ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2007-06-21 喘息について

梅雨の頃も喘息発作が起きやすい時期です。カビなどのアレルゲンに接触する機会が増えるのでしょうね。昨日は医師会の講演会に行ってきました。テーマは喘息です。


喘息に対する吸入ステロイド療法が普及するにしたがって、死に直結するような重症の喘息発作が減っているというデータを見ました。歌手のテレサ・テンさんも吸入ステロイドを使っていればもっと長生きしたんだろうなと考えさせられました。完全に喘息に対する標準治療薬に位置づけられます。


吸入ステロイドを使うと言うことは、喘息は気道の慢性炎症があるということを示しています。気道炎症の原因は、空気中の刺激物質であったり、ダニ・カビ・ほこりであったり、食事により体内に取り入れたアレルゲンです。


気道炎症や気管支収縮を起こす体内物質にロイコトリエンがあり、この働きを抑える薬も使われていますが、薬価が高めのためでしょう普及は今ひとつのようです。


気道の炎症を起こさないように、空気中の刺激物質に対しては粘膜を丈夫にする、ダニ・カビ・ほこりには掃除の徹底、食事によるアレルゲンには胃腸を丈夫にするとか除去食となるわけです。喘息には更にストレスの深い関与もあるといわれストレス対策も重要となります。


掃除・除去食以外の部分には、漢方薬も有効で発作の引き金が何か、悪化要因(天候・季節・ストレス・時間など)は何か、日頃の体調などから適切に薬を選ぶことで、喘息体質の改善ができ発作が起こりにくくなったり軽く済むようになります。


これからエアコンを使う季節となりますが、喘息患者がいる家庭では、フィルターの掃除をしてから使わないとアレルゲンを部屋中に撒き散らすことになりますのでご注意を!

また、よく使われるようになった温泉施設に行った後咳が出てきたらレジオネラ菌も可能性に入れておいて下さい。重症肺炎の原因菌にもなる怖い菌です。


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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局

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