ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2007-05-22 ストレスと胃腸

ちょっとしたことで下痢をするAさんという女性。妊娠が目的ですが胃腸をしっかりさせるのがAさんにとっては一番大事。冷えがあるため(女性によくあるパターン)の下痢と考えて、腸を温める漢方薬でしばらく様子を見たけれど今一つ効果が感じられません。そこでストレスを抱え込みやすい性格を参考に大腸の異常運動を抑える漢方薬に変更してみました。結果はまだわかりませんが、ストレス性のものならきっとよくなることでしょう。


ストレスは自律神経のバランスを崩し胃腸に悪影響を及ぼします。胃潰瘍・十二指腸潰瘍・腹痛・便秘や下痢・過敏性腸症候群など。Aさんも過敏性腸症候群なのでしょうか。


過敏性腸症候群は、下痢型・便秘型・腹痛型・下痢便秘交代型に分類されています。下痢には下痢止め、便秘には下剤、腹痛には痛み止め、のように治療は対症療法が中心です。しかし下痢型に下痢止めを使って便秘になったり整腸剤では効果が満足できなかったりと匙加減が難しいようです。最近では下痢にも便秘にも交代型でも効く薬が発売されており、今までより調整が楽になったのではないでしょうか。


自律神経失調症漢方薬が得意な病気です。過敏性腸症候群などの胃腸の病気だけでなく、めまい・のぼせ・発汗異常・冷え症・動悸・不眠など。ストレス性の自律神経失調症にも漢方薬の効果は報告され実績も上っています。


漢方薬でよくなってもストレスの対処法が変わらなければ、また病気になります。大事なことは日常レベルのストレスを受けても身体が調子を乱さないような対処法を身に着けることです。先ほどのAさんも今後のカウンセリングストレスの上手な対処法を身に付けてもらうつもりです。


心の病・不妊症と婦人病・漢方薬

新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局

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