ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2007-06-18 口内炎にイソジン?

一般的な口内炎は再発性アフタとも呼ばれ、ステロイド配合の口内炎軟膏を使用しています。口内の殺菌消毒を目的にイソジンなどのうがい薬や粘膜再生を促すためにビタミンB剤を併用することもしばしば行われています。


一般的によく使われているイソジンですが、私はイソジンの代わりにアズレンのうがい薬をお勧めしています。イソジンは殺菌消毒が目的なのでしょうが、殺菌消毒剤は細胞に対する毒性があり、炎症部位(口内炎)への使用は逆効果ではないかと考えているのです。


近年、創傷に対する新しい考え方が普及していますが、ここでも消毒剤は有害として使用していません。使用しないほうが早く治るとさえ言われています。


しかし口内の雑菌を減らすことが口内炎を治すのに必要だとの考えもあるでしょう。事実高齢者の口内を清潔に保つことで口内炎の発生が減ったという報告もあります。


でも、1日数回のイソジンうがいでは、細菌数を0(ゼロ)にはできないのです。ゼロにできてもすぐ細菌数は増えてきますから効果があるとは思えないのですよね。


細菌数を抑えるのが口内炎治癒に有効なら、通常の水によるうがいで充分かと思いますし、口内炎の治癒促進を考えるなら潰瘍の治癒促進効果のあるアズレンを使うべきと考えています。


治りにくかったり、度々繰り返すようなら、ビタミン剤やササヘルス漢方薬などを使うこともありますし、シェーグレン症候群ベーチェット病などを一応考えなくてはいけないでしょう。たかが口内炎ですが、油断しすぎないように気をつけましょう。


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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局

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