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広原盛明のつれづれ日記

2016-04-21

衆院京都3区補選の期日前投票が前回衆院選に比べて急減している、期日前投票の低下は何を物語るか、結局は投票率が全てを決めるだろう、2016年参院選(衆参ダブル選)を迎えて(その23)

08:04

先日、民進党現職候補の個人演説会に行ってきた。会場は小学校の体育館、用意されていた椅子席は100席余りだったが全部埋まっていた。かなりの盛り上がりだ。弁士は民進党衆参国会議員や連合京都会長などが熱弁をふるい、最後は参加者全員が立ち上がって「ガンバロウ!」と声を上げた。高齢化が進む伏見区にしては会社帰りのスーツ姿のサラリーマンの姿が目立ち、連合傘下の組合員が相当動員されたことを物語っている。

印象に残ったのは、連合京都会長が「おおさか維新」に対して激しい敵意を示したことだ。日頃から組合攻撃を売り物にし、今回の補選でも「身を切る改革」と称してもっぱら公務員攻撃をしている「おおさか維新」には我慢がならないらしい。政策の中身を批判しないで「大阪の人間がなんで京都へ来るんや!」と云ったのはどうかと思うが(地域セクト主義、排外主義の匂いがするから)、それでもこの種の発言は相当効き目があるらしく、最近は「おおさか維新」が「おおさか」を外して「維新」としか言わなくなったと得意げに話していた。

しかしもっと強く印象に残ったのは、北海道5区で陣頭指揮を執っているはずの馬渕衆院議員がわざわざ京都まで駆けつけて来て、「投票率を上げなくてはいけない」としきりに強調したことだ。北海道で死闘を繰り広げている与野党対決選挙の責任者が、世論調査でも「当選間違いなし」と太鼓判を押されている京都の候補の応援になぜ駆けつけるのか。そこには、野党共闘に背を向けた京都民進党に対する批判が「低投票率」という形であらわれることを極度に恐れているからだろう。

自民、共産が有力候補を擁立しない「烏合の衆」の選挙で、民進前職候補が勝つのは当たり前の話だ。だから選挙の焦点は、どれぐらいの投票率となり、どれだけの差で勝つかということに絞られる。投票率がせめても前回衆院選並みの50%に近い水準になり、現職候補が大差をつけて勝ったのであれば、それはそれなりに評価されたとみることもできよう。だが投票率が(大幅に)低下すれば、如何に選挙に勝ったとしても当選議員の正統性は著しく傷つけられる。

馬渕氏の次に立った福山選対本部長(参院議員)は、週明けに急変した期日前投票の動向(低下)に強い警鐘を鳴らした。京都府選挙管理委員会の速報(ホームページで検索できる)によれば、告示日翌日の4月13日から始まった期日前投票は、当初は予想以上の好調な滑り出しだった。前回衆院選(2014年12月)に比較して1日目、2日目は150%台(前回の1.5倍の水準)を記録し、民進党選対はもとより選挙関係者も胸を撫で下ろしていた。ところが3日目あたりから事態が急変し始め、週明けの月曜日には遂に100%を切ったのである。それ以降、86%(17日)→78%(18日)→73%(19日)と低下が止まらない。このまま投票日まで低下を続けるのか、それとも下げ止まるのか、あるいは逆転して上昇に転じるのかが注目されるところだ。

京都府選挙管理委員会の話によれば、期日前投票が好調だとかえって有権者に安心感を与え、肝心の投票日には選挙に行かない人が増えるといった現象も最近ではまま見られるという。だから、期日前投票が不調だからと云って投票率が下がるとは必ずしも云えない――との論法も成り立つだろう。逆に云えば、期日前投票の低下が選挙陣営や有権者の危機感を掻き立て、結果として投票率が上昇することもあるかもしれない。

このような投票率が低下するとの情勢に危機感を覚えたのか、伏見大手筋商店街では最近「投票に行こう」とチラシを配る市民グループもあらわれている。選挙管理委員会の一般的な啓発活動とは違って、こちらの方の市民活動は案外効果があるかもしれないが、買い物客の関心はいま一つというところで反応がほとんど見られない。とにかく有権者の気持ちがどうしようもないほど冷めているのである。

この点では「おおさか維新」の方でも同じ状況だという。「おおさか維新」は京都3区が大阪への通勤者の割合が多く、京都中心部とは違って「おおさか維新」への反感も少ないと見て候補擁立に踏み切った。ここで「おおさか維新」の旗を挙げれば、大阪通勤者の共感が得られ、次の参院選でも全国政党としての存在感を示せると考えたのだろう。実際、大阪府知事大阪市長京都沿線の駅前で直接街頭演説に立つ光景を見ると、ここは京都ではなくて大阪かと錯覚するほどだ。

だが、4月20日付の京都新聞は「乙訓 冷めた目線」との見出しで次のような選挙情勢を伝えている。

衆院京都3区補欠選挙(24日投開票)で乙訓2市1町の首長や職員は候補者の訴えに注視している。この1年半で首長がすべて交代し、遅れが目立つインフラ整備など新事業を打ち出す中、国とのパイプとして地元の国会議員の役割を重視しているためだ。しかし、候補者が演説などで乙訓に言及する場面は少なく、しかも与党候補は不在。冷めた目で選挙戦を見つめる職員もいる」

「肝心の候補者の口から地元の課題を聞く機会は少ない。ベテランの民進党前職を除く候補者は、これまでの政治活動では乙訓とほとんどゆかりがなく、『当初は乙訓という字が読めない候補者もいた』(ある選対幹部)という。(略)与党不在の選挙に、『国に相手されなければ、飛躍的なまちの発展にはつながらない』。ある職員は、選挙カーから響く訴えを聞きながら冷ややかに話した」

4月20日現在の期日前投票の結果はまだ掲載されていない。選挙戦終盤のあと3日、私はこれまでになく期日前投票の動向に注視している。(つづく)

旅マン旅マン 2016/04/21 16:09 状況がよく分かる内容、ありがとうございました。
さっき、ネットのニュース(テレ朝だったか?)で気になるものを見つけた。
お維新に、なぜか民進党に噛みつく議員がいる。
熊本の震災で、こともあろうに権力を用いて?、自分達に物資を(優先して)送ってくれだのとほざいた外道の政府スタッフだが与党議員かに
民進党側が…こんな話、超党派じゃないのか?…クレームをつけたら、
激しく『政府の足を引っ張る』とか
喚き散らかして委員長からも叱られたとか(笑)。
これが、お維新である!!
安倍晋三様の忠実なるポチなのである。安倍晋三様側の何かに文句を言うと(これで文句を言わないこと自体、被災者どころか日本国民への冒涜である)、血相を変えて怒り狂う様、これが橋下チンドレンである。
自民党ならば、とっくの昔に引退させられている、あの片山虎之助なる
爺も、お維新でしたな!
自民党ならばダメなので、お維新という居場所を確保して、安倍晋三の
応援団をやっているだけの虎之助も
、もはや『その筋の病』みたいな発言…このオッサン、何十年、職業政治家やってきたのだ?こんな発言を
聞くと、いやいや、昨今のメディアは『政治家お得意の』切り取り報道
攻撃への『返し技』をやっているので言い訳無用だぞ!…で、大顰蹙をかったばかりである。

私は前原一味は極右だと以前から言っているし、発言を撤回なんて微塵も思ってもいない。
広原先生が腹を立てる気持ちもよく理解しているつもり。
奴等を楽勝させて、野党共闘の獅子心中の虫である奴等を増長させたくないという『思い』はわかる。
しかし、改めて申し上げる。
京都3区、この選挙は、はじめから
ドッチラケ、ドッチラケとならざるを得ない戦なのだ。
京都の二大政党、老舗たる『野党共闘路線の』共産党と自民党が出ないからではない。
いかにも善良な?イクメンヤング議員が、かみさんの妊娠中にセックススキャンダルの嵐だったという、ドン引きなお話の、尻拭いに、安倍晋三の野望…九州の災害や増税延期の
猿芝居なども、どこまで影響するかは怪しいし、それでも奴はやると見ているが…ダブル選挙も想定したりで、はじめからこの選挙には役者はいないのだ。
冒頭に気になると示した、この変な
維新議員のアクション、これが京都
3区の選挙戦を意識してのものならば、ますます維新の候補には無党派からの票が入らないだろう。
変な言い方をしますがね、
私はこの選挙の低投票率を見てみたい。
つまり、無党派が投票しに来ないであろうこの選挙。組織票がどれだけ
出るかがより分かりやすい。
お維新の基礎体力を測る、よいテキストになるのでは?

mkmk 2016/04/21 22:42 (うごかず)
 北海道5区が大接戦、大激戦だと聞く。
故、町村信孝が15万票の基礎票を持ち、娘婿がその地盤を引き継ぎ選挙に出馬した。相も変わらぬ世襲型候補なのだが、民主党を除籍された新党大地の鈴木貴子も
鈴木宗雄の娘である。国会議員のなかにどれほどの世襲議員や縁者等の世襲的議員がいるのだろうか。
日本の後進性が一向に改善しないのは何故だろう。国連人権理事会が日本の表現の自由が世界各国の72位でることをデビット ケイ報告者が明らかにしその要因は、
記者クラブの存在があり、アクセス ジャーナリズムという現状が問題なのではないか。とコメントしている。政府権力者やその高官への忖度がはじまる。
このような弊害は、デビット ケイ氏が取材したジャーナリストの多くが圧力を感じることが多くなったと証言していたと彼は語っている。あの高市総務相が国会
開会中であるとして昨年と同じように彼との面会を拒否したのだ。安倍内閣の閣僚の面々の高学歴の頭のなかは、一体どのようになっているのだろうか。
靖国神社の諸問題を含め安倍内閣はの所業の本質は、71年前の国体護持や天皇中心の国家感に戻ろうとしているようである。それは、何故なのだろうか。忘れては
いけないのは、今上、天皇もまた現行憲法のなかに生き歴史を刻んできたということである。昭和天皇が歩いた道を再び望んでいるなどは、思いもよらないことであ
るだろう。安倍は、祖父の呪縛から逃れ得ず、日本財界があたらしい衣を与え、アメリカ財界と手を携えて世界の覇権を握ろうと画策している。
アベノミックスもマイナス金利も失敗であることが公然と語られ消費税10%も国民大衆の反撃をうけている。
安倍の景気浮揚策も手づまりである。世界全体が揺れている。何処の国の若者が民衆が社会をかえるのか。北海道5区の野党共闘候補が勝利することは、変革への
一理塚であるだろう。

 2014年12月衆議院選挙( 町村信孝 自民前 131394票、民主新 94976票 共産新 31523票)
民共合計126499票と町村票との差は、4895票なのだが、そんなに単純なものではない。
各党の基礎票は、自民、町村固定票≒9万〜10万、公明票≒3万、新党大地≒2万 この勢力合計≒14万〜15万票
民進票≒9万 共産票≒3万≒合計12万票で、自公+新党大地と民共の基礎票の差は、2万〜3万で票差がある。野党共闘が成立していなければ、自民党、公明党の
勝利は不動だっただろう。そこに亀裂を入れたのが野党共闘だったのは明白だろう。
北海道5区で勝利すれば、京都の民進党はじめ自公への衝撃となるだろう。本当に自公政権打倒を掲げるならば、通常選挙での野党共闘は、成立しなければならない
課題だった。仮に落選したとしても大義なき自公と大地が総選挙において躍進、勝利する展望が開けないということになるのだろ。

京都3区において、投票率の低下は、避けられないだろう。この状況下において、長年、共産党を支持してきた女房は、「共産党は、アホやもう票を入れない。」と
のたまったのには、びっくりした。「勝てるチャンスがあるのに、挑戦しない。本当にアホやな」と怒っていた。普段は、政治に無頓着な人なのに、本質を見ている。
。女房は、動かず、野党共闘が動くとき世が動く。
一体、本当のアホは、誰なのか。言うまでもなく自民党、公明党政権である。
そして再編された報道番組の布陣と巨大マスコミの首領達が戦火を導き戦前の悪夢を思い起こさせる。
連帯せよ。アメリカのサンダースの若者と軍産複合体に子を殺されたマザーに。連帯しょう。

七誌七誌 2016/04/23 12:38 この頃岡山県で政策協定が成立して野党統一候補になった人のブログに、

「経団連で働く友人は、官邸からの指示に反論すると、
「審議会から降ろすぞ」と脅されたという。」
「私が、デモに参加していると、
誰かが派遣したであろう刺青を入れた5人組に
至近距離で罵声を浴びせられ1時間ほど拘束された。
街頭演説をしていると、
誰かが圧力をかけたであろう公権力によって、
どかされていった。」

と書かれていました。

安倍政権は恫喝を常にしていると感じていましたが、
日本共産党が我執を捨てて野党統一候補に邁進する事情の一端が見えます。
手段を選ばない相手を前にして、建前を言っていられない情勢になっていると感じます。