叫んでいる!
勿論、テレビはそれなりの批判や問題点も解説はしているがここらは橋下のあれの焼き増しである(笑)。さらに橋下とは違って宇都宮さんが小池に刷りよる様もある。なんとグレイトな箔付けであろう(笑)。安倍首相とのコラボも必要と、龍崎というそっち系の解説屋も援護射撃していますな。
左的なテイストも醸し出す演出をやっていたのはナチスも同様であった。この際だから左側にも突っ込めという(龍崎などはその先鞭をつける立ち回りなんて言いたくなる)勢いすら感じられる。

旅マン旅マン 2016/09/09 08:32 もうひとつ厚かましく。
前原一派を駆逐というくだりに違和感がある。
前原を駆逐ならば分かるし、維新だかみんなだかの類いのどさくさに当選したやつのことなら、そのままそうだで流せるが(笑)、福山哲郎って
前原と同じく極右なのか?
私が去年の八月末に参加した国会包囲デモのことを思い出せば、そんなタマには到底見えなかったが?
あの日はなぜか日本共産党議員たちは私たちのデモ支援にやってこなかった。社民と福山哲郎や有田さんなどの一部の民主党議員が国会くグルグルと回りながら警察のバカすぎる交通整理ぶりに抗議などをやっていた。確かに志位さんは小沢などとリレー演説をしてはいたが…。
選挙前のスタンドプレーにしては糞暑い中でよくやっていた。だいたい松原仁も前原も長島も来ないよね、
こんなデモのために(笑)。
以前も指摘したが、京都という伝統の共産党とのデスマッチという政治環境がなせる(下らん)ものに引きずられてという側面もあるのではないか?
因みに政策を詰めて行けば行くほど
共産党とその他の党派の分裂が加速するだけでしょ。
詰めて行けるならばそれは共産党の社民化でありましょう。
ところが紆余曲折ありながらも堂々と現在も存在している欧州の社民政党たちとは異なり、銭かねの問題ではグダグダな日本の社民や共産党では、色んな意味で破綻する。
だからこそ焦眉の急なこととの兼ね合い込みでの今の路線での調整の方が遥かに合理的だということです。
さらに有権者全体も連立なんせ政権奪取なんて想像すらしてもないのに
、まあ、無理な理想を言いなさんなということです。
しかし、すごいな、テレビの小池ヨイショぶりや中国人ネタは(笑)。
これじゃ百回選挙しても安倍晋三が勝ち続けますね。一般的な視聴者的には稲田朋美が魔除けの鬼瓦みたいなものに思えちゃうんじゃ、なくなくない?
かいかあく、しんり教(笑)。
中国韓国北朝鮮、中国韓国北朝鮮と
浅原尊師のいかれたオウムアニメソングを替え歌したくなってしまう。
ミサイルショーに違法な畑作りに参入する中国人たちとか、うわあ、めちゃ分かりやすいじゃん。
立憲主義とか憲法第何条の意義はなどは、たちまちかき消されてしまいますな(笑)。
だから韓国人学校はダメとか、奴等をどやしつけろ、目には目をと言わんばかりのコアな四割支持層が固定化されていく。
あらら、一茂、やっちゃったな!
行政に楯突くのは悪い人だってさ。
ま、これが『んだんだ!』と視聴者様たちの人口になんとやらってことになる。広原先生とか大悪党になっちゃうんだろう。長嶋一茂的にはと
茶々を入れて(笑)お開きとする。
こんなもんだよ、これも一票、あれも一票!

さ水垂れさ水垂れ 2016/09/10 15:01 先生のお考えはもっともだと思います。

民進党の岡田氏は野党協力をやりましたが代表から自ら降りました。野党協力を党勢回復に利用しただけで終わらせてしまうようにも見えます。

第二次世界大戦前のドイツにおいてナチスに対してドイツ共産党がドイツの社会民主党に協力しなかった云々と、何度も書かれていた御仁がおられましたが、当時のドイツの社会民主党とこの頃の(書かれた頃は民主党だった)民進党とを比べ類似を見いだされた方は些少かと存じます。
とはいえ、ただ大方の国民に望む声が残っている限り、野党協力を追求していくべきでもあろうとも思います。
しかし、民進党以外の野党が候補者を一方的に下ろすなど当分は隠忍自重するにしても、民進党が自民党・維新と競い合うような右翼路線に転換するのが明らかになれば、否応なく路線転換・自立するしかなく、結局そうなるのかもしれません。
先生のご指摘の通り準備は怠れない情勢なのだと思います。

小池都知事は、同情票をかき集め、築地市場問題などで野党のお株を奪い、野党への支持を切り裂き、「援護射撃」(二つの週刊誌など)のなかで、当選しました。
岩波新書の『原発プロパガンダ』で行われてきたみたいに周到にプラン・実行しているのでしょうか。
「しんぶん赤旗」(電子版)の記事( http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2016-09-09/2016090901_02_1.html )を見ていたら写真に「野田数(かずさ)都知事特別秘書」が写っていました。
この人は、ウィキペディアによれば、日本国憲法を廃して大日本帝国憲法にしろ、と都議会で主張した人だそうです。
難しい局面に入ってきていると思います。

「相場」は天井や底を打つと反転しそのまま下がり(上がり)続ける傾向があります。
諦めずに頑張るしかないですね。

旅マン 旅マン 2016/09/11 08:08 七誌臭漂う、さ水垂れなる御仁のコメントですね。
いかにもこの人らしい、遠巻きな書き方でもあったのでこう記しておこう。さて指摘されたことは私こと旅マンの話なので一応書いておきます。
ドイツ共産党(最近、テールマンの孫が古舘さんの番組に出ていた!)
は、ワイマール時代にナチスと時には共闘までしてドイツ社民党やカトリック中央党、ヒトラーが学者の党派などとこき下ろしたドイツ民主党のワイマール与党をぶち壊そうと躍起になっていたことは『消せない事実』である。少なくともまっとうな高等教育を受けていた者ならば(笑)
、ドイツ共産党とナチスが左と右から脆弱なワイマール体制を転覆しようと暴れていたことは知らない筈はない。ま、高校教育を受けていたという『建前』から言えばこう書かざるを得ませんな。ドイツ共産党側の
言い分も分からんでもない…それは
第一次大戦末期の虐殺騒動などという事実から…が、明らかに取り返しのつかない愚行をやったことは確かである。だから戦後の西独では左右の全体主義政党を禁止したわけ。それが純然たる法的な視点からまっとうなことと言えるか?また、民意の
観点からもいかに?という問題はあるが、ナチスという化け物を世界に放った罪があればこそ、であろう。
社会ファシスト論を忠実にやろうとしたドイツ共産党の罪、度しがたい。この点ではトロツキーのハードな批判は支持できる。歴史はやはり学ばないといかんことでしょう。
ワイマール与党側の非常事態云々のことなど、論じることは少なからずだが、あの体制を破壊したのはヒトラーだけではなく、共産党も同じくではある。

広原先生の意見に賛同するも異議を唱えるも勿論自由だし、そこから意見が分かれることもありだと思う。
私は七誌、もとい、さ水垂れさんの無邪気な賛同ぶりには呆れるけど。
一般論として左派の新党をなどというのは正しいが、安倍晋三たちという相手をみて、そして今の(もはやしんぶん赤旗なんて、世間的には超マイナーで『内輪だけで』盛り上がっているようなメディアくらいしか小池百合子の初仕事=凶行を取り上げない様などをまともに考えてねえなあって呆れぶりですよ。
私は参議院戦までが左派の新党を作って戦える限度だろうと述べていた。三分の一の壁を越えられる前に
という意味合いもあったが、あにはからんや、岡田や枝野らが野党共闘路線にかじをとり、共産党も悪しき
民主集中制を(よい意味で!)駆使して、相当な妥協と一点突破型の統一候補という道をとった。新党なんてよりこれは『緊急回避的な』やり方ではあるが、背に腹は変えられないし、方向性は極めてまともだとこれを支持した。マスコミ的(世間的ともいう)には安倍晋三の快勝となるのだろうが、公明党の(野合はじめて十数年!)苛烈な横槍などの割りには、東日本では野党が勝ちまくり、短兵急ながらも一人区で二桁勝利という結果は、野党共闘という実験は成功と評価もしている。これは
政権選択という『建前』もない第二院選挙戦だからという見立てもあろうが、野合批判というマスコミバッシングの割りには政策で影を落としているところを中心に、明らかに安倍晋三への批判が効いていることも見えている。
さてさて、そんな時に『もう民進は右回旋も甚だしいから野党共闘もけつをまくったれや』と、いかにもいかにも小気味よい、左翼チックな喧嘩別れをこちらから仕掛けて大成功なのか?という視点も忘れてはならないのではございませんかね?
取り返しのつくこと、平時ならばいくらでもわが道を行けばよいことなんだよ、さ水垂れさんよ。
元来、それが筋ってもんよ。
ただし、野党共闘路線で(やらなかったら木っ端微塵だったぜ!)こんな傾向を示せたことと、結果として三分の一を越えられてしまったこと。加えてはなから信頼もできない
(それは広原先生の西日本新聞のスクープ記事の紹介でも明らかだ)公明党、ファシスト橋下の手先どもだけの問題でもない。
今、正義を振りかざし、売り言葉に買い言葉とばかりにこちらから野党共闘路線を打ち捨てることが『渡りに船』になるだけということになりかねないか?むのさんの話を認めたのも、そこにあるのだよ。寧ろ我らが仕掛けねばならんのは、むのさんの言葉の通り、今あるものをどうにか活かすことですよ。その意味でも今回のユートピアな広原さんの主張には賛成できないわけ!
党を作ってにっくき前原を京都から駆逐する?
ああ、グレイト、ワンダフル!!
かくありたいよね、これぞ左派リベラルの『ロマン』だよ(笑)。
だったらさあ、とっくの昔にやれてたろうが。それができねえからじゃあどう対処するかではないですか?

厳密な問題点を吟味することは(法律に明るくないので)コメントを控えるが、前原が在日のおばはんからチョコチョコと献金を受けていたとキチウヨどもが狂喜乱舞してほざいていましたな。
私は前原の学んできたなんとか政経塾も糞だと思うし、彼らの路線には鋭く反対するが(笑)、法的なことはともかく、リクルートなどの問題とは同列視するような話なのか?とえげつないと引いて見ていた。あの騒動の後も(時間的に間があったからかもしれないが?)彼がどんな勝ちぶりをしたかは知らない。ただ、左派が戦略投票を仕掛けて自公と釣るんでナショナリズムを焚き付けたりしたら、あれでも撃墜できたかもしれない。それがどんなに薄汚いことでも、この国の野党から平和憲法にあやをつけようとする有力極右系議員を落選させるってのもありといえばありだろう。俺にはさすがにそこまではできねえけどね。広原先生がそんな間違った方とも思ってもいないし、寧ろ理系の方でここまで政治問題をレクチャーして下さることに感謝すらしているが(笑)、駆逐するとなれば、到底このクラスの議員だとよほどのスキャンダルとかでないと無理っすよ(笑)。よし小選挙区でギリギリ撃墜できても…そんな傾向があれば重複立候補で保険をかけているだろう(笑)…惜敗率で復活するのは必定だろう。加えて前原クラスが惜敗率で復活すら『できない』時というのは、よほどさ水垂れさんなり七誌さんなどが狂喜乱舞するような、日本共産党などがバリバリ小選挙区で勝ちまくるような事態か、で
なれば安倍晋三一味のスーパーデラックスな大勝利という展開でしょうね。この国の有権者風潮、マスコミなどのそれからみても又吉イエスの国連事務総長選出レベルの可能性が、前者でしょ(笑)。寧ろこの場合は橋下などと安倍晋三一味が結託とかして、空前の改革真理教ブームを巻き起こすような事態が妥当なのではありますまいか(笑)?今、いやさ
近未来は小池百合子が東京で(安倍晋三のお墨付きなどで)改革真理教の風潮を加速させ、橋下などが暗躍する…加えてあの学会での信者教育などのステージが上がって(笑)…テレ朝をはじめとするマスコミが総動員で、狡猾に、さらなる与党の勝利を推し進める仕掛けを進めていく方が可能性としては大ですよね?
頭がそれなりにたしかなら、ここで
よほどの凄腕で、テレビメディアにも愛されるようなキャラが率いる、
その上でそれなりの地道な選挙活動を展開できる足腰を有したスタッフと、これまた現実の政治活動がやれる(維新の府議や市議みたいなドチンピラ連中だと、左に極めてドライなメディアから袋叩きにされるだけだろう)政党人などが、平和憲法死守とアンチ新自由主義でそこそこな(ここも大切!ここ四半世紀のメディアは野党は反対ではナンセンスと叩くことが当然視されている。橋下はそこを盾にとって横車を対案と
言いくるめた(笑))具体的なものを明示できるか?
どうです?あり得ないでしょ。
それはロマンでしょ。
次元大介も驚くロマンチストだよ。
ならばこのさ水垂れか七誌かはともかく、この種の方がよくやるしんぶん赤旗などのコピペ拡散方式とかのような、ニュータイプな選挙活動スタイルなどか?ナーンセンス(笑)!
共産党のネット戦略も、党員の高齢化などの問題と(この党派のことだから若者党員の数が増えただのときちんと反論してこようが)文字通りだが(笑)足腰の負担を一気に軽減できるネット戦略がこれまた渡りに船となっているという見立てもあると思うけどね。共産党だけの問題でもなくて他の党派も党員の高齢化という問題があるらしい。ただ、チーム世耕はよい例だが、自民党のネット戦略というのはゴロツキども『だけ』の活動と明言できますかね?
一匹ゴキブリを見たら…という至言があるが、社会そのものが中国韓国北朝鮮(ヤッツケロ!)で緩く緩く
…ここらがこれまたいかにもこの国らしい情景だけど(笑)…纏まっている昨今(いやあ、顕在化してももう十年は軽く越えているし、元来の中国韓国北朝鮮人への差別感情も根底にはありますしね)でさ、しんぶん赤旗などの問題提起なり、日本共産党的なネット戦略のうん十倍のあらゆる次元での、そう、天下国家論から身近な生活問題までのネトウヨを
影に日向に緩く評価する思いの方が圧倒していますよね。
…唇寒しって、やつさ。
政治戦略から見ても、リベラル左派の新党を作ってという展開があり得たのは、私にはですが、ギリギリでも先の通常選挙の半年くらい前までだったと思えます。その大義は繰り返すが平和憲法の死守とアンチ新自由主義というお題目でもっての三分の一突破を明確に阻止するための新党を!ということでした。もう過去形ですね。
私なり日本国憲法を愛する人たちの
思いは今も変わらないけど、こと、
政治ということとなると、広原先生のお言葉を維持悪く真似してしまえば『賞味期限切れ』なんでしょう。
下世話に言えば、だって両方で壁は打ち砕かれたじゃんか?ヒカレモノの小唄抜かしているんじゃねえよ、
という話です。いかに筋道があっても…あんな男が内閣総理大臣であっても…国政での護憲派の威力ってものがないと、四割レベルの有権者は
確信するでしょう。本来はそんな時にこの状況下での国会からヒーローなりヒロインなりが護憲側から出て、巨大与党にガチンコバトルを仕掛けて中野さんではないが『振り子を左に』揺らせないといけないし、
そうした素地でもあるのだが、そこは贔屓目に見てもあるとは言えないんだよね。キラキラキララとか書きそうなのもコメントしていたかもだが(笑)、だったら今ごろ、小池百合子の凶行がしんぶん赤旗などのおかげで大騒動になっていないとおかしいんだよ(怒)!!!
左派が左翼を苛めて楽しんでいるのではないのだが、物事を冷静に観察して、かつ、いかに最悪の事態を阻止した上で、それからどういう方向性にすべきか?ここが真に平和憲法を愛する者のオツトメではなかろうかね?
テレ朝をはじめとする小池百合子で視聴率を稼ごうとする商業メディアのせいだなんてのも、ベテラン共産党シンパなどの決め台詞なんだけど
(また、コピペ張りそうな奴が出てきそうだが(笑))、じゃあメディアをも振り返らせるような発信力を持とうとか、なぜより受けようとしないのかといった、ビジネス的な発想なり反省なりがあるのかよ?あいも変わらず…大衆様などがソッコースルーするような…やり方ではダメ!
その点は小池百合子から学んでみないとダメでは?
思えば悪魔の天才宣伝屋、ゲッペルス博士もドイツ共産党などの選挙活動から学んでという歴史もある!
勝てる算段が八方塞がりでないという現実を『民主主義ってなんだ、なんだ!』とか、デモでリアルに目撃してその幼さ、ああ、この人たちは
立派かもしれないが少なくとも知的な臭いはないなあ(念のため模擬試験などの偏差値と知性は別物と付記しておく。そんな国務大臣などはざらであるし…)と、一緒に画面なんかに写ったら末代までの恥とくらいにしか思えなかった奴等などの新しい力でなんとかなると現実逃避するのは、悪いことは言わない。止めておこう!奴等にそうした臭いがないから、あれだけメジャーな番組で連日晒されても、あれ以上のパンチは届かなかった。あれば気鋭の若手政治集団としてワイドショーがより身近なキャラとして…ご本人たちの意思を超越する形でもって!…無理矢理にでもよりいじりやすいものに仕立てていったことだろう(笑)。
やはり私は最晩年のむのさんの言葉が合理的だと思う。
今あるもので(この困難に)どう対処するか?あざとさ、知恵の出番であり、ないものとタイミングもズレズレな新党による反転攻勢はそれこそ科学的ならぬ、空想的である。
前原が駆逐されれば御同慶の至り。
でもその時はハリケーン級の安倍晋三たちの大勝の時の可能性がはるかに高い時だろう。
むのさん的に言えば、民進の前原どもでさえ改憲協議のテーブルにつきづらくなるように仕向けることの知恵し絞れではないですか?
この国の政治体制が『今後とも』確実に保障されているならば、ここでの民進左派の分裂、社民や生活などとの新党作りなどの動きも説得力がある。今それをやると民進右派などが『吹っ切れて』改憲協議のテーブルについて、お試し改憲だの、もっとアカラサマな壊憲活動を促進させる可能性、低いのか、高いのか?
正に愚問と書いてお仕舞いとする。