ひろはし薬局 廣橋義和ブログ

2007-08-14 胃を冷やし過ぎないように

夕立でも来ると涼しくなるのになぁと考えて空を見上げてみますが、雲ひとつない快晴です。夜の流れ星を観察するには最高です。この暑さや天気のときでなければ出来ないことを楽しみましょう。


冷たいビールやアイスクリームがドンドン消費されているのでしょうが、皆さんはいかがですか?一時の涼を求めて冷えた飲食物を口にした時の快感はなんともいえず好いものですね。


流れるように出ていた汗も止まり、身体が冷えていくのがわかります。が、汗が止まるということは皮膚に送られる血流が減った証ですから、漢方では”胃を冷やす”ということは”血流を悪くする”ことと考えています。


血流が悪い状態が続けば、身体に悪影響が現れるのは容易に想像できることと思います。頭痛・生理痛・関節痛などの疼痛はその代表的なものでしょう。汗が止まった皮膚では、新陳代謝が悪くなり、皮膚病の悪化・肌のくすみなどの変化が現れます。


直接冷たい飲食物が入ってくる胃は、活動も低下し大量に流れてくる水分を処理しきれず、身体を動かすたびにチャポンチャポンと溜まった水が音を出すのではないでしょうか。こんな状態では食物の消化も(薄い胃液では)進まず、胃のもたれ・消化不良となります。


薄い胃液では、細菌の感染を防ぎきれずに感染性の胃腸炎を起こしやすくもなるのです。ちょっとでも時間の経った食物には食中毒に対する注意が必要です。


冷えた胃がピクピクと痙攣を起こせば”胃痙攣(最近あまり聞かない病名ですが)”で七転八倒の痛みを感じることになりますし、胆石が動けばやはり耐えがたい痛みとなることでしょう。


ちょっとオーバーな表現になりましたが、身体が処理できる以上の冷たい飲食物は摂り過ぎないように気をつけてください。若い人の場合秋〜冬に、冷やしたツケが現れ、自律神経失調症喘息などの呼吸器疾患に苦しむケースもよく経験します。


話は変わりますが8月12日に実施した”薬草観察会”の写真を2枚ホームページにアップしておきました。こちらもご覧下さい。


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新潟県長岡市 相談薬局 ひろはし薬局

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