ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2018-08-07 間質性膀胱炎と慢性頭痛

 薬剤師仲間との勉強会で発表することがあり、「中枢感作」について改めて調べてみました。中枢感作とは、簡単に言えば脳の誤認による異常感覚(量的でもあり、質的でもあります)のことです。例えば、最近では慢性腰痛に対して認知行動療法という心理療法が有効とされガイドラインでも推奨されているように、本来の痛み以上に(誤って)強く感じている痛みなども、中枢感作の一つの現象です。

 中枢感作には慢性腰痛のように感覚の増幅もありますし、化学物質過敏症のような感覚過敏もあります。この中枢感作に対してはいくつかの薬剤が使用されており、慢性腰痛の他にも、線維筋痛症顎関節症などの疼痛疾患や、慢性疲労症候群過敏性腸症候群むずむず脚症候群などの内科疾患などへの応用されています。その他、抑鬱やPTSDなど精神疾患に中枢感作が関係するとされますが、理解できる範囲ではないでしょうか。

 私がビックリしたのは、片頭痛や緊張性頭痛や月経困難症というありふれた疾患にも中枢感作が関係するということです。確かに、慢性頭痛では、鎮痛剤を常用している人は少なくありません。常用しすぎて、薬剤乱用性頭痛という新たな頭痛が追加される方も珍しくないのです。今回のタイトルを「間質性膀胱炎と慢性腰痛」としたのは、中枢感作という共通点があるためです。

 脳の誤った認識を本来の正しい認識に直してゆくために、心理療法は有効です。中枢感作が関係する上記の疾患を心療内科を中心として心身医学的に治療するのは、当然といえば当然なことでしょう。そして例えば、過敏性腸症候群では国際的なガイドライン催眠療法が推奨されているように、認知行動療法以外にも多くの有効な心理療法が存在します。ただ、認知行動療法に比べエビデンスの部分では弱いのが残念ですが、認知行動療法で効果がなくても諦める必要は全くありません。

 私は、鎮痛薬を常用していた慢性頭痛の何人かを漢方薬で鎮痛薬を必要としないレベルまで改善させています。認知行動療法も使いますが、筋弛緩法や自律訓練法などは多用しており、同様に有効と考えています。中枢感作という概念は登場して50年も経っていますが、まだまだ医療者の理解は少ないようです。ただ、中枢感作が関係する症候群があり、認知行動療法などの心理療法を併用することが疾患の改善には重要なことは間違いないでしょう。

 漢方薬の効果を高められればと始めた心身医学の勉強ですが、現在は積極的に心理療法を組み合わせて、短期間で終了するよう工夫しています。一種統合医療ですけど、私はとても気に入っており「心療漢方」と名付けています。慢性の病気で悩んでいる人に、治療法の選択肢の一つとして参考になれば幸いです。


間質性膀胱炎と慢性頭痛

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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局   廣橋義和(薬剤師心理カウンセラー新潟薬科大学臨床教授)

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2018-07-26 軟膏・クリームによるかぶれ

 日本全国どこへ行っても暑い夏、でも今年は非常に暑い!そんな中、明日から京都でのブリーフサイコセラピー学会に参加してきます。基本的に会場内はエアコンで問題ないはずですが、盆地の京都の気温を天気予報で知るとガッカリしますね。それでも、スキルアップした自分を想像して、しっかり勉強してきます。

 皮膚の露出が増える夏は、皮膚疾患が増える時期です。治療の中心になるのは外用薬としての軟膏とクリームで、診断あるいは見立てに誤りがなければ慢性皮膚疾患以外のほとんどのトラブルは外用薬で速やかに回復します。慢性皮膚疾患以外のほとんどのトラブルとは、虫刺されや水虫や湿疹・皮膚炎などで、夏場に急増する皮膚疾患のことです。

 虫刺されであればステロイド外用薬が基本で、刺された虫の種類により違いますが、ハチなどでは比較的強めのステロイド外用薬を、蚊なら弱めのステロイド外用薬というように、症状の程度で強さのランクを使い分けます。これは湿疹・皮膚炎でも同じことで、症状に合った強さでないと期待通りの効果が得られません。私の場合は、3〜5日で症状の沈静化を狙ってランクを選んでいます。そして、長くても2週間以内というのが急性皮膚疾患に対するステロイド外用薬使用の自主ルールとしています。このルールは、効かないステロイド外用薬をダラダラと長く使用しないことにつながり、ステロイド外用薬の副作用を出さないで済みます。

 そして水虫なら抗真菌薬というように、医師の診断あるいは薬剤師の見立てはとても重要です。例えば、水虫のように見える皮膚炎がありますが、これに抗真菌薬を使うと間違いなく症状は悪化します。先ほどの2週間ルールなどがあると、予想した治り方をしてないなら、見立て違いの可能性が高いと判断できるわけです。ですから、皮膚疾患においては症状の時間経過による変化が大事です。

 その上で、診断あるいは見立てに問題がなく、したがって選んだ外用薬で効果があるはずなのに、効かない又は逆に悪化した場合は、軟膏・クリームの使い分けが間違っているか、外用薬による皮膚炎(かぶれ)が考えられます。軟膏・クリームの使い分けとは、皮膚の状態により軟膏が適しているのにクリームを選ぶような場合です。意外とこのような間違いは多くあります。

 さらに、軟膏・クリームによる皮膚炎(かぶれ)も珍しくありません。有名なのはロングセラー医薬品だからこその「オ〇ナ〇ン軟膏」によるオ〇ナ〇ンかぶれです。また、水虫薬によるかぶれも割合よく経験します。水虫薬は市販薬もありますし、医師の処方薬でもあります。水虫薬は一般的にかぶれやすい薬として皮膚科医に知られているのです。そのほか、非ステロイド性消炎薬もかぶれやすい外用薬です。私は、非ステロイド性消炎薬のデータも理解していますが、実際の効果が中途半端でありかぶれやすいということで、使用していません。非ステロイド性消炎薬を使うなら弱いステロイド外用薬を短期間使う方が安全と考えているからです。

 皮膚疾患の場合は直接見ることができますから、余計な苦痛を与えないためにも積極的に皮膚を観察することが重要と考えています。治らない皮膚疾患は、診断あるいは見立ての間違いかもしれませんし、軟膏・クリームの使い分けが間違っていたり、場合によっては外用薬による皮膚炎(かぶれ)が起きている可能性もあります。疑わしい場合は、説明を求めてはいかがでしょうか。



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2018-07-14 タイ洞窟の少年たちを救った瞑想法

 西日本を集中的に襲った豪雨は、予想以上に大きな被害を残しました。大勢の亡くなられた方にお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆様と関係者の皆様にお見舞い申し上げます。14年前の新潟福島豪雨では我が家の周りも被災された方が大勢出ました(7・13水害)。ですから、水害の悲惨さ、水害後の大変さは身近なものなのですが、想像をはるかに上回りました。猛暑の中での避難生活と普及作業ですから、熱中症感染症に対する注意だけではなく、炭水化物中心の食事だとビタミンBの不足による体調不良もありますので、体調の変化に気をつけていただきたいと思います。

 時期を同じくしてタイではサッカー少年たちが洞窟に閉じ込められるという事故が発生しました。予断を許さない状況が続いたものの、先日全員の救出に成功したとのニュースが世界中を巡り、私を含めて多くの人が喜んだのではないでしょうか。報道によれば、少年たちは洞窟の中では瞑想をしていたとされます。瞑想により、体力の消耗が少なく、また精神的な安定も図られたので救出作業も無事クリアできたのではないでしょうか。

 そこで、この窮地を救ったと思われる瞑想法について、私なりの考えを述べたいと思います。私は心身症などの相談において、自律訓練法を説明することが多くあります。自律訓練法は一言で表しにくいのですが、リラックス法であり、精神安定法であり、健康法の一つでもあります。自律訓練法の効果については、古くから研究されており、私自身も有用性を感じています。ただ、方法は簡単なものの本やネット情報だけでは、自己流の域を脱せずに「自律訓練法は効果なし」と誤解されている方も多く、自律訓練学会員として残念な思いをしています。やはり、正しく身につけることが重要なので、私もプログラムを組んで指導するようにしています。

 話は瞑想法に戻りますが、かの瞑想法はマインドフルネス瞑想ではないかとチラホラささやかれていますね。近年注目されているマインドフルネス瞑想のルーツは、仏教瞑想法とされますので、おそらくはマインドフルネス瞑想ではないものの基本的な部分では大部分が共通しているとおもわれます。マインドフルネス瞑想の効果も様々な分野で実証され、グーグルをはじめ多くの大企業も取り入れているようです。

 私も、自律訓練法とならんでマインドフルネス瞑想を正しく普及したいと思っており、只今プログラムを作成しています。今回はその一部エッセンスをお伝えします。

マインドフルネス瞑想のルーツが仏教瞑想にあり、座禅ヨガでいう呼吸法などをイメージしていただければ雰囲気は掴めると思います。その核心は呼吸を意識することのようです。

 長く息を吸っているときには「長く息を吸っている」と意識し、「全身を感じながら息を吸おう」と意識するなど、とにかく呼吸を意識することが一つのポイントです。もちろん、これだけではありませんが、呼吸を無視してはマインドフルネス瞑想はあり得ません。そして、はじめのうちは誰でも雑念が湧き呼吸から意識が逸れていきますが、逸れたことに気づいた時点で、再び呼吸を意識することでいいのです。

 おそらく、このようなことをタイの少年たちは洞窟の中でずーっとやっていたのでしょう。普通の生活に戻った後、この瞑想体験は色々な場面で彼らのパフォーマンスを引き出すことでしょう。それは自律訓練法研究により明らかにされていることです。

 機会があれば、マインドフルネス瞑想体験をおすすめします。そして、日々続けることで、きっとあなたの人生が豊かなものになると思います。


タイ洞窟の少年たちを救った瞑想

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2018-07-06 不妊症相談で糖尿病の予防?

 西日本では、早々と梅雨明けしたと思っていたら、西日本を中心にひどい大雨に見舞われています。最近の天候は極端になっていて、晴れが続けばほとんど雨が降らず、雨になれば局地的なゲリラ豪雨となったり、天候さえも油断のできない時代になったのでしょうか? できるだけ少ない被害で済むように願っています。当該地域の皆さんには、無茶をしないで安全優先で行動して頂きたいものですね。明日は我が身、かもしれません。できる範囲で準備をしておきましょう。

 晴れていれば、30度以上になるのでしょうね。そうすると、あちらこちらで「熱中症に注意しましょう。水分とミネラルを補給しましょう。」となります。確かに、よく話を聞いてみると軽い脱水状態と思える人を時々経験します。ですから、熱中症対策として啓蒙活動をするのは必要だと思います。が、何回かブログで紹介したように、特にスポーツ飲料の摂取し過ぎにより、別な体調の不調を訴える場合も少なからずあるのです。

 例えば、不妊相談に来た人の場合、問診表には、イライラしやすい、にチェックがあり、しかも水分摂取量が多いので確認すると炭酸飲料が好きでよく飲むと言います。体重も以前より徐々に増えていますし、不妊症漢方薬も大切ですが、3年後、5年後、あるいは20年後を見据えると糖尿病知識を入れておくのも必要です。また、今のままでは、妊娠した場合に妊娠高血圧症候群(以前の妊娠中毒症)になる可能性もあり、母子の健康にも悪影響が・・・などと、私の頭の中で思考が巡ります。

 そこで、糖尿病指導に10分ほど充てることにしました。そして、清涼飲料水による血糖値の急激なアップダウンとイライラの関係も説明。このファーストフード清涼飲料水とイライラとの関係は、以前にキレやすい青少年の原因の一つとして説明されたこともありましたね。さらに、自律神経系の交感神経活動により、妊娠にも悪影響が及ぶことに触れ、食生活の改善にも少しずつ取り組んでもらいました。

 治療者によっては、余計な説明などしないで、さっさと漢方薬を渡して終わりにするかもしれません。また、漢方薬以外に糖尿病予防にサプリメントなどを勧める場合もあるでしょう。経営という点では、どちらも正解なのでしょうが、私は一人の相談者と長く付き合いたいと考えています。一人の人を、その人の家族や友人なども含めて、5年後・10年後の幸せを考えると、必要な話だけで済ませるわけにもいかず、目先の売り上げのために別の製品を販売することもしたくありません。金銭的な負担は少ない方がいいですもんね。

 ですから、相談内容から話が脱線することも珍しくないので、時間がかかります。急いでいる人には迷惑でしょうが、本当に必要で大切な話をしないわけにはいかないのです。食生活や運動やコミュニケーションなどの話だけで、何も売らないこともありますし、なんとも・・・。ある治療者が言っていました。「木を見て森を見るだけでなく、森の環境まで見ないといけない」と。寒い場所なのかとか、湿った場所なのかとか、土壌の栄養状態はどうか、などが重要だということです。

 森の環境が良くなり、木が元気になれば、自然と実をつけることでしょう。その時が、妊娠する時ですね。良い環境で育った木なら、健康的で美味しい実になると思いませんか?


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2018-06-28 夏の冷え症にご用心

 富山県で、一瞬耳を疑うような事件が発生しました。いったい彼に何があったのでしょうか? 事件の前には、勤務先でのトラブルがあったと報道されています。確かに、頭に血が上ることは誰しもがありますが、殺人事件に発展するようなレベルの逆上は常識では考えられません。回復を待って捜査が進めば、新しい事実が明らかになるのでしょう。単にストレスだけで片付けられない、深い背景があるのでしょうね。故田部井淳子さんは、「最後にかわした言葉が心残りだった」ということの無いように、家族に対して優しく接することを意識していたと言います。いつ、不慮の事故で失う命かもしれません。大切な人との日常に、少しでも田部井さんの意思を汲んで行動したら、社会のムードも変わるような気がします。

 今年の夏は、どのくらいの暑さになるのでしょうか? 暑い夏には、「熱中症に注意!」と連日のように耳にします。まずは、以下の会話をご覧ください。

主婦A「夏はスーパーに入るのが嫌なのよ。鳥肌が立つし、頭痛もするから短時間で済ませるの。」

OL・B「私は、足腰が冷えて浮腫みもひどくなるわ。」

学生C「どうしてもアイスクリームが食べたいけど、食べると下痢するので控えているんです。」

土木作業員D「脱水予防に水分補給しているけど、胃がチャポチャポするし、食欲は低下するし、夏痩せするんですよね。」

 このような会話を、身近な人から聞いたことがあると思います。「冷え症」と言えば冬の悩み、というのは短絡的で、冷房や冷たい飲食物があふれる暑い夏にも注意が必要なのです。どんな風に注意すると良いのでしょう。次の会話を参考にしてみてください。

主婦A「以前は、夏はスーパーに入るのが嫌だったけど、血液循環を良くする漢方薬を飲んだら、鳥肌や頭痛が少なくなってきたのよ。」

OL・B「私は、下半身を温める漢方薬を飲んだの。足腰がホカホカして浮腫みがなくなったわ。」

学生C「今まではアイスクリーム食べると下痢していたので我慢していたんです。でも、胃腸を温める漢方薬を飲んだら、下痢も腹痛もしないんです。

    そして、気がついたら生理痛まで軽くなったので、友達からも最近表情が明るいって言われてます。」

土木作業員D「脱水予防の水分補給は大事ですけど、胃が冷えてたんですね。胃を温めたら、チャポチャポしないし、食欲が出て、疲れないんですよ。」

 上記の会話は、実際の経験をもとにしています。エアコンや冷蔵庫の普及は、夏の住環境や衛生状態の改善に大きな役割を果たしました。その一方で、体内が冷えるという「現代的な冷え症」の原因になっています。体外からの冷えに対しては、服装の工夫である程度の解消ができます。しかし、体内からの冷えには、体内から温める必要があるのです。東洋医学的には、五臓六腑や上焦・中焦・下焦などの概念で、どこが冷えているのかを考え、適切な漢方薬選択して冷えを解消します。

 まずは、温かい飲食物の摂取で、身体を必要以上に体内から冷やさないようにして、それでも解消しない身体の不調があれば、東洋医学に詳しい専門家にご相談ください。意外にも、多くの不調が解消されてビックリするかもしれません。だとしたら、嬉しい驚きですね。


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2018-06-20 睡眠障害と全身炎症

 私の漢方の恩師、寺師睦宗先生が永眠されて約100日にあたる6月17日、私ら教え子を中心に関係者が集まり「お別れ会」を開きました。皆、それぞれに思い出があり、いろいろなエピソードを聞かせていただきました。寺師先生は、政治や歴史に対する話題が豊富で、漢方以外でも多くのことを教わりました。私の医療観や人生観に大きな影響を与えた恩師と出会えたことは、私の宝であり有り難いことだと思っています。

 そんな大きな事業が終わった翌日には、大阪で震度6の大地震が発生しました。残念なことに既に4名の方が命を落としています。災害は、防ぎきれない部分がありますが、対策により被害を最小限に抑えることができます。亡くなられた方のご冥福をお祈りいたしますとともに、被災された方には1日も早く平穏な日常が戻ることを願っています。

 私は地震のニュースを聞いた時、20年前の阪神淡路大震災を思い出しました。今、自治医大の教授である苅尾先生が淡路島で辛涼をしており、被災後1週間程度はストレス反応で血圧が上がる時期だと講演で話していたのを覚えています。当然のことながら、充分な睡眠もとれるような状況ではありません。睡眠不足がいろいろな病気の原因になることは、多くの研究により明らかになっていますが、本日の医療ニュースで炎症の指標となるインターロイキン6という物質が増えているとの記事がありました。

中年女性250名の調査結果で結論を出すには早すぎますが、睡眠不足が生活習慣病発症に絡むことを考えれば、その一端が解明されたと見ても良いでしょう。

 今や「炎症」は、病気や老化現象の発生に関わる重要なキーワードです。老化を早める糖尿病では「糖化現象」により、有名な活性酸素は「酸化ストレス」により「炎症」を発生させます。ですから、「糖化」や「酸化」を抑えるように食事・栄養や運動などの生活習慣を改善しましょうと唱えられるわけです。つまり生活習慣の改善で、病気を予防したり、薬の使用量を減らしたり、健康寿命を延ばそうとしているのです。

 私が以前から考えている「健康生成モデル」には、食事・栄養や運動の他に、睡眠・生活リズムとコミュニケーションも挙げています。心身医療のベースには、病気は生物学的な要因だけでなく(単純に身体だけの問題ではなく)、心理的な要因、社会的な要因、なども複雑に関係しているとの考えがあり、私の今までの相談を通しても心理的・社会的要因を無視していては根本的な改善は難しいと思っていたために、生活リズムやコミュニケーションを追加しました。

 その睡眠の重要性が、改めて慢性炎症という視点で明らかになってきたのです。炎症状態とは私たちの身体の細胞の破壊を意味します。つまり、細胞破壊が慢性的に続いている状態が睡眠不足で促されるというわけです。1年ほど前(?)のブログでは、睡眠不足で感染症になりやすいとの内容をアップしました。短期的にも長期的にも、睡眠の影響は大きいのです。

 ただ、短絡的に「眠れないなら眠剤で」とか「眠れないと大変」などと結論を急がないようにして頂きたいと思います。私が重視するのは、起床時の満足度や日中のパフォーマンスで、これらに問題があれば何らかの形で介入するようにしています。自律訓練法などの心理療法も有効なので、薬を使用しないことも珍しくありません。

 只今、睡眠を自律神経バランスの視点や東洋医学の陰陽論の視点から図示した資料を準備中です。今しばらくお待ちください。


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2018-06-09 糖尿病はがんになりやすい

 現在、肥満は多くの病気の原因になることが広く知られています。肥満というよりも脂肪細胞という方が正しい表現かもしれません。なぜなら、決して肥満ではない若い情勢でも脂肪肝が見つかるからです。そして、その脂肪細胞からは種々の生理活性物質が分泌され、全身の臓器に炎症を生じさせています。高血圧や糖尿病などの生活習慣病脳卒中心筋梗塞の原因となる動脈硬化、がんなどの悪性疾患、…。これらに共通するキーワードとして「炎症」があるのです。

 その「肥満」から想像する病気に、メタボリックシンドローム糖尿病があります。日本では、疑いがある人も含めると、約2000万人(およそ6人に1人)が糖尿病と言われてます。そして、2人に1人がガンになるという現在、糖尿病の人は糖尿病でない人に比べると、ガンになりやすいことが分かっているのです。例えば、肝臓癌は1.97倍、膵臓癌は1.85倍、大腸がんは1.4倍、子宮内膜癌は1.84倍という調査結果が報告されているのです。なぜ糖尿病だとガンになりやすいのでしょうか?

 一つには、生活習慣病としての糖尿病になりやすい因子として、加齢、男性、肥満運動不足、不適切な食事(赤肉、加工肉の摂取過剰、野菜・果物・食物繊維の摂取不足)、過剰な飲酒、喫煙、がありますが、これらは糖尿病とがんに共通するリスクです。ですから、糖尿病に近づく生活習慣は、ガンにもなりやすい生活習慣だと言えます。また、糖尿病の病態としての高インスリン血症、高血糖、炎症もがんの発症につながるとされます。

 糖尿病ではインスリンの働きが悪くなるため(インスリン抵抗性)、インスリンが多く分泌される高インスリン血症になります。インスリン自体は、細胞の成長・増殖にも関わるため、これがガンの発症につながるとされるのです。高血糖の状態は、ガン細胞にとって栄養が豊富な状態ですから、ガンの成長が促されます。ガンの検査としてPET検査がありますが、これはガンが糖を栄養として多く取り込むことを利用しているのです。そして、炎症は細胞が破壊されたことを意味しており、破壊された細胞を再生する時に起こったミスが将来のガンになるのです。

 大雑把に言えば、このような仕組みが関係して、糖尿病の人はそうでない人と比べてガンになりやすいのです。そういう点では、予備軍の状態であってもメタボリックシンドロームでも、高インスリン血症、高血糖、炎症は、体内で揃ってますから、糖尿病でないからと安心してはいられません。なお、高インスリン血症、高血糖、炎症は、肥満の段階から始まりますので、肥満・脂肪(特に内臓脂肪)には、気をつけたいものです。

 では今現在、糖尿病の人、予備軍やメタボリックシンドロームの人、そこまでではないけど肥満の人、これらの人はどんなことに注意したらよいでしょうか。あるいは対策は? まず基本は、食事と運動の見直しになります。脂肪を減らすことでリスクはグーンと低くなります。そして、私は「炎症」に対する対策も追加することをおすすめします。炎症を大きく進めるものに「活性酸素」があります。そして、活性酸素対策は、アンチエイジング対策にもなるのです。ビタミンCやE、新鮮な野菜や果物、EPAなどの不飽和脂肪酸、そして漢方薬、…。

 どんなもので、リスクを減らすか? 一緒になって考えたいと思います。


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2018-06-01 女性の低体温と月経異常

 今年は、いわゆる積雪地帯でも豪雪の印象が強かったと思いますし、例年なら春先に降る指雪が関東地方では複数回の大雪で都市機能が麻痺するなど、相当の長期的視野で見れば「やはり氷河期に向かっているのでは?」などと勘ぐりたくもなります。一方、夏になれば毎年のように、猛暑・酷暑で最高気温の記録も更新が当たり前で、「地球温暖化」も納得できる状況です。いったい、どうなるのでしょうか?

 で、医療情報配信サービス「ケアネット」の記事に、「現代女性は低体温 基礎体温36℃未満が4割近く」とありました。5月に行われた日本抗加齢医学会で発表された内容によると、条件を揃えた1972年のデータと比較して、現代の女性は約0.3度体温が低下しているとのことです。ただ、低下しているといっても、低温期の平均は36.2度、高温期の平均は36.8度とめちゃくちゃ低下しているとの印象はありません。これ以上下がるとさすがにヤバいんじゃないかなと思いますが・・・。

 問題なのは、体温の低下により、生理痛子宮内膜症なども含めて?)・生理不順などの月経異常が増えると考えられること。それは、今回の調査に協力してくれた3万2000人を体温で低体温グループと高体温グループに分けて比較したところ、低体温のグループに月経異常が多いとの結果より考察されています。

 確かに、私も不妊症などの相談を受けていると、多くの女性で何らかの月経異常が認められますし、体温も低めの印象があります。特に高温期の異常が目立ち、高温期で36.5度前後だったり、高温期の日数が12日以下だったりしており、妊娠にふさわしい子宮内膜の厚さが不十分なのだと考えています。

 そして、その低体温グループでは、朝食の欠食割合が高いとか、たんぱく質の摂取不足などの問題が指摘されています。体温の維持には食事からのエネルギー補給は重要ですし、朝食に関しては生体リズム(体内時計)の点からも大切だと思いました。既に先ほどの相談で、朝食とたんぱく質の重要性についてアドバイスをしています。さらに、運動の重要性についても触れてあり、たんぱく質の不足と運動不足により最大の体温産生器官である筋肉量が不足しているのでしょう。この部分は、高齢化社会の今、盛んに言われているフレイルなどと共通する問題ですから、恐らく女性だけでなく現代人の身体は以前よりも高齢者に近づいているのでしょうね。

 最近は、晩婚化などもあり、不妊相談が難しくなっていると感じています。35歳以上の女性では卵子の老化により受精が成立しにくくなっているので、一工夫も二工夫も必要ですし、食事も時間に追われる現代人は疎かになりやすいので忘れないでアドバイスしないとでしょうね。また、この不妊問題は男性にも関係が深いと思っていますが、大抵の男性は男性としてのプライド(?)などでしょうか、相談に乗り気ではないようです。

 不妊症ではなくても、月経異常がある女性は、ホルモン治療や漢方薬の前に、まずは生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。もちろん、治療を受けている女性も、生活習慣を見直すことで、治療効果が上がると思っています。


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2018-05-25 尋常性乾癬に除脂肪ダイエット

 5月は初夏という爽やかなイメージが以前はあったような、そんな気がします。しかし、本格的な夏の始まりと思って、それなりにいろいろな対策を始める方がよさそうですね。日焼け対策、熱中症対策、虫刺され対策、食中毒予防、ダイエット夏バテ対策、などなど。「今年も猛暑」なんて話もありますので、「まだ早い」とゆっくりしていると痛い目に合うかもしれません。

 暑い夏は、肌の露出も多くなるので、皮膚病が増える時期と言われています。いろいろな刺激による湿疹・皮膚炎は確実に増えますし、日本の蒸し暑い環境は水虫などの真菌類が活発に繫殖する時期でもあります。また、慢性の皮膚疾患がある人は、他人の目に触れる機会が増えるため、皮膚科受診につながるのです。そんな慢性皮膚疾患の中でも尋常性乾癬は、身体的にも精神的にも大きな苦痛を伴うことがわかっています。それはアトピー性皮膚炎のように広く知られている皮膚疾患ではないので、周囲の人の理解が得られにくいということもありますし、無理解以上に誤った認識(例えば、伝染する)などもあるのです。事実、尋常性乾癬は伝染する病気ではありません。

 そんな尋常性乾癬も難治性皮膚疾患ではなくなってきています。近年、盛んに開発されている抗体医薬の登場により、治療法は大きく進歩したのです。尋常性乾癬は免疫システムの異常が病気の本態です。その本態をなすサイトカイン(TNFαやIL17Aなど)を狙って無力化する医薬品抗体医薬と呼ばれるものです。したがって、今までは対症療法に過ぎなかった治療法が、原因療法に進歩してきたわけです。ただ、従来の治療に比べて費用面で高いのが難点です。またサイトカイン免疫システムの一部ですから、副作用として重症感染症などの問題もあり、適応するケースを慎重に選ぶ段階にきています。

 そんな抗体医薬の効果に、安価で匹敵する方法があります。それが除脂肪ダイエットですが、尋常性乾癬は太っている人が多く発症していることと関係しています。実は、サイトカインというのは脂肪細胞から多く分泌されているので、ダイエットにより体脂肪内臓脂肪を減らすことは大切なことなのです。しかも、高価な抗体医薬にも匹敵するほどの効果があるとなれば実施しない理由はありません。正しく行えば、副作用はないばかりか、生活習慣病の予防にもつながるなど多くのメリットが期待できるのです。

 ちょうど、ダイエットに取り組みやすい時期になっています。尋常性乾癬でなくても、この機会に取り組んでみてはいかがでしょうか。ただ、多くのダイエットに共通する問題点があります。減らすのは、あくまでも脂肪です。巷には、手軽に実施できるダイエット法がたくさん存在していますし、毎年のように新しいダイエット法が誕生しています。そして、その手軽なダイエットにより体重が減っても、ターゲットの脂肪よりも筋肉や骨といった減らしたくない組織が減っていることと、必ずと言っていいほどリバウンドによる脂肪の増加を経験しているというのが、現実のようです。結果的には、ダイエット前よりも体脂肪内臓脂肪は増えているのです。

 当薬局で提唱する方法は派手な効果はありませんが(たぶん)、脂肪をターゲットにしてますので筋肉や骨などの大切な組織の減少は心配ありません。しかも、リバウンドしにくいようにプログラムを組んでますので、長期的な視点でも健康的な方法だと思います。当薬局のダイエット法のオリジナルは大分大学第一内科の方法で、それを薬局でも実践しやすいようにアレンジし、行動療法の視点をプラスして出来上がりました。興味のある方はご相談ください。



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川上秀伸川上秀伸 2018/05/25 21:28 いつもお世話様です。
私は会社では体力頼りの仕事、家庭では にわか百姓で効率の悪い力任せ農業、
まぁ、あまり賢い生き方をして居りません。
大病はせず、三十歳から還暦過ぎの現在まで、体重はほぼ一定。
身長 167で、体重 56〜58キロをウロウロ。
不摂生を自覚してはいても、大して体調に変化なし。健康への意識が薄い典型かと思います。

ただ、胴回りは太くなっています。
78が85になった程度で、やはり警戒心を喚起しません。
真ん中が太くなっても体重が変わらないッて、代わりに何処が減っているのかなぁ?
骨粗鬆症とか 脳みそ粗鬆症だったら やだなぁ…
体脂肪、内臓脂肪、私も取り組みたいと思います。

hirohasihirohasi 2018/05/29 12:00 いつもお世話になっております。

体重に変化がないのに胴回りが・・・。
これは、筋肉の減った分が脂肪に置き換わってしまったのではないでしょうか。

脂肪は重力に従いベルトの部分まで下がっているのでしょうね。

健康診断の数値の変化に気をつけてください。

      廣橋 義和

2018-05-18 西城秀樹さんの脳梗塞を考える

 先日、歌手の西城秀樹さんが63才という若さで亡くなりました。私と同世代の人にとっては、青春時代のトップスターの一人であり、とりわけ女性には熱狂的なファンが多くいました。みんな、オジサン・オバサンになっていますが。今回の直接の死因は心不全ということでしたが、西城秀樹さんは確か40代の若さで1回目の脳梗塞発症しています。詳細はわからないので私の想像を交えながら、脳梗塞対策を考えてみたいと思います。

 当地長岡では、早くも気温30度に達した日がありました。寒い時期に多い印象を持っている人もいると思いますが、脳梗塞は意外にも夏の発症が多くあります。その理由として、暑さによる脱水で血液循環が悪くなり脳梗塞発症するというものです。もちろん、脱水だけで脳梗塞発症するわけではありません。40代であれば、動脈硬化は始まっているでしょうから、脳の血管が動脈硬化で細くなっているところに脱水が加われば脳梗塞発症しやすくなります。40才以上の健康な人でも、8割には微小の脳梗塞があるという調査結果もあり、若くても注意が必要でしょう。

 また、心臓に何らかのトラブル(弁膜症や心房細動など)があり、そのために血栓が脳の血管で詰まる脳塞栓という病気もあります。広い意味では、脳塞栓も脳梗塞に含まれますから、もしかしたら脳塞栓だったかもしれません。脳塞栓の方がダメージは大きいので、心臓に持病がある方は忘れずに治療薬を飲んで脳塞栓を予防するようにしてください。ちなみに、エコノミークラス症候群血栓による病気で、主に脚に出来た血栓が肺動脈に詰まる致死的な病気です。エコノミークラス症候群でも、脱水対策は重要な予防法として知られています。

 まず、どんな時に脱水になりやすいかを考えてみます。大量に汗をかく状況、つまり暑い日、熱い場所、サウナや温泉・風呂、飲酒の後、睡眠中、などです。これらの状況が重なった場合は、脱水のリスクが非常に高いので、暑さが本格化するこれからは要注意なのです。例えば、日中のスポーツやレジャーや仕事などで汗をかいたあと、サウナや風呂で汗を流し、その後ビールを水分補給と称して飲んで布団に入る、なんてことは珍しくないパターンではないでしょうか。でも、快適さと共にリスクを重ねていることに注意してください。

 また、脱水のサインを覚えておくと早めに対処できます。1)口の中が乾燥している 2)わきの下が乾燥している 3)立ち上がるとふらつく 4)皮膚をつまんだ時に、山形の状態のまま戻らない 5)爪を押した後、色が白色からピンク色に戻るまで時間がかかる(戻るまでの目安の時間:小児・成人男性:2秒 成人女性:3秒 高齢者:4秒) 6)意識がもうろうとする 7)身体から力が抜けたり、だるい

このようなサインが出たら早めに水分とミネラルの補給をしてください。

 そこで、夏の脳梗塞対策として糖尿病にもなりにくい手作りイオン飲料をおすすめします(市販のイオン飲料は糖分が高く、急性の糖尿病発症することが多いのです)。水=1リットルに、塩=1〜2グラム(小さじ半分くらい)、砂糖20〜30グラム(大さじ2杯くらい)、果汁を適量、これらを混ぜてできあがりです。市販品より美味しくないかもしれません。短時間で大量に汗をかいたのでなければ、砂糖は無しでも構いません。脱水は予防できたが、糖尿病になったでは、話になりませんから。

 皆さんが今年の夏を無事に過ごされることと、西城秀樹さんのご冥福をお祈りいたします。


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2018-05-14 坂口憲二さん、特発性大腿骨頭壊死症に

 寒暖差が例年以上に激しいと感じるのは私だけでしょうか?4月・5月は朝晩の冷え込みがあるものの日中はとても穏やかで過ごしやすい気候だと思っていました。何にしても、温度の乱高下で体調も不安定になっています。持病のある人はコントロールが悪くなったり、免疫系の乱れは風邪などの感染症や自己免疫疾患の悪化要因になり、自律神経系ホルモン系のアンバランスにより病気とは言えないまでの体調不良に悩む人も少なくないのではないでしょうか。できる対策としては、気温の変化に合わせて衣服を調節したり、規則正しい生活でバランスの崩れを抑えることが基本になります。その上で必要なら薬などの出番となりますので、困ったら信頼できる医療者に相談してみましょう。

 1ヶ月ほど前に俳優の坂口憲二さんが特発性大腿骨頭壊死症という病気により活動を休止する旨の報道がありました。難病に指定されているだけあって、ほとんどの人が初めて聞いた病名だったと思います。特発性とは原因不明ということを指します。ですから原因不明の大腿骨頭壊死症ということですね。どの骨も常に分解と生成(新陳代謝)が繰り返されており、その原動力としての栄養の補給が血液循環によって賄われています。栄養の供給が乏しくなると骨の新陳代謝はストップしてしまいます。これが骨の壊死ですね。坂口憲二さんの場合は、大腿骨頭という太もものつけ根(股関節部分)でしたから、特発性大腿骨頭壊死症という病名になりました。

 特発性というのは不明な点だらけで、原因も良くわからなければ治療法も手探り状態といえます。現時点でわかっていることは、ステロイド(内服薬)の使用により、発生しやすい、大量飲酒の人に多い、程度です。治療も消極的で骨に係る負担を軽減して血流を保とうとしています。その意味で、装具や薬物療法や手術が病気の程度や年齢により適宜選択されるのです。坂口憲二さんは数年前に手術を受けたということなので、ある程度の進行状況だったのだろうと推測されます。

 実は、私の身近にも特発性大腿骨頭壊死症の人がいて、骨を元気にするような意味で漢方薬を飲んでもらっています。飲みだしてから痛みが軽くなっているとのことですから骨の血流が改善していると想像できます。いわゆる鎮痛剤による痛みの低減とは違い、漢方薬による場合は骨の破壊が抑えられていると考える方が自然です。狙い通りの反応を得られたので、後はパワーアップの方法をどうするか考えることになりますね。

 現在の私の難病に対するスタンスは、漢方薬にプラスして人の持っている治癒力を心理療法でさらに引き出そうとするものです。漢方薬とて万能ではない以上、その限界を突破する一つの方法として、心理療法に期待しています。いろいろな心理療法がある中で、特発性大腿骨頭壊死症などの難病やガンに対しては、リラクセーションとイメージ法などが適切だろうと考えています。

 何にしても、難病は暗闇の中を手探りで進むようなものかもしれません。しかしながら、真っ暗闇ではなく一筋の光が必ずあるものだと思います。科学で明らかになった現代医学的視点をベースに、東洋医学的・心身医学的に違った角度から難病を見てみれば、何か新たな発見があるのではないでしょうか。もし、奇跡というものが存在するなら、その先にあるものと思います。



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2018-04-27 虫刺されに注意して楽しいGWを

 いよいよGWに突入ですね。私は毎年のことながら、田植えなど春の農作業で、出掛ける所は田んぼしかありません。天気予報では、GW前半は初夏並みに気温も上昇するとのことです。当然のことながら熱中症に気を付けて行動してほしいものです。特に、窓を閉めきった車の中は温室と同様の世界で、すぐに40度、50度に達します。小さなお子さんをちょっとした買い物だからと車内に残しておくと、待っているのは悲劇になるかもしれません。どうか、くれぐれも細心の注意で楽しいGWをお過ごしください。

 もし、農作業が無ければ、一応アウトドア派の私なら海や山に出かけることでしょう。思い切り自然を満喫して気分のリフレッシュを図ります。この時期の山はブナの新緑が美しく、残雪や青空によく映えるのです。本格的なアウトドアでなくても、車で走れば意外にも身近に絶好のポイントはあるものです。ただ、アウトドアに危険は付き物です。足元の悪い所での滑落や転落、クマやマムシなど危険生物との遭遇、ウルシなどによるかぶれ(皮膚炎)、山菜と毒草を間違えての食中毒、そしてハチや毛虫などによる虫刺され、等々。

 ハチは過去に刺された経験がある方なら、アナフィラキシーショックの可能性がありますので、特に注意したい虫の一つです。スズメバチなどでもなければ、それほど強いアナフィラキシー反応は起こらないと思われますが、万が一の場合に医療機関まで時間がかかるようならできる対策をしっかりと行いたいものです。と言っても、エピペン(ショック用薬)を持参できる人はごく一部でしょうから、コロンなどを付けない、服装は白めのものを着用、肌の露出を少なくする、虫よけスプレーを使用する、などでしょうか。そして、運悪くハチに刺されてしまったらステロイド軟膏を塗ることです。もちろん、体調の変化に注意して、冷や汗やめまいなどショック症状が出たら早めに受診してください。

 毛虫に関しては、虫よけスプレーは効かないだろうと思います。我が家の庭木には早くも小さな毛虫が発生しており、アウトドアでなくても屋外では注意が必要です。とにかく肌の露出を少なくして、樹木の下に不用意に行かないようにしましょう。彼らの移動手段は這うか上から落ちるの2つしかありませんから。そして、ハチと同じように運悪く刺されてしまったら、抗ヒスタミン薬の軟膏あるいはステロイド軟膏を使用します。チャドクガなど一部の毛虫は痛みも強いので、場合によっては鎮痛薬を飲む必要があるかもしれません。

 また、SFTSなどの病気をおこすダニが西日本を中心に広がっています。ツツガムシ病も毎年必ず被害者が発生しており、忘れることはできません。ダニやツツガムシの場合は、草むらや藪に多く住んでいますから、むやみに草むらには入らないようにしましょう。そして、ズボンのすそやシャツ袖口などのスキマから侵入してくることから、極力スキマを作らないようにカバーなどで覆うような工夫が大切です。一部の専門家は、ダニは東日本にも拡大していると言ってますから、西日本のことだと思って油断しないようにしましょう。

 ダニにしてもツツガムシにしても高熱が出た場合は、致死率も高いことから必ず受診して、直近1週間程度の行動を詳しく伝えるようにしてください。その前に、アウトドアから帰ったら、脇の下や股間なども含めて虫に刺されたような箇所がないかをチェックする習慣が欲しいものです。彼らは何故かスケベなようです。何入りにチェックするクセをつけてください。

 でも、アウトドアは思い切り楽しんでください。危険なポイントや注意を知っていれば、慌てないで充分楽しめると思います。


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2018-04-21 紫外線ケアで眼を守る

 大寒波に覆われた1月・2月とちがって、3月以降は急に暖かい日が続いています。おかげで、いつの間にか桜前線も過ぎ去り、春を楽しむ余裕もなく全国的に夏が訪れたような天候ですね。熱中症に対する注意も始まりましたし、暑さや日光による対策を怠らないようにしたいものです。

 今や、紫外線ケアは女性を中心に当たり前のこととして普及しています。日焼けによる皮膚老化(シミ・しわ・皮膚がん・・・)を意識して、日焼け止めや日傘や腕カバーなどで防御されています。そして、紫外線の多い正午前後2時間は、外出を控えたり、しっかりと紫外線ケアをしているわけです。ハイ、皮膚に対してはこれでOKです。ですが、眼に対しては少し注意が必要なのです。

 日差しが強い正午前後、太陽光はほぼ真上から降り注ぎます。このとき太陽に顔を向けている人でもなければ、眼に入る太陽光は意外にも多くありません。もちろん、反射光などもあり、油断はできません。でも、朝や夕方は太陽光に直接顔を向けていることがあり、この場合は日中よりも眼は危険にさらされていると言えます。皮膚でいうなら日傘や腕カバーに相当するのは、サングラスです。眼の保護を考えればできるだけ面積の大きなサングラスが望ましく、加えてサングラスに表示されている紫外線防御率をチェックして100%に近い製品を選ぶと良いでしょう。

 ただ、サングラスだけでは不十分なので、ビタミンCやビタミンEなどの抗酸化物質を積極的に摂りたいものです。私の考えは、基本的に食事からの摂取が一番と考えています。しかし、量的に十分な摂取量が難しいものもありますから、健康食品サプリメントを上手に利用することが大切かと思います。たまに、健康食品サプリメントを優先的に考えている方がいますが、全く逆です。健康食品サプリメントは、効率的に特定の成分を摂取できるものの食品からの摂取では考えられなかった副反応なども発生しており補助的なものと位置付ける方が良いと思います。

 さて、紫外線による眼の影響では、まず白内障が挙げられます。水晶体というレンズ部分が白く濁ってしまう病気で、個人差はあっても誰でもなり得る病気と言えます。最近は日帰り手術が盛んに行われており、非常にポピュラーな病気ですが予防できるものなら予防したいものです。サングラスだけでなく、新鮮な食品に多く含まれる抗酸化物質を積極的に摂りたいものです。ビタミンCやビタミンEも組み合わせれば更に良いでしょう。

 そして、白内障ほどポピュラーではないものの失明の危険性が高く注意が必要な病気に加齢黄斑変性症があります。滲出型・増殖型とあり、治療法は異なりますが、厄介な病気であることに変わりありません。この病気にも紫外線が影響していると言われ、その影響から眼を保護しているのが網膜色素です。網膜色素は光線エネルギーを減少させて、酸化や炎症を防いでいると考えられています。日本人を対象としたJFAMスタディでは、ルテインとゼアキサンチン含有サプリメントの服用による予防効果が報告されました。

 この報告によれば、ルテインとゼアキサンチン含有サプリメントを続けて飲んでいる人に比べて、飲んでいないか飲んでいても続けて飲んでいない人では、発症率に10倍もの差が出たと言うことです。体内で起こる酸化反応や炎症反応はじわじわと組織を傷めているので、飲んだり飲まなかったりでは防ぎきれないということです。その点でも、毎日忘れない食事は重要と言えます。改めて、予防効果のある食品を挙げると、ビタミンA、C、Eなどの抗酸化ビタミン、ルティンなどのカロテノイド亜鉛などの抗酸化ミネラル、ω-3多価不飽和脂肪酸などです。ちょっと意識してみませんか。



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豊岳正彦豊岳正彦 2018/04/27 16:04 「闘将星野に続くことわずか4ヶ月未満で鉄人衣笠選手もガンに倒れる」
!!!

日本の国家予算100兆円医療費40兆円でそのうち厚労省発表で10兆円がガンの医療費である。
ほんとうは超高価な抗がん剤や遺伝子治療や放射線治療を厚労省に認可させるための莫大な金を使ったロビイ活動がなされており、
これらの高額治療が開発で消費する電力料金(原子力ムラ)その他を補助金で賄っていることを併せて勘案換算すれば実質「国民が全額を負担する」ガン医療費は20兆円弱になっている。

これほどの巨額を毎年治療研究に費やしているとしたら、普通の国ならとっくの昔にガンなど消えうせてしまっているはずだが、
日本厚労省保険医療死因統計では毎年成人のガンによる死亡が激増して昨年はついに死因統計が始まって以来初めてガンが成人死因の第1位となった。
いまや成人国民の3人に1人以上がガンで天寿を全うできずに亡くなってしまうのである。それも、唐突に。

一体世界唯一の被爆国日本の厚労省医政局保険医療のガン治療研究医学界はなにをやっているのか。

恥を知れと思う。

奇跡体験アンビリーバボー!のユーチューブを紹介する。みんな見てね。

https://www.youtube.com/watch?v=NLIGGlboPWo

これは山がもたらした奇蹟などでは無い。
日本の病院の厚労省ガイドライン抗がん治療をすべて止めて日本脱出したら一発で治った実録である。

日本のガン医療は治療と称して毎年18兆円もの医療費を国民から治療費の名目で詐取して、ただただガンで死亡する成人を日本国内で激増させている。
日本厚労省医政局役人の言いなりのガン医療に従事して日本中の成人をガンで夭逝させ続けている日本厚労省医師免許医師は、患者の病を治すべきなのに逆に巨額の治療費をかけて匙を投げ余命宣告しているだけではないか。

厚労省が押しつけるガン治療を止めてヒマラヤに登って本当に自力だけできれいさっぱりガンを治したこの人に日本のガン専門医者は何て言うのか聞きたいものだ。

2018-04-14 マライアキャリーさん、双極性障害に

 人は誰しも気分の浮き沈みがあります。宝くじで1億円が当たれば、毎日豪遊するかもしれませんし、大失恋すれば世紀末のように感じられることでしょう。人生はいろんな出来事があり、一喜一憂、喜怒哀楽の連続です。しかし、1億円でも使えばいつかは無くなりますし、大失恋しても新たな恋に出逢うこともあります。いつまでも続くことは無いと誰でも知っています。そう、時間が解決してくれるのですよね。

 先日、マライアキャリーさんは、自身が双極性障害であることを公表しました。精神的な病気・生死に関わる病気・難病などになれば、ほとんどの人が「そんなことは無い!」と否定したくなるものです。時間が経つにつれ現実を受け入れられるようになってきます。そして、現実的な対応(治療)に向かうことができるのですから、否定している時期の辛さ・悲しさなどを一緒に共有してくれる人が身近にいると大きな支えになりますよね。

 ただ、気分の変化がとても極端であったり、いつまでも浮かれた状態が続いたり逆に沈みっぱなしであったり、普通の反応とは違う(病的)場合に、双極性障害と診断されます。しかし、双極性障害であっても通常はうつ状態で受診するので、当初はうつ病との診断で治療が開始されることが多くあります。双極性障害は別名躁うつ病とも言うように、うつ病と同じように感じますが、治療法は全く異なります。正しい診断にたどり着くまでに数年も要することも多く、治りにくいうつ病の場合は一度この双極性障害を疑うと良いかもしれません。躁的なエピソードがあれば軽いものでも医師に話すことが重要です。

 うつ病の場合はセロトニンなどの神経伝達物質を増やす薬剤を使用して脳の働きを活性化します。一方、双極性障害では気分の変動を安定させる気分安定薬という種類の薬剤を用います。加えて、気分の変動を安定させるように生活リズムを一定範囲に保つような生活リズム療法(一種のリハビリ)も行い、薬剤を増やさないような工夫もされています。マライアキャリーさんのようなタレントはなかなか難しいかもしれませんが、症状のコントロールのためには必要なものです。

 私らの薬局にくるうつ病の相談の中には、双極性障害の可能性があるケースもあり、場合によっては躁的なエピソード医師に伝えるように話して終わることもあります。もちろん、漢方薬にも気分を安定させることができるので、場合により漢方薬を併用することもありますが、双極性障害うつ病よりも自殺率が高いので、慎重に対応しています。

 今までは漢方薬を中心に対応していた双極性障害ですが、心理の勉強をしてきたので認知行動療法などの心理療法で気分の安定を図るようになりました。漢方薬にしても最終的には止めることを視野に入れると、薬剤以外での症状コントロール技術が重要だと考えるからですね。身近な人とのコミュニケーションも重要なことから、対人スキルを高める練習をすることもあります。

 当薬局の相談もバージョンアップしています。わからないことも多くありますが、東洋医学的な視点、心身医学的な視点を入れることで多様な相談に応えられるようになっています。何かあったら、思い出していただければと思います。


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2018-04-06 産後うつへの対応

 偶然が重なり、当薬局では相談者の妊娠ラッシュとなりました。妊活をされていた方もいますし(おめでとうございます)、別の目的で漢方薬を飲んでいた方もいます。でも、重なる時は重なるものですねぇ。ちょうど、このタイミングで、朝日新聞の「産後うつ」の記事に目が留まり、東洋医学的な考え方なり対処法を紹介しようと思いました。

 うつ・うつ病の治療は、抗うつ薬が中心です。つまり、脳内でセロトニンなどの神経伝達物質の減少が関係していると考えられています。神経伝達物質東洋医学的には、血(ケツと言います)や水(普通にスイと言います)に含まれているとされ、血や水の減少と深い関係があるとみます。ただ、一般的には血や水が減少するような状況にはあまりならず、元気の本とされる気(そのままキと言います)の機能低下が原因として対応することが多くあります。

 しかし、妊娠・出産という状況を考えると、血や水という物質を胎児に分け与えて10ケ月ですから、母親の血や水は減少していても不思議ではありません。加えて出産は出血を伴う一大事業ですから、一気に血は減少します。また、授乳により母乳の原料として更に血を消耗します。環境の変化や喪失体験などによる気の減少や機能低下なら、抗うつ薬や気の補充などで十分な効果が認められるでしょう。

 でも、1年弱に及ぶ消耗との戦い、出産という一大事業、それに続く授乳という新たな消耗戦です。生活リズムの乱れや育児生活という環境変化により、夫のサポートがなければ非常に危うい状況であることに間違いありません。生活リズムの乱れや育児生活などの環境変化には、抗うつ薬以外にも認知行動療法対人関係療法などの心理療法が効果的ですが、夫のサポートが加われば効果増強となります。ただ、母体に起こった変化を考えなければ、回復は長引きやすいと考えるべきです。

 逆に、母体の変化を最小に抑えれば産後うつを予防したり発症しても軽症で済むと予想できます。産後うつに対しては、通常のうつ病に対する治療法に加えて、母体の消耗した血や水の補充をすることが大きなポイントでしょう。このような東洋医学的な考えにのっとり、当薬局では産後うつに限らず多くの体調不良を改善しています。

 現代医学と東洋医学は発想の視点が異なるため、それぞれの利点を上手く活用すれば最高の医療が提供できるようになりますね。


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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局   廣橋義和(薬剤師心理カウンセラー新潟薬科大学臨床教授)

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2018-03-31 頭痛と自律訓練法

 明日4月1日は、エイプリルフールです。昨年の4月1日に書いたブログは、私のハワイ留学妄想が思いも寄らず大反響で、多くの方から連絡を頂きました。お騒がせして申し訳ありませんでした。ということで、明日はどんな大ホラが出てくるのかわかりませんが、ユーモアを楽しむゆとりも大切にしたいものです。

 では真面目に。頭痛の多くを占めるとされる緊張型頭痛片頭痛とのミックスも珍しくないようで、とにかく頭痛と緊張は関係が深いのです。緊張も肩凝りなどの筋肉が緊張するものだけでなく、精神的な緊張(いわゆるストレス性か)も含みます。また慢性化することによる緊張の悪循環も重なり、慢性化から抜け出せなくなることも多いようです。

 ですから、頭痛に対して一時しのぎで頭痛薬を使うのは構いませんが、継続的に頭痛薬に頼るのはおすすめできません。頭痛薬も1ヶ月の使用回数が10回を超えてくると薬物性頭痛という新たなタイプの頭痛が加わることにもなります。こうなると、何のために頭痛薬を飲むのかわからなくなりますから、私ら薬剤師は薬剤性頭痛を作らないよう注意ながら相談に当たらなくてはなりません。

 そこで、多くの頭痛に関係する緊張を和らげる方法を頭痛薬・漢方薬とともにアドバイスすることが大切だと特に近年は考えているのです。具体的には、筋肉の緊張に対しては頭痛体操やストレッチやラジオ体操などを紹介しています。ちょっと専門的になりますが、漸進的筋弛緩法を紹介することもあります。精神的な緊張に対してはストレス源に対してのカウンセリング心理療法をすることもありますし、ストレス反応の仕組みを説明するだけで納得する方もいるので、どちらにしても薬だけで終わらせるつもりはありません。

 慢性化した悪循環も基本的にはストレス反応と同じなので、悪循環からの脱出法として自律訓練法を紹介することも増えています。自律訓練法のメリットは、自分で身につけるスキルなので、一旦身につけてしまえば、いつでもどこでも実施することができる点でしょう。自律訓練法を身につけたことで、人生が大きく変わったケースも大げさではありません。

 最近、使い過ぎで問題となっている安定剤(特に依存性ありとしてベンゾジアゼピン系薬剤は注意喚起されています)を減らす手段として、当薬局では漢方薬からの卒業を目指す過程で、自律訓練法有用だと感じています。デメリットは、自分で練習しなくてはならないところで、ある程度のモチベーションが必要だと思います。また、受動的注意集中など文章や動画では理解しにくいところもあり、当薬局では自律訓練法のレッスンをしています。

 自律訓練法のレッスンを終了された方は、皆さん満足されており、もちろん薬にも頼らない生活をほとんどの人が送っています。薬の使い方としては、最小の使用量で病気や症状が改善すればいいので、経営的にはマイナスですが良質な相談を提供できていると思っています。極端な話、薬を全く使用しないで問題が解消して、何かしらの料金が頂ければ、副作用を心配することもなく医療費もかからず慢性化の悪循環も生まれないのではないかと妄想している私です。

 エイプリルフールのイブですから、ちょっと現実的な妄想を語ってみました。



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2018-03-24 大動脈解離と高血圧

 先日、時間が空いたので久しぶりに献血をしました。東京献血したのですが、その前は昨年に京都でしています。そのせいか、窓口で言われた言葉が「今日、京都にお帰りですか?」でした。私は、地元では献血してないからわからないんですよね。それはさておき、その時に測った血圧は134/82とやや高め。「歩き回ってほとんど休むことなく測った血圧ですから仕方ないですね」と医師には慰められましたが、血圧を意識する年齢になっています。。

 昨年は私の大学で同期だったA君が大動脈解離で亡くなったり、芸能人でも同疾患で亡くなった人がいたと思います。そんなことが関係しているのかわかりませんが、健康番組でも大動脈解離を目にするようになった気がします。致死性の病気でありながら心筋梗塞ほど知られていない、この大動脈解離って予防できるのでしょうか?ちょっと、その辺を探ってみたいと思います。

 心臓から血液を全身に届ける血管網、心臓からでた血管は太く徐々に細くなり最終的には毛細血管となります。心臓から出たばかりの太い血管を大動脈と言い、この血管が何らかの原因で裂けるのが大動脈解離です。場所により、弓部大動脈・胸部大動脈・腹部大動脈などと読んでいます。この大動脈に何らかの原因で傷がついて裂けるのが大動脈解離です。徐々に裂ければ痛みや違和感で気づく可能性がありますが、腹部大動脈解離では腹痛や腰痛を訴えますので、見逃されることもあるようです。もちろん、急に裂ければほぼ即死ですから自覚症状云々ではありません。

 とにかく致死率は約50%と非常に怖い病気の一つです。リスク因子として、高血圧は非常に重要ですから、まずは血圧管理をきちんとしたいものです。その上で、大動脈に大きな負担をかける反射波(AIとも言います)対策も考えたいものです。反射波とは、血液が何かにぶつかって反射することで生じる波で、難しいことはさておき心臓に近い大動脈には反射波の分の血圧が余分に上乗せされています。

 この反射波を低く抑えることができれば大動脈の負担も減り、大動脈解離のリスクも減少します。かと言って、体質的な要素もありできることには限度もありますが、動脈硬化を防ぐ生活習慣の見直しは重要です。動脈のしなやかさを保てれば反射波の影響を低くできますから、大動脈解離のリスクも低くなります。血圧管理とともに脂質異常症糖尿病に注意したいものです。

 また、心拍数も低めに抑えたいものです。心臓から血液が出るたびに大動脈には負担が生じます。貧血や精神的ストレスでも心拍数は上がりますから、貧血を改善するような食事を摂ったり、自律訓練法などで精神的ストレスの影響を抑えるなどの工夫が有用です。心拍数が10(回/分)高いと1時間で600回、1日で約15000回、1年で約500万回の負担増になります。当然のことながら、大動脈解離のリスクも高くなります。

 大動脈を保護してキズをつけないようにも注意したいと思います。血管の炎症や酸化ストレス対策をどうするか、そんなことも考えてできる対策を講じたいものですね。漢方薬だけでなく、いろんな角度から検討する必要があります。


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2018-03-20 パーキンソン病と便秘

 1ヶ月に3回の東京出張と3回の講演・発表をして少々放心気味になっています。でも、無事全てのスケジュールが終わり、また普段通りの日々を送っています。ただ、暖かくなれば農作業の準備も始まりますし、それ程のんびりともしてられません。自分にやるべきことがあって身体が動くことは、有り難いことですよね。徐々に傷んでくる自身の身体を、大切に使わせていただきます。

 先週参加した長岡市医師会内科セミナーのテーマはパーキンソン病でした。脳神経の変性により、震えや歩行障害などの症状が出る病気です。アルツハイマー認知症脊椎小脳変性症などと同様の神経変性疾患で、脳の特定の神経部位にゴミが溜まることで神経が変性してくるとされます。パーキンソン病の場合は、αシヌクレインという物質が黒質に溜まります。同じαシヌクレインでも別のところに溜まれば、レビー小体型認知症になったりします。

 一旦変性した神経は元に戻りませんから、病気は早い遅いの違いはあっても進行してゆきます。ただ、症状をある程度軽減する薬剤があり、できるだけ日常生活に影響が少なくなるように専門医は工夫しています。現在、多種類の薬剤を工夫して使用することで発症後10年程度は症状をコントロールできるようになっているようで、70代での発症ならパーキンソン病の影響を最小限に抑えた生活も可能な状況です。

 ただ、50代・60代での比較的若い年齢での発症では、天寿を全うする前にパーキンソン病の進行による障害を抱えた生活を送らねばなりません。介護保険があるとは言え、健康寿命は早めに尽きてしまうわけです。ですから、予防できるものなら予防策を取りたいものですし、予防できないにしても発症を遅らせる方法を講じられれば、健康寿命を伸ばすことができると思うのです。

 パーキンソン病発症する20年ほど前から便秘になると言われます。もちろん便秘の人が全員パーキンソン病になるわけではありません。しかし、排便困難型に分類されるような硬い便のタイプでは、注意が必要かもしれません。また、発症の5〜10年前には睡眠障害も出現しやすいようですので、排便困難型で睡眠障害もあるような人は可能性が高いと考えられます。

 アルツハイマー認知症でもパーキンソン病でも脳にゴミが溜まる病気ですから、ゴミの減量・排泄がポイントと考えます。一般的な生活習慣の見直しは専門医の多くが言うことです。その上で、質の良い睡眠の確保と抗酸化物質の摂取で脳を保護するのが重要と思うのです。抗酸化物質でパーキンソン病発症予防や進行抑制ができるかの報告は無いと思いますが、他の神経変性疾患の報告を参考にして私なりに可能性を探った結果です。ただ、脳は中枢として重要な組織ですから、出入りできる物質はバリアーを通過するものでなければなりませんから、脳で抗酸化作用を発揮できる物質は限られています。

 いくつかの漢方薬にその可能性がありますし、有望な物質(食品やビタミン類など)もあります。それらの中で効果的で続けやすいものを選択することになります。ほとんどの人が、震えなどを自覚してパーキンソン病を意識するのでしょう。でも、進行性の神経変性疾患であっても、何らかの解決策があることを忘れないでいて下さい。



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2018-03-09 片頭痛と心筋梗塞

 古来中国では、医師を上中下の三つに分類していました。病気を治す医師は下の医師、中の医師は病人を治すことができ、上の医師は社会を治すことができるとされます。だとすれば、病気を治せない医師は…?などと考えるのは野暮でしょう。私も時々経験しますが、例え個人的な病気の相談であっても、病気の背景にあるものを探り根本的治療を目指していると、ストレスコミュニケーションの問題も解決に向かい、家族関係や職場の雰囲気も良好になってきます。このようになると、良好な雰囲気は再発防止に働きますので、好循環のサイクルが回り出すのです。「良い相談をしたなぁ」と思える瞬間です。

 逆に、病気ばかり視ていると重大なサインを見落とすことになるかもしれません。そんな報告がデンマークから入りました。片頭痛は比較的若い女性に多い病気です。若い、あるいは女性、というだけで心筋梗塞脳卒中リスクは一般的には下がります。今回の報告は、そんな常識を裏切るような結果なのです。片頭痛と診断された方と条件的にほぼ一致する片頭痛のない一般人を約20年追跡したところ、片頭痛の人の方が心筋梗塞脳梗塞脳出血静脈血栓塞栓症になりやすかったのです。心筋梗塞で1.5倍、脳梗塞で2.3倍、脳出血で1.9倍、静脈血栓塞栓症で1.6倍と、約2倍の違いがあるわけです。

 さて、この結果が日本人に当てはまるとしたら、どのように活かせばいいのでしょうか?片頭痛の原因については諸説あるものの血管神経説が有力です。それによると片頭痛発作の前に一時的な血管収縮があり、その後に反射的な血管拡張が起こり神経を刺激するというものです。血管の収縮と拡張という変化を繰り返すことで、血管に何らかのストレスを与えていると考えられます。この血管ストレスにより動脈硬化が進行し心筋梗塞脳梗塞脳出血などの脳卒中につながるのでしょう。本来なら女性ホルモンの働きで男性よりも動脈硬化を起こしにくい年齢層の女性が約2倍も動脈硬化性疾患になりやすいのですから、血管ストレスの影響はかなり大きいものと想像できます。

 片頭痛は日常生活にも大きな影響がある疾患ですから、頭痛の痛みを取るだけでなく、頭痛発作を如何に抑えるか、発作頻度を如何に下げるか、ということも併せて考えていかねばなりません。そのために、当薬局では頭痛日誌を記入してもらうようにしています。発作を起こしやすいパターンを認識することで予防策が取りやすくなります。また、東洋医学的な体質把握により生活スタイルを改善することで、頭痛の頻度が下がる可能性もあります。食生活見直しが役立つ場合も珍しくありません。

 その上で、血管ストレスを下げるような対策を考えたいものです。動脈硬化リスクとなる高血圧・糖尿病・脂質異常などがあれば是正することが最優先でしょう。肥満や腸内細菌叢も動脈硬化との関連が指摘されています。タバコもってのほかですね。まずは、生活習慣の見直しを行い、必要なら積極的な予防策を取りたいものです。動脈硬化の進行防止を考えるなら、酸化ストレス活性酸素対策は最重要事項です。抗酸化作用のあるビタミン剤・食物などを積極的に取りたいものです。これらは血管内皮機能を正常に保ち血管保護的に働きますので、動脈硬化の進行防止に有用なのです。

 食生活は今までのスタイルを大きく変えると長続きしないので、ストレスを感じない程度に変更すると良いでしょう。始めは大変かも知れませんが続けることで大きな効果が得られるはずですし、家族のいる方なら家族の病気予防にも役立つのです。小さいお子さんのいる女性なら、子供に良い食習慣を身につけさせる絶好のチャンスです。大切なお子さんの将来の健康作りに大きく寄与すること間違いありません。

 このブログで私もちょっと上医に近づいたでしょうかね。


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2018-03-06 摂食障害とカウンセリング

 4日(日)までは、かなり忙しい状態でバタバタしていました。何かというと、2月28日(水)と3月2日(金)には小学校の薬物乱用防止教室があるため、その原稿作りの必要があったこと。そして3月18日(日)の漢方三考塾での講義資料作りの締め切りが2月末だったこと。さらに4日(日)の桂記念シンポジウムでの発表を控えこの資料作りにも追われていたこと。これらが一気に集中したのに加え確定申告の書類作成も重なり、先週はパニック状態でした。その分、いまはホッと一息しているところ。

ギリギリまで何もしない悪い癖を直せばいいのでしょうね。

 私の場合、今回のような状況が2〜3週間も続けば、身体のどこかに異常をきたしたかもしれません。ただ、事前にある程度の資料収集を始めてましたから、ギリギリ間に合うとの計算もありました。でも、突発的な出来事が人生には付いてますから、やはりゆとりは必要です。自動車で言えば、アクセルを踏みっぱなしできたので、パーキングで休んでいる状態でしょう。何事もメリハリが大切です。

 さて、摂食障害と言えば最近なら女子フィギュアスケート選手だった鈴木明子さんを思い出します。どんな程度だったかワイドショーネタには疎いので知りもしませんが、「死ななくて良かったね」というのが正直なところです。意外に思われるかもしれませんが、摂食障害は死亡率が高い病気です。ですから重症の場合は入院して治療することになります。薬局にはそんな重度の相談自体ないと思いますが、重度と判断できるなら入院できる病院に紹介します。

 ですから、そこまでの重症になる前に治療を始められればと思うのです。摂食障害は「食べること」の障害なので、表面上は「食べる」「食べない」の応酬です。しかし、本質ではありません。摂食障害の深層に「痩せ願望」などもあるものの、その深層にはコミュニケーションの問題が大きく存在します。対象は母親だったり恋人やパートナーだったりと、かなり近い立場の人となります。

 このコミュニケーションの改善が主な治療目標になっています。方法として、対人関係療法や家族療法、山岡の開発した再養育療法などが有名なところでしょう。いずれも親しい立場の人とのコミュニケーションを通して、「食べること」や自分自身に対する視方・考え方の変化を促します。その結果として摂食障害も治ってゆくのです。日本では認知行動療法を行うことが多いかも知れませんが、「食べること」や「瘦せていること」に対する認知を直接扱うというより、自分自身や周囲の人に対する認知に働きかけたりします。当薬局で行うのは、家族療法を中心に対人関係療法と再養育療法の要素を取り入れた形になります。

 摂食障害は、ホルモンなど内分泌系と自律神経系などの身体症状には死なせないための医学的治療が必要ですし、本質的な深層部分では親しい人との愛着・愛情の問題やコミュニケーションを扱うカウンセリング心理療法が有効です。ですから、重症で入院するならどちらもできる総合病院や専門施設ということになるでしょう。摂食障害は死す病気だからこそ、生かすための治療が行える総合病院か専門施設になるのです。重症なら非常に死亡率の高い病気だということを忘れないで下さい。


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