2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「信頼」と「説得」でトランプ大統領の「取引外交」に対抗できるのか、「日米同盟不変の原則」はアメリカ側の土俵なのだ、安倍政権はトランプ政権の「下駄の雪」でしかない、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(9)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その40)

安倍首相は1月28日夜、トランプ米大統領と電話で協議し、2月10日にワシントンで日米首脳会談を開くことで合意した。首相は大統領就任に祝意を伝えたうえで「就任直後から精力的に活動し、トランプ時代の幕開けを強烈に印象づけた」と表明し、「大統領のリー…

トランプ抱きつき安倍政権は、世界で孤立し、国民の支持を失うだろう、「アメリカ・ファースト」(アメリカ第一主義)を叫ぶトランプ大統領に対して「日米同盟は不変の原則」を強調する安倍首相は、「ジャパン・セコンドリー」(日本は二の次)を誓う目下の同盟者だ、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(8)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その39)

トランプ米大統領の就任式と同じ1月20日、安倍首相は通常国会冒頭の施政方針演説で、日米同盟はわが国の外交・安全保障政策の機軸であり「不変の原則」だと強調した。トランプ大統領が就任演説で同盟関係については一切触れず、自国の利益第一しか言わな…

野党共闘に対する共産党大会の熱気と民進党の落差、安住代表代行挨拶と蓮舫代表発言の行き違いは何を物語るか、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(7)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その38)

共産党は1月15日から4日間、静岡県熱海市で第27回党大会を開いた。今回の党大会の特徴は、共産党の招きに応じて、民進党、自由党、社民党の代表者が初めて出席し、それぞれメッセージを述べたことだ。民進党安住代表代行は「わが党と共産党には隔たりがある…

民進党はなぜ連合に配慮するのか、連合はなぜ野党共闘を分断するのか、民進党野田幹事長と連合神津会長が「大連立」路線で通じていることがその背景にある、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(6)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その37)

このところ、連合神津会長による野党共闘(分断)について発言がいっこうに止む気配がない。連合は民進党の最大支持団体だから、連合の要求に民進党が従うのが当然と言わんばかりの高圧的な態度だ。まるで民進党が連合の附属政党であるかのような扱いであり…

野党共闘に関するニュースが錯綜している、「民進 共産推薦せず、連合に配慮」(毎日新聞1月12日)と「4野党の総選挙共通政策、始まった実務者協議」(赤旗1月12日)はいったいどちらが本当なのか、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(5)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その36)

年明け総選挙が遠のいたせいか、このところ野党共闘に関するニュースがほとんど見られなくなった。そのうえ、今日1月12日の毎日と赤旗の記事の内容が正反対なのだから、両紙を読んだ読者はいったいどう判断すればよいか大いに迷うことだろう。まずは記事…

トランプ相場と沖縄米軍オスプレイ全面飛行再開で始まった2017年、安倍首相の年明け解散見送りは予想外の波乱を呼ぶことになるかもしれない、国民世論は「脱安倍」へと着実に向かい始めた(4)、改憲派「3分の2」時代を迎えて(その35)

今年最初の取引となる1月4日の東京株式市場の大発会では、日経平均株価が昨年の終値を超える最高値となり4年ぶりに上昇した。言わずと知れた「トランプ相場」の影響だ。株価の上下は内閣支持率に直結するというから、安倍首相の顔色もよくなるわけだ。同…