ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2007-06-25 糖尿病について

糖尿病とその合併症および最新の治療法までを、朝日新聞で連続掲載しています。高血圧と並んで生活習慣病の双璧といえる疾患ですが、食事や運動をきちんと行うことが治療効果の差として現れるということは高血圧の比ではないでしょう。


おいしい食事は日常の楽しみでもあり、これを我慢しなければならないということは大変なことです。糖尿病生活習慣病ではなく性格習慣病だと言った方がいますが、自分の食欲を管理できる性格と管理できない性格が、糖尿病の治療効果に現れるということです。


この点では、ダイエットと非常に似ているように感じます。私の所属する心療内科学会でも、心理的なアプローチが大切な病気としていますが、いろいろなカウンセリング技術を駆使して食事療法運動療法を生活の中に組み入れることができれば糖尿病の治療効果はもっと上ることでしょう。


糖尿病は、血管と神経が徐々に侵されてくる病気です。その結果日常生活に大きな支障が出てきますが、苦しいのは本人だけでなく周りの家族の方にも影響が大きいのです。


たとえば眼の網膜症は失明に至りますが、緑内障に次いで中途失明の原因になっています。途中で失明したら点字などを覚えるのも大変でしょう。テレビや新聞を見ることもきれいな景色を眺めることもできなくなります。


また腎症がすすめば透析です。週3回4時間程度病院にいなければなりません。長期の旅行などまず無理ですね。食事や水分にも制限がでてきますから、文字通り味気ない生活になることでしょう。


我々薬剤師はとかく薬にばかり目が行きがちですが、糖尿病に関してはもっと色々な角度からケアしていく必要性を感じています。糖尿病の怖さを伝えて脅して教育するのではなく、何ができるのかを真剣に考える必要があるのです。


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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局

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