ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2007-07-09 胃下垂はよくなるか

世の中は痩せたいと思う人が多くいますが、反対に太れなくて悩んでいる人も多くいます。「太りたい」「太るにはどうするか」を常に考えて、栄養剤をいろいろ試したり医師に相談したり、痩せたいと考えている人より真剣に悩んでいるのではないでしょうか。


痩せている人は胃腸の弱い人が多く、食欲はすぐれず、消化力は弱くもたれやすい、下痢しやすいなどの特徴があります。胃下垂や内臓下垂(子宮脱や遊走腎も含む)、アトニー体質、慢性下痢症、過敏性腸症候群などと診断されていると思われます。


これらを漢方では”脾胃の虚”と考えており、参耆剤や建中湯類を体質に合わせて使用します。私は建中湯類にレバコールを併用してよい効果をあげていますし、手術後や病気療養中の方の体力回復にもほぼ満足して頂いています。


垂れ下がった胃下垂漢方薬で治らなくても、胃の活動が活発になり、食欲が増し、もたれることなく、食事がおいしく感じられることでしょう。胃腸機能の改善は”胃と腸”だけでなく、顔色がよくなったり、疲れにくくなったり、日常生活の充実度(生活の質・QOL)の向上につながることが知られているのです。


暑い季節はどうしても水分の摂取量も増え胃腸の消化力も低下しがちです。できるだけ消化のよい食事を心がけ夏バテしないようご自愛下さい。


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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局

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